カナダ旅行なら「ロジャース・センター」は外せない!行き方、や見どころは?

近年多数の日本人選手が参戦し、戦いを繰り広げる野球最高峰の舞台MLB(メジャーリーグ・ベースボール)。そのMLBといえばそこで見るトップレベルのプレーが大きな見どころですが、選手たちがプレーする個性的なスタジアムも観戦する際の注目ポイント。今回は全30球団のスタジアムの中からカナダ・トロントにある「ロジャースセンター」について見ていきましょう。

ロジャースセンターとは

ロジャースセンターとは

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ロジャースセンターとは、カナダ最大の州であるオンタリオ州トロントにある多目的スタジアム。
MLB球団で唯一カナダに本拠地を置くトロント・ブルージェイズが老朽化したエキシビション・スタジアムに変わる本拠地として1989年から使用。
開場当時は最先端技術を備えた近代的スタジアムとして大盛況となり、国際会議や展示会、U2やローリング・ストーンズなどのコンサート会場になることも。
1990年と2002年には、アメリカプロレスの最高峰WWE最大の祭典「レッスルマニア」の会場となり、いずれも7万人近い観客を動員する盛況ぶりでした。

ロジャース・センターの住所・アクセスや営業時間など

名称 ロジャース・センター
名称(英語) Rogers Centre
住所 1 Blue Jays Way, Toronto, ON M5V 1J1
営業時間・開場時間 試合・イベントによる
利用料金や入場料 試合・イベントによる, ガイドツアー16.00カナダドル
参考サイト http://www.rogerscentre.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

世界初の開閉式スタジアム

世界初の開閉式スタジアム

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ロジャースセンターは基本的にドームスタジアムですが、屋根は開閉するようになっているのが特徴。
寒い春先や冬場、雨天の日はしっかり締め切られ、天気の穏やかな日は外の世界を感じながら快適に観戦できます。
今では世界中のスタジアムで見られるようになった開閉式の屋根ですが、その先駆けとなったのがこのロジャースセンターで、日本で有名な開閉式ドームの福岡ドーム(現ヤフオク!ドーム)は設計する際にこのスタジアムから多くのヒントを得ていたと言われています。

ホテルから優雅な野球観戦を

このロジャースセンターでは世界初の開閉式スタジアムという点以外にも特徴があります。
ロジャーズ・センターには「ルネッサンス・ホテル」が併設されており、バックスクリーンの白い壁部分がホテルの窓に。
ホテルのスイートルームに宿泊すれば部屋から試合を観戦することができるのです(観戦できるのは70室)。
日本のスタジアムではこのような造りのスタジアムはなく大変珍しいもの。
スタジアムに近いことから選手が住むこともあり、1992年からのワールドシリーズ連覇に貢献した殿堂入り選手ロベルト・アロマーは在籍時にここを住まいにしていました。
ホテルから優雅な野球観戦、貴重な体験をぜひしてみては。

ルネッサンス・トロント・ダウンタウン・ホテルの住所・アクセスや営業時間など

名称 ルネッサンス・トロント・ダウンタウン・ホテル
名称(英語) Renaissance Toronto Downtown Hotel
住所 1 Blue Jays Way, Toronto, ON M5V 1J4
営業時間・開場時間 IN15:00 OUT12:00
利用料金や入場料 1泊199ドル-
参考サイト http://www.marriott.co.jp/hotels/travel/yyzbr-renaissance-toronto-downtown-hotel/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

スタンドから見えるのはトロントの名物

スタンドから見えるのはトロントの名物

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スタジアムで観戦するとライト後方に見える大きなタワー。
これは1976年にカナディアン・ナショナル鉄道が建設した「CNタワー」というトロントのシンボル的電波塔。
高さ553.33mは2007年9月12日にアラブ首長国連邦・ドバイのブルジュ・ハリーファに抜かれるまで自立式建造物として世界一でした。
内部には4つの展望台があり、351m地点の高級回転レストラン『360』や447m地点の展望台『スカイ・ポッド』などがあります。
スカイスポットは2008年に中国・上海の「上海環球金融中心」に抜かれるまで世界一高い展望台とされたスポットで、観戦の途中に立ち寄っては。

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CNタワーの住所・アクセスや営業時間など

名称 CNタワー
名称(英語) CN Tower
住所 01 Front St W, Toronto, ON M5V 2T6
営業時間・開場時間 9:00 – 22:30
利用料金や入場料 大人35カナダドル 子供25カナダドル
参考サイト http://www.cntower.ca/intro.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

2005年から名称を変更

2005年から名称を変更

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長年スカイドームの名前で親しまれてきたスタジアムですが1990年代中盤からのチーム低迷などにより運営会社が破綻、2005年2月にチームを所有するカナダの大手通信企業「ロジャーズ・コミュニケーションズ」が買収し「ロジャーズ・センター」へ名称変更。
この際は前名称に愛着を持つ市民などから批判の声があがりましたが、買収後は積極的にスタジアムのアップデートを実行。
大型ビデオボードに最新技術を導入したり、フィールドには天然芝により近い人工芝「フィールドターフ」を採用したりと様々な改修が行われています。

2018年度からは全面天然芝に

2018年度からは全面天然芝に

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天然芝スタジアムが主流とされているMLBスタジアムにあって、このロジャースセンターは現時点で2つしかない人工芝スタジアムの1つ(もう1つはフロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド)ですが、人工芝はダイビングキャッチ時の衝撃、摩擦による火傷など選手への負担が大きいことから2018年シーズンからフィールド全面が天然芝化されることに。
これはブルージェイズと同じくここを本拠地としたアルゴノーズが2016年に移転したため実行されたもので、これから選手がプレーしやすい野球専用スタジアムに変化することに。
負担が減ることでよりスリリングなプレーを見られるようになる点には注目。

強さを取り戻したことでチケット売り切れも

ロジャースセンターのアクセスは、トロントのターミナル駅となるユニオン駅から徒歩10分。
ブルージェイズは1992年からのワールドシリーズ連覇以降低迷を続けましたが、2015年には久々に地区優勝を果たしプレーオフ進出。
再び強さを取り戻したチームを見ようとチケットが売り切れることも考えられるため、チケットは早めに購入したほうが良いでしょう。
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