政府公認ガイドが伝授、ミラノ観光これで完璧!モデルコースからおすすめホテルまで

ミラノといえば世界のファッションをリードするモード最先端の街として知られています。プラダやグッチ、アルマーニなど名だたるイタリア・ブランドの最新が揃います。しかしこの街の魅力はそれだけではありません。街の真ん中に立つゴシック建築のドゥオーモ、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、そして数々の名作オペラを生み出したスカラ座などイタリアの歴史的文化をたっぷり感じられる場所でもあります。そんなエレガントなミラノの街を紹介します!

ミラノの観光情報

ミラノの観光情報

image by iStockphoto

荘厳なゴシック建築のドゥオーモや「最後の晩餐」そして数々のルネサンスの名作を誇るミラノの観光情報を紹介します。

ミラノの名所を巡ろう!

ミラノの名所を巡ろう!

image by iStockphoto

歴史の長いミラノには見ておきたい場所がいっぱい。
そんな中でも外せないのが街の中心に立つドゥオーモ。
ゴシック建築の中でも荘厳で135本もの尖塔が立ちます。
屋上からの景色は最高!その後にはモダンなミラノを代表する建築ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアに入りましょう。
お店に目が行きがちですが、フレスコ画や床のモザイクにもぜひ注意を向けてください。
美術が好きな方にはブレラ美術館もおすすめです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」

image by iStockphoto / 10053681

映画「ダ・ヴィンチ・コード」で注目を浴びたのがこの「最後の晩餐」。
サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会修道院の食堂に描かれた絵画です。
聖書の中でキリストが「汝らのひとり、我を売らん」と言って弟子たちが驚くシーン。
一人一人の表情から驚きが伝わってくるようです。
ダ・ヴィンチ得意の遠近法の使用も見逃せません。
キリストの頭に消失点があり、ドラマチックな瞬間を描きあげています。
入場制限があるので予約しておきましょう。

モデルコースは?

モデルコースは?

image by iStockphoto

ミラノは美術やオペラ、そしてショッピングと魅力たっぷり。
どこに焦点を置くかで回り方が変わってきます。
「最後の晩餐」を見たい方は予約して、これを中心にコースを考えるのをおすすめします。
街の中心のドゥオーモから徒歩で20分程度ですが、効率よく色々な場所を回りたい方には地下鉄の利用をおすすめします。
「最後の晩餐」を見た後にスフォルツァ城、そしてドゥオーモを見てショッピングを楽しむというのが理想的なコースです。

日数はどれくらい?

日数はどれくらい?

image by iStockphoto

メジャーな見所は限られているのですが、栄華を誇ったこの街はゆっくり見るのがおすすめ。
ロマネスク様式が美しいサンタンブロージョ教会は、ドゥオーモのゴシックと対照的で比較すると建築様式をより理解することができます。
スフォルツァ城内の市立博物館にはミケランジェロ、ブレラ絵画館にはラファエロとルネサンス美術を堪能できるのもこの街ならでは。
ゆっくり見るには2泊程度の日程を組み、ショッピングやグルメも堪能しましょう。

アウトレットでショッピング!

アウトレットでショッピング!

image by iStockphoto

モード最先端の街で押さえておきたいのがショッピング。
お得にブランド物が手に入るアウトレットを見てみましょう。

行き方は?

ミラノ近郊にある北イタリア最大とも言えるアウトレットが「セッラヴァッレ・デザイナーズ・アウトレット」です。
ミラノ中心地から一番便利なアクセス方法はバスの利用。
ミラノ中央駅とドゥオーモに乗り場があり、直接アウトレットモールまで連れて行ってくれる便利なバスです。
所用約1時間、往復20ユーロで館内で使用できる10%オフのクーポンが付いてくるのも嬉しい特典。
オンランで切符を購入することもできるので、予約しておけば安心です。

ツアーの利用

たくさんの買い物をしたい、自分の好みがはっきり伝わるように通訳してほしい、という方にオススメしたいのがプライベート・ツアーです。
バスは往復の交通手段としては便利ですが、買い物が増えた時に困るのがスペース。
専用の車で送迎してくれるプライベート・ツアーは、ショッピング好きの悩みを解決してくれます。
通常よりも割高にはなりますが、人数が揃えばみんなでショッピングの計画や買ってきたものを見せ合いながら往復の時間を楽しめます。

セール期間は?

セール期間は?

image by iStockphoto

アウトレットでは通常より30〜70%オフでブランドの商品を購入することができます。
そんなアウトレットをさらにお得に利用できるのが、セール期間。
イタリアではセール期間は州や市ごとに定められています。
毎年変わるのですが、参考として冬は1月の第1週目から、夏は7月の第1週目からということが多いです。
本当に良いものは次のシーズンでも十分に使えます。
ショッピングがメインの方はセール期間に合わせて旅行を組むのもいいでしょう。

どんなブランドがあるの?

どんなブランドがあるの?

image by iStockphoto

北イタリア最大級のアウトレット・モール。
ここには世界各国のブランドが約300店揃います。
中でも注目したいのはやっぱりミラノ・ブランド。
プラダやドルチェ&ガッバーナ、マックス・マーラ、グッチなどのハイブランドはもちろんのこと、人気のあるフルラやカジュアルなディーゼルやミス・シクスティーなどバラエティに富んでいます。
レディース、メンズに加え、キッズも充実しているのも嬉しいポイント。
レストランやカフェも入っているので、疲れたら一休みするのにも最適です。

スカラ座に行こう!

スカラ座に行こう!

image by iStockphoto / 53667292

ミラノのスカラ座といえばオペラの殿堂。
せっかく来たからにはオペラやバレエの鑑賞をしたいもの。
演目から予約までのぞいてみましょう。

オペラに感動

オペラの最高の舞台と言われるのがこのスカラ座です。
1776年にサンタ・マリア・アッラ・スカラ教会の跡地に建てられたスカラ座は、数々のオペラの伝説を生みました。
ロッシーニやヴェルディ、プッチーニなどオペラ作曲家たちがここで初演を行ないました。
スカラ座での成功はその後の成功を意味すると言われるほどオペラの世界では重要な劇場。
おしゃれして世界最高のオペラを味わってみるのも旅の醍醐味の一つです。

バレエを鑑賞

スカラ座でもう一つ楽しんでほしいのがバレエです。
ストーリーを予習していけばわかるとはいえ、オペラは外国語で歌われるもの。
それに対してバレエは踊りで表現するので、言葉を理解する必要はありません。
スカラ座でバレエ団が設立されたのは1813年。
現在ではパリのオペラ座やロシアのボリショイなど海外公演も行っている世界的にも人気のあるバレエ団です。
夏になるとオペラに代わりバレエの上演が増えるので鑑賞してみましょう。

蝶々夫人を聞きたい

オペラの中で開国直後の日本を舞台にした「蝶々夫人」はプッチーニの名作として知られています。
アリア「ある晴れた日に」はソプラノ歌手マリア・カラスの十八番でもあるほど、オペラの中では愛される曲目。
初演は1904年このミラノのスカラ座でした。
わずか15歳の日本の少女蝶々さんをイタリアの地で見ると、彼女の可憐さや誇り高さが伝わってくるのです。
今でもイタリアで最も愛されるオペラの一つ。
上演されているときは是非見てみましょう。

チケット予約

チケット予約

image by iStockphoto

一度はスカラ座でオペラやバレエの公演を鑑賞したいもの。
事前に日程が決まっている方はオンライン予約することが可能です。
現地に行ってからでも購入は可能。
地下鉄ドゥオーモ駅の地下チケットセンターではモニターで座席を確認して買うことができます。
残念ながら演目の上演がない日はスカラ座博物館を鑑賞しましょう。
9時から17:30まで開館しており、劇場とステージを見ることもできます。
オーディオガイドを聞けば、上演がなくても臨場感たっぷりに楽しめます。

ミラノのおすすめホテル

ミラノのおすすめホテル

image by iStockphoto / 47226720

イタリアの中でもビジネスの中心であるミラノ。
見本市も多くホテルを取るのが難しいこともあります。
そんなミラノのホテル事情を知っておきましょう。

場所と相場

場所と相場

image by iStockphoto

ミラノでの滞在で一番頭を悩ませることになるのが宿泊。
というのもイタリア一のビジネスの街であるミラノは平日はビジネス客の利用が多くあるからです。
特にフィエラと呼ばれる見本市があると、金額が2〜3倍に跳ね上がることさえあるほど。
便利な場所としては、中心地になるドゥオーモ付近や中央駅近くです。
しかしミラノは地下鉄が発達しています。
長めに滞在する方は地下鉄をフルに活用して、郊外に泊まり宿泊費を節約することも検討しましょう。

モダンなミラノを代表するブランドホテル ブルガリ・ホテル

ミラノの宿泊でトライしてみたいのが数多くあるブランドホテル。
その中でもブルガリ・ホテルはスカラ座や高級ブランド街モンテナポレオーネ通りのすぐそばにあるモダンな5つ星ホテルです。
18世紀の宮殿を改装して作っており、4000㎡のプライベートガーデンがあります。
ブルガリスイートルームは最上階に位置し、ミラノの町もガーデンも見ることができる特別な部屋。
どの部屋もグレーやブラウンを基調としたシックな作りになっています。

15世紀の修道院を利用した フォーシーズンズ・ホテル

ブルガリ・ホテルがモダンなミラノを代表するホテルとすれば、クラシックなホテルを代表するのがこちらのフォーシーズンズ。
もともと15世紀の修道院であった建物を利用しています。
半円型のアーチやコリント式の柱頭にその名残を見ることができます。
すっきりとした色合いを使用しながらも曲線の多い家具が伝統的な雰囲気を醸し出しています。
太陽の光が入るレストランもこのホテルの自慢の一つ。
宿泊だけでなく食事に利用するのもオシャレです。

街の真ん中でエコノミー ホテル・ロンドン

町の真ん中で伝統を感じつつも経済的に宿泊できるのがホテル・ロンドン。
ドゥオーモやスフォルツァ城などの観光名所も近く、地下鉄の駅にも近いので見本市などビジネスの利用にも便利です。
部屋は小ぶりながらも整っており、中心地にありながら快適に過ごすことができます。
エコノミーなホテルでありながらも24時間フロントデスクの対応がるのも嬉しいところ。
朝食はアンティーク家具が揃う部屋で提供され、1日を気持ち良く迎えることができます。

ミラノ便利情報

ミラノ便利情報

image by iStockphoto / 14352098

ミラノの魅力がわかったところで、実際に行くときに必要な実用情報を紹介します。

空港からのアクセス

空港からのアクセス

image by iStockphoto

ミラノの空港はマルペンサ、リナーテ、そしてベルガモの3つがあります。
その中でも一番利用率が高いマルペンサ空港からはリムジンバス、もしくは列車でミラノの中心地までアクセスすることができます。
どちらも1時間程度、10ユーロで中央駅に到着します。
リナーテ空港とベルガモ空港からのアクセスはバスが便利。
ヨーロッパ旅行でLCCを利用する方はベルガモの発着になりますが、空港間もバスでアクセスできるので安心です。

免税店を利用するには?

免税店を利用するには?

image by iStockphoto

マルペンサ空港にはピアッツア・デル・ルッソと呼ばれるショッピングゾーンがあります。
ミラノ・ブランドはもちろん世界各国のハイエンド・ブランドが並ぶこのエリア。
2015年の万博に合わせてオープンしたショッピングゾーンです。
空港内で免税がされているので買い物が楽にできるのも魅力。
買い忘れした場合もここで買えば安心です。
免税店での買い物の良いところはアルコールなどの液体を機内に持ち込めること。
イタリアならではのワインやグラッパをお土産にしましょう。

年間を通じての天気

年間を通じての天気

image by iStockphoto

ミラノはイタリアの北に位置するので冬になると寒いのが特徴。
最低気温はマイナス、最高でも5〜6度ということもあるので防寒対策をしっかりしておきましょう。
特にカイロは海外では売っていないので、冬に旅行される方にはお勧めします。
春や秋は本州の中央あたりと同じような気候で、過ごしやすく観光には最適です。
ただし秋は雨が降るので日本から折りたたみ傘などを持っていくと便利。
北に位置しているとはいえ、夏は30度を超えることもあります。
寒暖差が大きいので、暑くても夕方からは羽織るものを持って出るのがいいでしょう。

服装はどうすればいい?

服装はどうすればいい?

image by iStockphoto

ミラノといえばファッション最先端の街。
観光とはいえオシャレしていきたい気持ちがあると思います。
旅行の目的や時期にもよると思いますが、観光の場合は動きやすく着心地の良いものを持っていくのがオススメ。
というのも観光の場合1日出かけたままということもあり、少しでも楽な服装が適しているのです。
靴は歩きやすいもの、スニーカーなどがあるといいでしょう。
オペラやバレエの鑑賞、ディナーにいく予定がある方はドレスアップする用意をしていきましょう。
現地でのショッピングも楽しみの一つなので、荷物は軽く、ミラノファッションをいっぱい詰めて帰国してください。

最先端モードと歴史の深さを感じられるミラノへ!

ファッショナブルなイタリアの中でも注目を集めるミラノ。
オシャレなのは服だけでなく、街並み、グルメ、家具やライフスタイルなどすべてに及びます。
そんなカッコいいミラノ・スタイルは長い歴史を経て生まれました。
この街を旅行するときには、その歴史や文化、そして芸術にもぜひ触れてみましょう。
世界が認めるミラノ・スタイルがどのような経緯で生まれたのか、そんなことを学びながらモードの世界に触れるとまた違ったものが見えてきます。
ミラネーゼ達の素敵な生き方をぜひ日本でも活かしましょう。
photo by iStock