知識ゼロでも大丈夫!いちから知りたい留学基礎

海外留学というものには興味があるけれど、実際にどういうものなのか分からない…という方も多いのではないでしょうか? しかし興味がある程度では留学エージェントの説明会に参加するのも気が引けてしまう。心配はありません。ニュージーランドとオーストラリアに渡り二度の留学経験、またワーキングホリデーの経験もある筆者が留学に関する基礎についてお話したいと思います。

留学とは何か

留学とは何か

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「留学ね。
ああ、留学。」と漠然と留学という単語は知っていても、細かく知っている人は経験者以外にあまりいないのではないでしょうか? 今回はまず、留学とは何かということについてお話していきたいと思います。

留学といえば、海外留学。
近年日本では子どもが農村部に一時的に移り住み、自然に囲まれた生活の中で生きる知恵を学ぶ「山村留学」も有名になってきてはいますが、この記事でお話するのはあくまで「海外留学」です。

海外留学とは、一時的に生活の基盤を海外に移し勉強をすること。
目的は語学力の向上であったり、異文化交流体験、そして学校を卒業することなど、様々です。
期間も一週間から長ければ数年単位と自分で選び、国やタイミングなども自分のプランに合わせて決めることが出来ます。
自分の好きなように出来る留学ですが、その分自分の海外生活が上手くいくかいかないかも自分自身に掛かっているというわけですね。

海外留学のメリット・デメリット

海外留学のメリット・デメリット

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みなさんは海外留学というものにどういったイメージをお持ちでしょうか。

言語を身に付けられる? 海外の友達が増え、国際感覚を養える? 帰国後に進路の幅が広がる? もちろんそういう人もいれば、そうでない人もいます。
一概に“こうなれる”と決めて掛かれないのが海外留学の面白いところ。
何事にも良い部分も悪い部分もあって当然ですよね。
海外留学にも、メリットとデメリットが存在するんですよ。
メリットばかり追い求め、「こんなはずじゃなかった!」とならないようにしましょう。

語学だけではない「メリット」(1)

語学力が向上したり、日本では知り合えないであろう様々な国の人たちと交友関係を結べたり。
海外留学と聞いてまず始めに出てくるのがこのメリットの方かと思います。

日本は島国であり、歴史的にも封鎖された環境であったことで、独自の文化を築き上げたとても素晴らしい国です。
しかし海外では海外でしか経験出来ないことも山ほどあるんですよ。
確かに語学に磨きを掛けることは重要ですが、それだけでなくその土地、その国でしか経験出来ないことをたくさんしましょう。
それは必ず後々の糧になるはずです。

私はオーストラリアにいる際にスカイダイビングに挑戦したり、ニュージーランドでは羊と戯れたり、国内を小旅行したりと様々なことに触れ、人との触れ合いの中でとても多くのことを勉強しました。
これらは中々日本では出来ないことだと思います。

就職活動にも有利な「メリット」(2)

上記のことから、これをあまり留学の目的そのものにはして欲しくないのですが、留学をすると日本での就職の際に履歴書に書けるというメリットも。
語学力や行動力の証明にもなりますよ。
付加価値として頭に置いていただけたらと思います。

変わった自分に出会える「メリット」(3)

また、これは私自身経験したことなのですが、留学前と留学後では全く別の自分に出会えます。
親も友達も誰もいない状況でゼロから始めるというのは、体力的にも精神的にも想像するよりもずっと辛いものです。
それを乗り越えたということはとても誇らしく、渡航前の自分よりも遥かに自信が付いていることでしょう。

私は最初の留学前、人見知りで内向的、そして他人と会話するのが苦手な部分がありましたが、帰国後は親ですら驚くほど何でも自分ひとりの力で乗り越える力が付いていました。
自分に自信がない方にほど、ぜひ海外留学はお勧めしたいですね。

客観的に捉えられる「メリット」(4)

日本に対する愛着が湧くのもいいところ。
海外に出るとあまり気にすることのなかった日本という国家を客観的に見つめることが出来ますから、もちろん駄目なところにも気が付きますが、素晴らしい部分に気が付き自分が日本人であることが誇らしくなりますよ。

世界中にネットワーク「メリット」(5)

また、やはり交友関係は広がります。
特に現在ではFacebookやinstagramなど世界中の人々と繋がれるSNSがありますし、便利ですね。
海外生活を終えまた日本に帰って来たとしても、海外旅行などに行く際に現地に友達がいるということも。
留学生活はまさに一期一会、人との繋がりをより深く感じることが出来るでしょう。

こちらも調べておきたい「デメリット」(1)

留学といえば「語学力が上がる」「国際感覚を身に付けられる」「人とは違った経験が出来る」「海外生活を送れる」など、ついメリットが先行しがちです。
しかしそれは意外と落とし穴。
折角の海外生活ですから楽しむのはもちろん良いことなのですが、良いことばかり調べていると「こんなはずじゃなかった!」となってしまうんです。

思っていたことと違うと、些細なことで嫌になってしまうもの。
そうならないように、悪いことも調べておくのが留学生活を円満に送るための秘訣ですよ。

語学力で注意したい「デメリット」(2)

まず、語学力。
留学すれば語学力が上がると思っている方も多いのではないでしょうか?

しかし留学経験者であれば分かるはず。
どれだけ長く住んでいても、努力しなければ語学力が一向に上がらない人はたくさんいます。
海外にいるからと気を抜きだらだらしていては、帰国後に全く力になっていなかった…ということも考えられるのです。
私の知り合いにも、一年間海外に住みながら気付けば日常会話もままならなかった、という人もいるほど。
重要なのは楽しむこと、そしてモチベーションを保つことですね!

ストレスと上手く付き合っていくこと「デメリット」(2)

そして、乗り越えなければならないことが多いのも海外生活のデメリット。
日本にいても大変なことというのはとても多いものですよね。
しかしただでさえ悩みの尽きない日常生活、海外に渡ればストレスは何倍にも膨れ上がります。
日本では当たり前だった交友関係もゼロから始めなければならず、慣れない他言語での交流、文化の違いに対する戸惑いなど、越えていかなければならないとても大きな壁。
もちろん、これを乗り切れれば自信を持って帰国することが出来ますから安心して下さいね!

語学力の向上とともに…「デメリット」(3)

また、頑張れば頑張るほど、当然語学力は向上します。
しかし現地の言葉が堪能になるほど、日本語の能力は鈍くなるもの。
ふとした瞬間に単語が出てこなくなったり、言い回しが分からなくなったりと、母国語であっても能力は下がるものです。
これがまたストレス。
話せて当然の言葉だからこそ、ままならないというのはまた腹立たしいのですね。
そうならないためには、日本の家族や友達とたまに近況報告などをして、日本語力の維持に努めましょう。

ゼロから始めるということ「デメリット」(4)

そしてこちらが最大のデメリット。
それは「孤独感」です。
日本で築き上げてきた関係や環境などを一度リセットして海外に渡るわけですから、最初のうちはひとりで乗り越えていくしかありません。
そのうち現地でも人間関係というのはまた構築されていきます。
そのため、これに耐えられるか否かで今後の生活もがらりと変わってきますよ。
ずっと続くのではと思えるような孤独感ですが、決してそのようなことはありません。
乗り越えた先の未来は明るいはずです。

留学のタイミングは?

留学のタイミングは?

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海外には興味はあるけれど、実際に行くとなると話は別。
渡航するまでの道程を考えると、つい日本での生活を捨てられないという方も多いかと思います。
特に社会人であるならば、「長期休暇は取れないし…」「会社を辞めて渡航するのは怖い」「年齢も年齢だから今更…」と不安要素が頭をよぎるのは当然のこと。

しかし留学というのは遅過ぎるということも、早過ぎるということもありません。
「行きたい!」と思ったときはそのタイミングなのです。
勉強というのはモチベーションや意欲が全てですから、若いうちに行ったとしてもやる気がなかったら本末転倒。
海外で年齢を気にする人はあまりいません。
安心して、海外に向けて取り組んで下さいね。

たくさんある留学の種類

たくさんある留学の種類

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一括りに留学とはいっても、実は種類やスタイルが多岐に渡るのが海外留学というもの。
下記ではひとつひとつ、簡単に一体どのようなものがあるのかを見ていきましょう。

新たな挑戦をしたいなら「語学留学」

こちらが最もスタンダードな、そして一番気軽に留学というものに挑戦出来るスタイルかもしれません。
期間も短くて一週間からと自分で選ぶことが出来るので、自由がきくという点でもメリットは大きいですね。

さらに、このスタイルでは現地の語学学校に通うことになるわけですが、違う国から様々な人がその国の言葉を学ぶために集まっていますから、世界中にネットワークが出来ます。
ブラジルやアフリカ、ヨーロッパやアジアなど、自分が全く知らない国のことを当人たちから聞くのはとても面白いですよ。
常識が常識でないということを知る、良い機会です。

目的はそれぞれの「短期留学」

こちらは言葉通り、短期で留学をするというもの。
もちろん期間によては上記でご紹介した語学留学が含まれることもあります。
しかし語学留学と少々違うのは、語学学校に限らないという点です。

ときに現地学校によって開かれるサマープログラムであったり、中学校や高校への1ターム(学期)のみの留学であったりと、目的は様々。
期間はおおよそにして1週間から3ヶ月間の間と言われています。
つまり、国によっては学生ビザを取らなくてもいい長さということになりますね。

異文化を体験出来る「交換留学」

私費留学の人気が高まってきている近年、この言葉を聞く機会は減ってきているのではないでしょうか? しかし10年前、私が留学をしたいたときにはたくさんの交換留学生と出会いました。

この交換留学とは、ときに海外および日本の姉妹校同士で学生を交換したり、そのようなプログラムに参加し、互いの国の文化や言語などを交換するといったように、単位取得を目的としているわけではありません。
おおよその場合、日本の学校を休学して渡航という形になりますから、もちろん勉強しなくていいという意味ではありませんよ!

海外で経験したことを全て日本に持ち帰り、ぜひ見聞を広げて下さい。

とことん突き詰めたいなら「長期留学」

これは通常、短期留学以上のもの、つまり4ヶ月以上の期間海外で勉強することを言うことが多いように思います。
ただ留学というのは期間によってこれという定義がはっきりとしているわけではないですから、あくまで留学経験のある私が今までに聞いたことなどから個人的に判断しているものです。
3ヶ月でも長期、4ヶ月でも短期という方もいらっしゃるとは思いますよ。

さて、この長期留学。
単なる期間を指し示す言葉ですから、勉強スタイルは様々です。
語学学校もあれば、高校や大学など、現地の学校に通うこともあります。

語学は努力ですから、期間が長ければ長いほど上達するという単純なものではありません。
しかしながら、やはりそれだけチャンスが多いというのもまた事実。
着実に一歩一歩前進したいという方にお勧めです。

学歴に英語を交えたい!「卒業留学」

期間の話で言えば、長期留学の一種でもあります。

ただこちらの場合、目的は中学校や高校、専門学校や大学などの現地学校を卒業すること。
対して長期留学は必ずしもそうとは限りません。

さて、卒業留学の場合目的が「卒業」ですから、単位を取るために当然英語力は必要となってくるわけです。
特に大学などでは英語力の基準もありますし、試験では日本のように追試がなく、一度落ちてしまったら再度最初から授業を受け直さなければならないという厳しさ。
正直なところ、楽しんでばかりもいられないというのが事実です。

私もこれを経験しましたが、高校やカレッジに通っている間は睡眠時間を削って勉強したり、試験の前は必要以上の緊張を強いられたりなど大変なことの方が多くありました。

それも語学「を」勉強するのでなく、その国の言葉「で」何か他のものを学ぶということは努力なくして成功しないもの。
しかし終えたときには格段に成長している自分と出会えますよ。

可愛い子には旅をさせよ「高校留学」

以前はマイナーでしたが、近年では留学する人口も増え、若いうちから海外に飛び出していく挑戦者たちも多くなってきました。

これは文字通り、現地の高校に通うというものです。
私も高校生のときに初海外留学を経験しましたが、想像していたよりもずっと高校のうちから留学する人が多いことに気が付きました。

10代の脳みそは何でも吸収するスポンジですから、この時期の留学は人生を変えてしまえるほどの影響を持っています。
若いからこそ、親の有難みや友達の大事さも身に染みて分かるようになりますよ。

好きなことを好きなだけ「専門留学」

海外でこれを勉強したいというものがある方もいらっしゃるかと思います。
日本での生活も悪くないけれど、たとえば「アメリカでメイク技術を学びたい」「オーストラリアで観光学に触れてみたい」「ヨーロッパでパティシエの修行をしたい」など、その思いが叶えられる、「専門留学」。

自分の興味がある分野をとことん極限まで追求できるのですから、これほど幸せなことはないと思います。
オーストラリアやニュージーランドで受けられるバリスタコースなどのショートコースも含めれば、期間は1週間からと気軽に行くことが出来るのも特徴です。
もちろん数年単位で本格的に学ぶことも出来ます。

憧れのワードローブが着られる「大学・大学院留学」

インターネットで留学について調べていると、必ずといっていいほど出てくる真っ黒なワードローブを纏い、空に向かって高らかに帽子を放り投げている写真、見たことはないでしょうか? あれは大学や大学院を卒業した者だけが着用出来る証です。
海外留学を夢見る者にとっては憧れですよね。
一生記憶に残ること間違いなしでしょう。

海外の大学や大学院では、日本ではあまり聞かないような学部などもたくさんあり、自分の学びたいことに取り組むことが出来ます。

進学の際に自分の興味ある分野が中々見付からない場合、一度海外に目を向けてみるのもいいかもしれませんね。

ただし、ネックとなり得るのは費用問題。
入学すれば短くても1年以上、大学であれば3年ほど掛かりますから、それなりの覚悟は必要になってきます。
尤も、今は奨学金制度やローンなど、昔に比べて海外に出て行きやすい環境が日本でも確立されてきました。
気になる方はチェックしてみて下さい。

留学に年齢は関係ない「親子留学」

こちらは近年様々な留学エージェントなどでもプランとして提供されている、新しい留学スタイル。
小さな子どもと一緒に、親も留学するのです。
子どもは本場の空気が吸えますし、小さい子がいながら親も海外生活を楽しめる。
個人的には素晴らしいプランだと思っています。

期間は大体1週間から3ヶ月までとまちまちですが、基本的には短期のよう。
費用や目的などに合わせて決められるのがいいですよね。

私が最初に留学をしたのは16歳のときでしたが、その年齢ですら、初めて目にする外の世界は衝撃続きだったものです。
幼い頃に柔軟性を身に付けておくと、将来的にも役立つこと間違いなしですよ。

親のやりたいことを中心に考えるもよし、子どもに親が付き添うという形で留学するもよし。
自由にプランが組み立てられることが特徴です。

滞在先は同じになることがほとんどですが、日中は別行動。
親は語学学校などに通い、子どもは小学校などに通います。
やはり子どもを海外にひとりで出すとなると、親も大変なのが海外留学。

しかしこの親子留学では、ほどよく目を掛けられ、ほどよく子どもの自立を見守れるというのが最大のメリットかもしれませんね。

渡航国の選び方

渡航国の選び方

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最初からはっきりと「この国に興味がある」と言えるのがベストな形だとは思うのですが、とりあえず留学・海外生活に興味があるという方も多いのではないでしょうか。

もちろん、目的を定めることは何よりも重要です。
しかし、私は今までの経験から、ただ興味があるからという理由で始めてもいいと思っています。
好奇心や憧れから何かが見付かることもありますよ。

「言語」で選ぶ

さて、実際に留学するとなったら、重要なのは渡航国。
これは学びたい言語によっても変わってくると思います。
たとえばフランス語を学びたいのであれば、選択肢は自ずとフランス一択になってきますよね。

しかし世界共通語の英語圏に行きたいのであれば、選択肢はその分多くなってくるのも当然のこと。
言語で少しだけ選択の幅を狭めたら、次は以下の条件で探しましょう。

「費用」で選ぶ

留学をする上で、特に社会人の方などは自分で稼いだお金で行くわけですから、一番気になるのが費用だと思います。

行きたい国や目的が定まっていたとしても、これがどうにもならなければ先へは進めません。
逆に言うと、費用が捻出出来れば自由な渡航が可能になるわけでもありますね。

日本人にとって馴染みのある留学先、アメリカやイギリス、オーストラリアなどは留学費用も馬鹿にならないのが現実。
対してヨーロッパは国や留学スタイルによっては比較的安く行けることもあります。
北欧では無料で大学留学の出来る国もあるほどです。

費用を抑えた上で英語にこだわりたいという方は、今やシンガポールやマレーシア、フィリピンなどへのアジア留学もブームとなっています。

アメリカやイギリス、オーストラリアなどメジャーな国よりは格段に抑えた値段での留学が可能になりますよ。
その上同じレベルの英語を勉強出来るため、お勧めです。

「興味」で選ぶ

しかしそれでも迷ったというときは、興味のあることを考えてみましょう。
何に興味があり、どの国であればそれが出来るのか。

留学には困難が付きものですから、モチベーションが高くなければただ生活したというだけで何も得られずに終わってしまいます。
モチベーションを保つには、やりたいことをやり、興味に従ってとことん知的好奇心を追求するということが一番です。

留学エージェントは利用すべきか

留学エージェントは利用すべきか

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これは一概にはイエスともノーとも言い辛いのが事実です。

もちろん、留学エージェントなどを利用したからといってデメリットがあるというわけではありません。
ただ、留学するときというのは渡航者本人の意欲が強いことが多いですから、その場合、出来るだけ自分の力でやりたいという方もいることでしょう。
もしそうであれば、今はインターネットや書籍などのツールもあるため、調べながらでも充分に可能です。

ただ、渡航者が高校生以下の年齢だったり、海外渡航は初めてでひとりでは不安、といった方は、利用することをお勧めします。
予算が少ない方でも、今は無料留学エージェントが多くあるため無駄な出費なくアシストを得ることが可能ですよ。

無料エージェントはビザの申請などは自分でやらなければいけないことがほとんどですが、プラスアルファで費用を支払えばお手伝いしてくれることもありますから、色々探してみて下さいね。
留学エージェントごとに提供しているサポート内容が異なります。

また、渡航者が高校生以下の学生であった場合、もちろん本人のためということもありますが、親は心配するものです。
現地に頼れる人がいるのといないのとでは、まるで違います。
親を安心させてあげるためにも、ぜひ留学エージェントの利用を考えてみて下さいね。

留学すると決める時期

留学すると決める時期

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いざ留学というものに興味を持っても、渡航が実現するまでにどれほどの時間が掛かるのか、知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?

もちろん行きたい時期が決めるタイミングでもあるのですが、しかし留学というのは手間暇掛かる手続きが山ほどありますから、行きたいと思ってすぐに行けるわけではありませんよね。

留学を決定する時期というのは、早ければ早いほど良いと思います。
遅くても半年前。
決意した後は学校の選定や入学申込み、保険加入に滞在先手配と役所手続き…挙げ始めればキリが無いほどの準備に追われることになります。

その間も仕事や学校で毎日動けるわけではないでしょうから、余裕を見て行動するようにしましょう。
特にビザ関係や入学申込みなどは、直前になって間に合わなかったでは取り返しが付きません。

また、最初に学校の学期の開始時期などを確かめて、渡航したい日から逆算してみるのもいいですね。

気になる費用はどうなのか

気になる費用はどうなのか

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留学といえば、お金持ちがすること。
このイメージは現在も根強く残っているかもしれませんね。

しかし以前と比べて留学スタイルが格段に増えてきているこの時代、予算を抑えた留学も可能。
それでは、一体どうなっているのでしょうか?

これは、国やプラン、期間によってもまた変わってくるのですが、アメリカやイギリス、カナダなど人気の高い国への留学を考えている場合、1ヶ月大体25万円から40万円ほどになります。
これは滞在費も授業料も含めたトータルの金額。

最近有名になってきたフィリピンやマレーシアなど、東南アジアの国々への留学であれば、1ヶ月15万円から20万円程度と比較的安く行くことが出来るため、長期滞在でも遥かに現実的ですね。

ちなみにこれらは語学留学の費用です。
前者の国への大学留学であれば1年間、滞在費も込みで300万円以上掛かる場合がほとんどですから、それなりに覚悟が必要になってきます。
今は奨学金やローンなども充実していますから、調べてみて下さいね。

3種類の滞在方法

3種類の滞在方法

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次は、一時的とはいえ海外に移り住むのですから、何よりも必要になってくる「家」の話をしたいと思います。
これぞ日本では経験出来ないことですので、面白いですよ。

ネイティブの生活が経験出来る「ホームステイ」

ローカルの家庭に入り家族の一員として生活をする、「ホームステイ」。
高校生以下の場合、もしくは現地の生活スタイルを肌で感じたい場合はこの滞在方法をお勧めします。

食事も生活も言葉も、全てを現地の家族に合わせて行うため、その土地の文化や習慣を勉強したいのであれば一番良いスタイルでしょう。

ただ難点があるとすれば、このホームステイというのは運なのです。
海外のホームステイはビジネスライクに行われていることが多いため、自分に合う合わないが多くあります。

しかしそれもまたホームステイの醍醐味。
全てを楽しむ気持ちでチャレンジしてみて下さいね。

信頼出来る仲間が出来る「ドミトリー(寮)」

大学以上の留学をする場合、一番最初に選ぶと心強いのが「ドミトリー」。
これは英語で「寮」のことを言います。

大学や大学院の寮は敷地内、もしくは近隣にあることが多いですから、朝多少寝坊したりしても心配ないわけです。
ホームステイはやや郊外にあることもあるため、朝に弱い方は嬉しいですね。

また、同じ敷地内で生活するのは、世界各国から集まった同じ学校に通う人たち。
勉強で分からないことがあっても、すぐに聞ける相手がいるのは心強いものです。

共に苦難や困難を乗り越えて、強い絆を築き上げていって下さい。

自由な生活が手に入る「シェアハウス」

せっかく貴重な海外生活を経験するのですから、出来る限り自由に過ごしたいという方もいるかと思います。
そういった方にお勧め出来るのが、「シェアハウス」。
近年では、日本でも人気の出てきている居住方法の一種です。

ホームステイは門限はなくても遅くに帰るのは気を遣います。
また、寮も常に学校の勉強が付き纏うためゆっくり出来ないということもあるかもしれません。

それらに縛られることなく自由な生活を送れるのが、シェアハウスの良いところです。
勉強するときは勉強して、遊ぶときは遊ぶ。
日常生活にオンオフを付けられる方にお勧めです。

海外に持って行くと便利な物

海外に持って行くと便利な物

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海外に出ると身に染みて分かることですが、日本の製品、特に電化製品などはとても素晴らしいものです。
そこで、私が数度に渡り海外渡航をする際に持って行って良かったと思うものをいくつかご紹介したいと思います。

これだけは欠かせない「パソコン」

まずは、これがあるのと無いのとでは生活ががらりと変わってしまうもの。
ノートブックパソコンです。
私が最初に渡航した時代とは違い、今では本当に軽いパソコンが発売されていますから、気軽に持ち運ぶことも出来ますよ。
特に留学であれば、課題やリサーチなど、家で何かしらの作業をしなければならないことも多くなると思います。

もちろん学校にも学生使用可能のパソコンがあると思いますが、毎回学校まで行くのは億劫ですよね。

高価なものである必要は無いですから、渡航前に購入することをお勧めします。

女子には必要な「生理用品」

女性であれば月に一度は必ずくる避けられない現象。
それは海外の人も当然同じですから、生理用品自体は簡単に手に入ります。

しかしここで改めて強調したいのが、日本製品の性能は素晴らしいということです。
日本人からすれば、使いやすいのはこちら。
月に一度の頻度で来るからこそ、気持ち良く過ごしたいですよね。

海外で日本のものが手に入ることもありますが、やはり輸入品とあって非常に高価な値段設定となっています。

毎日使うから「文房具」

日本の文房具は、世界的に見ても非常に優秀であると思います。
そしてリーズナブルな価格での購入が可能。

私はニュージーランドやオーストラリアで数年ほど過ごしましたが、文房具は決して安いとは言えませんでした。
また、安いものを買うとすぐに壊れてしまったり色が出なくなったりと、つくづく日本製の良さを実感。
この文房具はお土産としても喜ばれる優れものですよ!

体調が悪いときに「風邪薬」

「薬なんてどこでも買えるのに…」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうです。
病院だけでなく、市販のものであればスーパーマーケットやコンビニなど、どこでも購入することが出来ます。

しかし薬というものは、現地の人に合わせて作られているのです。

日本人にとって、海外の薬は効果が強過ぎることもしばしば。
効き目は非常に早いですが、その分睡魔が襲ってきたり怠気を感じたりすることがありますから、持って行けるのであれば日本のものがあれば安心です。

私は渡航の際、必ずロキソニンとバファリン、パブロンエースを持って行くようにしていました。

海外どこへでも行ける「携帯電話」

海外に行く際に便利なのが、SIMロックフリーの携帯電話です。

日本の携帯電話は通常、auやdocomo、softbankなど回線ごとでSIMカードにロックが掛かっているため、これを解除しないとSIMを入れ替えても使えません。

海外ではSIMフリーの携帯電話が主流ですから、持っておくと便利ですね。
手持ちのものでも日本の携帯ショップに行けば、機種によっては解除出来ることもありますよ。

語学力の証明になるテスト

語学力の証明になるテスト

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たとえば海外の専門学校に入るとき、大学に進学するとき。
こういったときに自分の語学力の基準となるものは、一体何なのでしょうか?

日本で有名なのはTOEIC、または英検ですよね。
明確なルールは存在しませんが、就職活動をする際にこれ以上だったら表記しても恥ずかしくない、という暗黙の了解はあるように思います。

ここでは言語を英語と仮定して、お話しますね。

世界的に有名な「TOEFL(トーフル)」

Test of English as a Foreign Languageの略です。
これはアメリカ英語を基礎とする日本でも、大学在学中などに学部によっては受ける方もいるのではないでしょうか?

リーディング、ライティング、スピーキング、リスニングの4技能に渡り、試験が行われます。
合否形式ではなく、全員が同じテストを受け、点数が出るというシステムです。

アメリカ英語圏への留学では、このTOEFLの点数が求められます。

徐々に知れてきた「IELTS(アイエルツ)」

English as a Second Languageの略。
こちらはイギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどのイギリス英語を使う国での基準として求められることが多いです。

しかし難点は、TOEFLであればiBTテストでパソコンで受験出来るのに対し、このIELTSは全て手書きだというところですね。
4技能項目があるのはTOEFLと同じなのですが、ライティングなどは何百文字もひたすら書き続けるのは意外と辛かったりもします。

そして受験費用も安くはありません。
1回3万円弱しますから、遊び半分では受けられませんね。
本気で取り組む必要があります。

卒業後の進路

卒業後の進路

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様々な困難を乗り越え、無事に海外生活を終えてもまだ留学自体が完成したわけではありません。
卒業に近付いてくると、次に気になってくるのはその後の進路ではないでしょうか?

さて、ここまで来ると、進める道は多岐に渡ります。

まずは日本へ帰国して就職先を探す、もしくは元の仕事および学校に戻ること。
出国前よりも遥かに強くなった自分を家族や友達に自慢して下さい。

次に、大学・大学院留学をした場合、現地で仕事を探すことも出来ます。
留学する国によっては、学士号を取得したり一定の条件をクリアすると、卒業ビザといって、ビザスポンサーをしてくれる企業を探すための期間に1年以上の滞在を許可するビザを出してくれたりもしますよ。
興味のある国をリサーチしてみて下さい。

他にも様々な可能性があるというのが海外留学です。
何歳になっても新たなことに挑戦していきたいものですね。

可能性は無限大

性別も年齢も関係ない。
何も知らないゼロからの環境で生活をスタートさせるのは大変ですが、自由にありのままの自分を曝け出せるのが海外留学です。
もしかしたら、新しい自分に出会える可能性が眠っているかもしれませんよ。
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