京都観光の常連が伝授!理想的な日帰りのモデルコース35プラン

公開日:2019/3/15 更新日:2020/1/27

【徹底解説その5】「紅葉を楽しむ」秋の京都観光の日帰り徹底解説プラン

【徹底解説その5】「紅葉を楽しむ」秋の京都観光の日帰り徹底解説プラン

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京都で最も混雑する時期が秋の紅葉の季節。混雑するとわかっていてもやはり美しい紅葉は見たいですよね。交通機関はどこも混んでしまうので、嵯峨野を中心とした徒歩で鑑賞できる紅葉スポットを紹介します。 【プラン5での工程】 大覚寺→清凉寺→宝筐院→祇王寺→滝口寺→二尊院→常寂光寺→永観堂

【プラン5-1】いけばなの発祥地、旧嵯峨御所大覚寺へ

【プラン5-1】いけばなの発祥地、旧嵯峨御所大覚寺へ 平安時代、嵯峨天皇の離宮として建てらた真言宗大覚寺派の寺院で大本山です。境内にある大池の周辺には桜やモミジの樹が650本もあり、五大堂の観月台からの紅葉、大池の水面に写る紅葉など様々な景色を楽しむことができます。この大池は平安時代に貴族が船遊びを楽しんだとされる場所として、9月の中秋の名月には船が浮かびます。見ごろは11月中旬から12月上旬。夜の「真紅の水鏡」も捨てがたいですが、日中の紅葉散歩も気持ちいいので秋の風を感じてください。 京都駅から大覚寺へは、バスを利用の場合、28系統で「大覚寺」下車すぐ。約55分。電車の場合、京都駅から嵯峨野線で「嵯峨嵐山駅」下車徒歩17分。

大覚寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 大覚寺
住所 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
営業時間・開場時間 9:00−17:00
利用料金や入場料 大人500円 小中高生300円 大沢池:200円
参考サイト https://www.daikakuji.or.jp/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-2】源氏物語ゆかりの寺、清凉寺へ

【プラン5-2】源氏物語ゆかりの寺、清凉寺へ 嵯峨釈迦堂で親しまれている浄土宗の寺院。源氏物語にも「嵯峨の御堂」として登場し、光源氏のモデルと言われている源融(みなもとのとおる)の山荘でした。広い境内は無料で紅葉散策ができますが、ぜひとも本堂や小堀遠州作と言われる方丈庭園での紅葉も楽しんでください。多宝塔周辺や弁天堂の周辺、本堂から庭園に続いている渡り廊下の真っ赤に染まった紅葉は見事です。見ごろは11月上旬から11月下旬まで。大覚寺から徒歩約10分。

清凉寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 清凉寺
住所 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
営業時間・開場時間 9:00−16:00(4−5月,10−11月は17:00まで)
利用料金や入場料 一般400円 中高校生300円 小学生200円
参考サイト http://seiryoji.or.jp/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。


【プラン5-3】メディアでも取り上げられる、宝筐院へ

【プラン5-3】メディアでも取り上げられる、宝筐院へ 宝筐院(ほうきょういん)は臨済宗の寺院で、平安時代に白河天皇の勅願寺として建立。元々の名は「善入寺」といい、室町幕府8代将軍足利義政の時代に現在の宝筐院となりました。境内は広くはありませんが、門をくぐると紅葉のトンネルの石畳が続き、風情ある庭園は紅葉で覆われメディアにも多く紹介されています。こちらのお寺では環境保護のため、三脚や一脚をもっての拝観、大型・中型カメラの使用が禁止されています。デジカメや携帯での記念撮影は可能ですので、三脚等お持ちの方は外部施設のコインロッカー等に預けてくださいね。見ごろは11月下旬から12月上旬。清凉寺から徒歩約3分。

宝筐院の住所・アクセスや営業時間など

名称 宝筐院
住所 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9
営業時間・開場時間 9:00−16:00(11月は16:30まで)
利用料金や入場料 大人500円 小中学生200円
参考サイト http://www.houkyouin.jp/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-4】平家物語ゆかりの、祇王寺へ

【プラン5-4】平家物語ゆかりの、祇王寺へ 真言宗大覚寺派の尼寺。「平家物語」に登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の仏御前への心変わりにより出家した悲恋のお寺として有名です。またその後は仏御前もこの寺に出家し晩年を過ごしました。境内は広くありませんが、周辺は竹林と楓に囲まれ、紅く色づいた楓も苔庭に散った楓の絨毯もどちらも見事です。また控えの間の丸い大きな吉野窓「虹の窓」は光が射す角度によって虹のように見えると言われ、なんとも風情があります。祇王の哀愁もあり、女性ならではのあたたかさも感じられるそんな寺院です。見ごろは11月下旬から12月上旬。宝筐院から徒歩約15分。

祇王寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 祇王寺
住所 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
営業時間・開場時間 9:00−17:00
利用料金や入場料 大人300円 子供100円
参考サイト http://www.giouji.or.jp/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-5】風情ある悲恋のお寺、滝口寺へ

【プラン5-5】風情ある悲恋のお寺、滝口寺へ 祇王寺に行った際、必ず立ち寄るのが滝口寺です。滝口の武士である斉藤時頼と建礼門院に仕える身分低い女房の横笛の悲恋の物語があります。時頼が父に諌められこのお寺に出家し、この地を訪れた横笛でしたが会うことが許されず、指を切って血で書いたと言われる歌碑が残っています。25年ほど前、この地を訪れた時にこの悲恋のお話を、滝口寺にいらしたお婆様から聞き、それ以来嵯峨に出向いた際は悲恋を思いながら滝口寺を訪れています。また戦死した新田義貞の首を妻の勾当内侍(こうとうのないし)が埋めたと言われる義貞の首塚もあります。そんな哀愁漂う滝口寺ではモミジは見事で、建物からのんびりお庭を眺めてください。紅葉の見ごろは少々早く11月上旬から中旬。紅葉が終わったお庭も風情がありますよ。祇王寺から徒歩約2分。

滝口寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 滝口寺
住所 京都府京都市右京区嵯峨亀山町10−4
営業時間・開場時間 9:00−17:00
利用料金や入場料 大人300円 中高校生200円 小人50円
参考サイト https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000162 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-6】雑炊でほっこり、ランチは「あだし野」で

約150年前の京町家を改装した風情ある落ち着いた雰囲気の中で、雑炊はいかがですか? 京都らしい出しの効いた雑炊で種類は豊富で、他にも嵯峨豆腐森嘉の豆腐を使用した湯豆腐定食など、優しい味が旅の疲れを癒してくれますよ。人気の嵯峨雑炊は850円、湯豆腐定食は1600円とお財布にも優しいです。ぜひ昔懐かしい味をご堪能ください。滝口寺から徒歩約5分。

の住所・アクセスや営業時間など

店舗名
住所
参考サイト ぐるなびで詳細を見る・予約する※最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-7】楓のトンネルを歩こう、二尊院へ

【プラン5-7】楓のトンネルを歩こう、二尊院へ 円仁が建立したと伝えられる天台宗の古刹。正式名称は小倉山二尊教院華台寺と言います。お寺の名前は重要文化財である釈迦如来、阿弥陀如来の2体の本尊が由来です。こちらの紅葉はJR東海のCMにも使われ、「紅葉の馬場」と呼ばれる楓のトンネルの参道を、小倉山の紅葉を背景にのんびり歩いてくださいね。また本堂近くの唐門周辺も紅葉とのコラボが本当に美しいです。また晩秋の散り紅葉もピーク時とは違った趣がありますので、時期を変えて違った楽しみがあります。また百人一首ゆかりの藤原定家が営んだ時雨亭跡と伝わる場所もありますので、和歌好きな方はぜひ訪れてみてください。見ごろは11月中旬から11月下旬。あだし野のお店からすぐ近くです。



二尊院の住所・アクセスや営業時間など

名称 二尊院
住所 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
営業時間・開場時間 9:00−16:30
利用料金や入場料 500円 小学生以下無料
参考サイト https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000187 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-8】小倉山の絶景紅葉、常寂光寺へ

【プラン5-8】小倉山の絶景紅葉、常寂光寺へ 慶長時代に開創された日蓮宗の寺院。本堂は伏見桃山城客殿を移築し造営されました。小倉山の中腹の斜面にあるため、嵯峨野を一望でき展望台の秋の景色は思わず写真を撮ってしまいます。ただこちらは急な石段を上らなければ行けませんが、頑張ったご褒美に素敵な景色が待っていますよ。石段を上らなくても他にも紅葉を存分に楽しめますので、石段が厳しい方もご安心ください。常寂光寺のおすすめスポットは、石段を上ったところにある重要文化財である多宝塔周辺、茅葺きの仁王門周辺、本堂の裏周辺。このお寺にも「時雨亭跡」があったと伝えられており、現在は石碑が立っています。「時雨亭跡」は諸説ありますのでその一つですね。またこのお寺には塀がありませんので、その辺もチェックしてみると楽しいです。見ごろは11月中旬から11月下旬。二尊院から徒歩約7分。

常寂光寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 常寂光寺
住所 京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
営業時間・開場時間 9:00−17:00
利用料金や入場料 大人500円 小人200円
参考サイト http://www.jojakko-ji.or.jp/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-9】紅茶専門店で一息、「ティーハウス・アッサム」へ

この辺で歩き疲れたと思うので、一息いれませんか? 常寂光寺周辺よりも次のおすすめスポット近くの方が喫茶店が多いので、バスで移動しましょう。常寂光寺から徒歩約10分で「嵯峨小学校前」、そこから市バス93系統に乗り「東天王町」下車徒歩約5分。 このお店は京都でも珍しい紅茶専門店。インド、セイロン、中国の様々な紅茶が楽しめますよ。スコーンやケーキもおすすめなので、紅茶と一緒にいかがでしょうか?店内はどちらかというと狭いですが、店主のこだわりが見えくつろげる空間です。

の住所・アクセスや営業時間など

店舗名
住所
参考サイト ぐるなびで詳細を見る・予約する※最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-10】ライトアップされた、モミジの永観堂へ

【プラン5-10】ライトアップされた、モミジの永観堂へ 浄土宗西山禅林寺派の総本山で、正式名を禅林寺(ぜんりんじ)と言います。古今和歌集に「モミジの永観堂」と謡われ現在もその名の通り約3000本もの紅葉が楽しめます。京都屈指の名所なだけあってものすごい混雑です。夜間の特別拝観は阿弥陀堂、画仙堂、庭園の3か所ですが永観堂はとにかく広いので混雑具合も考え、時間にはかなり余裕をもって散策するようにしてください。永観堂はどこにいっても紅葉を楽しむことができますが、特におすすめスポットは阿弥陀堂に向かう石段、中央にある放生池周辺。ライトアップされた紅葉は本当に幻想的で思わずため息がこぼれます。 紅葉以外にも重要文化財に指定されている本尊の「みかえり阿弥陀」は頭を左に向けた他では見られない阿弥陀様。とてもお優しい穏やかな気持ちになれます。 紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬。ティーハウス・アッサムから徒歩約10分。

永観堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 永観堂
住所 京都府京都市左京区永観堂町48
営業時間・開場時間 9:00−17:00
利用料金や入場料 一般600円 小中高生400円
参考サイト http://www.eikando.or.jp/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

【プラン5-11】京都駅に戻ってショッピングや夕食を

永観堂から京都駅まで、市バス5系統「南禅寺永観堂道」から約25分。または市バス100系統「東天王町」から約35分。終電まで京都駅周辺でお土産を買ったり、夕食を食べたりしましょう。 京都駅からの新幹線の終電は、東京まで21:37、名古屋22:46、博多まで21:10(2017.2.27現在)。 飛行機の場合は、伊丹空港の最終便は19時から19時半と早いので、観光などどれか抜いて時間に余裕をもって空港に向かってください。伊丹空港でお土産は買えますが、京都特有なものではなく関西全体のお土産が多いのでご注意ください。 夜行バスでお帰りの方は、時間まで嵐山ルートで紹介したおすすめスポットをご参考ください。 おすすめのお土産や夕食は後ほど紹介します。

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