水上で100万人も住む東南アジア最大の湖。カンボジアの「トンレサップ湖」

カンボジアといえば、何と言ってもアンコール・ワットに代表されるアンコール遺跡群が有名ですが、この国の見所は遺跡だけではありません。カンボジア中央にあるトンレサップ湖は、雄大な景色と豊かな生態系を有した東南アジア最大の湖です。今回はそんなトンレサップ湖の見どころや観光情報などをまとめて見ました。

トンレサップ湖とは?

トンレサップ湖とは?

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カンボジア中央に位置するトンレサップ湖は、東南アジア最大の湖です。
また、世界最大規模の水上生活者を要する湖でもあります。
トンレサップとは、巨大な淡水湖 (sap) と川 (tonlé) と言う意味なのだそうです。
「伸縮する湖」と言う異名も持っていて、その名の通り、乾季と雨季では、その大きさは3倍も変わると言われています。

トンレ・サップ湖の住所・アクセスや営業時間など

名称 トンレ・サップ湖
名称(英語) Tonlé Sap
住所 Tonle Sap, Cambodia
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%97
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

雨季と乾季で伸縮する湖

雨季と乾季で伸縮する湖

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トンレサップ湖は、乾季(4月〜6月ごろ)の時には、水位がわずか1mほどになってしまい、面積も約3,000㎢と琵琶湖の4倍程度の大きさになります。
それでも十分に大きいですが、雨季(8月〜10月)になると面積は10,000㎢にもなります。
乾季の間は、水位が低くなって船が進まなくなってしまうことがあるほか、湖自体が小さくなっているため、船着き場に行くまでに時間がかかります。
行くとすれば雨季の時期が良いでしょう。

トンレサップ湖までの行き方

トンレサップ湖までの行き方

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トンレサップ湖でボートに乗るには、多くの場合チョンクニアというところを目指します。
チョンクニアまでは、シェムリアップの街中から約11km程度で、車屋トゥクトゥクで移動すると大体30分ほどで到着します。
ここからボートに乗るのですが、料金体系は2012年にようやく決められたばかりだそうで、観光客は、まだ高額な料金を請求されることも考えられます。
あらかじめ予約したツアーなどで参加するのが良いでしょう。

クルージングツアーに参加しよう

クルージングツアーに参加しよう

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ツアーを予約しておけば、シェムリアップからトンレサップ湖のクルージング、そして夕食まで全て面倒を見てくれるものも多いので便利です。
移動や値段交渉などが面倒だという人はツアーを予約しておくと良いでしょう。
英語のツアーの方が安いことが多いですが、日本人観光客も多いので、日本語のツアーもたくさん用意されています。
トンレサップ湖を満喫した後は、カンボジア伝統のアプサラダンスのショーを見ながら夕食を食べて、カンボジアの雰囲気を存分に味わいましょう。

どこまでも続く、海のように広い湖

どこまでも続く、海のように広い湖

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どこまでも続くまるで海のような光景が広がっています。
あまりにも広大な光景は、ここが湖であるということを忘れさせます。

トンレサップ湖の歴史

トンレサップ湖の歴史

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インド亜大陸とアジア大陸がぶつかったことによって引き起こされた地盤の沈下によって形成されました。
ひょうたんのような形をしているのが特徴です。

豊かな生態系

豊かな生態系

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トンレサップ湖は、東南アジアで最も多くの淡水魚が生息していると言われており、その種数はなんと600種以上とも言われています。
そのため、漁業が盛んで、東南アジアでも有数の漁獲高を誇っています。
漁には、カンボジア人だけでなく、ベトナムからやって来る人もいるほどです。
体重が100km以上にもなるというメコンオオナマズのような巨大魚も多く生息しています。

野鳥の宝庫プレック・トアール

野鳥の宝庫プレック・トアール

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トンレサップ湖の豊かな生態系は、魚だけではありません。
多くの鳥類が集まる希少な生息地としての価値もあります。
プレック・トアールは、そんな野鳥たちを観察できる場所です。
大小100種類以上もの野鳥が生息していますが、近年の環境の変化でその数は減少してきています。
今は、アメリカの野生生物保護協会が管理していて、観光客の行動できる範囲は制限されていますが、観察小屋からバードウォッチングを楽しむことができます。

水上家屋がずらり

水上家屋がずらり

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トンレサップ湖は、世界最大の水上生活者数を誇る湖です。
それもあって湖にはたくさんの家が浮かんでいます。
家だけではなくちょっとした商店だったり、小学校だったりと生活に必要なものは全て湖の上で完結してしまいそうなほどです。
ここに住む多くの人は漁で生計を立てています。
ボートから漁をしている様子も見ることができるかもしれません。

高床式の家と田舎の風景

高床式の家と田舎の風景

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トンレサップ湖に行くまでの田舎の道には、高床式の家があり、ツアーの中で少し立ち寄ることもあります。
砂糖やブラホックという発酵調味料を作っているところを見たり、地元の人の生活に触れることができます。
道にはヤシの木が立ち並び、異国のゆったりとした田舎の雰囲気を味わうことができます。

東南アジア最大の湖

いかがでしたか?東南アジア最大の湖、トンレサップ湖の魅力について紹介してきました。
日本では感じることのできない広大な景色とそこに住む人々に触れることのできる素敵な場所です。
遺跡だけではなく、東南アジアの雄大な自然を感じに是非一度足を運んで見て下さい。
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