ニュージーランド在住者か解説!大学留学の費用や事例

悲しいことにやる気は十分あっても先立つものがなければ海外留学は難しいのが現状です。まずは大まかにどんな事に費用がかかるのかを把握してみましょう。今回はわかりやすいように2パターンの留学例を挙げてみたので参考にしてみてください。(NZ$1を80円で換算しています)

事例1、基礎コース受講からの大学入学

事例1、基礎コース受講からの大学入学

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東京在住、1年間大学を休学してオークランド工科大学に留学予定。
英語が得意ではないので英語の基礎コースを半年受けてから、残りの半年間教育学部に就学。
初めての海外生活で不安なので学校の近くの学生寮に入寮。
そんな留学スタイルの場合は具体的にいくら必要になるのでしょうか?

まず始めに留学に必要なもの

・パスポート申請にかかる手数料: 16,000円(10年)

・海外留学保険:1年間で保証内容の手厚いもの、最安値で231,070円

・ビザの申請料金: 学生ビザをオンラインで申請した場合は無料。
滞在期間が6ヶ月以上になるので指定の病院でのレントゲン検査が必要になるので11,500円。
その他の費用として戸籍謄本、住民票の写し、証明写真。

合計で約26万円になります。

東京からオークランドまでの航空券

東京からオークランドまでの航空券

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東京からオークランド間で直行便があるのはニュージーランド航空のみなので他の航空会社の選択肢はなくなります。
学生ビザがあれば片道航空券で入国することが可能。
1年間有効なフィックス・オープンチケットを購入し、現地で正確な帰国の日にちが決まってから帰国便の日にちを変更する方法もあり。

金額はシーズンによって異なりますがだいたい10万円~20万円になるようです。

オークランド工科大学学費

大学に入学するだけの語学力が足りない場合はまず英語の基礎クラスを受講します(6ヶ月)。
基本的にライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの授業がありそれそれのテストに合格すれば大学に入学することができます。

Certificate in English for Academic Study というコースで13,930ドル、日本円で約1,114,400円。

その後残りの半年を教育学部(Bachelor of Education)で学ぶと26,480ドル、日本円で約2,118,400円。
もし卒業まで在学するとなると1年分の学費×3(3年間)となります。

オークランド工科大学の入学金は150ドル。
Student Service Feeは614ドル。

その他に教科書代として基本、1科目に1冊は必要。
金額は安くて100ドル、高いものは200ドル以上、Eブックで代用できる場合もありますががそれでも本より多少安い程度。

年間で考えると約300万かかります。

寮費と食費

寮費と食費

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部屋のサイズは3つありスタンダードサイズで半年間で5,690ドル、日本円で約455,200円。
その他の費用として入寮費、150ドル、インターネット代、250ドル、シーツ代、130ドルなどがかかります。

食費+雑費で週100ドルあれば自炊で贅沢しなければ足りると思います。
外食やランチをテイクアウトしたりすると食費話グンと上がってしまいます。
外食の相場は30ドルから50ドル。
ランチにサンドイッチやスシなどを買うと軽く10ドルはかかってしまいます。

半年の寮費+食費+雑費で約70万円。

その他にかかる費用として通信費、交通費、交際費、旅行代

交通費、 例えばオークランドのバス定期は150ドルから190ドル。
市内を走るバスは料金最大1ドル。
その他のバスでも2ドルから5ドルほどで利用できます。

携帯の基本料金はSkinnyと言う会社で1番やすくて月額9ドル、50分間国内電話無料でText(メール)は無制限、100MBのインターネット使用量。
46ドルで通話、Text無制限、3.5GBまで使えるプランもあります。
プリペイド式だとトップアップの最低料金は$20で無くなり次第またチャージしてつかう。
あまり携帯を使わない人や同じ会社の携帯電話をつかえば、テキストや通話が無料だったりするので使い方しだいでお得に。

大学でできた友達との交際費、そしてせっかくニュージーランドに来たからには旅行も楽しみたいですよね。
これらの費用も忘れずに加えておきましょう。
学生証があるといろんなところで割引をしてくれるのでダメもとで支払いの際は学生料金があるか聞いてみましょう。

事例2、1年間の社会人大学留学

事例2、1年間の社会人大学留学

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地方在住、語学留学の経験があり英語には自信あり。
lELTSを日本で受験し大学入学規定の点数を獲得。
オタゴ大学の商学部に1年間の社会人留学。
シェアハウスで自炊。
移動の為に車も購入する場合いくら必要になるでしょう?

パスポート、海外旅行保険、ビザ、食費は事例1と同じなので省きます。

ちなみに日本でlELTSの試験を受けるには25,380円かかります。

乗り換え1回でニュージーランドへ。

地方に住んでいる人はわざわざ成田空港に行かずとも韓国、中国、シンガポールなどを経由してニュージーランドまで行く事ができます。
乗り継ぎ1回の場合に利用できるメージャーな航空会社は大韓航空、キャセイパシフィック航空、中華航空、シンガポール航空、ジェットスター航空です。

ニュージーランド航空に比べて多少安く航空券が購入でき、預けられる荷物の重量も一般的には23kgですが23kg×2個まで可能な航空会社もあります。

ダニーデンまで行くには、オークランド空港から国内線でニュージーランド航空またはジェットスター航空を利用します。
片道100ドル程。

オタゴ大学の学費

オタゴ大学の商学部会計学科(Bachelor of commerce/Accounting)に1年間留学した場合、2017年度の年間の授業料は$26,100。
約2,088,000円になります。
ダニーデンキャンパスに通う場合はStudent Services Fee として739ドル必要。

シェアハウスの費用

シェアハウスの費用

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ダニーデンでシェアハウスで自炊すると大学から近い市内で安くて週100ドルから、個人で使えるシャワーやトイレがついていたり環境の良い部屋になると週250ドルくらいが相場です。
シェアハウスの場合は個人的にオーナーやシェアハウスを管理している人との契約になるので家ごとに条件はちがいますが基本的には水道、ガス、電気、インターネット代は含まれています。
また家具や電化製品、キッチンセットも備え付けのものを使う事ができます。
トイレットペーパーや洗濯、食器洗剤の購入はフラットメイトとシェアなのかなど細かいことも始めにきちんと話し合っておきましょう。

日本の免許証はニュージーランドの運転免許証に書き換え可能

ニュージーランドの車の運転は日本とほぼ一緒。
国際免許証を日本から持ってきていれば1年間ニュージーランドで車を運転できますが、実は日本の免許証は実技、筆記試験なしでニュージーランドに現住所があることと日本で免許証を取得後、2年以上経っているという2つの条件がそろっていれば、必要書類と$52.10でニュージーランドの運転免許証に書き変える事ができます。
日本の運転免許証の翻訳が必要になるのでその翻訳費用に30〜60ドル程度かかります。

ニュージーランドでは身分証として運転免許証をよく利用するので作っておくとパスポートを持ち歩かずに済むので便利。

ニュージーランドで車を買う

ニュージーランドで車を買う

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留学中の車の購入となるとやはり中古車を買うのが一般的で、カーディーラー、個人売買、カーオークションで購入できます。
手続きは簡単で車の購入が決まれば申請用紙に手数料9ドルと身分証明書を提示するだけ。
またWoF(車検)が年間約35ドルとRegoの(車体登録)登録料6カ月で291.08ドル、1年で431.25ドル、車種によって多少金額が変わります。

諦めずに大学留学にチャレンジしてみてください

最近では留学期間を学年歴に加える”認定留学”というシステムを導入する大学が増えているそうです。
長期留学しても卒業時期はそのままで就職活動にも支障をきたさないので大学在学中の海外留学に対するハードルがさがりますね。
大学によっては海外提携校に留学する場合、日本の大学に授業料を支払っていれば海外の大学には授業料の支払いをしなくてよい場合もあるようです。
ニュージーランドの大学はたくさんの日本の大学と提携しているので、日本の大学に在学中の人で留学を考えている人は学校に交換留学の制度があるかなど調べてみる必要がありますね。

社会人でも大学入学のチャンスがあります

社会人でニュージーランドの大学に留学する場合は、特別な試験などはなくIELTSという英語の試験を受けて必要な点数が取れていれば入学可能。
また規定の語学学校や専門学校が大学と提携しているので、卒業後に大学に入学する事もできます。

ニュージーランドの大学は日本の大学とは違い、誰にでもチャンスが与えられていて、入学の門は広いのが特徴的、しかし就学中はかなりの努力をしなければ卒業するのが難しいのが現状、地元の学生でも落第する率がかなり高いようです。

大学留学での経験はプライスレス

こうやって具体的にみてみると大学留学の費用はかなり大きいので留学の際の大きな壁になってしまいそうですね。
しかし留学は自己投資、意義のある留学期間を送れば自分の為にプラスになることが沢山あり全く違った将来が見えてくるはずです。
その為にも留学中はしっかり勉強して日本ではできない経験をしたいもの。
大学留学となると周りの学生達も勉強に対する意識が高く良い刺激を受ける事ができるはず。

費用は住む地域や方法によって節約できますし、アルバイトをして生活費を稼ぐこともできますから出発前にその辺りも考えながら留学の計画を立てるとよいですね。
ニュージーランドの大学は国際的にも評価が高いですし留学生に対してもサポート体制がしっかりしているので安心して留学生活が送れます。
大自然に囲まれているので勉強で疲れた気分をリフレッシュさせるアクティビティもたくさん。
ぜひニュージーランドの大学で勉強してみませんか?

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