政府公認ガイドが伝授するナポリ観光ガイド!モデルコースから治安・グルメまで

南イタリア最大の都市ナポリ。イタリアには「ナポリを見て死ね」という言葉があるほど見るもの、経験するのがいっぱいの街です。ナポリ湾から臨むヴェスヴィオ火山、堅固な卵城、港に発着する船という美しい海の光景が広がります。しかし一歩街の中に入ると活気満載。映画に見たような建物の間にはためく洗濯物、市場の喧騒、おしゃべりなナポリっ子とナポリの洗礼を受けることになります。イタリアで一番ピザが美味しいのもこの街。そんな元気になれるナポリを紹介します。

ナポリ抑えておきたい観光はこれ!

ナポリ抑えておきたい観光はこれ!

image by iStockphoto

海の景色に街の喧騒、そして美味しい料理と見どころいっぱいのナポリ。
抑えておきたい場所を紹介します。

オススメの観光地

ナポリの観光で抑えておきたいスポットの一つが海側の風景です。
カンツォーネで歌われるサンタ・ルチア港、そして12世紀に要塞として建てられた卵城は必見。
遠くに見えるヴェスヴィオ火山は、2000年前の噴火でナポリ近郊の街ポンペイを襲った山です。
海の風景を堪能したら街の中で美術作品を鑑賞しましょう。
旧王宮にある国立カポディモンテ美術館には、マザッチョやベッリーニ、ティツィアーノといったルネサンスの巨匠たちの作品が並びます。

国立カポディモンテ美術館の住所・アクセスや営業時間など

名称 国立カポディモンテ美術館
名称(英語) Museo di Capodimonte
住所 Via Miano, 2, 80137 Napoli
営業時間・開場時間 8:30−19:30 水曜休館
利用料金や入場料 8ユーロ 18歳未満無料
参考サイト http://www.museocapodimonte.beniculturali.it/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

モデルコース


ナポリの街を効率よく回るには交通機関をうまく使うことがポイント。
まずはナポリの観光の中心とも言える海側に出ましょう。
ここには幾つかの城と宮殿が並んでいます。
重量を感じるヌオーヴォ城を見たら、隣に立つ17世紀の王宮と比較してみましょう。
建築様式の違いがわかります。
そこから海沿いに歩いて行くと卵城とサンタルチア港に出ます。
ヴェスヴィオ山を遠景に見たら、街側に戻って芸術鑑賞をするのがオススメです。
カポディモンテ美術館、国立考古学博物館などに足を伸ばしてみましょう。

ヌオーヴォ城の住所・アクセスや営業時間など

名称 ヌオーヴォ城
名称(英語) Castel Nuovo
住所 Via Vittorio Emanuele III, 80133 Napoli
営業時間・開場時間 8:30-19:00 日曜休館
利用料金や入場料 6ユーロ
参考サイト http://www.comune.napoli.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/EN/IDPagina/1372
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

日数はどれくらい?

日数はどれくらい?

image by iStockphoto

海側のナポリらしい風景を楽しんで、美味しいピザを頬張って、ナポリ職人たちの質の高いお土産のショッピングを楽しむだけであれば、1日あれば十分です。
しかしこの街の魅力は実際に滞在して人情深いナポリっ子達と触れ合うことによってわかるもの。
観光地だけではなく主婦達が集まる市場や、通りすがりに声をかけてくるナポリっ子達をうまくあしらうのも楽しみの一つ。
世界遺産のポンペイやアマルフィ、そして青の洞窟のカプリ島もここが拠点。
余裕のある方は2泊程度することをオススメします。

ツアーの利用

見所をきっちり抑えて全部回りたい!という方はツアーを利用するのがいいでしょう。
見所の説明、そして最短距離での移動を可能にしてくれるのもツアーならではの利点。
ローマなど他の都市から日帰りツアーに申し込めば、専用バスで送迎してくれるので、交通の心配もなくナポリを存分に楽しむことができます。
またナポリには世界でも屈指のギリシャ・ローマ美術がある国立考古学博物館があります。
この博物館をツアーの説明を聞きながら回るのもオススメです。

国立考古学博物館の住所・アクセスや営業時間など

名称 国立考古学博物館
名称(英語) Museo Archeologico Nazionale di Napoli
住所 Piazza Museo, 19, 80135 Napoli
営業時間・開場時間 9:00−19:30 火曜休館
利用料金や入場料 12ユーロ 学生(18−24歳)6ユーロ 18歳未満無料
参考サイト 詳細はこちら
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ナポリの治安は?

ナポリの治安は?

image by iStockphoto

ナポリというと治安が悪いというイメージがあります。
しかし一般的なことに気をつけていれば大丈夫。
気になる治安についての情報を紹介します。

治安が悪いのは本当?

治安が悪いのは本当?

image by iStockphoto

ナポリは治安が悪いのではと心配される方がいますが、基本的なことに気をつけていたら問題はありません。
外出するときに気をつけたいのが、高価なブランド物や高級アクセサリーなどをあまりつけないこと。
特にバスや公共交通機関を使う予定の場合はカジュアルな格好をしておく方が無難です。
ナポリの男性は女性に声をかけてくるので、女性のみで旅行する場合は上手にあしらうことを覚えておきましょう。
日没後は人気のない場所に行くのは避けてください。

気をつけたいエリア

気をつけたいエリア

image by iStockphoto

観光していると色々なものが気になり、注意がおろそかになりがちです。
できるだけ危ないエリアから離れておけば、事件に巻き込まれる可能性もぐっと少なくなります。
海外からの観光客だけでなく、イタリア人でも避けるのがスペイン地区とガリバルディ地区です。
場所によってはカモッラと呼ばれるナポリのマフィアが集まる場所になっています。
土地勘がない観光客は避けておく方が無難です。
観光客が多いサンタルチア地区や大通りを通るようにしましょう。

注意しておくこと

注意しておくこと

image by iStockphoto

ナポリ人は人懐っこく情熱的。
と同時にその時の気分というものにも影響されます。
こんなに素晴らしいものなんだ、と自慢してきても大げさに言っていることもあり得ます。
ナポリの職人が作ったものは質の高さを誇りますが、買い物をする時は話を大きくしていないか確認しておきましょう。
素直に「はい」ということを美徳とする日本とは異なり、ナポリでは毎日がドラマ。
どうすればより面白いか、どう切り返すか、そこに面白さがあると思ってください。

ホテル選び

ホテル選び

image by iStockphoto

ナポリ中央駅やメルジェッリーナ駅など、駅に近い場所は便利ですが値段も安く設定してあります。
しかし、駅の近くは、観光客であれば夜は避けたい地域。
できれば中心街に近い地域にホテルをとることをおすすめします。
観光スポットの集まるサンタルチア地区、そしてナポリで一番治安がいいと言われるキアイア地区付近が観光客としては安心できるエリアになるでしょう。
値段も重要ですが、安心感というのも重要な要素。
しっかり見極めて安全な場所を選んでください。

ナポリピザを食べよう!

ナポリピザを食べよう!

image by iStockphoto

ナポリピザという通り、イタリアの中でもピザが一番美味しい街。
美味しい一枚を食べるためのヒントをお伝えします。

ナポリピザって?

ナポリピザって?

image by iStockphoto

食べ物が美味しい街として知られるナポリ。
ナポリピザという言葉があるほど、ピザも美味しい街です。
ではナポリピザってどんなものでしょう?ピザはすべて手作り。
生地に空気を入れてふっくら焼くのがナポリ流。
そして焼くのは薪をくべたオーブンです。
苦味の効いたサン・マルツァーノ・トマトとカンパーニャ州で育った水牛から取れたモッツアレッラチーズを使います。
原材料、作り方、そして焼き方にこだわったピザがナポリピザなのです。

ピザのお作法

ピザのお作法

image by iStockphoto

ピザの最大のお作法はズバリ、ひとり一枚食べること、です。
日本ではシェアをするイメージがあるピザですが、イタリアではひとり一枚が基本。
少し味見をする程度は許されますが、2人で1枚を注文するのはご法度。
女性の方など、大きすぎると感じる方のためにイタリア人が使う秘策を教えます。
彼女たちは真ん中だけを食べてピザの耳を残すのです。
これで大きなピザもひとりで一枚平らげることができます。
そしてピザにはワインではなくビール。
塩味が効いているのでビールと一緒に食べるのがイタリア流です。

オススメの具材

オススメの具材

image by iStockphoto

日本ではハワイアンやメキシカンなどインターナショナルになりつつあるピザ。
イタリアではもちろんですが、これらの具材はありません。
定番のマルゲリータやアンチョビの入ったナポレターナは必ず食べておきたい具材。
またトマトソースのかかっていないピザもメニューに載っています。
具材としてよく使われるのがキノコ類、イタリアのソーセージ、ルコッラなど。
マルゲリータを注文する時は水牛のモッツアレラ、ブファラを注文することをオススメします。

人気店は?


地元の人も利用し待ち時間が2時間まで及ぶこともあるのがソルビッロ。
21人いる一族全員の息子たちがピザ職人という生粋のピザ屋さん。
そしてクリントン元大統領も訪れたというディ・マッテオも、下町スパッカ・ナポリに位置し、庶民派として知られています。
ピッツァ・マルゲリータを発明したピザ屋さんもナポリにあります。
ブランディは地元の人も多く、予約が必須。
またナポリならではの揚げピザ専門のお店ラ・マルサドーナも試してみたいお店です。

ソルビッロの住所・アクセスや営業時間など

名称 ソルビッロ
名称(英語) Gino Sorbillo
住所 Via dei Tribunali, 32, 80138 Napoli
営業時間・開場時間 12:00−15:30, 19:00−24:00 日曜定休
利用料金や入場料 予算10ユーロ-
参考サイト https://ja-jp.facebook.com/PizzeriaGinoSorbillo/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ナポリのショッピング

ナポリのショッピング

image by iStockphoto

景色を見て、お腹を満たしたら次はショッピング。
定番のイタリアンブランドももちろんですが、ナポリならではのものもぜひ持って帰ってください。

ショッピングエリア


ナポリの高級ショッピング街というとミッレ通りとガエタノ・フィランジェーリ通り。
観光名所のサンタルチア地区にあり、高級ブランドが並びます。
もう一つこのエリアでチェックしたいのがウンベルト1世のガッレリア。
19世紀末に建てられたショッピングモールで、当時流行ったガラスと鉄骨の建物にショップやカフェ、ホテルなどが入っています。
そこから伸びているのがトレド通り。
ここにもコスメのお店やお手軽に買えるブランドが並びます。

ミッレ通りの住所・アクセスや営業時間など

名称 ミッレ通り
名称(英語) Via dei Mille
住所 Via dei Mille, Napoli
営業時間・開場時間 店舗による
利用料金や入場料 店舗による
参考サイト http://www.napolike.it/via-dei-mille-napoli
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ナポリ名産品

ナポリの名産といえばリモンチェッロ。
南イタリアの太陽をたっぷり吸い込んだ真っ黄色のレモンを漬けて作ったリキュールです。
イタリアでは食後はこれで締めます。
というのはレモンには消化促進の作用があるからです。
そしてもう一つ南国の太陽の色を感じられるのが、近郊で生産される色とりどりの陶器。
素朴な素材に手描きで絵付けされており、優しい気持ちになれます。
また、イタリアンファッションの基礎となった仕立て職人がたくさんいるのもこの街の特徴。
小さなお店を覗いてみるのも楽しいでしょう。

オススメのお土産

オススメのお土産

image by iStockphoto

ナポリの楽しい思い出のおすそ分けにお土産も持って帰りたいもの。
ナポリのお土産屋さんに入ると、コルノという赤い唐辛子のようなキーホルダーをよく見かけます。
魔除けのための赤いサンゴを身につけたことが起源。
小さくて運びやすいのでお土産に最適です。
食べ物も忘れたくないお土産の一つ。
日本ではなかなかお目にかかれない種類豊富なサラミやチーズ、そして名産品の一つのリモンチェッロなどは持ちが良いので持って帰るのにも最適です。

マーケットに行こう!

View this post on Instagram

Food paradise 😍 #napolimercato

A post shared by Elisabeth Trimble (@lisbett10) on


さて、少し異なった目線からショッピングを見てみましょう。
美食のイタリアの中でもグルメとして知られるナポリの胃袋を支えるのがメルカート、イタリア語で市場を意味します。
新鮮な野菜や海辺ならではの魚介類、数々のイタリアンハーブ、そして信じられないくらい安い洋服など売っているものは様々。
イタリアのマンマたちはここで買い物をします。
ナポリっ子たちの生活が見られるメルカートに足を運んでみるのも面白いでしょう。
ただし、混雑するのでスリなどには注意してください。

ナポリへのアクセス

ナポリへのアクセス

image by iStockphoto

ナポリの魅力を見てきたところで実際の行き方を見てみましょう。

日本からのアクセス


日本からナポリへの直行便はありません。
日本からイタリアへの直行便が飛んでいる中ではローマからアクセスするのが一番近道です。
最近はFlixbusという高速バスが学生さんの間で人気。
交通費を安く抑えたい方は利用を検討してみましょう。
またヨーロッパの他の都市から乗り換えて、ナポリ空港に到着することもできます。
空港から街の中まではシャトルバスのアリバス、もしくは市バスを使ってアクセスすることができます。

電車でのアクセス

電車でのアクセス

image by iStockphoto

イタリアの各都市からナポリまでは電車でのアクセスが便利です。
ローマの中央駅テルミニからは1時間〜1時間半、フィレンツェからは2時間半〜3時間、ミラノからは約4時間15分〜4時間45分、いずれも乗り換えなしでアクセスできます。
またナポリはサレルノやソレントなど、南イタリアの他の都市へのアクセスの拠点ともなります。
北イタリアから他の都市にアクセスするには、一旦ナポリを目指しそこから乗り換えることになります。

ポンペイに行こう

ポンペイに行こう

ナポリに来たらぜひ行って欲しいのがポンペイです。
西暦79年にヴェスヴィオ山が噴火し、一瞬にして壊滅してしまいました。
ローマ帝国の中でも栄えていたポンペイの街には現在でも通用するような上下水道が通っていたり、ローマ浴場があったり、生活がそのまま残されています。
屋敷の跡に残る壁画は2000年前そのままの鮮やかな色彩を残しており、当時好まれたスタイルがわかります。
ナポリから足を伸ばして2000年前にタイムスリップしてみましょう。

ポンペイ遺跡の住所・アクセスや営業時間など

名称 ポンペイ遺跡
名称(英語) Scavi di Pompei
住所 Porta Marina Superiore, Via Villa dei Misteri, Pompeii, Metropolitan City of Naples, Italy
営業時間・開場時間 8:00−18:00
利用料金や入場料 大人13ユーロ 学生7.5(18−24歳)ユーロ 18歳未満無料 (ガイドツアー料金別)
参考サイト http://www.pompeitickets.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

アマルフィ海岸とカプリ島

アマルフィ海岸とカプリ島

ナポリを拠点に行きたいもう一つのスポットが世界遺産に登録されたアマルフィ海岸と青の洞窟で有名なカプリ島です。
ナポリからソレント、またはサレルノまで出てそこからバスに乗ります。
カーブの多い道の下は断崖になっており、真っ青な海が広がります。
アマルフィ海岸沿いの街はどこも色とりどり。
海洋共和国として栄えた町なので、教会もエキゾチックで青い空の下によく映えます。
リゾート気分を味わいたい方はぜひ行ってみましょう。

カプリ島の青の洞窟の住所・アクセスや営業時間など

名称 カプリ島の青の洞窟
名称(英語) Grotta Azzurra di Capri
住所 Via Grotta Azzurra, 80071 Anacapri NA
営業時間・開場時間 9:00−17:00 冬期休
利用料金や入場料 13ユーロ(ツアー料金別)
参考サイト http://www.cittadicapri.it/it/s/la-grotta-azzurra-2
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

海と喧騒を楽しみにナポリへ行こう!

紀元前はギリシャの文化が栄え、ローマ帝国の栄華を極めた歴史を持つナポリ。
その後フランスやスペインの支配を受けながら独特の文化を築き上げた街です。
サンタルチア港に入る船、遠くに見えるヴェスヴィオ山、要塞のような中世の城と旅情をそそられます。
そして街の中では常に渋滞とクラクションが鳴り響き、街行く人たちが駆け引きをしている…そんな活気のある街ナポリ。
美味しいピザやスィーツ、ストリートフードを頬張りながら、海の街の喧騒に浸ってみませんか?

photo by PIXTA and iStock

格安航空券を今すぐ検索!/

出発地:

到着地:

行き:

帰り:

大人 子供 幼児

TRAVELIST by CROOZ