歴史とともにたどる歴代天皇。初代から現在まで128人を一挙紹介

公開日:2019/3/18 更新日:2020/2/3

日本の歴史を見守ってきた歴代天皇。その総数は128人となり、途絶えることなく現在まで続いています。さて、128人もの天皇、全員ご存知ですか?おだやかに生きられた天皇もおられれば、波瀾万丈の人生を送られた天皇もおられます。ここでは、日本最古の神武天皇から現在の今上天皇まで、歴史の流れとともに歴代天皇をたどっていきます。時に簡潔に、時に深く掘り下げつつ、すべての天皇をご紹介しますよ。

神の時代から人の時代へ~飛鳥時代以前の天皇~

神の時代から人の時代へ~飛鳥時代以前の天皇~

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実在したのかが曖昧な天皇

初代天皇である神武(じんむ)天皇から第25代天皇である武烈(ぶれつ)天皇までは、実在だったのか伝説もしくは架空の天皇なのかがたびたび議論されています。大きく4つの説があり、神武天皇以降全員が実在する天皇であるとする説、そして、第10代崇神(すじん)天皇以降が実在、第15代応神(おうじん)天皇以降が実在、第26代継体(けいたい)天皇以降が実在とする説です。

神武天皇から武烈天皇までが実在の天皇ではないとされるのは大きな理由があります。一つに古事記と日本書紀を史実に基づく歴史書ではないとする考え方が一般的だからです。そのため、第25代武烈天皇まではあくまで伝説上の天皇であったとされがちなのですね。

ただし、現在最も有力な説は第10代崇神天皇以降が実在であるというものです。これは、初代神武天皇と第10代崇神天皇が同一人物であるという考え方に基づいています。死後に送られた諡号(しごう)が同じであった、など共通する点が多いことからです。そして、初代神武天皇からあとの、第2代綏靖(すいぜい)天皇、第3代安寧(あんねい)天皇、第4代懿徳(いとく)天皇、第5代孝昭(こうしょう)天皇、第6代孝安(こうあん)天皇、第7代孝霊(こうれい)天皇、第8代孝元(こうげん)天皇、第9代開化(かいか)天皇までは、実在しない、すなわち欠けた8代として欠史八代と呼ばれています。

第1代神武(じんむ)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:神武天皇元年1月1日 – 同76年3月11日実在したか不明だが、10代と同一人物であるとする説が有力
第2代綏靖(すいぜい)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:綏靖天皇元年1月8日 – 同33年5月10日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる
第3代安寧(あんねい)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:綏靖天皇33年7月15日 – 安寧天皇38年12月6日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる
第4代懿徳(いとく)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:懿徳天皇元年2月4日 – 同34年9月8日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる
第5代孝昭(こうしょう)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:孝昭天皇元年1月9日 – 同83年8月5日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる
第6代孝安(こうあん)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:孝安天皇元年1月7日 – 同102年1月9日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる
第7代孝霊(こうれい)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:孝霊天皇元年1月12日 – 同76年2月8日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる
第8代孝元(こうげん)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:孝元天皇元年1月14日 – 同57年9月2日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる
第9代開化(かいか)天皇在籍:西暦不明。日本書紀によると:孝元天皇57年11月12日 – 開化天皇60年4月9日実在したか不明。欠史八代と呼ばれる

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