日本三景、「龍が舞う」天橋立は近くなりました

春休み、卒業旅行を兼ねてなのでしょうか、若者のグループがキャッキャ言いながら、股覗きを楽しんでいました。

そういえば、前来た時には、「股覗きが出来るところ」といえば、傘松公園だけだった、と。

今回行くと、丁度対岸の同じくらいの高さのところに、「ビューランド」が。ビューランドからの股覗きで見える風景を「飛龍観」、傘松公園からは「昇龍観」と言うそうですよ。

海の波が運んできた砂と、山と川から流れ込んだ砂が悠久の時間をかけて創り出した自然の造形、天橋立。

日本三景の一つ、京都府宮津市にある天橋立を楽しみましょう。

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「大江山 いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立」

96504:「大江山 いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立」

撮影:榊

ご案内するのは私(iti)と妻(ご人)です。
「小・中学生の時、遠足で何回か歩いた。」とご人。
何十年前?と突っ込みたくなりますよ。

私は大阪から滋賀県の奥山、高島市朽木小川に移り住んで20年。

今回は、所要で若狭自動車道を綾部まで走り、そこから大江山を超えてやってきました。

まずアクセスを。

京阪神からだと京都縦貫道で、宮津天橋立ICで下りるともう宮津市内です。
北陸方面からだと若狭自動車道から京都縦貫道に乗り換えて。

公共交通利用の方は、大阪からJR福知山線で、京都からはJR山陰本線で福知山まで。
そこから京都丹後鉄道に乗り換えて天橋立に。

いずれも2時間~2時間半の旅です。
ホント、天橋立は近くなりましたね。

天橋立の住所・アクセスや営業時間など

名称 天橋立
住所 京都府宮津市文珠天橋立公園
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.amanohashidate.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

天橋立ビューランドに登ろう

丹鉄の天橋立駅構内案内所で、観光船割引も付いた二大展望めぐりチケット(¥1200)をゲットしました。

早速チケットを利用して、まずは文殊山山頂、ビューランドを目指します。

#1 会いたかった~会いたかった~♪ 丹鉄「赤松号」

96508:会いたかった~会いたかった~♪ 丹鉄「赤松号」

撮影:榊

駅前から歩いて宮津方面に少し引き返し、丹鉄の踏切を超えるとすぐにモノレール&リフト乗り場が。

踏切前では撮り鉄ファンに人気があり、前から会いたかった丹後鉄道の赤松号とも遭遇。
ラッキーな旅の始まりですね。

#2 ビューランドへのリフトから見た天橋立

96507:ビューランドへのリフトから見た天橋立

撮影:榊

行きはモノレール、帰りはリフトを利用しました。

モノレールやリフトから見ると、だんだんとせりあがって全望が見えてくる天橋立。

ワクワクしながら見るもいいですね。

#3 股覗きで観る「飛龍観」

96509:股覗きで観る「飛龍観」

撮影:榊

ここからの眺めは、龍が天を舞うように見えることから「飛龍観」とよばれるそうですよ。

飛ぶ龍が見えますか?

ビューランドには展望台やミニ遊園地などあり、ペアで来るとより楽しめるカナ。

天橋立ビューランドの住所・アクセスや営業時間など

名称 天橋立ビューランド
住所 京都府宮津市字文珠
営業時間・開場時間 9:00−17:00(季節により異なる)
利用料金や入場料 リフト・モノレール共通往復乗車料金:大人800円 小人400円
参考サイト http://www.viewland.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

「文殊の知恵」の智恩寺と知恵の輪灯篭

文殊山から下りて、文殊地区のウロウロ散策を。
一か所に観光名所が集中しています。

#4 雷門を思い起こす、山門の大きな提灯

96510:雷門を思い起こす、山門の大きな提灯

撮影:榊

四軒茶屋が並ぶ参道を行くと、大きな提灯のある山門が。
まるで雷門のようです。

ここをくぐると線香の香り漂う智恩寺・文殊堂に。

#5 文殊の知恵を授かりたいな、智恩寺

96511:文殊の知恵を授かりたいな、智恩寺

撮影:榊

「三人寄れば文殊の知恵」で有名な文殊菩薩がご本尊だそうです。

ご人も線香をあげて智慧を授かりますように、と。

#6 おみくじが咲く松の枝

96512:おみくじが咲く松の枝

撮影:榊

私は面白いおみくじが下がっている松の木が気になり、デジカメショットを。

#7 これを3回くぐると智恵を授かる?

96513:これを3回くぐると智恵を授かる?

撮影:榊

背が高くてくぐれません。
この灯篭の高さ、約2.5mだそうです。

だから、「輪に頭を出したり引っ込めたりを3回すればよい」とも。

それでも、「高すぎて輪まで絶対届かない~」とご人。

智恩寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 智恩寺
住所 京都府宮津市文珠466
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.monjudo-chionji.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

天橋立を歩いて渡ろう

対岸に渡るために観光船に乗ろうと、桟橋まで行きましたが、残念。
船は出た直後。
30分の待ち時間が。

サイクリングでもいいのですが、1時間足らずで渡れる、と聞いたので、遠足さながら歩くことに。

#8 まず渡ったのは廻旋橋

96514:まず渡ったのは廻旋橋

撮影:榊

船が通る時には橋は写真のように真横に廻ります。

「橋が廻る時間は未定」と案内されていたので、廻ったところを見れたのはラッキーでした。

50年前にはもう廻船橋は動いていたそうですよ。

廻旋橋の住所・アクセスや営業時間など

名称 廻旋橋
住所 京都府宮津市文珠
営業時間・開場時間 廻旋時間:9:55(毎日), 11:00−15:00の毎時(日曜)
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.amanohashidate.jp/spot/%E5%BB%BB%E6%97%8B%E6%A9%8B/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#9 右岸は天橋立海水浴場

96515:右岸は天橋立海水浴場

撮影:榊

廻旋橋と次の大天橋を渡ると右岸は宮津湾の砂浜が広がります。

毎年夏になると、子供会で山陰海岸の海水浴と城崎温泉に行っていた、というご人、「日本海の砂と水はやっぱり綺麗。」と。

天橋立海水浴場の住所・アクセスや営業時間など

名称 天橋立海水浴場
住所 京都府宮津市文珠466
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.amanohashidate.jp/umi/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#10 海に囲まれているのになぜか淡水

96516:海に囲まれているのになぜか淡水

撮影:榊

しばらく歩くと、淡水が湧き出ているという「磯清水」があります。

日本名水百選にも選ばれているそうですよ。

磯清水の住所・アクセスや営業時間など

名称 磯清水
住所 京都府宮津市文珠天橋立公園内
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.amanohashidate.jp/spot/%E7%A3%AF%E6%B8%85%E6%B0%B4/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#11 天橋立の中にある橋立明神

96517:天橋立の中にある橋立明神

撮影:榊

廻旋橋から15分ほど歩いたところにある橋立明神。

ここからも松並木は延々と続きます。

橋立明神の住所・アクセスや営業時間など

名称 橋立明神
住所 京都府宮津市文珠天橋立公園内
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.amanohashidate.jp/spot/%E5%A4%A9%E6%A9%8B%E7%AB%8B%E7%A5%9E%E7%A4%BE%EF%BC%88%E6%A9%8B%E7%AB%8B%E6%98%8E%E7%A5%9E%EF%BC%89/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#12 「阿蘇の松」「夫婦松」など名付けられた松もあり

96518:「阿蘇の松」「夫婦松」など名付けられた松もあり

撮影:榊

立派な松の木でも大きく曲がっているのが多い。
冬の日本海と丹後の山からの風のせいでしょうか。

こんな松並木が延々と続きます。

いつのまにか歩いているのは私たち二人と小さなリュック姿の女子のみに。

今年の大雪で相当、松や木々が傷んだのでしょう。
作業の跡やチェーンソーを使って作業中の方々が。

お昼ご飯は「黒ちくうどん」

96519:お昼ご飯は「黒ちくうどん」

撮影:榊

ようやく対岸に到着。

もうとっくにお昼は過ぎています。
おなかもペコペコ。

元伊勢籠神社に渡る手前のお土産店に増築?された「すぎのや」といううどん屋さんに入ります。

名産の「「黒ちく(竹輪)」の天ぷらとお餅の天ぷら、それに鶏カラが乗ったうどん、シコシコとして天ぷらはサクサクでホント、オイシイ。

天橋立で冷たい風にさらされ、冷えきった体がホコホコとしてきましたヨ。

すぎのやの住所・アクセスや営業時間など

名称 すぎのや
住所 京都府宮津市江尻71
営業時間・開場時間 11:30−16:00 金曜定休
利用料金や入場料 黒ちく 850円
参考サイト http://suginoyaudon.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

バスに揺られて成相寺参り

昔からの「股のぞき」の名所、傘松公園にもリフトに乗って上ります。

リフトから下りた右手に「成相寺」行きのバス停が。

見ると丁度バスが止まっていたので、「いつ発車します?」と聞くと、「もうすぐ出ますよ。」と。

そのままバスに乗って先に成相寺を目指すことに。

私たちが普段生活道路として利用している針畑街道(県道)かと思うような道を登ること7分。

#13 西国28番札所の成相寺

96520:西国28番札所の成相寺

撮影:榊

よくもこんな山の上に、と思うような山中にある成相寺(なりあいじ)。

704年に建てられたそうです。

本堂にはピーンと張り詰めた空気が。
「日本古来の山岳宗教の修験場であった」というのも頷けますよ。

#14 左甚五郎作の「真向の龍」

96521:左甚五郎作の「真向の龍」

撮影:榊

本堂に入って右手のカモイの上に龍の彫り物が架かっています。
ここだけは撮影OK。

山門の左手を少し登ったところには平成に入ってから復元したという五重の塔もあり、その周囲のシャクナゲの木に蕾がいっぱいついていました。

成相寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 成相寺
住所 京都府宮津市成相寺339
営業時間・開場時間 8:00−16:30
利用料金や入場料 大人500円 中高校生200円 小学生以下無料
参考サイト http://www.nariaiji.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

絶景「昇龍観」の傘松公園

96523:絶景「昇龍観」の傘松公園

撮影:榊

帰りもバスに揺られ、降りて来ました。

行き・帰りとも同じだったバスの運転手さん、道中見晴らしの良い要所々でバスを止めて絶景の説明をしてくれましたヨ。

バス停から元祖「股のぞき」を見に、展望台への階段を登ります。

ここからの眺めは、龍が天に昇っていくように見えるという「昇龍観」。

標高130mの展望台です。

傘松公園の住所・アクセスや営業時間など

名称 傘松公園
住所 京都府宮津市成相寺
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.amanohashidate.jp/spot/%E5%82%98%E6%9D%BE%E5%85%AC%E5%9C%92/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

荘厳な本伊勢籠神社は「撮影禁止」

96524:荘厳な本伊勢籠神社は「撮影禁止」

撮影:榊

リフトで下りて、リフト乗り場の横から本伊勢籠神社への近道を通ります。

着くと、「撮影お断り」の立て札が。

境内の外からは撮影していいようなので、そこからデジカメショットを。

元伊勢籠神社の住所・アクセスや営業時間など

名称 元伊勢籠神社
住所 京都府宮津市字大垣430
営業時間・開場時間 7:00−18:00(季節により異なる)
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.motoise.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

観光船に乗って海から天橋立を楽しもう

駐車場、「17時に締まります。」と言われていました。
残り時間、少なくなっています。

チケットの割引を利用して観光船で帰ろうということに。

観光船乗り場の一の宮駅まで急ぎます。
待ち時間もなく乗れました。

#15 カモメ~が飛んだ~♪カモメ~が飛んだ~♪

96526:カモメ~が飛んだ~♪カモメ~が飛んだ~♪

撮影:榊

観光船乗り場に「カモメのエサ¥100」、かっぱえびせんの小袋が置いてありました。

そういえば乗り場周辺にはたくさんのカモメが止まっていましたね。

船に乗り込んで早速デッキへ。

えびせんの袋を見たとたん、カモメが寄ってきます。

袋を開けてえびせんを放ると、サッと飛びついて上手に食べるカモメたち。

指につまんで差し出すと、咥えて取っていきます。

最後には、トンビも寄ってきて足でえびせんをつかんで上手に食べていました。

#16 肝心の天橋立、海からの眺め

96529:肝心の天橋立、海からの眺め

撮影:榊

カモメに夢中になっていましたが、「海から眺めるのは初めて」とご人。
写真は大天橋を海から眺めたものです。

観光船は、一の宮駅(乗り場)から阿蘇海を15分足らずで渡り、天橋立桟橋へ。

なんとか駐車場閉鎖時間に間に合いました~。

天橋立観光船の住所・アクセスや営業時間など

名称 天橋立観光船
住所 京都府宮津市文珠644
営業時間・開場時間 8:30−17:00(土日祝,8月は17:30まで)
利用料金や入場料 天橋立桟橋〜一の宮桟橋:大人片道530円 小人片道270円
参考サイト http://www.amano-hashidate.com/041footwork.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

1日では足りない、さすがいにしえからの観光地

「日本三景」は1689年に貝原益軒が天橋立を旅行した時の記録の中に初めて登場したそうです。

その頃からもそれ以前にも、目にする旅人を楽しませ、変わらない姿を見せてくれる天橋立。

廻っていない名所・旧跡はまだまだたくさんあります。
また、季節によっても変化を楽しむことが出来ますよ。
ホテルや旅館も色々ありますので、一泊旅行もいいのでは。

天橋立は近くなりました。
ぜひ悠久の時の流れのほんの一時を天橋立で過ごしませんか。