オーストラリアで看護留学をするための費用と方法

オーストラリア留学の中でも人気のひとつである看護留学。留学にかかる費用や、どのくらいの期間で看護師として働けるようになるのか気になりますよね?この記事では、看護師資格を取得するまでにかかる費用と留学方法をご紹介します。

オーストラリアで看護留学をするメリット

オーストラリアで看護留学をするメリット

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オーストラリアは、医療、福祉の先進国のひとつ。
医療サービスや介護、福祉の設備や就労環境が整っています。
オーストラリアで看護を学びたいという方の多くは、オーストラリアで看護師として働くということがその先の目標にあるのではないでしょうか。
オーストラリアでの医療、福祉業界での賃金はとても高く、初任給でも年間500万円程度稼ぐことができるんです。
留学費用は結構掛かりますが、正看護師として働くことができれば、十分に学費を返せるほどのお給料がもらえますよ。

さらに、オーストラリアで正看護師となれれば、永住権を申請できるというメリットも。
看護師はオーストラリアで不足している職業リストに入っているため、オーストラリアでの看護師の資格と経験をもとに、オーストラリアへの永住もできちゃうんです。
ビザ、永住権の条件は日々変わりますので、オーストラリア移民局のページからご確認ください。

語学学校の費用はいくらぐらいかかる?

語学学校の費用はいくらぐらいかかる?

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オーストラリアで看護を学ぶ場合、高い英語力が必要。
ですので、語学学校での英語学習から始める方が多いんです。
語学学校の費用は学校によって様々ですが、1週間に$250(約23,000円)から$400(約38,000円)ほど。
半年の留学なら70万円、1年の語学留学を考えるなら、約140万ほどを想定しておくと良いでしょう。
大学に入るための語学学校の留学期間は人それぞれ。
語学学校や留学エージェントと相談して、自分に必要な留学期間を決めましょう。

医療英語を学ぼう

医療英語を学ぼう

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医療の現場で使われる英語は、一般の英語とは違いますよね。
看護留学をする方の多くが通うのが医療英語(English for Health Professional)のコース。
このコースでは、医療器具や病気の名前から、病院での働き方、そしてロールプレイを行って、実際の現場で働けるようなトレーニングを行います。
入学条件は中級以上の英語力になるので、一般英語を学んだ後に、このコースで学ぶと良いかもしれませんね。
医療英語のコースは1週間で$300(約28,000円)から$400(約38,000円)ほど。
4週間から申請でき、自分の英語力に応じて、期間を決めることができます。

看護助手の資格を取るには?

看護助手の資格を取るには?

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オーストラリアで正看護師として働くためには、大学で学ぶことが必要となります。
まだ英語力が十分でない、看護を学ぶ自信がまだないという方には、看護助手から始めるという方法がおススメ。
看護助手はHealth Care Assistantとか、Care workerと呼ばれます。
コースは、Aged care(介護ケア)、 Disability care(障害者ケア) 、Acute Care(看護助手)などがあり、日本でいう介護士に近い資格。

Certificate III(サティフィケイト3) や、 Certificate IV(サティフィケイト4)のコースが主流で、サティフィケイト3のコースでは、介護の現場で必要となる基本的な知識を学び、半年ほどで資格取得ができ、学費は50万から70万円ほど。
サティフィケイト4は半年から1年のコースで、より専門的な知識を学べるコースになっていて、70万から100万円ほどの学費となります。
学校によってはサティフィケイト3と4のコースをパッケージにして、両方のコースを申し込むと、学費が安くなることもありますよ。

看護/介護+インターンシップに参加しよう

看護/介護+インターンシップに参加しよう

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ワーキングホリデービザを利用して行われるのが、この看護とインターンシップのプログラム。
ワーキングホリデービザは18歳から30歳までの方がオーストラリアで1年滞在することが可能なビザ。
30歳までという年齢制限はあるものの、オーストラリアで働くことができるビザなので、実際に病院、介護施設で有給で働くことができます。

看護留学を専門として留学をサポートしてくれるエージェントを通せば、学校の手配から、インターン先の紹介までサポートがあり、1年で100万円前後。
個人で留学する場合も、中級程度の英語力があれば、語学学校に行かずとも、日本での看護師としての資格、経験があれば、介護の資格取得の専門学校または医療英語のコースに通った後に、病院や介護施設での仕事を探すこともできます。
オーストラリアの看護、介護の現場を体験したい方におススメの留学方法ですよ。

准看護師のコースで学ぶには?

准看護師のコースで学ぶには?

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アシスタントナースと、正看護師との間にあたる資格が准看護師のコース。
この資格はTAFEと呼ばれる専門学校で取ることが可能。
コース期間は1年から1年半ほどで、学費は150万から200万円ほどになります。
このコース終了後は准看護師として働くことも可能ですし、大学のコースに編入することもできます。
また、看護のコースほど入学条件も厳しくなく、英語力はIELTS6.0から6.5ほど。
看護学科に入る入学条件に満たない場合は、まず准看護師のコースからスタートするのも良いですね。

オーストラリアで正看護師になる方法と費用はどれくらい?

日本での看護師の資格がある場合は?

日本での看護師の資格がある場合は?

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日本で大学を卒業し、正看護師の資格を取得している場合、オーストラリアの学士号課程で学ぶことなく、看護師資格を取得することができます。
ですが、一番の壁は英語力。
看護資格を取得するにはIELTS7.0または、OET テストという、医療専門英語試験に合格しなければなりません。
高い英語力があり、日本での正看護師の資格、経験があれば、3-4か月の実習を経て、看護資格を取得できます。

オーストラリアの大学に編入するにはいくらかかる?

オーストラリアの大学に編入するにはいくらかかる?

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日本で正看護師の資格と経験があれば、オーストラリアの大学に編入することができます。
ただし、大学の看護コースへの入学条件で求められる英語力はIELTS6.5から7.0。
大学によっては英語力が満たない場合、付属の語学学校で一定の期間英語を学べば、入学を許可してくれるところも。
大学に編入する場合は、オーストラリアの大学の看護科で1-2年の就学で看護師の資格を取得できます。
学費は学校によって様々ですが、1年で200万から300万円ほど。
2年間のコースに行くとなると400万円から600万円ほど必要となります。

オーストラリアで看護をいちから学ぶ場合の費用は?

オーストラリアで看護をいちから学ぶ場合の費用は?

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日本で看護の経験がなくても、オーストラリアで看護師をしたいという場合は、オーストラリアの大学で3年ほど学ぶことになります。
学費は3年間で600万円から900万円。
看護学科の学費は他のコースに比べて比較的高いのですが、卒業後に正看護師として働き始めることができれば、十分なお給料がもらえます。
留学期間中も、看護助手や、ケアワーカーとしてアルバイトをすれば、滞在費や学費を補うことが出来ますし、医療、介護の現場での経験を積むことができますよ。

オーストラリア滞在費用はどれくらい?

オーストラリア滞在費用はどれくらい?

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オーストラリアの滞在費は日本より高額だと感じるかもしれません。
滞在方法にはホームステイ、学生寮、シェアハウスなどがあり、滞在方法によって費用は変わりますが、1か月あたり5万円から15万円ほど。
オーストラリアの家賃は住む場所が都心部か郊外か、オウンルーム(自分専用の部屋)かシェアルーム(何人かで1部屋をシェア)かなどによって変わってきます。
自分の予算と生活スタイルに合わせて滞在先を決められると良いですね。

オーストラリアの生活費はどれくらい?

オーストラリアの生活費はどれくらい?

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オーストラリアで生活する際にかかる食費は1か月あたり約4万円から8万円ほど。
自炊をする回数や、外食をする回数によって金額は変わってきます。
携帯代金はプリペイドのものを使えば1か月に$20(約2千円)から$50(約5千円)ほど。
交通費は、学校が滞在先から徒歩圏内ならかかりませんが、郊外に住む場合など、電車、トラムに乗る必要があるなら、1か月の交通費は1万円から1万5千円ほどになります。
生活費の合計は1か月で5万円から10万円ほどを想定しておくと良いですね。
留学先に選ぶ都市によって物価は様々。
自分の予算に応じで留学先を探しましょう。

オーストラリアで看護留学をするということ

オーストラリアで看護留学をするということ

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看護留学は多くの期間と費用が掛かりますし、高い英語力も求められます。
ですが、医療の現場は高い英語力と知識が求められる場所。
私自身、オーストラリアで介護士として働いていましたが、病気の症状を的確に看護師さんに伝えたり、緊急時の素早い対応や、スタッフ、患者さんとのコミュニケーションなど、様々なスキルが必要な職場だと感じました。

医療、介護職は、大変な仕事ではありますが、オーストラリアで多国籍な環境で働くことで、多くの発見と、経験を得られます。
さらに、オーストラリアでの正看護師の資格が取れてしまえば、オーストラリアで働き、生活していくことも可能。
日本とは異なる環境で、戸惑いもあるかもしれませんが、得られるものはたくさんありますよ。

オーストラリアで看護師になろう

オーストラリアで看護師になるのは、長い道のり。
ですが、海外で看護師として働くことは、とてもやりがいのあることですし、自信にもつながります。
日本で看護師としての経験がある場合とない場合では、プロセスは異なりますが、看護師になれる方法はあります。
海外で看護をしてみたいという方は、是非、福祉先進国のオーストラリアで留学してみてはいかがでしょうか♪
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