映画「ラ・ラ・ランド」のロケ地・撮影場所はここ!

第88回アカデミー賞で最多6部門を受賞した傑作ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」。ストーリーの舞台は夢を追う人が集う街、アメリカ・ロサンゼルスです。今回は映画に登場したあの場所、あのお店を写真と共にご紹介します。

「ラ・ラ・ランド」とはどんな作品?

「ラ・ラ・ランド(原題: La La Land)」は、デイミアン・チャゼル監督によるミュージカル映画で、日本では2017年2月に公開されました。
物語の主人公は、エマ・ストーンさん演じる女優志望のミアと、ライアン・ゴズリングさん演じる売れないジャズピアニストのセブ(セバスチャン)。
何度かの出会いを繰り返すうちに、惹かれ合うようになった二人は、互いの夢を応援し合う良きパートナーとなります。
しかし、夢の実現するまでには苦悩や挫折も多く…果たして二人を待つ未来とは?胸を打つストーリーと共に、名曲揃いの音楽と、華やかなダンスにも注目の作品です。

オープニングの「フリーウェイ」

オープニングの「フリーウェイ」

image by PIXTA / 16029615

今回は、映画の内容は詳しく書かず、スポット紹介に重点をおいていきますが、多少ネタバレも含みますので、「まだ観ていない!」「これから観たい!」という方はご注意くださいね。
さて、「ラ・ラ・ランド」オープニングといえば、予告編の中でも目を引いた、フリーウェイでのダンスシーン。
この映像は、ロサンゼルス国際空港から東に向かう105号線が101号線と交わるインターチェンジの付近を二日間に渡って封鎖して撮られたものです。
真夏の太陽の下での撮影で、ダンサーたちにとっては非常に過酷な条件だったそうですが、それを微塵も感じさせない爽やかさはまさにプロ!この映画の完成度の高さが見て取れるオープニングです。

フリーウェイ105号線の住所・アクセスや営業時間など

名称 フリーウェイ105号線
名称(英語) Interstate 105
住所 Harbor Frwy and Transit Way, Los Angeles, CA 90061
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Interstate_105_(California)
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ミアが歩いていた「You Are the Star」の壁画前

ミアが歩いていた「You Are the Star」の壁画前

image by PIXTA / 2132721

パーティー帰りのミアが通りかかったのが、ハリウッドスターの絵がたくさん描かれた壁画の前。
「You Are the Star」という名のこの壁画には、マリリン・モンロー、チャップリン、ジェームズ・ディーンなど、往年のハリウッドの大スターたちの姿を見つけることができます。
場所はハリウッド・ブルーバードとウィルコックス・アベニューの交差点付近。
チャイニーズ・シアターから歩くと15~20分ほどかかりますが、いかにもハリウッドなフォトスポットなので、映画ファンなら行ってみる価値はあります。
ちなみにセブがいた「Lipton’s」という店はここにはありません。

image by PIXTA / 262775

You Are the Starの住所・アクセスや営業時間など

名称 You Are the Star
住所 1665-, 1699 Wilcox Ave, Los Angeles, CA 90028
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.seeing-stars.com/Immortalized/Murals.shtml
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

「Lipton’s」として使われた「スモーク・ハウス・レストラン」

映画の中では「You Are the Star」の壁画のすぐ横あった「Lipton’s」。
セブがピアノを弾いていたこの店の外観は撮影用にセットされたもので、実際には別の会社が入っています。
では店の中は?というと、こちらはワーナー・ブラザーズ・スタジオの東側、レイクサイド・ゴルフクラブとの間にある「スモーク・ハウス・レストラン」が撮影地となっています。
場所柄、ハリウッドスターや映画関係者も多く利用するというこのレストランは、いかにもアメリカンなバーベキュー料理が人気。
週末にはライブ演奏があるので、音楽を楽しみながら映画の雰囲気に浸るのもいいですね。

スモーク・ハウス・レストランの住所・アクセスや営業時間など

名称 スモーク・ハウス・レストラン
名称(英語) Smoke House Restaurant
住所 4420 Lakeside Dr, Burbank, CA 91505
営業時間・開場時間 [月−土]11:30−22:30 [日]9:00−21:00
利用料金や入場料 予算20ドル〜
参考サイト http://www.smokehouse1946.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

夕暮れの空が美しい「グリフィス・パーク」

夕暮れの空が美しい「グリフィス・パーク」

image by PIXTA / 10432536

「ラ・ラ・ランド」の名シーンと言えば、映画のポスターでもおなじみ、夕暮れの中で踊るミアとセブの姿を思い浮かべる方も多いでしょう。
このシーンの撮影地は、ハリウッド北東の丘に広がる巨大な市営公園「グリフィス・パーク」。
広大な敷地には様々なアクティビティが用意され、市民の憩いの場として、また観光スポットとしても人気です。
特に夕暮れ時の景色は幻想的で美しいことで有名。
チャゼル監督もこの景色を生かして撮影することにこだわり、実際に夕暮れ時の僅かな時間を狙って撮影したそうです。
ロマンティックなダンスにぴったりな素晴らしい風景にぜひ注目してみてください。

グリフィス・パークの住所・アクセスや営業時間など

名称 グリフィス・パーク
名称(英語) Griffith Park
住所 4730 Crystal Springs Dr, Los Angeles, CA 90027
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.laparks.org/griffithpark
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ミアが働いていたスタジオ内の「カフェ」

女優を目指すミアが働いていたのが、スタジオ内の「カフェ」。
周りでは映画やテレビの撮影が行われていて、映画好きならぜひ行ってみたい場所でしたが、こちらは残念ながら実在の店ではなく、ワーナー・ブラザーズ・スタジオ内に作られたセット。
ワーナー・ブラザーズ・スタジオは予約制で施設内を見学するツアーを実施していますが、「ラ・ラ・ランド」関連のスポットや展示は今後人気を呼びそうですね。
他に「ハリウッド・センター・スタジオ」も撮影に使われた場所として知られていますが、一般の入場は公開録画の参加者などに限られますので注意しましょう。

ワーナー・ブラザーズ・スタジオの住所・アクセスや営業時間など

名称 ワーナー・ブラザーズ・スタジオ
名称(英語) Warner Bros. Studio Tour
住所 3400 W. Riverside Dr. Burbank, CA 91505
営業時間・開場時間 8:15–16:00
利用料金や入場料 スタジオ・ツアー 65ドル (要予約)
参考サイト https://www.wbstudiotour.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ジャズを聴きにいった「ザ・ライトハウス・カフェ」

ミアがセブに連れられて行ったジャズクラブもまた印象的なスポットのひとつ。
「ザ・ライトハウス・カフェ」という名のこの店は、ハリウッドから車で40~50分ほど南へ行ったハモサビーチに実在します。
セブがバンド仲間のキースと再会したのもこちらの店。
撮影は4日間に渡って行われ、外観だけでなく、店内のシーンもここで撮影されました。
ザ・ライトハウス・カフェには、店内にステージがあり、ジャズはもちろん、レゲエやカントリーなど様々な音楽の生演奏を楽しむことができます。
「ラ・ラ・ランド」の音楽に魅せられた方にとっては、ぜひ訪れてみたいスポットです。

ザ・ライトハウス・カフェの住所・アクセスや営業時間など

名称 ザ・ライトハウス・カフェ
名称(英語) The Lighthouse Cafe
住所 30 Pier Ave, Hermosa Beach, CA 90254
営業時間・開場時間 18:00−翌2:00(土日は11:00から)
利用料金や入場料 カクテル8ドル〜
参考サイト http://www.thelighthousecafe.net/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

セブが『City of Stars』を歌った「桟橋」

「The Lighthouse Cafe」を出たセブが、ミアと別れ向かった場所が、ハモサビーチの「桟橋」。
美しい夕焼けの海をバックに歌う『City of Stars』が素敵なシーンです。
ハモサビーチは、人口2万人ほどの小さな海岸の街で、ハリウッドから車で4~50分南へ行った場所にあります。
マンハッタンビーチとレドンドビーチに挟まれた位置にあり、こじんまりした印象ではあるものの、広く美しい海岸には、ビーチでのアクティビティを楽しもうと、多くの人が訪れます。
桟橋の付近はハモサビーチでも一番にぎやかなエリアで、食事やショッピングにもおすすめな場所です。

ハモサビーチ桟橋の住所・アクセスや営業時間など

名称 ハモサビーチ桟橋
名称(英語) Hermosa Beach pier
住所 1 Pier Ave, Hermosa Beach, CA 90254
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.hermosabch.org/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

「理由なき反抗」が上映されていた 「リアルト劇場」

ジェームズ・ディーン主演の名作映画「理由なき反抗」が上映されていた「リアルト劇場」は、ロサンゼルス市の東側サウスパサデナに実在する劇場。
1925年に建てられたこの劇場には、オーケストラピットやバルコニー席も設けられ、映画だけでなく演芸用の劇場としても広く利用されていました。
劇場の運営は2007年に終わってしまいましたが、貴重な建物は国定歴史建造物に登録され、現在も大切に保存されています。
今後は再度劇場として利用できるよう、アイデアを募っている最中。
「ラ・ラ・ランド」で注目を集めただけに、今後の展開が楽しみです。

リアルト劇場の住所・アクセスや営業時間など

名称 リアルト劇場
名称(英語) Rialto Theatre
住所 1023 Fair Oaks Ave, South Pasadena, CA 91030
営業時間・開場時間 閉館中
利用料金や入場料 閉館中
参考サイト https://www.laconservancy.org/locations/rialto-theatre
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

星空のステージ「グリフィス天文台」

星空のステージ「グリフィス天文台」

image by PIXTA / 13099081

劇場の次に訪れた「グリフィス天文台」は、「理由なき反抗」の舞台となったことで有名になった場所です。
敷地内にあるジェームズ・ディーンの胸像は、彼の功績を称えて建てられたもの。
昼間は最先端の技術によって作られる宇宙の姿をプラネタリウムでたっぷり楽しみましょう。
展望台からはハリウッドサインやロサンゼルスの街を眺めることもできます。
夜になると、この場所の魅力はさらにアップ。
プラネタリウムにも負けない、満点の星空と美しい夜景を実際に自分の目で眺めることができます。
場所はグリフィスパークのある山の頂上付近。
ロサンゼルス観光では外せない人気スポットです。

グリフィス天文台の住所・アクセスや営業時間など

名称 グリフィス天文台
名称(英語) Griffith Observatory
住所 2800 E Observatory Rd, Los Angeles, CA 90027
営業時間・開場時間 12:00−22:00(土日は10:00から) 月曜休館
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.griffithobservatory.org/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

二人で歩いた「コロラド・ストリート・ブリッジ」

ミアとセブのデートシーンではロサンゼルスの名スポットがいくつか映し出されています。
ドレスアップした二人が仲良く歩いていたのは「コロラド・ストリート・ブリッジ」という名の橋。
アールデコ調の美しい建造物であるこの橋は、1912年に建設され、ロサンゼルス市の東側に位置するパサデナからイーグル・ロック、グレンデールへと向かう道として機能してきました。
夕暮れ時は街灯の明かりが紫色の夜空に映えて、とてもロマンチックですが、実は別名「Suicide Bridge」と呼ばれ、自殺の名所としても有名。
今後は映画の影響で明るいイメージの方が定着するといいですね。

コロラド・ストリート・ブリッジの住所・アクセスや営業時間など

名称 コロラド・ストリート・ブリッジ
名称(英語) Colorado Street Bridge
住所 504-, 532 W Colorado Blvd, Pasadena, CA 91105
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://www.nps.gov/nr/travel/route66/colorado_street_bridge_pasadena.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

食事を楽しんだ「グランド・セントラル・マーケット」

二人がカウンターに座ってカジュアルな食事を楽しんでいた場所は、「グランド・セントラル・マーケット」です。
1917年オープンのこのマーケットは、長きに渡り市民の食生活を支えてきた活気ある場所。
生鮮食品やチーズ、飲み物など、様々な食材を扱う店の他、フードコート感覚で利用できるレストランも多く入っています。
二人がいた「Sarita’s Pupuseria」は、エルサルバドルの名物料理「ププサ」が人気のお店です。
場所はロサンゼルス市庁舎からすぐのサウス・ブロードウェイ・ストリート沿い。
和食の店もあるので、アメリカでの食事に困ったら、ぜひ足を運んでみて下さい。

グランド・セントラル・マーケットの住所・アクセスや営業時間など

名称 グランド・セントラル・マーケット
名称(英語) Grand Central Market
住所 317 S Broadway, Los Angeles, CA 90013
営業時間・開場時間 8:00−22:00 Sarita’s Pupuseria:9:00−18:00
利用料金や入場料 店舗による
参考サイト http://www.grandcentralmarket.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

カラフルで不思議な形状の「ワッツ・タワー」

デート先のひとつとして登場したのが不思議な形が目を引く「ワッツ・タワー」。
ロサンゼルス市南部のワッツ地区に建つこれらの塔は、イタリア移民のサイモン・ロディアという男性が、33年もの歳月を費やして一人で造り上げたものです。
タイルの他、貝殻や空き瓶で装飾された塔は、実にカラフルでアーティスティック。
しかし、彼はごく普通の左官工で、誰に頼まれることもなく自分の意思だけでこれだけのものを建てたというから驚きです。
隣接するアートセンターで入場料を払うと、内部を見学することができますが、ワッツは治安面で不安のある地区なので、出かける際は計画的な行動をしましょう。

ワッツ・タワーの住所・アクセスや営業時間など

名称 ワッツ・タワー
名称(英語) Watts Towers
住所 1765 E 107th St, Los Angeles, CA 90002
営業時間・開場時間 [木−土]10:30−15:00 [日]12:30−15:00
利用料金や入場料 7ドル, シニア・学生3ドル 12歳以下無料
参考サイト https://www.wattstowers.org/tours
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

レトロなケーブルカー「エンジェルス・フライト」

二人のデートシーンからもう一ヶ所ご紹介。
「エンジェルス・フライト」はロサンゼルスのダウンタウン・バンカーヒル地区にあるケーブルカーです。
1901年のサード・ストリート・トンネル開通に合わせて建設された、長い歴史を持つ鉄道で、「Olivet」と「Sinai」という名を持つ2つの車両は、1969年の運行中止まで、多くの市民を丘の上下へと運んでいました。
現在の場所に移り、再び運行を開始したのは1996年のこと。
しかし、2001年に事故を起こし運行はストップしてしまいます。
安全面が確保され、運行が再開されれば、「ラ・ラ・ランド」の撮影スポットとして、さらに人気を呼ぶことでしょう。

エンジェルス・フライトの住所・アクセスや営業時間など

名称 エンジェルス・フライト
名称(英語) Angels Flight Railway
住所 351 Hill St, Los Angeles, CA 90013
営業時間・開場時間 休止中
利用料金や入場料 休止中
参考サイト https://angelsflight.org/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ライブの会場「エル・レイ・シアター」

ジョン・レジェンドさん演じるキースのバンド「ザ・メッセンジャーズ」のライブ会場となったのが「エル・レイ・シアター」です。
ロサンゼルス・カウンティ美術館やラ・ブレア・タールピット博物館のあるミラクルマイル地区のウィルシャー・ブルーバード沿いにあるこのライブハウスは、1936年に映画館としてオープン。
1994年に現在のようなライブハウスとして営業を開始した後は、ロックを中心したミュージャンたちの活躍の場となっています。
チケットはオフィシャルウェブサイトから購入可能なので、映画さながらの盛り上がりを体験してみたい人は要チェックです。

エル・レイ・シアターの住所・アクセスや営業時間など

名称 エル・レイ・シアター
名称(英語) El Rey Theatre
住所 5515 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA 90036
営業時間・開場時間 公演による
利用料金や入場料 公演による
参考サイト http://www.theelrey.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

バーのシーンの撮影地「ザ・ブラインド・ドンキー」

さて、「ラ・ラ・ランド」のロケ地紹介も最後の一ヶ所となりました。
これから映画を観る方のために詳しいことは書きませんが、こちらはセブがピアノを弾いていたあのお店の撮影に使われた場所。
「ザ・ブラインド・ドンキー」という名のこのバーは、パサデナとロングビーチの2カ所に店舗がありますが、ロケに使われたのはロングビーチ店の方です。
実際はジャズクラブではなく、ウィスキーを中心にビールやカクテルを楽しめるバーなので、映画の雰囲気そのものではないかもしれません。
それでも「ラ・ラ・ランド」のファンなら、きっと足を踏み入れてみたいと思う場所に違いないでしょう。

ザ・ブラインド・ドンキーの住所・アクセスや営業時間など

名称 ザ・ブラインド・ドンキー
名称(英語) Blind Donkey
住所 149 Linden Ave, Long Beach, CA 90802
営業時間・開場時間 17:00−翌2:00
利用料金や入場料 カクテル10ドル〜
参考サイト http://www.theblinddonkey.com/long-beach
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ロケ地巡りをしよう!

「ラ・ラ・ランド」のロケ地を巡ってみると、チャゼル監督初め、制作者たちがロサンゼルスを愛する気持ちがよく伝わってきます。
知れば知るほど、魅力あふれるこの街。
ミアとセブが夢を育んだ場所を訪ねる旅に、あなたも出かけてみませんか。
photo by PIXTA