ホテル祖谷温泉からかずら橋へ向かいます!

お世話になったホテル祖谷温泉を出発!(撮影/田舎ライター)
前編で紹介したホテル祖谷温泉が今回の出発点ですよ。
かずら橋は、ホテル祖谷温泉から約15分ほど。
最寄駅のJR大歩危駅からは、45号線などの山道を抜け、車で20分ほどで着きます。
自家用車、レンタカーの場合は、駐車場がある大型商業施設「かずら橋夢舞台」に向かいましょう。
大歩危駅からバスもありますが、少々不便です。
では、行きましょう!
近くの橋から奇橋ぶりを鑑賞しましょう

かずら大橋から見たかずら橋。良い風情ですよね。(撮影/田舎ライター)
道なりに進んでいくと、近代的な作りの祖谷渓大橋が出現。
この大橋から、ゆるく弧を描いたかずら橋が眺めることができます。
まずはここでかずら橋をじっくり眺めましょう。
橋の立地や構造、人が渡ると揺れる様子などいろいろと楽しめますよ。
かずらで組まれた橋なので当然ですが、風景に完全に溶け込んで見えます。
安全上の理由からワイヤーで強度を確保しているそうですが、うまくかずらで隠していて、遠目にはわかりませんね。
以前は高知のかずらを使っていたそうですが、最近は東北から入手しているそうです。
渡橋の料金は大人が550円。
この料金所では訪問客数をカウントしていて、年間約35万人が渡っているとのこと。
収益は、3年毎のかずらの架け替えなどの費用に充てられています。
祖谷のかずら橋の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 祖谷のかずら橋 |
住所 | 徳島県三好市西祖谷山村善徳162−2 |
営業時間・開場時間 | 日の出から日没まで |
利用料金や入場料 | 大人550円 小人350円 |
参考サイト |
https://www.awanavi.jp/feature/kazurabashi.html 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
渡橋はちょっとしたアドベンチャー?

川面がよく見えます。景色とスリルを同時に楽しめるのが大きな魅力です。(撮影/田舎ライター)
橋床は、幅5〜10cmほどに割られた木で組まれています。
木と木の隙間はだいたい20cm程度で、眼下約14mにある川面がよく見えます。
いかにも秘境に架かる橋という感じですが、足を踏み外すと非常に怖い思いをするので、注意してください。
橋の長さは45mなので、必然的に数分間の緊張を強いられます。
ワイヤーで補強しているとはいえ、実際に渡ると、見た目以上に揺れると思ってください。
なので、しっかり手すりに捕まって渡るのが基本です。
橋の幅は2mあるので、どちらか片方に捕まる事になります。
あなた流の橋の渡り方を試してみませんか?

歩くたびに揺れるので、手すりから容易に手を離せません。(撮影/田舎ライター)
1本毎に足を踏み出すと、足元にばかり気を取られ、景色などを楽しむ余裕を奪われるからです。
渡りきった後、他の人が渡っているのをしばらく観察しました。
ずっと引きつった表情で下を向いたままの人、数人で笑いながら橋を揺すっている人、という分類に分かれることがわかりました。
印象的だったのが、中国系の団体観光客の方々。
5〜6人が橋中央に集合して、なにやら大声でやりとりしながら、祖谷渓大橋を向いて写真をとってもらっていました。
一口に橋を渡ると言っても、色々な渡り方、楽しみ方があるようです。
あなたなら、どのような渡り方で楽しみますか?
風情ある売店も要チェックですよ

あめごは1串500円。美味しそうでしたよ。(撮影/田舎ライター)
橋を眺めながら、川魚を味わうのもオツですね。
夢舞台では地元グルメを味わえます

そば米雑炊はお土産品としても売っていますよ(撮影/田舎ライター)
夢舞台の西下正人さんに聞くと、あんかけそば、そば米雑炊などが人気メニューだそうです。
かずら橋亭の住所・アクセスや営業時間など
名称 | かずら橋亭 |
住所 | 徳島県三好市西祖谷山村今久保345−1 かずら橋夢舞台 |
営業時間・開場時間 | 10:00−15:00 |
利用料金や入場料 | そば米雑炊 800円 |
参考サイト |
https://tabelog.com/tokushima/A3604/A360401/36006430/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
祖谷そばは要チェックの土産品ですよ

お土産品とし大人気の祖谷そば。いくつか種類があるので、アラカル買いもオススメ?(撮影/田舎ライター)
西下さんイチオシが「祖谷そば」。
祖谷そばは、地元のお店で食べるのが一番美味しいそうですが、その感動を共有するお土産品として、人気があるそうです。
祖谷周辺はインバウンも盛り上がっています

広々とした施設内。三好市以外のお土産品も多数。ゆっくりショッピングを楽しみましょう。(撮影/田舎ライター)
ちょうど海外のメディアの方々が視察に来ていて、土産品を興味深そうに取材していました。
日本の秘境が世界的な観光スポットになれば、国内の観光人気の再燃もの可能性もありそうですね。
かずら橋夢舞台の住所・アクセスや営業時間など
名称 | かずら橋夢舞台 |
住所 | 徳島県三好市西祖谷山村今久保345−1 |
営業時間・開場時間 | 9:00−18:00(夏期) 9:00−17:00(冬期) |
利用料金や入場料 | 駐車料金:普通車510円 |
参考サイト |
http://miyoshicity-kankokyokai.or.jp/nature/yumebutai 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
十人十色の楽しみ方ができるのが魅力

河原に下りてかずら橋を眺めるのも良いですよ。(撮影/田舎ライター)
高いところが苦手な方は、無理して渡らなくても、眺めて楽しむことができます。
河原を岩づたいに歩いて、橋を下から眺めることもできるので、橋の周りを散策して、自分なりのビューポイントを発見する喜びもあります。
河原の岩の上に座って、橋を眺めながら、話し続けているカップルもいました。
あなただけのかずら橋の楽しみ方を発見してみませんか?
(前編はこちら)