南米有数の世界都市、ベネズエラ観光「カラカス」で見たい絶景10選

公開日:2019/7/17 更新日:2019/7/17

ベネズエラの首都カラカスは現在400万人を超える人口を有していますが、かつてはスペイン領としての長い歴史があり、独立後に石油を輸出できるようになってからの街の発展が目覚ましく、盆地の地形に立つカラカスの近代的なビル群は市外から流入してきた人々の住宅が周囲を取り囲むようにドーナツ状に渦高く密集、スラム化していて異様な形態をしています。1989年に暴動が起こるなど市民の平和な暮らしを求める願いが強いのが特徴です。

近代的なビル群のカラカス市街の夕暮れ

1830年にコロンビアから独立したベネズエラは、それ以後も国の主な収益はコーヒー産業でしたが、1917年にマラカイボ湖で石油が採掘されるようになってからカラカスの街は近代化への道を歩むようになりました。
石油の収入によって工業化の発展が進み、カラカスはその工業センターの役目を持つのです。
広大な盆地の中心に近代化されたビル群が立ち並ぶようになり、中心街は劇場や公園が整備されています。

カラカスの住所・アクセスや営業時間など

名称 カラカス
名称(英語) Caracas
住所 Caracas, Distrito Capital, Venezuela
営業時間・開場時間
利用料金や入場料
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斜面にも密集する旧カラカスの住宅街

20世紀に入ってから周囲の土地から人が流入するようになり、特に1950年頃から盆地の斜面に住宅が所狭しと立ち並ぶようになりました。
密集していてスラム化されてきたのです。
元々貧富の差がある土地柄なので、狭い土地と多くの人の出入りから自然と治安の良くない状態ができています。
ハリウッドのハードアクション映画で、このスラム街を車が高いところから壁を壊しながら走り抜けるシーンが何度か実演されて有名になりました。

水面に映る姿が美しいロスプロセレス広場の光景

ロスプロセレス通りの中心にある公園には悠然としたモニュメントや記念碑が多く存在しています。
オベリスクがそびえる建物を中心にしてエンタシスの技法を用いてヤシの木を配置した泉水プールがそれらを写して美しいですね。
年中温暖な気候なので、昼間の痛いほどの日差しの中では水景色があると癒されます。

ロス・プロセレス広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 ロス・プロセレス広場
名称(英語) Paseo Los Próceres
住所 Paseo Los Próceres, Caracas, Distrito Capital, Venezuela
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
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赤い花をつけたアカシヤが彩るアルボルチリの公園

公園を彩っているアカシヤの花が美しいですね。
ベネズエラには南米の花々が豊富です。
花びらの美しいカトレアや樹木に咲くアラグアネイ、塔のように尖って咲くセローシア、極楽鳥のような形をしたストレリチア等珍しい花にもあちこちで出会うことができます。
ベンチで座っているといい匂いに包まれて落ち着きますね。

独立記念碑ロスプロセレス

独立戦争記念碑が堂々と建っている光景です。
長いスペインの領土としての歴史の中で、最初はスペインに立ち向かったインディオの首長であるグアイカイプーロに始まり、独立を目指して反乱を起こしたフランススコ・デ・ミランダ、南米各国を率いて独立に導いたモン・ボリバル、軍事独裁政治を行ったアントニオ・グスマン・ブラ・コ将軍などの偉業が讃えられています。
それ以後も軍事クーデターや暴動と政権の変遷の歴史が続いているベネズエラの現実です。

アルタミラ広場のオベリスク

空に向かってそびえ立つオベリスクと石像はベネズエラの国民が自由と平和を望みながらも旧体制と苦しい現実生活の中で戦い続けてきた歴史を象徴しているような風景ですね。
形がどうであれ、人々が望んでいる願いは世界中のどこでも同じであると訴えかけているようにも感じます。
そこに時々、南国の花が飾られたりすると、とても美しい広場となるのですね。

フランシア広場(アルタミラ広場)の住所・アクセスや営業時間など

名称 フランシア広場(アルタミラ広場)
名称(英語) Plaza Francia
住所 Avenida Luis Roche, Caracas, Miranda, Venezuela
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
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青い空に映える白亜のベネズエラ国会議事堂

国会議事堂のまぶしいくらいの白さが青空に抜けるように生えて美しい姿を堂々と見せています。
パラルト通りに面した議事堂はその存在感を畏怖堂々と見せていますね。
議事堂の中は観光案内人がついて見学することができます。
議事堂の中も各壁にはスペインからの独立を讃える壁画が飾られているのです。
ここでもカラカスの市民がどこまで政治を意識しているのかを実感できるシーンですね。

ベネズエラ国会議事堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 ベネズエラ国会議事堂
名称(英語) Asamblea Nacional Palacio Federal Legislativo
住所 Esqs. Monjas a San Francisco, Hemiciclo. Palacio Federal Legislativo, Carmelitas, Av Sur 2, Caracas, Distrito Capital
営業時間・開場時間 8:00−17:00(見学は土日のみ)
利用料金や入場料 無料
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カラカス市街を見下ろせるテレフェリコ山へのロープウェイ

カラカス市内からテレフェリコ山上へのロープウェイを使って上ることができます。
片道延長3.6㎞の長いワゴンでの移動を終えると、かなり気温が下がっていることに気付きますよ。
カラカス市街が標高1000mありますから、トップに立つとすでに気温が6~7℃ほど低下しています。
ワゴンに乗るなら長袖の上着が必要ですね。
山上ではイチゴとショートアイスのデザートがおいしいので人気です。

テレフェリコ・デ・カラカスの住所・アクセスや営業時間など

名称 テレフェリコ・デ・カラカス
名称(英語) Teleférico de Caracas
住所 Electricity antenna Sabas Nieves, Paseo Avila, Vargas, Venezuela
営業時間・開場時間 8:30−19:00(季節・曜日により異なる) 月曜定休
利用料金や入場料 250ボリバル・フエルテ
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シモンボリバルオテルドヴィールの天井画

ベネズエラの勇者、南米各国をスペインからの独立に導いた覇者として讃えられ、祀られているカラカスの教会です。
ヨーロッパの教会建築様式を受け継ぎながら南米らしい白亜の壁とレンガ色のコントラストが美しい建物になっています。
外観はもちろんですが、内部の天井画は一見する価値ありですね。
アジアでは感じることのできない情景です。

国立霊廟の住所・アクセスや営業時間など

名称 国立霊廟
名称(英語) Panteón Nacional
住所 Calle Real de Carballo, Caracas, Distrito Capital
営業時間・開場時間 9:00−16:30 月曜休園
利用料金や入場料 無料
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リーンダー船のレプリカ East Park

かつてスペインからカリブ海を行き来した帆船のレプリカがイーストパークに飾られています。
西インド諸島へ初めてヨーロッパ人が訪れたとされるコロンブス隊のキャラック船のサンタマリア号や同行していたキャラベル船などが有名ですが、ここにあるレプリカはさらに近代的な帆船の種類ですね。
左右船腹に4個ずつの砲門を備えていて軍事船としての能力を持っていたのでしょう。

イーストパークの住所・アクセスや営業時間など

名称 イーストパーク
名称(英語) Parque del Este
住所 Avenida Francisco de Miranda, Caracas, Miranda, Venezuela
営業時間・開場時間 5:00−17:00(月曜は9:00まで)
利用料金や入場料 無料
参考サイト 詳細はこちら
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自由と闘争の歴史の街カラカスを後にして

現在も生活に貧窮している市民も多く、混沌とした政治体制の中で自由を求める声が高く叫ばれているカラカスの街。
エネルギッシュな一面と南国のゆったりとした雰囲気とが融合する不思議な世界です。
治安を意識しながらの滞在がベターですよ。
GoodLuck!