町の歴史と、住む人のおもてなしを堪能!日野ひなまつり紀行でたくさんのおひなさまに出会う旅

全国各地で商売を行なっていた近江商人。その中の近江日野商人のふるさと、滋賀県蒲生郡日野町で毎年行われているのが「日野ひなまつり紀行」。車社会の滋賀県出身、でも歩くことが大好き!な、私、hitoyoが日野の歴史と共におひなさまを堪能する旅をご案内します。

日野の町探索をスタート!まずは「まちかど感応館」へ。

95565:日野の町探索をスタート!まずは「まちかど感応館」へ。

撮影/hitoyo

まず車を停めたのは、日野まちかど感応館(日野観光協会)駐車場。
日野ひなまつり紀行を楽しむには、車を一ヶ所に停めて歩くのがベスト。
それでは、早速行ってきます!

ちなみに電車の場合は、JR近江八幡駅または近江鉄道日野駅下車。
バスに乗り換え「西の宮」で下車してください。

95591:

撮影/hitoyo

まずは、駐車場の目の前にある「まちかど感応館」へ。
看板に書かれている文字、万病感應丸は正野法眼玄三という人物が開発した薬の名前です。

感応薬は全国に行商に出かけていた日野商人の商売道具のひとつ。
日野の地では現在も薬に関する産業が根づいています。

95600:

撮影/hitoyo

建物の中にも、もちろんおひなさまが。
時代によって少しずつ違う顔立ちや衣装。
その違いをじっくり眺めるのも、楽しみ方のひとつです。
95770:

撮影/hitoyo

建物奥には、さらに別館が。
玄関で靴を脱いでその先に進むと、さらにおひなさまが飾られていました。
95601:

撮影/hitoyo

いい匂いがすると思ったら…店頭で焼かれていたのはお団子です。
香ばしい香りに吸い寄せられました。
95603:

撮影/hitoyo

早速購入。
たっぷりのタレ付き、みたらしだんご。
1本120円です。

車に乗っていては気づかない、町の風景

95607:車に乗っていては気づかない、町の風景

撮影/hitoyo

通りを歩いていると、赤い布が掛けられているお家を発見。
その窓の向こうを覗いてみると、おひなさまが。

実はこの不思議な窓も、日野町の特徴のひとつです。

95608:

撮影/hitoyo

この窓の名前は「桟敷窓」。
800年以上の歴史を持つ日野祭を、家の中から見物できる仕組みです。
普段は閉められていることが多いため、前を通っても桟敷窓だと気づかない人も。
95609:

撮影/hitoyo

桟敷窓以外にも、ガラス越しに各家・各店舗のおひなさまを眺めることができます。
写真は、和菓子屋さんのおひなさま。

竹に描かれたおひなさま

95611:竹に描かれたおひなさま

撮影/hitoyo

会場のあちこちには、おひなさまが描かれた竹が置かれています。
よく見ると、全て手書き。
なんだか心に刺さるひとことが。
95613:

撮影/hitoyo

確かにその通り。
思わず納得してしまうようなセリフです。
95614:

撮影/hitoyo

赤字で書き足されている言葉に、ほっこり。
春から新しいことを始める人に向けた言葉かもしれません。
そうです。
きっとうまくいきますよ。
私も頑張ろう(笑)。

商家の雰囲気「近江日野商人ふるさと館」

95616:商家の雰囲気「近江日野商人ふるさと館」

撮影/hitoyo

「近江日野商人ふるさと館」は日野商人、山中正吉家の旧邸。
こちらでも、おひなさまが飾られていると知り足を運ぶことに。
入館料は300円。

ちなみに普段は、座敷や洋間の見学や日野の伝統料理食体験(要予約)をすることができます。

95619:

撮影/hitoyo

接客の場として用いられていた奥座敷に飾られていたおひなさま。
商人も文化や芸術を嗜む必要があるとの言葉にも、納得です。
95620:

撮影/hitoyo

縁側でくつろぎながら、日本庭園を眺めるひととき。
ひなまつり紀行中は、桜餅とお抹茶や地元のお茶を使ったクッキーをいただくことができます。
日にち限定のため、訪れる前にチェックをお忘れなく。

「らっこや」のおひなさまプレートでランチ♪

95633:「らっこや」のおひなさまプレートでランチ♪

撮影/hitoyo

お腹がすいたので、お昼にしましょう。
訪れたのは築150年の町屋がそのままカフェになっている「らっこや」さん。
日野に遊びに来ると、必ず立ち寄るお気に入りのお店です。
95635:

撮影/hitoyo

昔の建物って、どうしてこんなに落ち着くのでしょうか。
まるで子どもの頃に訪れた、おばあちゃんの家のよう。
95636:

撮影/hitoyo

ひなまつりランチプレート。
ちらし寿司に、豆乳味噌スープ。
いっぱい歩いたから、おなかもぺこぺこです。
95637:

撮影/hitoyo

ランチセットのドリンクに選んだのは、お気に入りのホットジンジャー。
ジンジャーシロップも自家製とのこと。
ひなあられのおまけも嬉しいです。

次に向かったのは、近江日野商人館

95638:次に向かったのは、近江日野商人館

撮影/hitoyo

近江日野商人の歴史や資料が展示されている、近江日野商人館。
ちなみに、近江日野商人館と同じ日に入館する場合は、通常1館300円のところ、2館400円となります。
95639:

撮影/hitoyo

おひなさまの数に圧倒。
用意されている椅子に座って、ゆっくり眺めるひととき。
95640:

撮影/hitoyo

文政3年(1820)作のおひなさま。
スタッフの方に「京雛の場合、向かって右が男雛。
関東雛の場合は、向かって左が男雛」と教えていただきました。

日野まちカフェで「お茶していきぃなー」

95641:日野まちカフェで「お茶していきぃなー」

撮影/hitoyo

イベント期間中のみ開催されるまちカフェ。
のぼりに惹かれて訪れたのは、辻家土蔵。
土蔵の中に、休憩スペースがつくられていました。
95643:

撮影/hitoyo

日野町産のお茶と、季節の和菓子。
そして伝統野菜日野菜のお漬物。
95642:

撮影/hitoyo

おひなさまを見て、たっぷり歩いた後のいっぷく。
甘いものを食べたあとのお漬物がとてもうれしいです。
お湯を足してもらい、もう一煎いただきました。

歩いて見つける、おひなさま

普段、見落としてしまうような小さな発見ができるのは歩くからこそ。
普段乗っている車を降りて、日野ひなまつり紀行を楽しんでみませんか。
すこし寒くても、きっと身体も心もあったかくなるはず。

さあ、あなたも日野ひなまつり紀行にでかけてみませんか?