十勝の神秘!冬に出現する湖上の村と秘湯を訪ねて

札幌在住のライター、吉田匡和です。

子供のころから不思議なことが大好き。自分が生きているうちに、UFOでも幽霊でも、雪男でもネッシーでも、不思議が解明しないかと期待を寄せています。

今回、十勝に「冬だけ湖の上に現れる村がある」という情報が飛び込んできました。また「動物に囲まれて入る秘湯がある」という未確認情報も!

真相を確かめに行ってきました。

大空と大地

94010:大空と大地

撮影/吉田匡和

今回のスタート地点は帯広です。
見ての通りの晴天です!帯広には「大空町」という地名もあるんですよ。

ちなみに大相撲の元幕内「北勝鬨(きたかちどき)」は、大空中学校を卒業しています。

一度も噛まないで3回連続で「北勝鬨関(きたかちどきぜき)」っていえますか?

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撮影/吉田匡和

ホテルでメキシコ産のコーヒーを味わって出発までの時間を過ごします。
ミルクや砂糖を入れない方が、本来の味を純粋に楽しめます。

それをミルクを入れてから気づきましたとさ。

もう手遅れ!

どこまでも真っすぐに

94012:どこまでも真っすぐに

撮影/吉田匡和

十勝には、人が思い描く北海道の風景があります。

とにかく広く道はストレート。
すれ違う車はまばらです。

朝っぱらからブタになる!?

94013:朝っぱらからブタになる!?

撮影/吉田匡和

十勝といえば豚丼。
有名店に並ばなくてもコンビニでも売っていました。
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撮影/吉田匡和

タレも焼き具合もしっかりしていて結構うまいです。

コンビニグルメは侮れませんよ~

謎の村を求めて

94049:謎の村を求めて

撮影/吉田匡和

最初に然別湖を目指します。

そこに冬だけ現れる謎の村があるというのです。

ダイヤモンドだね

94016:ダイヤモンドだね

撮影/吉田匡和

気温はマイナス2度。

ダイヤモンドのようにキラキラ光る雪に、キタキツネの足跡が真っすぐに伸びています。

しかりべつ湖コタンに到着!

94017:しかりべつ湖コタンに到着!

撮影/吉田匡和

謎の村の正体は「しかりべつ湖コタン」でした!

1月から3月まで、凍りついた然別(しかりべつ)湖の上に、アイスロッジと呼ばれる雪の家が建設されています。

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撮影/吉田匡和

コタンとはアイヌ語で「集落」という意味です。
冬の観光客誘致のために始めて今年で36周年。
まるで氷上の楽園です。
スゴイ!

しかりべつ湖コタンの住所・アクセスや営業時間など

名称 しかりべつ湖コタン
住所 北海道河東郡鹿追町然別湖畔
営業時間・開場時間 6:30−22:00(1/28〜3/20)
利用料金や入場料 イベントによる
参考サイト http://www.nature-center.jp/kotan/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

アイスバーで一休み

94046:アイスバーで一休み

撮影/吉田匡和

氷のグラスを作るアイスファクトリーや、お酒やホットドリンクで体を温めることができるアイスバーも登場。

宿泊もOK

94021:宿泊もOK

撮影/吉田匡和

なんと、2月末まで1日2組限定で、アイスロッジに泊まることもできるのです!

アイスロッジ宿泊の代金はひとり11,500円。
マイナス20度まで対応できるシェラフが用意されいます。

挑戦してみます?

チャペルで結婚式をあげられます

94023:チャペルで結婚式をあげられます

撮影/吉田匡和

チャペルでは実際に結婚式を挙げることができます。
「来年、ここで式をあげないか?」なんていってみたいなぁ。

しょせん妻帯者には無理な話だなぁ。

凍った湖にありえないものが!

94024:凍った湖にありえないものが!

撮影/吉田匡和

極めつけはコレ!氷上露天風呂!凍った湖の上に雪で露天風呂を作っているのですよ!

どうだ、参ったか!

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撮影/吉田匡和

お湯は、近くのホテルからパイプで温泉を引いています。
至福とは、こういうことをいうんでしょうね。

いつまでも浸っていたい気分!

安心しないでください、履いてませんよ!

94027:安心しないでください、履いてませんよ!

撮影/吉田匡和

観光客の皆さん、入浴中は覗かないでくださいね!

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撮影/吉田匡和

後ろ髪を引かれつつも、次の目的地に向かうために車を走らせます。

峠を越えれば20分程度なのですが、冬季間通行止めのため1時間以上をかけて迂回しなくてはなりません。

でも、この風景を見られると思うと、迂回も全然苦になりませんよ~

幻の魚を食す

94029:幻の魚を食す

撮影/吉田匡和

鹿追やまべ園で昼食をとります。

大雪山系の山々から流れ出す清らかな水を使って店で、養殖した川魚は絶品!

まずは、然別湖周辺にしか生息しない「オショロコマ」の塩焼きです。

オショロコマの塩焼き

94030:オショロコマの塩焼き

撮影/吉田匡和

淡白な白身でありながら、奥深い味わいが最高。
絶妙な塩加減・焼き加減で、パリパリとした皮が格別です。

うまいなぁ。
たまんねぇなぁ。

しかりべつサーモン

94031:しかりべつサーモン

撮影/吉田匡和

こちらは、しかりべつサーモン(ニジマス)。
清らかな水で育っているだけあり上品な味わいです。

やっぱ、うまいなぁ、たまんねぇなぁ。

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撮影/吉田匡和

この店のメニューは、どれも他では食べられないものばかり。

しかし野菜サラダが「時価」っていうのも気になるなぁ。

鹿追やまべ園の住所・アクセスや営業時間など

名称 鹿追やまべ園
住所 北海道河東郡鹿追町東瓜幕西16選27−7
営業時間・開場時間 11:00−18:00
利用料金や入場料 オショロコマ塩焼き 750円
参考サイト http://www.yamabe-en.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ひがし大雪を目指す

94033:ひがし大雪を目指す

撮影/吉田匡和

上士幌の町で給油と買い物を済ませます。
ここでそれを怠ると大変!

何故なら、この先118㎞もガソリンスタンドがないのです。

まさに日本有数の人口希薄地帯。
これから向かう先は携帯電話も使えません。

隠したつもりはない秘湯

94034:隠したつもりはない秘湯

撮影/吉田匡和

ひたすらひがし大雪山の懐を目指します。

「ぬかびら源泉郷」を通過。
誰も隠していないのに”秘湯”と呼ばれる、浮かばれない温泉地です。
切ないものがありますね。

94035:

撮影/吉田匡和

幹線を一本曲がれば冬景色が広がります。
目的地はこの先です。

ぬかびら源泉郷の住所・アクセスや営業時間など

名称 ぬかびら源泉郷
住所 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://www.kamishihoro.info/sg_detail.php?id=15
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

秘湯中の秘湯・幌加温泉

94036:秘湯中の秘湯・幌加温泉

撮影/吉田匡和

今日の目的地はここ!幌加温泉 鹿の谷!人里離れた秘湯中の秘湯です。

耳の遠い、おばあさんが経営しています。
本人に精神力と体力がないので、常連さんが電話応対や除雪、風呂の掃除までやっています。

このギリギリ感がヤバイっす。

湯治場のため素泊まりのみとなっています。

94038:

撮影/吉田匡和

温泉はナトリウム泉、鉄鉱泉、カルシウム泉、硫黄泉と豊富。
それぞれ泉質の違う浴槽が元素記号のように並んでいます。

ちなみにトイレはアンモニア。
入るときは気合が必要です。

扉の向こうに信じられない光景が!

94040:扉の向こうに信じられない光景が!

撮影/吉田匡和

今回の絶景は、しかりべつ湖コタンだけではありませんよ!

露天風呂のドアを開けると、そこにいたのは...

露天風呂にエゾシカ

94043:露天風呂にエゾシカ

撮影/吉田匡和

なんとエゾシカだぁ!

見てるのか見られてるのかわからないけど、ありえない光景だぁ。

どうだ、参ったか!

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撮影/吉田匡和

何回も幌加温泉に来ている方に聴くと、「旅館の玄関にはよく現れるけど、露天風呂で見るのは初めて」とのこと。

湯あたりするくらい浸かりました。

一生忘れられない光景がありました

94042:一生忘れられない光景がありました

撮影/吉田匡和

夜の露天風呂は格別。

この日は満月で真っ暗な中、月だけがあたりを明るく照らしていました。

夜がこんなに明るいことを、初めて知りましたよ。

残された時間はわずか

94037:残された時間はわずか

撮影/吉田匡和

高齢のおばあさんが経営しているので、数年後には閉鎖されてしまう心配があります。

この絶景露天風呂が楽しめる期間はそう長くはありません。
できるだけ早いうちに訪れてくださいね。

幌加温泉 湯元鹿の谷の住所・アクセスや営業時間など

名称 幌加温泉 湯元鹿の谷
住所 北海道河東郡上士幌町幌加
営業時間・開場時間 日帰り入浴:8:00−20:00
利用料金や入場料 入浴500円 1泊4,000円〜
参考サイト http://www.nihon-kankou.or.jp/detail/01633dd5690171091
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

十勝の大自然は、想定外の楽しさがあります!

十勝は北海道でも大自然を感じられる場所です。

いつまでも楽しめるよう、永遠にこの環境を残していきたいですね。