京都観光の常連が伝授!京都観光の理想的な2泊3日のモデルコース3プラン

四季折々、季節を変えて楽しめる京都。今回は時間の余裕のある方に、じっくり楽しめる2泊3日のモデルコース。有名な定番のところからちょっとした穴場まで、京都に何度も訪れ歴史や文化を楽しんでいる筆者がおすすめするスポットを紹介します。行ったことある場所も行ったことない場所も、新しい気持ちで訪れてみてはいかがでしょうか。

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1.京都観光の2泊3日プランその1「京都市内最強効率ルート」

京都で人気のある所と言えば、東山と嵐山ですね。
どの季節も混雑している観光地です。
今回はこのルートではその人気の2か所に加え、世界遺産にも登録されている宇治に少し足を伸ばしてのんびりまわるルートをご紹介します。
京都は初めて、あまり行ったことがないから京都を存分に味わいたい、という方にオススメのルートですよ。

【プラン1での工程】

1日目:嵐山ルート

2日目:東山ルート

3日目:宇治ルート

朝9時に京都駅に到着!

電車の場合、新幹線では東京から2時間15分、名古屋から約1時間、博多から約3時間。

大阪や名古屋からは新快速や特急も利用できます。

飛行機の場合は伊丹空港を利用してください。

伊丹空港からはリムジンバスで約50分。

関西空港だと特急で80分かかりますので伊丹空港の方が便利です。

低コストでお考えなら高速バスがおすすめ。

主要都市から京都まではだいたいありますので、夜行バスで長時間移動でも問題なければバスの移動もありです。

もし早朝に着いたら、時間の過ごし方について紹介します。

■1.早朝からやっている喫茶店でモーニング

京都駅周辺には、6時からやっている喫茶店がいくつかあります。

モーニングは設定料金もお財布に優しいので、京都駅でモーニングを食べるのも目的にいれてみてはいかがでしょうか。

■2.京都タワーの大浴場~YUU~でさっぱりと

朝の7時から営業しています。

平日は750円、土日祝日は890円、フェイスタオルが1枚無料で付きます。

身体をさっぱりとしてからお出かけできます。

■3.マンガ喫茶で時間を過ごす

京都駅周辺にはマンガ喫茶がいくつかあります。

中にはシャワーがないところもあるので、シャワーを利用したい方はお店に確認してから入店してください。

■4.夜行バスのラウンジを利用する

京都VI`Pラウンジが京都駅徒歩5分のところにあります。

VIPライナーを利用された方は無料、一般の方は1時間300円から600円で利用ができます。

朝5:45から営業しています。

いずれものんびりと過ごしすぎないようにしてくださいね。

1-1.1日目は嵐山を満喫しよう

京都の中でも人気ある嵐山。
どの季節もいつも混んでますが、ショッピング、おしゃれなカフェなどとても楽しく過ごせます。
四季折々景色を変え、お寺巡りや観光も充実しているので、いつ行っても飽きることがありません。
今回は嵐山の有名な観光名所を含め、船遊びを含めた観光を紹介します。

【1日目の工程】

天龍寺→弘源寺→渡月橋→船遊び→野宮神社

(1)嵐山の世界遺産、天龍寺へ

(1)嵐山の世界遺産、天龍寺へ

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日本最初の禅寺である檀林寺があり、その後は亀山天皇によって離宮が造営され、足利尊氏が後醍醐天皇を弔うため創建した寺院。
現在も広い敷地ですがかつては渡月橋や亀山公園も境内だったということで驚きです。
嵐山の観光として場所も行きやすく、世界遺産に登録されていますので、まだ訪れたことない方はぜひ足を運んでください。
天龍寺では法堂の雲龍図、約1200坪もある曹源池庭園が見どころ。
雲龍図は特別公開時のみになりますが、「八方にらみ」で描かれどこにいっても龍に睨まれるので大変不思議です。
曹源池庭園は座って眺めることを考えて造られた庭園なので、のんびり座って眺めてくださいね。
他にも敷地が広く見どころ満載なので、境内散策をお楽しみください。

(2)春と秋の特別公開、弘源寺へ

(2)春と秋の特別公開、弘源寺へ

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春と秋の特別公開時に拝観できる天龍寺の塔頭寺院。
こちらの寺院では枯山水庭園の「虎嘯の庭」、重要文化財の毘沙門天立像を始め、名画家の作品などたくさんの見どころがあります。
特におすすめなのが虎嘯の庭。
嵐山を借景にゆっくりと時間が流れています。
また歴史好きな方には、本堂に幕末の長州藩が試し切りをした刀傷がありますよ。
公開時期は限られていますが、ぜひお立ち寄りいただきたい寺院の一つです。

(3)あぶらとり紙で有名な、「よーじやカフェ 嵯峨野嵐山店」でランチ

あぶらとり紙で有名なよーじや。
そのカフェでランチはいかがですか?こちらのお店でおすすめなのが和風オムライス。
オムライスといえばケチャップのイメージが強いですが、こちらではほんのり出汁のきいたあんがかかっていて新食感でとても美味しくいただけます。
またラテアートはオリジナルキャラの顔が描かれていてとても楽しいですよ。
お腹に余裕があったらぜひデザートもお試しくださいね。

(4)嵐山のシンボル、渡月橋を渡ろう

(4)嵐山のシンボル、渡月橋を渡ろう

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嵐山を代表する渡月橋。
嵐山の写真といえば渡月橋がほとんどですよね。
亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と感想を洩らしたことからこの名がついています。
渡月橋には様々な逸話やジンクスがありますが、実際悪いこと起きたという話は聞いたことがないのでご安心ください。
信じる方は橋の上で振り向かないようにしてくださいね。
渡月橋は季節によってまったく別の世界が広がります。
春は桜、秋は紅葉が美しく、気持ちいい風の中景色を楽しみながら渡ってみてくださいね。

(5)嵐山で船遊びを楽しもう

平安時代にお公家様が舟遊びをしたことに発し、現在は屋形船で船遊びができますよ。
四季折々の自然を楽しめることはもちろん、船頭さんのお話がとても楽しいです。
毎年5月には車折神社の三船祭が行われ、平安時代の船遊びをみることができます。
投げ入れられた扇子を拾うと良いことがあるので、みんなこぞって扇子を拾います。
濡れた扇子をいれるビニール袋は必須。
また夏には鵜飼が行われ、嵐山の夜景と鵜飼を楽しめます。
嵐山の自然の中、徒歩とは違う観光が楽しめますよ。
また手漕ぎボートもありますので、船頭さんの話を聞きたい方は屋形船、自分でゆっくり楽しみたいという方は手漕ぎボートでそれぞれのスタイルでのんびり船遊びを。

(6)歴史ある源氏物語ゆかりの神社、野宮神社へ

(6)歴史ある源氏物語ゆかりの神社、野宮神社へ

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船で楽しんだ後は嵐山。
嵯峨野名物の竹林へ。
その竹林の中にあるのが野宮神社です。
伊勢神宮に仕える斎宮が伊勢へ向かう前に身を清めた「野宮」に由来した歴史ある神社。
この野宮神社は源氏物語の舞台にもなっている歴史があるところ。
源氏物語が好きな方はぜひお立ち寄りくださいね。
また日本最古の「黒木鳥居」があり、他にもクロモジで作られた小柴垣や「野宮じゅうたん苔」で知られる庭園、大黒天に参詣した後はお祈りしながらさすると願いか叶うと言われている神石(亀石)など野宮神社でしかみることができないところがたくさんあります。

(7)京町家の隠れ宿、「京小宿 室町 ゆとね 」

京町家の隠れ家として2016年12月にオープンした宿。
全7部屋はすべて違ったつくりになっており、町家の雰囲気を残しながら和モダンの新鮮さがある落ち着いた宿です。
宿の周りにお食事処はたくさんあるのですが、こちらにお泊りの際はぜひ夕食もこちらの宿で。
四季折々の京都の素材をふんだんに使い、器にもこだわりがあり、美しく美味しい料理を味わえますよ。

1-2.2日目は東山を満喫しよう

京都の中でも一番人気といってもいいほど、有名なお寺や観光名所がたくさんあるのが東山。
1日目の嵐山と同様、いつの季節も多くの観光客が集まるところです。
魅力もたくさん詰まっているので、季節を変えて訪れると、違う景色が見えてきますよ。
比較的すている時間帯を狙って、お寺巡りやショッピングなど、東山を満喫しましょう。

【2日目の工程】

清水寺→地主神社→二寧坂、産寧坂→高台寺→銀閣寺→知恩院

(1)京都のシンボル、清水寺へ

(1)京都のシンボル、清水寺へ

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京都といえば誰もが名前をあげる清水寺。
見どころはなんといっても本堂の舞台ですね。
もともと芸能を奉納する場所で、釘が1本も使われていないのは驚きです。
こちらの舞台からの眺めは爽快なので、ぜひ一度訪れてみてください。
その他にも、三重塔として日本一を誇る三重塔、清水寺の名前の由来になった音羽の滝など境内散策が楽しめます。

有名なだけあっていつも混雑していますので、午前中の拝観がおすすめ。
朝6時から開門していますので、のんびり参拝したい方は早朝から。
ホテルで朝食をとられる方は朝食後に早めに訪れるとゆっくり参拝できますよ。
ただし早朝は周辺のお店はあいておりませんので、お気を付けくださいね。

(2)縁結びのパワースポット、地主神社へ

(2)縁結びのパワースポット、地主神社へ

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日本の建国以前に創建と言われる歴史ある神社。
本殿前にある恋占いの石は縄文時代のものだと証明されました。
最近は縁結びのご利益で、全国の多くの女性が参拝に訪れています。
他にも子授け安産、芸能と長寿、旅行安全・交通安全、知恵と才能などのご利益ある神様が祀られてますので、男性の方もぜひ参拝されてみてください。
こちらでは、目を閉じて片方の石から反対側まで歩けるまで何回かかるかで占う恋占いがありますが、境内はそんなに広くなく人も多いので周りの人の迷惑にならないよう十分に配慮してくださいね。

(3)二寧坂、産寧坂でショッピングや食べ歩き

(3)二寧坂、産寧坂でショッピングや食べ歩き

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二寧坂、産寧坂は清水寺の参道で、秀吉の正室ねねからその名が付けられたと言われています。
石段が続き、人も大変多いので気を付けて歩いてくださいね。
この坂はお土産屋さんや食べ歩きが楽しめます。
京都のお菓子はもちろん、七味唐辛子のお店、清水焼のお店も数多くありますのでショッピングが楽しめますよ。
また食べ歩きできるお菓子やコロッケもたくさん売ってますよ。
午後から夜にかけてどんどん人が多くなりますが、午前中なら比較的ゆっくり散策できます。

(4)ねねゆかりのお寺、高台寺へ

(4)ねねゆかりのお寺、高台寺へ

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秀吉の正室ねねが、秀吉亡き後に夫を弔うため創建したお寺です。
境内はとても広く、重要文化財が数多くあり、庭園は四季折々の景色が楽しめますよ。
伏見城の城門を移築した表門、秀吉の御座舟とねねの御所車の天井を用いて作られた開山堂、秀吉とねねの木造を安置している霊屋、ねねが秀吉を偲びながら月をみたと言われる観月台、霊屋と開山堂を結ぶ臥龍廊、伏見城から移築した傘亭、同じく伏見城から移築し珍しい2階建ての時雨亭。
どれもそれぞれの趣があり、ねねを偲ぶことができます。

(5)築130年の町家でランチ、「豆水楼 祇園店」

築130年の町家をそのままに、四季折々の季節の素材を使用した、美味しい料理がいただけます。
特に豆腐は国内大豆100%。
口元まろやかで溶ける様な食感で、最後まで美味しくいただけます。
外の賑やかな雰囲気とはがらっと変わり、落ち着いた中でゆっくりと美味しいお食事を楽しんでください。

(6)いぶし銀の美しさ、銀閣寺へ

(6)いぶし銀の美しさ、銀閣寺へ

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四条からバスで約30分。
東山を代表する銀閣寺は正式名を「慈照寺」と言います。
室町幕府の8代将軍、足利義政が金閣寺を模して造営されました。
金閣寺、銀閣寺とも京都の今出川にある相国寺の塔頭寺院になります。

銀閣寺では銀が使われていないのはご存知ですか?なぜこの名が付いたかは諸説ありますが、資金難で銀が貼れなかったとか、義政は「いぶし銀」のような風流を求めたので最初から貼る予定がなかったなど様々です。
銀閣寺の見どころは山荘だった歴史があることから、庭園が見事。
庭園は江戸時代に改修され当時の面影とは異なりますが、本堂前にある銀沙灘と向月台が印象的で、清々しい空気の中のんびり散策できますよ。

(7)浄土宗総本山の広い境内、知恩院へ

(7)浄土宗総本山の広い境内、知恩院へ

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浄土宗の総本山。
総本山なだけあって境内は広く、見どころはたくさんあります。
まず目につくのが徳川2代将軍、秀忠によって寄進された大きな三門。
三門の中では日本一で奈良の東大寺より大きいものです。
他にも徳川3代将軍家光が寄進した葺残しの瓦が残る御影堂(本堂)、狩野一派の豪華な書院建築の大方丈、北庭と南庭に分かれる方丈庭園など、国宝や重要文化財が多くありますので散策してみてくださいね。
また知恩院には七不思議、鴬張りの廊下、白木の棺、抜け雀、三方正面真向の猫、大杓子、瓜生石、忘れ傘があります。
非公開になっているものもありますが、この機会に拝観してみてはいかがでしょうか?

(8)朝食が絶品、「SAKURA TERRACE京都」で宿泊

京都駅から徒歩6分のところにある、ゆったりとした空間が流れる癒しのホテル。
のんびりと過ごせるテラスを始め、井戸水を沸かした大浴場、清潔感あふれるお部屋でのんびりと過ごせます。
なんといってもここの朝食はおすすめ。
焼きたてのパンを始め、手作りサンドイッチや季節のスープなど、目でも楽しめる美味しい朝食です。
旅の疲れが癒され、朝食で元気が出ること間違いなしですよ。

1-3.3日目は宇治まで足を伸ばしてみよう

「源氏物語」の「宇治十帖」の舞台になった宇治。
平安時代から貴族の別荘地が営まれたところです。
宇治茶や世界遺産などで名前を聞いたことある人は多いですよね。
京都市街地とは違い、また別の京都が宇治にあります。
京都駅から電車で約20分弱と交通便も良いので、ぜひこの機会に足を伸ばしてくださいね。

【3日目の工程】

平等院鳳凰堂→源氏物語ミュージアム→宇治神社→宇治上神社→三室戸寺

(1)宇治を代表する世界遺産、平等院鳳凰堂へ

(1)宇治を代表する世界遺産、平等院鳳凰堂へ

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10円玉で誰もが知っている平等院。
現在の平等院は光源氏のモデルになった源融の別荘が宇多天皇に渡り、その後は藤原道長の別荘地になり、道長の子藤原頼通が平等院としたことから始まります。
これだけ見ても歴史がありますよね。
平等院と言えばなんといっても鳳凰堂。
極楽の池に浮かぶ宮殿のように見えると言われています。
鳳凰堂内には国宝の阿弥陀如来。
平等院内にあるミュージアムには実物の鳳凰が展示してありますので、ぜひじっくり鑑賞してください。
鳳凰堂は決まった時間に現地で予約が必要です。
それまでは庭園でのんびり過ごせますよ。
また池をはさんだところからは10円玉と同じ風景の写真が撮れますので、ぜひ記念の一枚を。

(2)安政元年創業のお茶の老舗、「中村藤吉 平等院店」でランチ

宇治はお茶が有名ですよね。
その中でもおすすめなのが「中村藤吉」。
平等院店は江戸時代からの料亭旅館菊谷を改修したもので、重要文化的景観に選定された落ち着いた雰囲気です。
こちらでは甘味が美味しいですが、お腹が空いてなくても不思議と美味しくいただける茶そばがおすすめ。
お腹に余裕があったら生茶ゼリーやソフトクリーム、ぜんざいなどお茶のスイーツが楽しめますので食べてみてくださいね。
また店舗ではお茶も販売しています。
深みのあるお茶をご自宅でもお土産にでも、いかがでしょうか?

(3)源氏物語をもっと知ろう、源氏物語ミュージアムへ

宇治は「源氏物語」の「宇治十帖」の舞台となったゆかりの地。
宇治十帖は光源氏が亡くなった後、光源氏の子どもである薫の悲恋のお話です。
そんな源氏物語をもっと詳しく知ってみませんか?こちらのミュージアムには「源氏物語」の幻の写本と言われる「大沢本」を始め、源氏物語に関する資料がたくさんありますよ。
源氏物語を知っている人も知らない人も楽しめるミュージアムです。

(4)ウサギは神の使い、宇治神社へ

(4)ウサギは神の使い、宇治神社へ

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かつては応神天皇の離宮があり、その皇子菟道稚郎子を祀ったとても歴史のある神社。
次に訪れる宇治上神社とは「宇治神社二座」で対になっていますので、ぜひ足を運んでいただきたい神社です。
この神社の本殿は重要文化財で、学問にご利益がありますよ。
また兎楽の樹という名前のついた楠。
道に迷われた御祀神を一匹のウサギが振り返りながらここまで連れてきたので、この地ではウサギは神様のお使いとされてます。
手水舎もウサギがモチーフになってますので、ぜひご覧くださいね。

(5)現存する最古の神社建築、宇治上神社へ

(5)現存する最古の神社建築、宇治上神社へ

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現存する日本最古の神社建築と言われている宇治上神社。
創建時代は不明ですが本殿は平安時代に造営されました。
明治以前は宇治上神社は「上社」「本宮」、宇治神社は「下社」「若宮」と呼ばれ、2つの神社をあわせて「宇治離宮明神(八幡宮)」と総称されてました。
この神社の見どころは、国宝である本殿と拝殿。
本殿は覆屋が一体となった構造となっていて、左に菟道稚郎子、中央に応神天皇、右に仁徳天皇が祀られています。
またその他に、宇治6水の一つ、桐原水と呼ばれる湧き水があります。
他の5水は枯れてしまい、現存するのはここだけですのでぜひ水を手に取って見てくださいね。
そのままでは飲めませんのでご注意を。
自然あふれる静かな空気の中、ゆっくりと散策できます。

(6)四季折々花が楽しめる花寺、三室戸寺へ

(6)四季折々花が楽しめる花寺、三室戸寺へ

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奈良時代の創建と言われる歴史ある寺院。
西国三十三所巡礼の一つでもあるこちらのお寺はツツジやアジサイ、シャクナゲ、ハス、ハギなど四季折々の花が咲くことから花寺と呼ばれています。
特に4月末から咲く2万株あるツツジ、6月の1万株あるアジサイの季節は見事。
シャクナゲもツツジと同時期に1000株咲きますので花めぐり散策をしてみてはいかがでしょうか?秋には紅葉の名所としても知られ、春とは全く違う幻想的な世界が広がります。
またこちらのお寺は狛犬ではなく、珍しい狛ウサギと狛蛇がありますよ。
卯年、巳年の方は必見ですね。

帰りの時間まで京都を楽しもう!

京都駅から新幹線の終電は、東京まで21:37、名古屋22:46、博多まで21:10(2017.2.27現在)。

飛行機の場合は、伊丹空港の最終便は19時から19時半と早いので、観光などどれか抜いて時間に余裕をもって空港に向かってください。

伊丹空港でお土産は買えますが、京都特有なものではなく関西全体のお土産が多いのでご注意ください。

京都駅周辺にはたくさんの京都土産がありますので、夕食処とあわせて後ほどおすすめを紹介します。

夜行バスの時刻が遅めならここがおすすめ

早朝の時間の過ごし方と同じところもありますが、おすすめの場所を紹介します。

1.遅くまでやっているカフェ

京都駅周辺には23時までやっているカフェがいくつかあります。

2.京都タワー大浴場でゆっくりと

22:00(最終入場21:30)まで営業しています。

旅の疲れを癒しても良いでしょう。

3.マンガ喫茶やカラオケで時間を過ごす

京都駅周辺にはマンガ喫茶やカラオケなどの娯楽施設がいくつもあります。

4.夜行バスのラウンジを利用する

京都VIPラウンジが京都駅徒歩5分のところにあります。

VIPライナーをこれから利用する方は無料、一般の方は1時間600円で利用ができます。

24:10まで営業しています。

2.京都観光の2泊3日プランその2「レンタカー借りてドライブでいくコース」

京都はバスや電車が多いので観光に困ることはありませんが、そんなバスや電車では行きにくいドライブコースを紹介します。
有名なお寺巡りは終わったので、他のところに行ってみたいという方にオススメですよ。
人気ところではない少々穴場のところもありますので、人も多くなく、ゆっくりまわれますよ。
ただし、京都は一方交通のところが多いので、運転にはお気を付けください。
また山道も中にはありますので、歩きやすい服や靴でお出かけくださいね。

【プラン2での工程】

1日目:大原野ルート

2日目:京田辺市ルート

3日目:大原ルート

朝9時に京都駅に到着!京都駅でレンタカーを手配しよう

京都駅周辺には、ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー、日産レンタカーなどお店が揃ってますので、車を借りるのに不便しません。

ツアーで旅行の方は、オプションのレンタカーの方が安い場合もありますよ。

夜行バスでのご旅行の方は早朝に到着するケースが多いので、プランその1の過ごし方をご参考ください。

2-1.1日目は桂昌院ゆかりの地、大原野へ

京都の南西に位置する、西山とよばれる「大原野」。
桂昌院ゆかりの寺院が多く存在し、自然に囲まれながら気持ちよく散策してみませんか?大原野は筍が有名で、ドライブしながら竹も多く見ることができます。
坂道が多いところもありますので、動きやすい服装や靴でお出かけしてくださいね。

【1日目の工程】

善峯寺→金蔵寺→正法寺→勝持寺→智積院

(1)桂昌院ゆかりの寺、善峯寺へ

(1)桂昌院ゆかりの寺、善峯寺へ

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西国三十三ヵ所の札所にもなっている寺院。
江戸幕府5代将軍綱吉の母、桂昌院ゆかりのお寺としてしられ、応仁の乱で伽藍が焼失した際、出生時も縁があった桂昌院が寄進されています。
それ以前から皇室との繋がりが深く「西山門跡」と呼ばれていました。
広大な境内は坂が山道で坂が多いので、歩きやすい服装がおすすめですよ。
境内には国の天然記念物である遊龍の松、桂昌院お手植えの桜として伝えられている樹齢300年の巨大桜、約1万株あるアジサイなど見どころはたくさん。
春には桜、秋には紅葉も見事ですので、どの季節に訪れても気持ちよく散策できますよ。

(2)地元野菜を使った漬物が美味しい、「よしみね乃里」でランチ

善峯寺の参道にある、大きな観音様が目印のよしみね乃里。
こちらでは地元農家から取り寄せた野菜で作った自家製京漬物がとても美味しく、季節のお料理がお腹いっぱいいただけますよ。
春は筍の里である大原野ならではの筍料理。
秋は香りで食がそそられる松茸料理。
定食やセット料理にすれば、自家製京漬物や自家製佃煮も一緒にいただけるのでお得感満載です。
漬物などはお店の売店でも購入できますので、お好きなものをお土産にどうぞ。

(3)今昔物語にも登場する、金蔵寺へ

(3)今昔物語にも登場する、金蔵寺へ

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元正天皇の勅願で創建された歴史ある寺院。
こちらのお寺も善峯寺同様、応仁の乱で焼失した際、桂昌院の寄進で再興されました。
鎮守社の奥に桂昌院の塔があります。
高さ約12メートルもある産の滝、鳥帽子岩、影向岩などみどころはたくさん。
見晴らし台からは京都市街が一望でき、比叡山も眺めることができます。
特に紅葉の季節は見事で、真っ赤に染まる境内散策は気持ちがいいですよ。
小塩山の中腹にあり、アクセスが不便なため穴場です。
道中一部細い道がありますのでご注意くださいね。

(4)お抹茶を飲みながら庭園が眺められる、正法寺へ

(4)お抹茶を飲みながら庭園が眺められる、正法寺へ

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754年智威大徳が修行した坊に始まった歴史ある寺院。
こちらの寺院は境内は広くありませんが、庭園を眺めながら京都市街を背景にお抹茶をいただける、ゆっくりと時間が流れるところです。
庭園には動物の形をした、巨大な石200トンを集めているので「石の寺」と呼ばれています。
以前は境内南に千原池が広がり巨石庭園とのコラボが楽しめましたが、残念ながら京都第二外環状道路の建設のため以前の景観は失われてしまいました。
しかしながら特に春の桜が咲いた巨石庭園は大変見事ですよ。

(5)西行ゆかりの花の寺、勝持寺へ

(5)西行ゆかりの花の寺、勝持寺へ

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白鳳時代の創建と言われる歴史ある寺院。
西行が植えたとされる「西行桜」があることから、花の寺と呼ばれています。
現在の桜は三代目にあたります。
この西行桜が咲く春もおすすめですが、秋の紅葉もおすすめ。
この辺りは応仁の乱で焼失してしまったところが多いですが、仁王門だけ難を逃れ、平安時代のものがそのまま残ってますよ。
その仁王門を抜けて、気持ちいい風の中寺院への参道は、新緑の季節も紅葉の季節も美しいですよ。
また応仁の乱後、桂昌院が帰依したことから桂昌院ゆかりのお寺でもあります。
境内はそこまで広くありませんが、西行の過ごした寺院を散策してみてくださいね。
2月は一般参拝ができませんのでご注意ください。

(6)京都の宿坊に泊まってみよう、「智積院会館」へ

宿坊とは寺社に参詣した人が泊まれるところ。
京都には宿坊がいくつかあり、お寺自体に宿泊できるところと併設された会館などに宿泊できるところがあります。
お寺に宿泊する場合はタオルは寝着など持参しなければいけないところが多く荷物が増えてしまうので、今回はアメニティも常備された宿坊を紹介します。
七条にある智積院。
智積院に入ると横に智積院会館があり、そこで宿泊ができます。
夕食は京料理と精進料理が選べますが、せっかくなので精進料理を体験してみてくださいね。
仏教では殺生が禁じられているため、動物性のものが食べれません。
それに代わって野菜や豆料理など思考されたお料理が精進料理です。
自家製のお豆腐は絶品。
また宿坊には朝のお勤めがあります。
朝勤行や護摩供法要など宿坊でしかできない体験を、お試しください。

2-2.2日目は、歴史と文化の街、京田辺市へ

京都南部の、大阪と奈良の境にある京田辺市。
あまり多くの人は訪れませんが、歴史や文化があり、有名な寺院から穴場のおすすめの寺院まで見どころ多くあります。
京都市内の街とはちょっと違った雰囲気でお楽しみいただけますよ。
京都市内からはさほど遠くはありませんが、車の移動が便利ですので、この機会にぜひ訪れてくださいね。

【2日目の工程】

酬恩庵(一休寺)→竹取翁博物館→寿宝寺→観音寺

(1)一休さんが晩年過ごした寺院、酬恩庵(一休寺)へ

(1)一休さんが晩年過ごした寺院、酬恩庵(一休寺)へ

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正式名、酬恩庵。
有名な一休さんで知られる一休禅師が再興し、晩年をここで過ごされたことから「一休寺」と呼ばれています。

第一印象としてはとても整備された寺院です。
総門をくぐると四季折々の花や植物が出迎えてくれ、気持ちいい風を感じながら石畳を歩いてくださいね。
本堂や方丈は重要文化財。
方丈には狩野探幽の襖絵が43枚もあり、現在はデジタル化されたものになりますが、実物がお寺の宝物館にありますのでぜひお立ち寄りください。
唐門の彫刻は見事。
その他一休禅師が使っていた浴室(普段は中は非公開)や方丈庭園など見どころがたくさんありますので、ゆっくりと散策してみてくださいね。
一休禅師のお墓もあり、禅師は後小松天皇の息子になりますので宮内庁が管理しています。
残念ながら近くにはいけませんが、門にある菊花のすかしぼりから庭園が見えますよ。

またこちらでは、一休禅師が教えたと言われる保存食の「一休寺納豆」があります。
少々風変わりな食べたことのない味わいですので、一度試してみてくださいね。

(2)池のほとりでのんびりランチ、「やまぼうし」

オムライスが美味しい、隠れ屋のようなレストラン。
田辺尼ケ池のほとりにあり、大きな窓から静かな池を眺めながらのんびりとランチがいただけます。
こちらのおすすめは、ふわふわとろとろのオムライス。
具がたっぷりはいったご飯と卵の相性が絶妙でお腹いっぱい美味しくいただけます。
その他にも旬の素材を使ったおまかせごはんもヘルシーでおすすめです。
お店こだわりの陶器の器でのんびりと楽しい時間をお過ごしくださいね。

(3)かぐや姫の里、竹取翁博物館へ

かぐや姫の里、京田辺市に2012年にできた竹取物語の博物館。
竹取物語といえば平安時代にできた日本最古の小説と言われていますね。
竹取物語を読んだことがなくても、かぐや姫はみなさんご存知ですよね。
こちらの博物館には竹取物語の舞台になった山本駅や、筒城宮などの資料やかぐや姫に関連する展示品があります。
また日本や世界の民族に関するものなどもありますよ。
古民家を改修してますので、趣を感じながら展示品を鑑賞できます。
かぐや姫の里で、日本初の竹取物語に関する博物館。
これは見逃せないですね。

(4)光でお姿が変わる観音様、寿宝寺へ

(4)光でお姿が変わる観音様、寿宝寺へ

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704年に創建されたと言われる歴史ある寺院。
以前に筆者はバスツアーで行きましたが、今まで経験した中でもとても印象深いところで、ぜひともおすすめしたい寺院です。
こちらの見どころは、重要文化財になっている十一面千手千眼観音立像。
本堂の横にある観音堂に入り塗香で身を清め、正面に十一面千手千眼観音立像、左側に降三世明王、右側に金剛夜叉明王が安置されています。
こちらの十一面千手千眼観音立像は昔は秘仏で、平安時代お姿そのまま残っており、屋根からはいる月明りのお姿が最も美しいそうです。
蛍光灯の中では、とても優しいお姿。
それから室内は真っ暗になり、太陽の光が入るとお優しいお姿がとてもりりしいお姿に変わります。
光の違いでまったく違うお姿になるのはなんとも珍しいです。
どちらの観音様もとても慈悲深いお姿なので、ぜひ体験してみてくださいね。

(5)漆箔の国宝の観音様が美しい、観音寺へ

(5)漆箔の国宝の観音様が美しい、観音寺へ

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7世紀に天武天皇の勅願により法相宗の僧により創建されたとされる、歴史ある寺院。
度重なる火災により、現在は本堂と庫裡、鐘楼のみ再建されています。
その本堂と庭園、自然に囲まれたのんびりしたどこか懐かしさを感じる寺院です。
春には桜や一面に広がる菜の花、秋には素晴らしい紅葉。
四季を感じながら拝観できますよ。
そしてこの寺院には国宝の十一面観音立像が安置されています。
744年に造られた漆箔の観音様は、とてもすらっとしたお姿でとてもお優しいお顔をされています。
また鐘楼近くには奈良の東大寺、二月堂で行われる竹を送っているところがありますので、そちらもお立ち寄りくださいね。

(6)京都のおもてなしを感じる、「なごみ宿 都和」で宿泊

京都らしい雰囲気と、おもてなしの心がこもった宿で、旅の疲れを癒しませんか?京都駅にも歩いていける、無料駐車場がある宿です。
駐車場は2台なのであらかじめご予約してくださいね。
お部屋は全3室の和室でロビーを含み和のおちついた空間が広がります。
お風呂は24時間入れますので、お好きな時間にのんびり足をのばして疲れを癒すことができますよ。
こちらの宿では夕食もいただけます。
夕食は伏見の老舗料亭で修業をつんだシェフのこだわりの京料理。
駅まで近いので外食も可能ですが、ぜひ宿の味をご堪能ください。
朝食には京ばんざいを中心とした、ほんわり和定食がいただけますよ。

2-3.3日目は歴史と自然に囲まれた、大原へ

平安時代から修行場や貴族の隠棲所があった土地、大原。
昔はおはらとよばれていたそうです。
「京都・大原・三千院」で知られる、1965年に発売された「女ひとり」という歌を一度は耳にしたことはありませんか?その大原まで足をのばしてみましょう。

【3日目の工程】

実光院→宝泉院→勝林院→三千院→寂光院

(1)秋から春にかけて咲く不断桜、実光院へ

平安時代に勝林院の僧坊として創建された寺院。
かつては4つの子院がありましたが、現在はこの実光院と次に行く宝泉院の2つが残っています。
四季折々の花が楽しめ自然にあふれるところですが、特におすすめなのが旧理覚院庭園に咲く不断桜。
秋から春まで咲く桜で、秋の紅葉や冬の雪景色と濃いピンクの桜というなんとも不思議な美しい光景が広がりますよ。
他の季節も心地いい自然の中、こちらの庭園でゆっくりとした時間を過ごせます。
その他、建物時代は新しいものが多いですが、大正時代に造らてた客殿、江戸時代に造られた契心園、趣ある茶室などのんびりと澄んだ空気の中を散策してみてください。

(2)額縁庭園が美しい、宝泉院へ

(2)額縁庭園が美しい、宝泉院へ

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勝林院の僧坊の一つである宝泉院。
伏見城の戦いの際に伏見城で自刃した、鳥居元忠等を供養するための血天井があります。
血天井といっても恐ろしいものではありませんので、歴史を感じてください。
この寺院の見どころは、なんといっても額縁庭園と言われる盤桓園。
客殿の西側にあり、柱が額縁に見立てて鑑賞でき写真に収めると絵葉書のようです。
新緑の季節、紅葉の季節、どちらも美しいのでぜひ一度ご覧くださいね。
他にも、格子越しに観賞する鶴亀庭園、2005年に整備された宝楽園、樹齢700年を超える五葉の松、サヌカイトと言われる音のでる石盤、理智不二と名付けられた珍しい二連式の水琴窟、庭を眺めながらくつろげる囲炉裏の部屋など見どころ満載です。
春夏秋冬、どの季節も美しいですよ。

(3)大原問答の舞台、勝林院へ

(3)大原問答の舞台、勝林院へ

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835年、円仁によって開かれ、853年に慈覚大師によって声明道場として創建された歴史ある寺院。
声明道場とは仏教声楽でお経に旋律をつけて唱えるものを言います。
1020年の大原談義、1186年の大原問答には本尊の阿弥陀如来坐像が放光して証拠を示したと言われ、本堂は証拠堂とも呼ばれています。
現在もそのお姿は変わらずいらっしゃいますので、ぜひご覧くださいね。
その他、平安時代に造られた重要文化財の梵鐘、1777年に再建された京都市有形文化財指定の本堂、鎌倉後期に造られた重要文化財の宝篋印塔など見どころはたくさんありますよ。
秋には紅葉の名所としても知られています。

(4)大原の自然豊かな食材、「わっぱ堂」でランチ

大原の自然の中、農薬、化学肥料を使用していない新鮮な野菜をふんだんに使用した美味しい和食がここでいただけます。
季節の旬な味を楽しみませんか?こちらのお店は食材のこだわりはもちろん、建物は築130年の古民家になっているので、どこか懐かしい雰囲気の中ゆっくりした時間が流れています。
完全予約制のお店ですが、苦手な食材など相談も受け付けてくれますので、美味しいお食事をお腹いっぱい味わってくださいね。

(5)大原を代表する門跡寺院、三千院へ

(5)大原を代表する門跡寺院、三千院へ

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三千院門跡とも称する寺院で、最澄が比叡山延暦寺を開いた時梨の大木の傍に一宇を構え円融房と称したのが起源と言われています。
歌謡曲「女ひとり」の歌詞で名前をご存知の方も多いはず。
三千院は自然にあふれ、数千株のアジサイと紅葉で知られています。
三千院の一番の魅力は2つの庭園。
池泉回遊式庭園の有清園は苔が美しく、細波の滝と呼ばれる三段の滝があります。
緑いっぱいの苔も秋の紅葉もどちらも美しいですよ。
もう一つは往生極楽院と客殿の間にある聚碧園。
こちらも苔の緑と樹木に囲まれ、自然を感じることができます。
他にも石垣に囲まれた三門、平安時代に建てられた往生極楽院、鎌倉時代の石仏など見どころはたくさんありますので、散策してみてくださいね。

(6)平家物語ゆかりの、寂光院へ

(6)平家物語ゆかりの、寂光院へ

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聖徳太子が用明天皇の菩提のため開創したとされる歴史ある寺院。
こちらの寂光院は平清盛の娘、建礼門院が平家滅亡後隠棲したところで、平家物語ゆかりのお寺として知られています。
残念ながら2000年に放火により全焼したため、現在は2005年に再建したものになります。
忠実に再現されてますので、当時の面影を今でも感じることができますよ。
平家物語の一説にも出てくる諸行無常の鐘楼、本堂の東側にある四方正面の池、伏見城から寄進されたと伝わる雪見灯籠、建礼門院が出家後に住んだと言われている建礼門院御庵室跡、平家物語にも描かれた本堂西側の庭園など、平家物語を感じながら自然あふれる境内を散策してくださいね。

京都駅に戻って、帰りの時間まで京都を楽しもう!

京都の寺社は16時か17時には閉まりますので、京都駅に戻ってレンタカーを返却しましょう。

駅周辺は徒歩の方が便利です。

おすすめの夕食処やお土産は後ほど紹介します。

帰りの時間までの過ごし方はプランその1を参考にしてくださいね。

3.京都観光の2泊3日プランその3「京都観光の常連に行ってほしい奥深いコース」

京都の有名なところは行ったので、違う京都の観光めぐりがしたい!という方に、少し変わったルートを紹介します。
行ったことがあるところでも、テーマを決めて訪れると、また違った京都を楽しめますよ。
紹介するテーマの他にも、京都にはいろいろな観光巡りがありますので、参考にしてみてください。

【プラン3での工程】

1日目:五社巡り

2日目:新選組ゆかりルート

3日目:豊臣秀吉ゆかりルート

3-1.京都の要所、五社巡りをしよう

平安京を守る「四神相応」。
四神とは方角を司り、北の玄武、東の青龍、南の朱雀、西の白虎が守護していると言われています。
桓武天皇の時代は地相や風水が重視され、このそれぞれの地を守る神社と、中央を守護する平安京をめぐるのが、京都の五社巡りと言います。

最初にお参りする神社で五社巡り専用の色紙を購入して、京都を守っている神社を参拝してみませんか?

まわり方は好きなところからまわって問題ありませんが、今回は1日でまわりやすいルートをご紹介します。
京都バスの1日乗り放題券を購入しておくと便利です。
場所が離れているので滞在時間はのんびりととれませんが、次の移動を考えて効率よく散策するのをおすすめします。

【1日目のルート】

平安神宮→八坂神社→上賀茂神社→城南宮→松尾大社

(1)中央の守護、平安神宮へ

(1)中央の守護、平安神宮へ

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明治28年、平安遷都1100年を記念して第50代桓武天皇をご祭神として創建された神社。
当時は岡崎に8分の5の規模で復元されたと言われています。
その後、皇紀2600年の昭和15年に、平安時代最後の第121代孝明天皇が祭神に加えられ、現在はこの2人の天皇が祀られています。
平安神宮の見どころと言えば、平安京の建物を忠実に復元した建物と神苑。
大極殿や白虎楼などの重要文化財がいくつかあり、朱色の見事な色彩が当時を思わせます。
神苑は春は紅枝垂れ桜、夏はアジサイや菖蒲、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の花や植物があり、敷地も広いので四季折々の草花を楽しみながらのんびりと散策してみてくださいね。
また神苑には明治28年に日本で最初に走った電車がありますのでそちらも必見です。

(2)東の青龍、八坂神社へ

(2)東の青龍、八坂神社へ

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656年創建と言われ、京都の東を守る八坂神社。
現在は素戔嗚尊を祀っており、祇園さんで親しまれています。
京都三大祭りの一つ、7月の祇園祭でも有名ですね。
もともとは牛頭天王を祀っており、祇園精舎の守護神でした。
当時疫病などが続いたことから牛頭天王の御霊会として始まったのが祇園祭です。
八坂神社の本殿は龍穴の上に造営され、地下に大きな池がありそこに青龍がいると言われています。
こちらの神社では青龍にまつわるものが売ってるんですよ。
今回は色紙で御朱印をいただくのですが、通常の御朱印の他に青龍の御朱印もあります。
その他に青龍石という濃紺の石がありますので、お守りにぜひどうぞ。
また八坂神社のご神水は本殿の下にある龍穴から湧き出ていると言われ、とてもパワーをいただけます。

(3)北の玄武、上賀茂神社へ

(3)北の玄武、上賀茂神社へ

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678年創建と言われ、京都の北を守る上賀茂神社。
上賀茂神社とは通称で、正式名は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)と言います。
下鴨神社(賀茂御祖神社)とともに賀茂社と総称され、京都の三大祭り、葵祭で有名ですね。
ご祭神は賀茂別雷大神で、厄除け、必勝、落雷除などのご利益がありますよ。
古くから朝廷の崇敬を受け、武家にも厚く信仰を受けてきました。
細殿前にある立砂(円錐状の2つの砂の山)は鬼門に撒く清めの砂と言われていますので、ぜひご覧くださいね。
ほとんどの建物が江戸時代に建て替えられていますが、本殿などの国宝が2つ、重要文化財が34ありますので、広い敷地を散策してみてください。

(4)南の朱雀、城南宮へ

(4)南の朱雀、城南宮へ

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794年に創建されたと言われ、南を守る城南宮。
主祭神は息長帯日売命(神功皇后)、八千歳神(大国主神)、国常立尊で、方位除けや厄除けのご利益があります。
方位除けは新築などの住居関係、引っ越しや旅行などを祈願します。
白河天皇が鳥羽離宮(城南離宮)を造営し一部となったことから、皇族に厚く信仰されてきました。
こちらの神社は鳥居が少し変わっていますので、ぜひチェックしてくださいね。
鳥居についているのは神紋といい、「三光の御神紋」と呼ばれとても珍しいもの。
昼夜の隔てなく輝く方除のご神徳を表しているそうですよ。
また他にも、「源氏物語花の庭」と呼ばれる、源氏物語に出てくる80種類の植物があり珍しいので、そちらにも足を伸ばしてくださいね。

(5)西の白虎、松尾大社へ

(5)西の白虎、松尾大社へ

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701年に文武天皇の勅命を受けた秦忌寸都理が勧請して社殿を設けたと言われる、西を守る松尾大社。
お酒の神様として有名ですが、起源は明らかになっておらず、古代から奉斎された秦氏が酒造技術に優れたことに由来するとされています。
狂言「福の神」で松尾神は「神々の酒奉行である」とあり、中世以降酒の神となった説もあります。
境内の神泉「亀の井」の湧き水を酒に混ぜると腐敗しないと言われているため、酒造家が持ち帰る風習が現在ものこっており、参拝に行くといろいろな酒造の寄進を見ることができますよ。

またこちらの神社の見どころは庭園と神像館。
庭園は昭和を代表する現代庭園となっており、上古の庭、曲水の庭、蓬莱の庭と違った雰囲気を味わえます。
神像館では平安期に作られた神像を始め21体もの神像を拝見することができます。
神仏習合で神像の多くは壊され、日本では仏像多くなっておりますが、昔の信仰を感じるとても貴重なものをぜひご覧くださいね。

(6)築100年の町家で宿泊、「旅館花屋」へ

京都には朝食だけつく「片泊まり」の宿がたくさんあり、京民家や京町家の面影をそのままに宿泊できるところが結構あります。
その中でもおすすめなのが、交通便がよく、築100年の呉服屋の町家を旅館としているので風情があります。
1日2組のみですので、のんびりと旅の疲れを癒すことができますよ。
窓からは高瀬川、春には桜が見事です。
その昔、映画人にも慕われたこの旅館で京都の夜を味わってみてくださいね。

3-2.2日目は新選組ゆかりの地を巡ろう

京都は有名な寺社が多いですが、幕末の舞台となった場所も多くあります。
特に新選組が活躍したゆかりの地が今でも数多く残っていますよ。

新選組が使っていた羽織の水色は、古来から湧き水が出る壬生の色で、壬生狂言にも使用されているそうです。

まずは新選組が誕生した壬生を出発地として、新選組のゆかりの地を巡ってみましょう。

【2日目のルート】

光縁寺→旧跡八木邸→旧前川邸→壬生寺→西本願寺→島原

(1)山南敬介と新選組隊士が眠る、光縁寺へ

1613年創建の知恩院の末寺。
当時の門前には馬小屋があり、新選組の隊士が出入りしていました。
その中に新撰組副隊長の山南敬介もおり、山門には山南家と同じ家紋が今でもあります。
当時の住職と山南敬介は同じ年ということもあり、親交を深めたと言われています。

こちらのお寺には山南敬介を始め、多くの新鮮組隊士のお墓やご位牌、沖田総司の縁者のお墓や、新鮮組に関する書籍が数多く残っています。
また他には、幕末に「平安四名家」とよばれた中嶋来章のお墓もあります。
当時の新鮮組の歴史を偲びながら、手をあわせてみてはいかがでしょうか。

(2)新選組誕生の地、壬生屯所旧跡八木邸へ

(2)新選組誕生の地、壬生屯所旧跡八木邸へ

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新選組の最初の屯所として使わていた八木邸。
近藤勇や土方歳三の宿所となっていました。
浪士隊からわかれ京都に残った近藤勇など13名が、この八木邸の柱に松平肥後守御領新選組宿という表札を掲げ新選組が誕生したと言われています。
ここ八木邸の奥座敷では芹沢鴨を含め4人が暗殺され、現在も刀傷が残っています。
見学はガイドをしていただけるので、新選組についてあまり知らないという方も、説明を聞きながら当時を感じることができますよ。
見学後は美味しいお抹茶と屯所餅がいただけます。

(3)新鮮組の屯所、旧前川邸へ

新選組の屯所の一つ。
八木邸が手狭になったことから旧前川邸も屯所とし、当時は多くの新選組隊士がここで過ごしたところです。
現在は個人の住居になっており、土日祝日のみ玄関にてオリジナルグッズの販売をしています。
玄関は新選組隊士が当時行き来した勝手口になりますので、ぜひお立ち寄りください。
こちらの旧前川邸では、芹沢鴨の葬儀、山南敬助の切腹、池田屋事件の端緒となった古高俊太郎への拷問など新選組のさまざまなことがあったと言われています。
また3月には山南忌が行われ記念行事が開催されています。

(4)新鮮組ファンの聖地、壬生寺へ

(4)新鮮組ファンの聖地、壬生寺へ

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新選組といえばこの壬生寺。
新選組ファンでは聖地と呼ばれているそうです。
当時新選組は、この壬生寺の境内を兵法調練場として使用し、武芸の訓練を行ったと言われています。
武芸の訓練の他、沖田総司が子どもたちを集めて遊んだり、隊士たちが壬生狂言を楽しんだりという逸話も残っています。
境内にある池の中の島は壬生塚といわれ、旧前川邸で暗殺された芹沢鴨を始め11人の隊士が眠っています。
近藤勇の銅像もありますよ。
毎年7月16日は池田屋騒動の日とされ、「新選組隊土等慰霊供養祭」が行われます。
機会があればぜひ参加してみてくださいね。

(5)池田屋跡でランチを、「池田屋 はなの舞」

新選組といえば、池田屋事件を思い浮かべる人は多いことでしょう。
1864年7月6日、池田屋に潜伏していた長州藩、土佐藩などの尊王攘夷派を新選組が襲撃した事件です。
この事件は激しい乱闘だったため、尊王攘夷派7人、新選組3人が死亡したと言われています。
尊王攘夷派では御所焼き討ちの計画があったため、これを未然に防いだとして、この事件をきっかけに新選組は名が知られるようになりました。

現在は居酒屋になっており店先に石碑が残っています。
そこでランチを食べましょう。
店内の内装は当時を再現して作られ、メニューも隊士にちなんだメニューがあり、新選組を感じながらいただくことができますよ。

(6)第二の屯所、西本願寺へ

(6)第二の屯所、西本願寺へ

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数々の歴史の舞台となっている、浄土真宗本願寺派の総本山。
世界遺産にもなっているこの寺院と新選組の繋がりは、新選組の隊員が増え壬生が手狭になり、第二の屯所として、西本願寺の北集会所と太鼓楼に第二の屯所を構えました。
この地で約2年間過ごしたと言われています。
北集会所は現在は兵庫県姫路市の亀山本徳寺に移築されていますが、太鼓楼は今でも西本願寺にありますので、足を運んで当時の面影を感じてみてはいかがでしょうか?その他の建造物や庭園も見事ですよ。

(7)日本最古の公許遊廊、島原へ

(7)日本最古の公許遊廊、島原へ

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京都の朱雀野付近にある、日本最古の公許遊廊の島原。
島原というのは地名ではなく、移転の騒動が島原の乱時の様子に似ていたからついた説や、周りが田原であったため島のように見えた説などがあります。
地図で探しても地名はでてこないのでご注意くださいね。
遊郭というと吉原のようなイメージがありますが、ここ島原は一般人も出入りが可能で、老若男女が食事や娯楽を楽しめ閉ざされたところではありませんでした。
この島原は格式が高く、中でも吉野太夫は有名ですね。
昔は格子造りの揚屋や置屋が並んでいたと言われますが、現在は島原大門を始め、数軒残っています。

新選組の隊士もこの島原で楽しんだと言われています。

現在は島原太夫が寺社で道中披露や舞などを奉納していますので、機会があればこちらも行ってみてくださいね。

(8)天然温泉で疲れを癒そう、「ドーミーインPREMIUM 京都駅前」へ

京都駅前で天然温泉に入浴できるホテル。
こちらのホテルには大浴場のほか露天風呂、テレビ付きサウナ、水ぶろなど京都駅からわずか3分のところにありながらのびんりと疲れを癒すことができますよ。
ランドリーコーナーもあり長期滞在でも安心です。
また夜には無料でいただける夜泣きそばの醤油ラーメンがいただけるので、小腹が空く夜には嬉しいサービスですね。
朝食は湯豆腐やゆばなど京都の料理が朝からふんだんに食べることができます。
女性のアメニティも充実していますので、ゆっくりと過ごせるホテルです。

3-3.3日目は豊臣秀吉ゆかりの地を巡ろう

京都には武将ゆかりの寺社が多くあります。
その中でも今回は豊臣秀吉ゆかりの寺社を巡ってみませんか?訪れたところがある寺社でも、実は秀吉ゆかりのところだったということがありますよ。
今回は1日で巡ることができるルートを紹介します。

【3日目のルート】

伏見稲荷大社→方広寺→豊国神社→智積院→三十三間堂

(1)秀吉が信仰した稲荷大神、伏見稲荷大社へ

(1)秀吉が信仰した稲荷大神、伏見稲荷大社へ

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全国に約3万社あると言われている稲荷神社の総本社。
千本鳥居は一度はテレビで観たことがありますよね。
奈良時代から続き戦乱に巻き込まれたこともありましたが、現在は外国人が訪れたい観光スポットの上位にランキングされるほどになりました。
稲荷大神は商売繁盛、出世開運にご利益があり、秀吉もこの稲荷大神を信仰していました。
京都にあった聚楽邸には稲荷大社から勧請された稲荷社があったと言われています。
また秀吉の母が病気になった際は伏見稲荷大社に祈願し本復したことからより一層の信仰が深まり、秀吉は伏見稲荷大社の大規模な修復をし、楼門はその時に建てられたものなのでご覧になってみてくださいね。
こちらの神社は大変大きく山になっていますので、ルートを確認の上、動きやすい服装がおすすめです。

(2)秀吉が名付けた、「祢ざめ家 (ねざめや)」でランチ

秀吉が母の健康祈願のため、早朝にただ一つあいていたお店がここ祢ざめ家 (ねざめや)。
このお店の名前は、秀吉がここでお茶を飲んだ際、正室のねね(祢々)の字をとって名付けたそうです。
そんな秀吉ゆかりのお店で、伏見稲荷のおいなりさん、いなり寿司はいかがでしょうか?その他にも京都ならではのにしん蕎麦やさば寿司、うずら焼きなどもありますよ。
昭和初期に造られたとても懐かしい香りのするお店です。

(3)秀吉の大仏と豊臣家滅亡の鐘楼、方広寺へ

(3)秀吉の大仏と豊臣家滅亡の鐘楼、方広寺へ

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秀吉が奈良よりも大きな大仏を作ったことはご存知でしょうか。
その大仏はこの方広寺にあったので、通称大仏殿と言われています。
当初大仏は銅造の予定でしたが時間短縮のため木造になりました。
そのためか翌年の地震で大仏は倒壊し大仏殿だけが残りました。
大仏の代わりに当時は甲斐にあった善光寺の阿弥陀如来を本尊に迎えいれ「善光寺如来堂」とよばれるようになりましたが、秀吉が病になり如来の祟りだと善光寺へ戻されます。
それからは秀頼が大仏の再興をし、一度火災が起きましたが、金箔を貼るところまで完成。
徳川家康の承認を待つばかりとなりましたが、梵鐘の銘文のうち「国家安康」「君臣豊楽」が徳川家を侮辱するものだということで、これを引き金に大阪の陣となり豊臣家は滅亡。
この梵鐘は重要文化財で今でも方広寺で見ることができますよ。
大仏はその後再建されるものの、落雷によって大仏と大仏殿は焼失しています。

(4)秀吉を祀る、豊国神社へ

(4)秀吉を祀る、豊国神社へ

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秀吉は方広寺の東方の阿弥陀ヶ峰山頂に葬られ、創建当初は盛大に祀られましたが、豊臣家滅亡後は廃絶されました。
当時の本殿は滋賀県にある都久夫須麻神社に移築されたと言われています。
その後、明治時代に別格官幣社として再興され、鳥羽・伏見の戦いの戦没者も合祀されました。
現在の社殿は明治時代のもので、唐門は国宝。
この唐門は伏見城の遺構と言われ、南禅寺塔頭の金地院から移築されています。
「豊国神社」はここ京都の他、大阪の大阪城公園、滋賀県長浜市、愛知県名古屋市にもあり、いずれも秀吉を祀っています。

(5)長谷川等伯の障壁画が残る、智積院へ

智積院の歴史は複雑で、高野山の修行の場として、高野山から和歌山県の根来山に塔頭寺院の学頭寺院として移り、当時は巨大な勢力を持っていたと言われています。
秀吉の時代には秀吉と対立したため全山炎上されましたが、豊臣家滅亡後に徳川から東山に土地が与えられ、再興されます。
その後、秀吉が3歳で他界した棄丸の菩提のために造った祥雲寺の地も与えられ、現在智積院にある長谷川等伯の障壁画は、この祥雲寺の客殿にあったとされています。
智積院に訪れた際は、ぜひこの障壁画をご覧になってみてくださいね。
また庭園ものんびりと過ごせますよ。

(6)秀吉寄進、太閤塀残る三十三間堂へ

(6)秀吉寄進、太閤塀残る三十三間堂へ

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「通し矢」の舞台で有名な三十三間堂。
「通し矢」は江戸時代に始まったもので、もともとは後白河上皇の離宮である法住寺殿がありました。
ここにも豊臣家に関するものが残っています。
秀吉の大仏造営のため、ここ三十三間堂も境内となり、土塀や門などが整備されました。
築地塀は秀吉によって寄進されたもので太閤塀とも言われ、軒丸瓦には豊臣家の家紋があります。
また南大門は秀吉の子、秀頼によって造られ、秀頼の代まで千手観音の修理も行われました。
太閤塀、南大門は現在重要文化財になっています。
当時は西大門もありましたが、東寺の南大門として移築されています。
気になる方は東寺にも足を運んでみてくださいね。

帰りの時間まで京都を楽しもう!

京都の寺社は16時か17時には閉まりますので、帰りの時間まで食事やショッピングを楽しみましょう。

おすすめの夕食処やお土産は後ほど紹介します。

帰りの時間までの過ごし方はプランその1を参考にしてくださいね。

京都駅周辺のおすすめ食事処

京都駅周辺には駅ビルが多く、和食、洋食ラーメンなど美味しいお店がたくさんあります。
その中でも手ごろなところから創作料理まで、おすすめの夕食処を紹介しますので、参考にしてくださいね。

(1)明治30年創業の老舗、「東洋亭 ポルタ店」

明治30年創業の京都で一番古い洋食店。
こちらではアルミホイルに包まれたハンバーグがおススメです。
その他にも丸ごとトマトのサラダやビーフシチューも美味しいですよ。
ボリューム満点なのでお腹いっぱいになります。
お腹に余裕がある方はデザートにケーキもどうぞ。
種類が豊富で上品な味わいを楽しめます。

(2)背油醤油ラーメンの元祖、「ますたに 京都拉麺小路店 」

京都駅ビルの拉麺小路にある明治27年創業の老舗。
鶏ガラをベースにした背油醤油ラーメンが食べくなったら、ここ「ますたに」がおススメです。
背油と聞くとこってりをイメージしますが、ますたにのラーメンはこってりではなくどこかあっさりさを感じるラーメンなので、どの方も美味しくいただくことができますよ。
細麺の面がスープにからまって、最後まで飽きない味を楽しめます。

(3)京素材の味が楽しめる、「ICHOYA」

京都駅から徒歩15分にあるのお店。
店内にはイチョウがたくさんあり、落ち着いた雰囲気の中でくつろいで過ごせます。
湯葉や豆腐など京都の素材をふんだんに使ってますので、旅の最後に京都を感じてみてはいかがでしょうか。
デザートの豆腐のアイスクリームは絶品。
お洒落さと美味しさがたくさんつまっているお店です。

京都駅周辺で買える、おすすめのお土産

京都駅周辺では夕食処だけでなく、お土産が買えるところがたくさんありますので種類が豊富です。
お友達用でも自分用でも、お気に入りのお土産が手に入りますよ。
その中でもおすすめのお土産を紹介しますので、参考にしてくださいね。

(1)京都を代表するお菓子、満月の「阿闍梨餅(あじゃりもち)」

1856年創業の老舗の満月。
満月といえば阿闍梨餅(あじゃりもち)というほど、京都を代表するお菓子です。
阿闍梨餅は比叡山で修業する僧にちなんでつけられたそうですよ。
もちもちとした皮に、甘すぎない餡。
どの方にも喜ばれるお菓子です。
人気があるお菓子なので、早めの時間に手にいれとくといいですね。
賞味期限が短いのでご注意ください。

(2)宇治茶の老舗、辻利の「京茶ラスク」

1860年創業、老舗の辻利。
辻利といえば、宇治茶で有名ですよね。
最近ではカフェもあり、いろいろなところで辻利の味を楽しむことができるようになりました。
そんな辻利のお菓子をお土産でいかがでしょうか。
この京茶ラスクは抹茶味とほうじ茶味があり、おススメは2種類の味が楽しめる「京茶ラスク 詰め合せ」。
ラスクのサクサク感とお茶のチョコレートがとてもマッチした、美味しいお菓子ですよ。

(3)お香の老舗、「松栄堂 薫々(くんくん)」

宝永2(1705)年創業のお香の老舗、松栄堂の店舗が京都駅八条口にあります。
こちらのお香は手ごろに楽しめるものから、風雅なにおい袋までいろいろなお香がありますので、お気に入りの匂いを手に入れることができますよ。
お友達用でも自分用でも、歴史あるお店のお香は喜ばれること間違いなしです。

時間ができたら京都旅行へ

今回は2泊3日のルートをご紹介しましたが、これ以外にも京都は歴史、グルメ、観光といろいろな目的で楽しむことができます。
何度訪れても飽きることない京都。
時間ができたら、古都京都でのんびり過ごしてみませんか?
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