チェスケー・ブディヨヴィツェはプシェミスル・オタカル2世が建設した都市です。ここで特に有名なのが町の名を冠したビールです。アメリカのビールブランド、バドワイザーの名前はこのビールに由来しています。
運河に囲まれた町

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美しいフルボカー城や世界遺産のホラショヴィツェ村に行くには、この町が拠点となります。
町はマルシェ川がヴルタヴァ川に流れ入る合流地点に建設されました。
ムリーンスカー運河が楕円形に町を取り囲み、旧市街には東西南北に整然と道が並んでいます。
町はマルシェ川がヴルタヴァ川に流れ入る合流地点に建設されました。
ムリーンスカー運河が楕円形に町を取り囲み、旧市街には東西南北に整然と道が並んでいます。
チェスケー・ブディヨヴィツェの住所・アクセスや営業時間など
名称 | チェスケー・ブディヨヴィツェ |
名称(英語) | České Budějovice |
住所 | České Budějovice, Česko |
営業時間・開場時間 | – |
利用料金や入場料 | – |
参考サイト |
http://www.c-budejovice.cz/en/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
町の中心に大きな広場がある

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この町は、1265年にプシェミスル家のオタカル2世が建設しました。
当時この地方一帯は南ボヘミアの貴族ロジェンベルグ家支配していました。
ロジェンベルグ家は隣町に拠点を持つ大貴族でした。
その勢力に対抗するために、オタカル2世はあえてロジェンベルグ家の拠点にほど近いチェスケー・ブディヨヴィツェを建設しました。
ボヘミア国王の権力を見せつけるように、中心部に大きな広場を作り、整然とした道路も作りました。
町にはビール醸造権も与えました。
当時この地方一帯は南ボヘミアの貴族ロジェンベルグ家支配していました。
ロジェンベルグ家は隣町に拠点を持つ大貴族でした。
その勢力に対抗するために、オタカル2世はあえてロジェンベルグ家の拠点にほど近いチェスケー・ブディヨヴィツェを建設しました。
ボヘミア国王の権力を見せつけるように、中心部に大きな広場を作り、整然とした道路も作りました。
町にはビール醸造権も与えました。
オタカル2世広場の住所・アクセスや営業時間など
名称 | オタカル2世広場 |
名称(英語) | オタカル2世広場 |
住所 | Náměstí Přemysla Otakara II., 370 01 České Budějovice |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト |
http://www.visitceskebudejovice.cz/en/ceske-budejovice-square-of-premysl-otakar-ii-/47/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
早くからビール作りが盛んだった

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南ボヘミアのチェスケー・ブディヨヴィツェは早くからビール作りが盛んでした。
ハプスブルク家がボヘミア王国を引き継ぐようになってからは、チェスケー・ブディヨヴィツェのビールが宮廷で好んで飲まれるようになりました。
しかし、ブディヨヴィツェというチェコ語をドイツ人はうまく発音できず、ブドヴァイゼルと言っていました。
この結果、次第にドイツ語圏でブドヴァイゼルという名が定着していくようになります。
ハプスブルク家がボヘミア王国を引き継ぐようになってからは、チェスケー・ブディヨヴィツェのビールが宮廷で好んで飲まれるようになりました。
しかし、ブディヨヴィツェというチェコ語をドイツ人はうまく発音できず、ブドヴァイゼルと言っていました。
この結果、次第にドイツ語圏でブドヴァイゼルという名が定着していくようになります。
世界50ヵ国に輸出されているビール

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市民の自家用ビール作りはやがて広く販売するためのビール製造へと変わり、18世紀になるとそのような醸造所は387軒を数えました。
近代的な大量生産が可能な設備を備えたブディェヨヴィツキー・ブドヴァル醸造所では、年間約1億2000万ℓものビールが製造され、700人以上が働いています。
工場では見学ツアーを催行しています。
工場見学では、モルトの仕込み、発酵、熟成、瓶詰というビール製造のほぼ全工程を見ることができます。
近代的な大量生産が可能な設備を備えたブディェヨヴィツキー・ブドヴァル醸造所では、年間約1億2000万ℓものビールが製造され、700人以上が働いています。
工場では見学ツアーを催行しています。
工場見学では、モルトの仕込み、発酵、熟成、瓶詰というビール製造のほぼ全工程を見ることができます。
ブディェヨヴィツキー・ブドヴァル醸造所の住所・アクセスや営業時間など
名称 | ブディェヨヴィツキー・ブドヴァル醸造所 |
名称(英語) | Budějovického Budvaru |
住所 | Karolíny Světlé 512/4, 370 04 České Budějovice |
営業時間・開場時間 | 9:00−17:00 1月-2月は日・月曜休 |
利用料金や入場料 | 見学ツアー:120チェココルナ(要予約) |
参考サイト |
http://www.visitbudvar.cz/en/brewery-tours/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
水上輸送で栄えた町

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中世のチェスケー・ブディヨヴィツェは、オーストリア方面からの通商路の途上の町として栄えました。
18世紀になるとリンツとプラハを結ぶ中心都市となりました。
馬車でここまで運ばれた荷はヴルタヴァ川を利用してプラハへ向かい、この馬車と水上輸送の切り替える場所として、町は大いに発展しました。
18世紀になるとリンツとプラハを結ぶ中心都市となりました。
馬車でここまで運ばれた荷はヴルタヴァ川を利用してプラハへ向かい、この馬車と水上輸送の切り替える場所として、町は大いに発展しました。
美しい建物に囲まれた広場

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国王は町の中心に縦横133mの巨大な正方形の広場を作り、自分の名前を付けて権力を見せつけました。
このプシェミスル・オタカル2世広場という長い名前は今日まで受け継がれています。
広場の周囲は柱廊のある建物で囲まれ、レストランや銀行、両替所などの商業施設が並んでいます。
大きな広場で目立っているのが南西角の市庁舎。
1730年にシュヴァルツェンベツク家おかかえの建築家マルチネリによりルネサンス様式で建設されました。
市庁舎屋根の彫刻はヨセフ・ディートリッヒの作品で、秤を手にした正義の神や知恵の神を表しています。
このプシェミスル・オタカル2世広場という長い名前は今日まで受け継がれています。
広場の周囲は柱廊のある建物で囲まれ、レストランや銀行、両替所などの商業施設が並んでいます。
大きな広場で目立っているのが南西角の市庁舎。
1730年にシュヴァルツェンベツク家おかかえの建築家マルチネリによりルネサンス様式で建設されました。
市庁舎屋根の彫刻はヨセフ・ディートリッヒの作品で、秤を手にした正義の神や知恵の神を表しています。
市庁舎の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 市庁舎 |
名称(英語) | České Budějovice Town Hall |
住所 | nám. Přemysla Otakara II. 2, 370 01 České Budějovice, 370 01 České Budějovice |
営業時間・開場時間 | [月,水]9:00−17:00 [金]9:00−11:30 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト |
http://www.c-budejovice.cz/en/tourism-sport-culture-leisure/tips/stranky/ceske-budejovice-town-hall.aspx 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
美しい彫刻の施された噴水

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ディートリッヒは広場のサムソンの泉も手がけています。
サムソンは旧約聖書に登場する、神の力を与えられて多くの勝利を得たイスラエルの最後の士師で、サムソンがライオンと戦う様子が描かれています。
噴水の周りのベンチでは、人々がゆったりとくつろいでいます。
チェコ最大級のこの噴水に使われている水は、ヴルタヴァ川から引かれた水で、旧市街のやや南にある揚水塔から送られています。
サムソンは旧約聖書に登場する、神の力を与えられて多くの勝利を得たイスラエルの最後の士師で、サムソンがライオンと戦う様子が描かれています。
噴水の周りのベンチでは、人々がゆったりとくつろいでいます。
チェコ最大級のこの噴水に使われている水は、ヴルタヴァ川から引かれた水で、旧市街のやや南にある揚水塔から送られています。
サムソンの泉の住所・アクセスや営業時間など
名称 | サムソンの泉 |
名称(英語) | Samsonova kašna |
住所 | Náměstí Přemysla Otakara II., 370 01 České Budějovice |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト |
http://www.visitceskebudejovice.cz/en/ceske-budejovice-square-of-premysl-otakar-ii-/47/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
黒の塔と呼ばれる鐘塔が立つ教会
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広場の北西にある聖ミクラーシュ教会は、鐘塔を別に持つ珍しい教会。
黒の塔と呼ばれる72mの鐘塔の上からは、南ボヘミアの大地がはるか遠くまで見渡せます。
1641年の大火で焼け落ちましたが、バロック様式で再建されて現在見ることのできる姿になりました。
後方に小さな礼拝堂がある、レンガ色の屋根が美しい教会です。
黒の塔と呼ばれる72mの鐘塔の上からは、南ボヘミアの大地がはるか遠くまで見渡せます。
1641年の大火で焼け落ちましたが、バロック様式で再建されて現在見ることのできる姿になりました。
後方に小さな礼拝堂がある、レンガ色の屋根が美しい教会です。
聖ミクラーシュ教会(黒の塔)の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 聖ミクラーシュ教会(黒の塔) |
名称(英語) | Kostel sv. Mikuláše (Černá věž) |
住所 | Kanovnická, 370 01 České Budějovice |
営業時間・開場時間 | 10:00−18:00 月曜休(7-8月は毎日営業,冬季休業) |
利用料金や入場料 | 30チェココルナ |
参考サイト |
http://www.kudyznudy.cz/aktivity-a-akce/aktivity/dominantni-cerna-vez-v-ceskych-budejovicich.aspx 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
内部も美しい教会

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広場とマルシェ川の間にある聖母マリア教会は町の建設当初からある非常に古いもので、教会の中庭には聖人像が立ち並んでいます。
堂内にある守護聖人マリアの板絵はこの町をペストから救ったと言い伝えられています。
旧市街の外側を取り囲む緑地帯には南ボヘミア博物館があります。
チェスケー・ブディヨヴィツェおよび南ボヘミア地方一体の歴史、地質、動植物に関する展示が充実しています。
堂内にある守護聖人マリアの板絵はこの町をペストから救ったと言い伝えられています。
旧市街の外側を取り囲む緑地帯には南ボヘミア博物館があります。
チェスケー・ブディヨヴィツェおよび南ボヘミア地方一体の歴史、地質、動植物に関する展示が充実しています。
聖母マリア教会の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 聖母マリア教会 |
名称(英語) | Kostel Obětování Panny Marie |
住所 | Piaristické nám., České Budějovice 1, 370 01 České Budějovice |
営業時間・開場時間 | 終日(礼拝のスケジュールによる) |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト |
http://www.inbudejovice.cz/13_9965_dominikansky-klaster-s-chramem-obetovani-panny-marie-ceske-budejovice/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
広場の石畳には言い伝えが残っている

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教会の北側にはかつての武器庫があり、後に塩の倉庫となりました。
プシェミスル・オタカル2世広場の石畳の中、サムソンの泉近くに十字架を刻んだ石があります。
夜の9時以降にこの石を踏んだ者は町で迷子になると言われています。
しかし、碁盤の目のように整然としたチェスケー・ブディヨヴィツェでは、道に迷うことはないでしょう。
プシェミスル・オタカル2世広場の石畳の中、サムソンの泉近くに十字架を刻んだ石があります。
夜の9時以降にこの石を踏んだ者は町で迷子になると言われています。
しかし、碁盤の目のように整然としたチェスケー・ブディヨヴィツェでは、道に迷うことはないでしょう。
塩の倉庫(ボヘミアオートバイ博物館)の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 塩の倉庫(ボヘミアオートバイ博物館) |
名称(英語) | Jihočeské motocyklové muzeum |
住所 | Piaristické nám., 370 01 České Budějovice |
営業時間・開場時間 | 10:00−18:00(4月-10月) 月曜休館 |
利用料金や入場料 | 40チェココルナ |
参考サイト |
http://www.motomuseum-hostalek.cz/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
南ボヘミア最大の町
現在見られる町並みは、大火の後に再建されたもので、バロック様式が美しく、旧市街の中心にあるプシェミスル・オタカル2世広場やそれを取り囲む建物、郊外のフルボカー城など見どころがたくさんあります。
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