東京ディズニーランドにある「蒸気船マークトウェイン号」の魅力

東京ディズニーランドには、魅力溢れるアトラクションが数多くありますが、のんびりと優雅に楽しめる「蒸気船マークトウェイン号」は唯一無二の存在。夜には煌くイルミネーションがライトアップされたロマンティックな船で、アメリカ河を満喫することができますよ。今回はその魅力をたっぷりお伝えしていきます!

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蒸気船マークトウェイン号とは?

「ウエスタンランド」にある蒸気船マークトウェイン号は「水上の宮殿」という名でも親しまれている4階建ての優雅な客船。

船に乗ってゆったりアメリカ河を一周約12分でめぐっていく、のんびり系のアトラクションです。

この船には「Marktwain Rivarboat」という英名が付いており、18世紀半ばのアメリカで実際によく航行していた、ショーボートがモデルになっています。

本物のショーボートの8分の5のスケールで設計されており、その重さは140トンもあります。

18世紀のアメリカでは、浅瀬の航行に適した「船尾式外輪船」という船が扱いやすく人気でした。
蒸気船マークトゥエイン号もそのタイプの船です。

けれど船尾式外輪船は映画に登場する「タイタニック」のような大型客船とは違い、とても軽いので強風や波には弱く、海上には向かない船。
そのため蒸気船マークトゥエイン号も強風時には運航休止になってしまいますのでご注意を。

待ち時間はどのくらい?

蒸気船マークトウェイン号の最大定員数は475名。
パーク内のアトラクションの中で最大の収容人数です。

ちなみにランドにあるシアタータイプのアトラクションの収容人数を例に挙げると「カントリーベア・シアター」は306名、「ミッキーのフィルーマジック」は454名となっています。

一度にたくさんのゲストを乗せることができるため、蒸気船マークトウェイン号の待ち時間は平均20~30分と比較的短いです。

乗船時間は約12分ですが、乗降時間などを合わせると、1回の乗船にかかる時間は約20分。
ゲスト達は前の航行の乗船から乗降までの時間を待ち、次回の航行まで乗り場で待機しているというイメージになります。

そのためパーク内がどんなに大混雑していても、安定した待ち時間ですむという訳です。

その反面、逆に閑散時には一定数のゲストが集まらないと出航してくれないという難点も。

混雑時の方が回転率アップするという珍しいアトラクションなのです。

赤ちゃん連れにおすすめ!ベビーカーごと乗せられる

パーク内には乗り物ではなく、自由に見てまわることができる「ウォークスルータイプ」アトラクションも存在します。

ベビーカーのまま楽しむことができるウォークスルータイプのアトラクションはパーク内にいくつかありますが、乗り物に乗って楽しむことができるアトラクションは蒸気船マークトウェイン号だけ。

1階デッキのみベビーカーを広げたまま乗船することが可能です。
一階デッキにはイスがいくつか置かれていますので、ママやパパはそばに座って楽しむことができますよ。

待っている間にベビーカーの中で子供が眠ってしまった場合でも大丈夫。
ねんね期の赤ちゃんと一緒に遊びに来た際におすすめのアトラクションです。

カップルにおすすめ!息を呑むほど美しい夜のライトアップ

昼間の乗船も素晴らしいですが、おすすめは夜!

夜には船体に飾られたライトアップが点灯し、船全体が幻想的な光に包まれます。
水に反射して輝く、逆さマークトウェイン号も素敵ですよ♡

昼間とは打って変わって一気にムーディな雰囲気に。

デートで遊びに来た際は、ぜひナイトクルージングをお楽しみください。

船上からの景色見どころ6選

蒸気船マークトウェイン号は、1階のメインデッキと2階のプロムナードデッキ、3階のテキサスデッキ、4階のキャノビーデッキに分かれており、好きな場所から景色を楽しむことができます。

デッキにはいくつかイスがありますが、数が少なく基本的には立って景色を楽しむスタイルです。

一番人気はやはり最上階の4階キャノビーデッキ。
爽やかな風を感じながら、西部開拓時代の大自然へと船旅を進めていきます。

ここからは、船上から見える素晴らしい景色の一部を6つご紹介していきます。

1.雄大な鉱山「ビッグサンダー・マウンテン」

船が出発してからはじめに見えてくる「ビッグサンダー・マウンテン」。
船内から眺めるその姿は実にダイナミック!

かつてこの山では金が掘り出せたとされ、ゴールドラッシュ時代には多くの鉱夫がこの場所へと集まりました。

また「ウエスタンリバー鉄道」も横を走り、鉄道に乗っているゲストと手を振り合うことができるかも?

いつも見るビッグサンダー・マウンテンとはまた違った姿を船内から楽しむことができます。

2.ビッグサンダー・マウンテンのレール下にもご注目!

出発してからすぐ左側に、ビッグサンダー・マウンテンの鉱山列車が走り抜けていくレールが見えてきます。

そのレールの下には、白鬚を生やしたおじいさんと一匹の犬が川岸で休んでいます。
かつての鉱夫でしょうか?

今はのんびり愛犬と一緒に釣りを楽しんでいるようですね。
こうした細かな演出もお見逃しなく♪

ちなみにこの近くの場所を通ると、船内で鉱夫にまつわる思い出話を船長がアナウンスしてくれていますので、よく聞いてみてくださいね。

またレールの下にいる鉱夫たちは、3階と4階デッキからでは見えませんので、見たい方は1階か2階のデッキに乗りましょう。

3.大冒険の島「トムソーヤ島」

船の右側に見える島はディズニー映画『トム・ソーヤーの大冒険』をテーマにした「トムソーヤ島」です。

「ウエスタンランド」内にこの島へ渡るためのいかだ乗り場があり、子供たちに大人気のプレイスポットとして知られています。

島内にはツリーハウスや吊り橋など冒険心をくすぐられる遊び場がいっぱい!

船内から元気に遊ぶ子供達の姿が眺められますよ。

4.燃えている小屋

しばらく船が進んでいくと、右側に炎を上げて燃えている小さな小屋が見えてきます。

この地域はとても空気が乾燥し、火事が起こりやすい環境です。
この小屋もちょっとしたミスで火事を引き起こしてしまったのかもしれませんね。

5.ネイティブアメリカンの集落

さらに船が進むとアメリカ西部開拓地の北部へとたどり着きます。
森の茂みからは、立派なツノを持つヘラジカなど野生の動物たちが顔を覗かせています。

さらに進むとネイティブアメリカンの集落も登場し、愛犬と釣りを楽しむ子供たちの姿や狩りをしている大人たちの様子を眺めることができますよ。

まさにディズニー映画『ポカホンタス』の世界が目の前に広がります。

6.船内から見るシンデレラ城の姿

船内からはシンデレラ城も眺めることができます。

右側には冒険とロマンに満ちた西部開拓時代の森、左側にはファンタジーな世界が広がるお城の風景が広がり、不思議なコントラストを楽しむことができるのも蒸気船マークトウェイン号の魅力。

蒸気船マークトウェイン号のトリビア3つ

ここからは蒸気船マークトウェイン号にまつわる面白いトリビアを3つご紹介していきます。
知ればもっと乗船が楽しくなること間違いありません♪

1.トムソーヤ島と蒸気船マークトウェイン号の深いつながり

「トムソーヤ島」のモデルとなった小説『トム・ソーヤーの冒険』の作者は、マーク・トウェイン(本名はサミュエル・ラングホーン・クレメンズ)。

ディズニーランドの創設者であるウォルト・ディズニーは『トム・ソーヤーの冒険』の大ファンだったそうです。

ウォルトは自身のテーマパークに大好きな小説のアトラクションをつくろうと考え、トムソーヤ島が誕生。
そしてその近くの川を走る船には、作者の名前を取って「マークトウェイン号」と名付けたのでした。

ちなみに物語の中にも実際にミシシッピ川を走る船が登場します。

2.船体には「浦安市」の文字が刻まれている!?

船体には漢字で「浦安市」という文字が書かれているのです。
外輪(スクリュー)の部分に書かれており、見られるタイミングは船が停泊している時だけ。

船体に書かれている理由は、国の法律で定められた「船舶法」を守るため。
それと同様に船体の前方、下のボディの部分にカタカナで「マークトウェイン」という文字も書かれています。

見た目は18世紀のアメリカ客船そのものですが、漢字を見るとどこかホッとするような、不思議な親しみを覚えますね。

3.昼と夜でBGMが違う!?

船内では「ランドルフノックス船長」と一等航海士「ジェイコブ・ブラッグス」のガイドアナウンスが流れ、2人が船の旅を盛り上げてくれています。

またBGMにはジャズが流れ、優雅な船旅を演出。
さらに夜になると明るく陽気なジャズから一転し、ロマンティックな音楽が流れます。

ちなみに18世紀アメリカの客船でも実際に船内でジャズ演奏が行われていたそうですよ。

また現在は無くなってしまいましたが、かつてこの蒸気船マークトウェイン号でも、七夕イベント期間中に、船内でジャズの生演奏が実施されていました。
その名残なのか、乗り場の一角に楽器のケースがたくさん置かれています。

ジャズ生演奏のイベントぜひ復活して欲しいですね♪

夢の旅路へいざ出航!

東京ディズニーランドの開園当時から、多くのゲストに親しまれてきた「蒸気船マークトウェイン号」。
オープニングセレモニーでは、実際にアメリカから運ばれてきたミシシッピ川の水が注ぎ込まれました。
新しいアトラクションが次々と登場する中で、オープン当初から長年愛され続けているとても貴重な存在。
この先も未来へ向かって、夢の旅路を進んでいきます。
photo by PIXTA , iStock and so on.