北海道観光なら「世界自然遺産 知床」は必見!観光スポットから季節別の見どころまで

2005年に世界自然遺産にも登録された北海道の知床半島。北海道らしい雄大で美しい景観とそこに暮らす多種多様な野生生物。日本の中にこんな場所があったのかと驚かされること間違いありません。今回は、そんな世界遺産知床の代表的な景勝地から季節ごとの見どころまで紹介していきたいと思います。

知床の歴史

知床の歴史

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知床半島には先史時代から人が住んでいたようで、数千年前の遺跡が数多く残されています。
10世紀あたりではオホーツク文化の影響もあり、アイヌの人々がこの恵まれた豊かな自然を大切にする文化を築き、ヒグマやシャチなどを神として崇めていました。
近年では、この豊かな自然を保全するため、昭和39年に国立公園に、昭和57年に国指定の鳥獣保護区に指定されてきました。
また、日本で最初のナショナルトラスト運動が展開された場所としても知られています。

世界自然遺産に登録

世界自然遺産に登録

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知床は、生態学的にも重要な生態系、そして保全すべき希少な生物の生息地などを有しており、特に海域と陸域が一体となった生態系が保持されている点が独自です。
そのような価値が評価され、2005年に世界自然遺産に登録されました。
日本における「自然遺産」としては、1993年に登録された鹿児島県の屋久島と青森県、秋田県にまたがる白神山地に続いて3番目です。

知床世界遺産センターの住所・アクセスや営業時間など

名称 知床世界遺産センター
住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-10
営業時間・開場時間 8:30−17:30(夏期) 9:00−16:30(冬期,火曜休館)
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://shiretoko-whc.jp/whc/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

豊かな自然と多様な生物

豊かな自然と多様な生物

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知床では、数多くの野生生物に出会うことができます。
エゾシカやキタキツネ、ヒグマなどの哺乳類、オオワシ、オジロワシなどの大型鳥類から最近書籍などで人気のシマエナガのような小型の可愛い野鳥も沢山観察できます。
季節によって見られる生き物の種類や姿が違うので、行く時期に何が見られるのか予習していくと旅がより一層楽しくなることでしょう。

知床の代表的景勝地、知床五湖

知床の代表的景勝地、知床五湖

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知床の代表的な景勝地のひとつです。
周囲を原生林に囲まれた五つの湖からなります。
知床五湖を散策する一周3km程度のコースがあります。
湖面に知床連山が美しく浮かび上がる景色を楽しむことができます。
このあたりを散策できるのは、4月下旬~11月下旬となっています。
上記の時期でも、ヒグマの出没状況によっては閉鎖になることもあるので注意が必要です。

知床五湖の住所・アクセスや営業時間など

名称 知床五湖
住所 北海道斜里郡斜里町遠音別村
営業時間・開場時間 4月中旬〜11月中旬
利用料金や入場料 時期により異なる
参考サイト http://www.goko.go.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

オシンコシンの滝

オシンコシンの滝

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オシンコシンの滝は、国道334号線沿いにあり、駐車場に車を止めてすぐに見にいくことができる滝です。
下から、滝を中腹あたりまで階段で登ることができ、滝をより間近で見ることができます。
落差約50mの崖を勢いよく流れる滝は間近で見ると圧巻!また、反対側の海からは美しい夕日を見ることができるのでオススメです。
冬だと流氷と夕日のセットで見られるかもしれません。

オシンコシンの滝の住所・アクセスや営業時間など

名称 オシンコシンの滝
住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ西
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.shiretoko.asia/oshinkoshin.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その高さ60m!オロンコ岩

その高さ60m!オロンコ岩

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名前の由来は、古来、この辺りに暮らしていた先住民族「オロッコ族」だそうです。
高さが60mにもなる岩でウトロ港近くにあります。
階段で登ることができ、頂上からは知床連山やウトロの町並みを一望することができます。
ただし、登ることができるのは雪のない4月下旬~12月上旬の期間限定です。

オロンコ岩の住所・アクセスや営業時間など

名称 オロンコ岩
住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ東
営業時間・開場時間 4月下旬~12月上旬
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.shiretoko.asia/oronkoiwa.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

厳しい冬を終えた春

厳しい冬を終えた春

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流氷も去るころ、厳しい冬を終え知床に春がやってきます。
それまで深い雪に覆われていた地面が顔を出し、そこから様々な野草が生え始めます。
エゾジカは、毛が生え代わったり、角が落ちたりと体に変化が起きる時期です。
そのほかにも森も動物も大きな変化が生まれる季節でもあります。

動物や野鳥が賑やかな新緑の夏

動物や野鳥が賑やかな新緑の夏

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新緑の季節です。
羅臼湖の周辺では、チングルマなどの高山植物やヒメシャクナゲなどの湿原植物が見頃を迎えます。
エゾシカの角も伸び始めてきた6月上旬ごろを過ぎると、生まれたての子鹿に出会うことができるかもしれません。
野生動物や野鳥など生き物の世界がとても賑やかな季節です。

サケ・マスの遡上、そして紅葉の秋

サケ・マスの遡上、そして紅葉の秋

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9月上旬から11月下旬にかけては、サケやマスが遡上してくる季節です。
ウトロ港では、この遡上してくるサケやマスを浜揚げする様子も見ることができます。
また、秋といえば何と言っても紅葉です。
10月上旬頃には知床峠付近、知床五湖あたりはもう少し遅い10月下旬ごろに見頃を迎えます。
森を歩けば、どんぐりを加えたかわいいエゾリスにも出会えるかもしれませんね。

知床峠の住所・アクセスや営業時間など

名称 知床峠
住所 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
営業時間・開場時間 4月下旬~11月上旬
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.shiretoko.asia/shiretoko_touge.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

生態系の王者オオワシと流氷が見られる冬

生態系の王者オオワシと流氷が見られる冬

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冬のみどころは、もちろん流氷です。
ツアーではドライスーツを着て流氷を歩いたり、海に入ったりできる流氷ウォークツアーも行われています。
砕氷船で流氷を間近に体験することもできます。
この時期は、オジロワシやオオワシといった大型の猛禽類も観察がしやすく、観光客の目当ての一つとなっています。
双眼鏡を持って、生態系の王者たちの様子を観察してみましょう。

流氷ウォークの住所・アクセスや営業時間など

名称 流氷ウォーク
住所 北海道斜里郡斜里町ウトロ東
営業時間・開場時間 1月27日〜3月下旬
利用料金や入場料 大人5,100円 小学生2,600円
参考サイト http://www.shinra.or.jp/ryuhyo_walk.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

雄大な景観と多様な生物たち

いかがでしたか?世界遺産、知床の代表的な景勝地から四季それぞれの魅力まで紹介してきました。
ぜひ、大自然の息吹を感じに知床半島を尋ねてみてください。
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