京都の意外な穴場!「祇園の夜景」がすごく幻想的だった

他府県の方にも外国人にも大人気な観光地、京都。歴史を感じさせるお寺や神社が多数存在しており、美人の舞妓さんを見ることができるなど、見どころを挙げればキリがありません。

ところが、観光客が見落としがちな穴場が、京都の中でも1、2、を争うメジャースポット「祗園」に隠されているのです。それは「祗園の夜景」。夜の祗園は昼間や夕方とは打って変わり、幻想的な絶景スポットとなるのです。

果たして、その光景はどのようなものなのか。関西専門の観光ライターであるこの賀川奈伸雄がご紹介致します。

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まずは祇園の名所を巡ろう

今回は京阪線を使用し、祗園四条駅まで。

京橋駅から出ている特急だと乗り換えなしで行くことができるので便利です。

その他、阪急線や京都市営地下鉄烏丸線からでも行けます。

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撮影/賀川奈 伸雄

鴨川のそばで写真撮影。

祗園の中心を流れるこの川では、トンビやオオサンショウウオなど、都会ではなかなか見ることのできない生き物が訪れることもあります。

また付近の料亭では、この川の流れを見ながらご飯を楽しむこともできるのです。

それでは、夜になるまで祗園のさまざまなスポットを歩いていきましょう。

いかにも京都的な雰囲気の小道「花見小路」「産寧坂」

97426:いかにも京都的な雰囲気の小道「花見小路」「産寧坂」

撮影/賀川奈 伸雄

このお茶屋が立ち並ぶ通りは「花見小路」。

明治に作られたこの通りはしばしば人で賑わう、いわば祗園のメインストリート的スポット。

きれいなお化粧をした舞妓さんがよくここを通るので、それ目当てでこの場所へ行く方も多いらしいですね。

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撮影/賀川奈 伸雄

この少々急な坂道は「産寧坂」。

「三年坂」と呼ばれる場合もあります。

「清水の舞台から飛び降りる」のことわざで有名な清水寺へと通じる場所で、多くのおみやげ屋が軒を連ねています。

京都みやげを買うなら、この周辺の店がよいでしょう。

祇園の人々の間で人気スポット「京都南座」「安井金毘羅宮」

97428:祇園の人々の間で人気スポット「京都南座」「安井金毘羅宮」

撮影/賀川奈 伸雄

この大きな建物は「京都南座」。

松竹芸能株式会社の管理する劇場であり、有名な劇団がたびたび公演を行っています。

テレビでしか見られない超大御所を間近で目にすることもできるので、芝居好きな方にとってはまさに「聖地」とも言える場所ですね。

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撮影/賀川奈 伸雄

最後に紹介するのは少し不思議なスポット「安井金比羅宮」。

いったいどこが不思議なのかといいますと、ここは「縁結び神社」ならぬ「縁切り神社」、関係を絶ちたいと思った相手との”縁”を切ってくれるのです。

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撮影/賀川奈 伸雄

これだけ聞くとなんだか禍々しい場所のように思えますが、実は毎日観光客でにぎやかな場所です。

イヤな悪縁に悩まされているのであれば、一度立ち寄って願掛けをしてみるのもいいですね。

京都といえばおだんご、グリーンティーと一緒に

さて、日も暮れてきましたが、夜になるまでまだまだ時間がありそうです。

ここは祗園四条自慢の和風スイーツを食べながら、夜の訪れを待つと致しましょう。

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撮影/賀川奈 伸雄

おすすめは産寧坂近くのお団子屋「藤菜美」。

ここではできたてほやほやのおだんご、そして京都名物グリーンティーのセットを500円という非常にお得なお値段で食べることができるのです。

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撮影/賀川奈 伸雄

作られたばかりのお団子は弾力豊富で食べ応え抜群。

グリーンティーの苦みともいいコンビです。

そのおいしさにどんどん食べてしまいそうになりますが、ここは落ち着いて。

ゆっくりくつろぐだけの時間は十分にあります。

これが「祇園の夜景」だ!

97433:これが「祇園の夜景」だ!

撮影/賀川奈 伸雄

店を出ると、空はすっかり暗くなっていました。

周囲の建物もきらびやかにライトアップされています。

これが、多くの観光客が見落としている祗園の隠れた絶景「祗園の夜景」なのです。

それでは、夜の祗園を散歩してみましょう。

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撮影/賀川奈 伸雄

あたりが暗くなってからがこの祗園の街の本番。

昼間の様子とはまったく異なる神秘的な風景を見せてくれるのです。

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撮影/賀川奈 伸雄

こちらが今日の午後に訪れた花見小路。

ここらへんの建物はほぼすべて木造なので淡い光がよく映え、まるで映画か演劇のワンシーンのよう。

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撮影/賀川奈 伸雄

さらにわき道を歩けば、さびしい路地をぼんやりと光が照らしてくれるのです。

こうしたなつかしさを感じる風景、今ではなかなかお目にかかることができません。

「八坂神社」にも立ち寄っておこう

97437:「八坂神社」にも立ち寄っておこう

撮影/賀川奈 伸雄

夜の祗園をめぐる際に必ず立ち寄っていただきたいのが、ここ八坂神社。

別名「祗園さん」とも呼ばれているこの神社は、飛鳥時代にその起源があるといわれる由緒正しき場所です。

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撮影/賀川奈 伸雄

この祗園においてはランドマーク的な存在であり、このような夜中であっても多くの人がここを訪れています。

境内のどこかゆったりした神秘的な雰囲気が、不思議と人を引き寄せるのかもしれませんね。

ディナーは祇園のご当地ラーメンで

97440:ディナーは祇園のご当地ラーメンで

撮影/賀川奈 伸雄

一通り散歩を終えると、お腹が減ってくるかと思います。

祗園といえば「お茶屋さん」が有名ですが、あいにくそういった店は「一見さんお断り」のところが多く、知り合いの紹介がなければ入ることはできないのです。

ですので、他府県の方や海外の方にはあまりおすすめできません。

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撮影/賀川奈 伸雄

というわけで今回は、はじめて祗園を訪れた観光客でも利用できるオススメのディナースポット「むらじ」をご紹介。
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撮影/賀川奈 伸雄

このお店で食べられるのは祗園のご当地ラーメン、その名も「鶏白(しろ)」。

鶏ガラ風味のダシを使った白湯スープにスラリとした細麺が相性バッチリ。

京都のお店ならではな、充実した品揃えの日本酒も味わっておきましょう。

夜の祇園もいいものです

京都といえば晴れの日か夕暮れの観光スポットめぐりが一般的ですが、夜景がキレイなところも多数あります。

今回紹介した「祗園の夜景」もそのひとつです。

付近には「祗園の宿舞風館」や「高台寺よ志のや」など、設備が充実した宿泊施設もありますので、他の人とは一風変わった京都の夜旅行を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。