ニュージーランド在住者が解説!ニュージーランド留学に必要な費用はどれくらい?

留学をするのに一番のポイントとなる留学費用。何に費用がかかり、またどのくらいかかるのでしょうか?できれば安くしたいですよね。ビザにかかる費用、保険料、渡航費用、学費、現地での住居費、生活費など、ニュージーランドに在住の筆者が現地の情報をもとに留学に必要な費用の目安をお伝えします。

留学をするのにまず必要なビザ、かかる費用と忘れてはいけない保険料

留学をするのにまず必要なビザ、かかる費用と忘れてはいけない保険料

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学生ビザはオンラインで申請しよう!

3カ月を超えてフルタイム(週20時間以上の学習カリキュラム)の授業を受けるには学生ビザが必要となります。
3カ月以内の留学であればビザはいりません。

申請にはパスポートの滞在期間+3カ月以上の残存期間が必要です。
パスポートの期限が滞在期間より短い場合はパスポートを更新するのをわすれないように。
その際の費用は10年で16,000円、5年で11,000円です。

ビザの申請は日本国内からオンラインで申請する場合は無料ですが、郵送申請の場合は申請手続き手数料と郵便代金で6,000円程度かかります。

ビザ申請に必要なその他の費用は?

6ヶ月~12カ月未満の場合はレントゲン検査、12カ月以上の場合は内科検診&レントゲン検査が必要です。
パスポートサイズの写真枚2枚も必要なので費用としてプラスしておきましょう。

ちなみにニュージーランド国内で学生ビザを申請する場合は$250の申請料金がかかります。

ビザの申請など英語がわからないと不安なこともあるでしょうが手順に従ってやればエージェントに頼まなくてもなんとかなるものです。
エージェントに丸投げしてしまうより自分でやる方が自信もつきます。
しかしエージェントを通して学校を決めると安くなる場合があったりビザの申請や生活面での無料サポートがあったりするのでその辺りは上手に利用しましょう。

高額な医療費、海外留学保険は必須

高額な医療費、海外留学保険は必須

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海外留学保険は必ず必要。

ニュージーランドの法律によって学校が認める補償内容が含まれている海外旅行保険を契約しなければなりません。
ニュージーランドの保険会社だと1ヶ月約1万円、年間だと約5万円。
日本の保険会社だと1ヶ月で約2万円、年間だと20万円以上になります。
高いですが日本語でのサポートが受けられたり病院などでキャッシュレスで支払えたりと便利なサービスが受けられます。

ニュージーランドでの歯の治療は保険が効かないのでかなりの高額になります。
筆者は奥歯の根幹治療に20万×2回、計40万円。
日本で治療を済ませておくか、心配な人は特約に歯の治療を付け加えておいた方がいいかもしれませんね。

渡航費はどれくらい?どこの航空会社を選べばいいの?

直行便があるのはどの航空会社?

直行便があるのはどの航空会社?

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航空券の費用について、日本からニュージーランドに行くには基本、直行便と乗り継ぎ便(一回)を利用。

直行便があるのはニュージーランド航空のみで、ここはノーチョイス。
ユニークな「機内安全ビデオ」やエコノミーの座席にフットレストがついていて3席分つなげるとベットのようになる「スカイカウチ」、ボタン一つで明るさが調節できる窓は青く光ってかなりクール。
スカイカウチ席が空席の場合、運が良ければ追加料金を払わずに乗せてもらえることもあるらしいのでCAさん達とはコミュニケーションをとるべし、日本からオークランド間の約11時間を快適に過ごせること間違いなし。

お得に購入、ニュージーランド航空の航空券

さて肝心の航空券はどれくらいかかるのでしょうか?

ハイシーズンは12月から2月。
ニュージーランドは南半球に位置しているのでこの時期は日本とは真逆の夏、その上クリスマスに年末年始の時期ですから当然価格は高くなります。
日にちやフライト時間によって違いますがだいたい往復で20万以上することもあります。
高いですね。

ローシーズンは5月と6月、最安値はだいたい往復で8万円弱。
ニュージーランド航空は年に何度がスペシャルがあるのでローシーズン以外でも往復で8万円弱で購入できます。
ちなみにスペシャルの金額は様々。
航空券の代金は平均すると10万円から15万円の間で考えておくと良いですね。

ここで一つ重要なこと。
ニュージーランド航空は「最低価格保証」という制度を取っていて旅行会社や格安チケットなどよりも安く購入できる保証を付けています。
航空券はニュージーランド航空のWEBサイトから購入するようにしましょう。

乗り継ぎ便で行く場合

乗り継ぎ1回の場合に利用できるメージャーな航空会社は大韓航空、キャセイパシフィック航空、中華航空、シンガポール航空、ジェットコースター航空です。

金額は年間を通してニュージーランド航空より少し安く9万から12万といったところでしょうか。
これらの航空会社にも不定期ですがスペシャルがでます。

シンガポール航空はほかの航空会社に比べて基本割高。

ジェットスター航空は安いのが売りなので格安で購入できる代わりに機内サービスや食事が付いていなかったり、荷物の重量制限などが厳しいので要注意。

中華航空は航空会社間の価格、サービス競争の影響か、かなりサービスも向上していて受託手荷物が2つ(23kg×2)無料だったりします。

OPENチケット、FIXチケット、往復か片道かなどいろいろなタイプのチケットがあるので選び方や時期で金額は大幅に異なってきます。
たくさんの情報を集めて上手に航空券をゲットできれば渡航代金は大幅に節約することができますね。

筆者のおすすめはやはり直行便のあるニュージーランド航空。
乗り継ぎの手間も省けサービスがよく日本のCAさんがいるので安心ですね。

学費はどれくらい?おすすめは英語プラスαと大学の語学学校

学費はどれくらい?おすすめは英語プラスαと大学の語学学校

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ポピュラーな語学留学の費用

語学学校は一番気軽にできる留学、そしてすべての留学の基本となる英語が学べます。
時期も選ばす、期間も一週間から一年までと自由に選ぶことができます。

語学学校の一般英語(General English コース)でフルタイムが27,000円から37,000円。
これに入学金約10,000円、教科書代約5,000円がかかります。
安い学校でもよい学校はありますし学校のネームバリューのせいで授業料が高い場合もあります。

語学学校には日本人のスタッフがいる場合があるので直接学校にコンタクトを取ってみるのも学校を失敗しないコツです。
学校によってはキャンペーンをやっていることもあるのでエージェントや学校のWEBサイトはマメにチェックすることをお勧めします。

英語で好きなことを学んでみよう!

英語で好きなことを学んでみよう!

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コースも豊富で英語プラスα、自分の興味のあるものや好きなことを学びながらだど語学の上達も早くなること間違いなしです。

語学留学+バリスタコース。
ニュージーランドはコーヒー好きが多い国、カフェ文化がとても発達しています。
いたるところにすてきなカフェがありおいしいコーヒーが飲めます。
一番お手軽に受講できるバリスタコースはとてもポピュラーです。
語学学校だけではなく地元のカフェなんかでも開催されているので地元の人と一緒に勉強できるチャンスですね。

学校で行われているバリスタのコースは数日から2週間のものまでありますが金額もさまざまで16,000円($200)から32,000円($400)ほど。
コースが終われば終了証を取得できるようです。

地元のカフェの場合、1日や2日のコースしかないようですが8,000円($100)から16,000円($200)。
こちらは地元の人たちと一緒に学ぶのでそれなりの英語力が必要ですが現地に触れるのによい機会なのでチャレンジしてみるのもよいかもしれませんね。

語学力向上間違いなし、大学のファンデーションコース

ニュージーランドの大学には留学生のための英語の基礎コース(ファンデーションコース)があります。
ここを卒業すると大学で勉強するだけの英語力があると認められ、その後大学に入学できます。
ほかにIELTSやTOEFLといった英語の試験を受ける方法もあります。

筆者は大学にある英語基礎コースに行きましたが語学学校に比べ授業の質も良く大半のクラスメイトは大学入学を目指しているので志が高く英語を勉強する環境としては最高でした。
費用はコースによって違いますが半年で約120万、1年で約230万ほどかかります。

住居費と生活費は地域によって違います!

住居費と生活費は地域によって違います!

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スタイルによって変わる住居費

ホームステイの場合、学校側が規定に沿って選んだホームステイ先で約15,000円~18,000円。
手数料などがあり少々高くつきますが安心して過ごせますね。

もっと安くしたい人はニュージーランドでの情報サイト(NZダイスキ)やスーパー、学校の掲示板で個人的に探すこともでき条件や交渉次第ではもっと安い物件も見つけられます。

語学留学の場合、学生寮のある学校を見つけるのはなかなか難しいようです。
学生用のアパートは比較的安くサービスや施設が整っていて安いところで週$55。

大学の寮は一年で135万~155万円、一日3食付き。
自炊の寮だと80万円前後します。

フラットは都市によって違いがあって北島オークランドでは家の価格が爆発的に上昇し家賃も年々高くなってきています。
街中や治安のよい住宅街では週$250、郊外で週$200。
首都ウエリントンでは週$200。
南島で一番大きな町クライストチャーチは週$180、観光の街クイーンズタウンは週$250学生の町ダニーデンは週$150。
地域によって違いますね。

意外と高いニュージーランドの生活費

生活費は自炊するなら約週$70。
外食の場合、テイクアウト約$15、カフェで食事約$20、コーヒー$4.50、ドミノピザ$5、レストランで食事約$20〜$30。
チャイニーズレストランなら同じ金額で量が増し増し。

よく物価を比較するときにコカ・コーラの金額を比べると良いと聞きましたがニュージーランドのコンビニでコカ・コーラを買うと500mlで$4。
衝撃的な金額。
クイーンズタウンなどの観光地では物価が高くさらに食費がかかりそうです。

交通費についてオークランドの場合、シティの中心地であれば1ドルで移動できますが1ゾーン$3.50で5ゾーンまであって最高$10。
HOTカードというカードを使えばだいぶお得、学生は学割が適用できます。
バス定期は150ドルから190ドル 。

携帯料金は月安いもので$15、プリペイド式だとトップアップの最低料金は$20、無くなり次第チャージしてつかいます。
あまり携帯を使わない人や同じ会社の携帯電話をつかえばテキストや通話が無料だったりするのでうまく使って通信料を節約しましょう。

学生ビザでも国が定める条件と合えば週20時間までアルバイトが認められていて現在のニュージーランドでの最低賃金は$15.75(2017年3月)です。
アルバイトが勉強の妨げにならなければ家賃と生活費はカバーできますね。
筆者としてはせっかくの留学、慣れない土地でのアルバイトはかなりの体力を消耗しますので学業に集中する事をオススメします。

その他の費用として旅費、せっかくニュージーランドに来たからには旅行にも行きたいですよね。
ほかにはお土産代。
海外生活何が起こるかわかりませんのでギリギリで予算を組まずいざという時のお金も準備しておきたいですね。

こんなにかかる留学費用、でも得られることもたくさん

こんなにかかる留学費用、でも得られることもたくさん

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実際こうやって見ていくと留学の目的や期間によって差はありますがかなりの出費になりますね。
出来るだけ情報を集め留学の目標をしっかり決めて有意義なニュージーランドでの学生生活をおくりたいですね。
海外での新しい出会いやサバイバルな生活は日本に居ては体験できない貴重な人生の糧となるはずです。
勇気を出して留学への第一歩を踏み出してください。
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