標高1625mの大自然!奈良県大台ケ原を歩く

関西地方において一際絶景に恵まれている場所といえば、やはり奈良県。

若草山や旗尾池など、これまでさまざまな奈良の絶景スポットを紹介してきたこの賀川奈伸雄が今回ご案内するのは、標高1600メートルの高原「大台ヶ原」。

数え切れないほどの絶景スポットを抱えているというこの一帯をその足で歩いて探索、ばっちり撮影してきました。

充実した内容を乞うご期待!

奈良からバスで大台ケ原へ

奈良県と三重県の境目に位置する大台ヶ原を日帰りで探索するには、かなり早い時間から出発しなければなりません。

お住まいの地域によって異なりますが、大阪在住の私は7時12分に近鉄大阪阿倍野駅から出ている急行に乗りました。

早起きが苦手な方は起床のために万全の準備を心がけてください。

その次は、近鉄大和上市駅から出ている奈良交通バスへ乗車。

ここから大台ヶ原まではなんと2時間もかかってしまいます。

朝早く起きなければならない意味がご理解いただけるでしょう。

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撮影/賀川奈 伸雄

そうしてようやく大台ヶ原駐車場へ到着。

ここは標高1500m以上。

5月中旬であるにも関わらず、下と比べて少々肌寒さがあります。

準備はしっかり怠らず

98258:準備はしっかり怠らず

撮影/賀川奈 伸雄

まずは大台ヶ原ビジターセンターへ立ち寄りましょう。

ここは大台ヶ原の風景や動物に関するさまざまな事柄を学ぶことができます。
また、散策に必要不可欠であるマップを100円で買えるので、必ず入手しておきましょう。

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撮影/賀川奈 伸雄

その近くにある物産センターではお土産も販売されています。

奈良県のおいしいお漬物などは贈り物に最適ですよ。

それでは、大台ヶ原の散策へと出発……と行きたいところですが、その前にもうひとつだけチェックすべきことが。

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撮影/賀川奈 伸雄

実はこの大台ヶ原、「東大台」と「西大台」という2つのエリアがあります。

このうち前者は人が歩いて散策ができるよう道が整備されているのですが、後者は人の手がほぼ入っていない自然に近い一帯。

西大台に入林するには事前許可が必要となるので、散策できるのはおのずと東大台になりますが、ごく稀に誤って、あるいは故意に足を踏み入れてしまう方もおられるようです。

そのような場合、遭難リスクが劇的に高まってしまいます。

看板などで確認の上、必ず東大台へ向かうようにしましょう。

大台ヶ原ビジターセンターの住所・アクセスや営業時間など

名称 大台ヶ原ビジターセンター
住所 奈良県吉野郡上北山村小橡660−1
営業時間・開場時間 9:00−17:00 冬期閉鎖
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.pref.nara.jp/2977.htm
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

展望台からの眺めがすごい!

98261:展望台からの眺めがすごい!

撮影/賀川奈 伸雄

まず最初に目指すは「日出ヶ岳」付近の山頂展望台。

小鳥のさえずりを聞きながら森の中を40分ほど歩きます。

周囲にはさまざまな植物や昆虫が生息していますので、時間に余裕のある場合は足下などをよくチェックしてみてください。
(ただし、決して歩道の外には出ないように)

運がよければ、シカやタヌキ、アナグマといった野生動物を見ることができるかもしれません。

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撮影/賀川奈 伸雄

そうして展望台に到着。

標高1625mから奈良の山々を一望するその眺めは感無量。

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撮影/賀川奈 伸雄

場所によっては遠く離れた三重県の海岸線すら見渡すことができてしまうほどのすごさです。

ここでお弁当などを食べるとさぞやおいしく感じるでしょうが、その場合はちゃんとゴミを持って帰るように。

日出ヶ岳の住所・アクセスや営業時間など

名称 日出ヶ岳
住所 三重県多気郡大台町大杉
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=18973
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

正木峠、枯れ木の謎

98265:正木峠、枯れ木の謎

撮影/賀川奈 伸雄

次に向かうのは、この大台ヶ原屈指の人気スポットである「正木峠」。

大台ケ原に関する電車の中吊りやポスターなどでは、必ずといってよいほどこの場所の写真が使われているのです。

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撮影/賀川奈 伸雄

枯れた木が幾多もそびえるこの一帯は少々ミステリアスな雰囲気が感じられますが、かつては他の場所と同じように緑が覆い茂っていたのだとか。

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撮影/賀川奈 伸雄

ところが、台風などの災害や、それに伴う特定植物やシカの増加、そしてドライブウェイの開通による来訪者の急上昇などによって新しい樹木が生えなくなってしまい、現在のような姿になってしまったそうです。

こうした問題については、大台ヶ原のマップやビジターセンター設置のパネルなどにも書かれていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

正木峠の住所・アクセスや営業時間など

名称 正木峠
住所 奈良県吉野郡上北山村小橡
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu/odaigahara/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

足元注意!大蛇嵓

98268:足元注意!大蛇嵓

撮影/賀川奈 伸雄

次に向かうのは、スリル満点のスポット「大蛇嵓(だいじゃぐら)」。

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撮影/賀川奈 伸雄

蛇のカラダのごとく曲がりうねった岩肌むきだしの山道を行った先にあるのは、思わず足がすくむ断崖絶壁。

足を滑らせてしまえば、もちろん命はありません。

それでも崖の先端まで行きたい場合は、まずリュックなどの重い荷物を降ろしてどこかに置き、靴ひもがほどけかけていないかしっかり確認の上チャレンジしましょう。

みごとその場所に立つことができたのであれば、この上ない達成感を得ることができるはずです。

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撮影/賀川奈 伸雄

なんとか三脚を設置して撮影を行おうかと試してみましたが、足場が不安定だったため断念しました。

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撮影/賀川奈 伸雄

ふと遠くにある断崖を見てみれば、なんとそこにはシャクナゲの花が。

植物の力強さに驚かされます。

大蛇嵓の住所・アクセスや営業時間など

名称 大蛇嵓
住所 奈良県吉野郡上北山村小橡
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.360navi.com/29nara/03odai/03daijya/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

散策後は山菜うどんでリフレッシュ

足を踏み外さないようしっかり歩きながら、なんとか大蛇嵓から脱出。

本来であれば更に奥の散策を行いところなのですが、あいにくバスの到着時に間に合いそうにありません。

ですので「尾鷲辻(おわせつじ)」を通って駐車場へと戻ります。

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撮影/賀川奈 伸雄

その途中、鳥の鳴き声をした方にすかさずカメラを向け、撮影成功。

遠くにいるのでわかりづらいかと思われますが、しっかり姿が写っています。

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撮影/賀川奈 伸雄

駐車場に到着したら、物産センターで遅めのお昼ごはんを。

ここでのおすすめはワラビやゼンマイなどをふんだんに使った「山菜うどん定食」。

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撮影/賀川奈 伸雄

ダシのしみた山菜が、散策後の食事としては非常にうれしいです!

ご飯もよく炊けていてふっくら。

こんな高山でここまでおいしい料理に出会えるとは思いませんでした。

大台ヶ原物産店 楓 の住所・アクセスや営業時間など

名称 大台ヶ原物産店 楓
住所 奈良県吉野郡上北山村小橡660−1
営業時間・開場時間 9:30−16:00
利用料金や入場料 山菜うどん定食 900円
参考サイト http://odai30311.blog.fc2.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

一生に一度は大台ケ原へ

登山初心者であっても雄大な高原の中を散策できる大台ヶ原は、絶景スポット好きの方なら見逃してはならない場所。

行くまでに少々時間はかかりますが、それだけの価値は十分にあります。

近鉄電車で販売されているチケットを利用すれば日帰りも可能ですが、その豊富な見どころを一日では周りきることは難しいはず。

ですので「心・湯治館」などの宿泊施設を利用し、日をまたいだ散策を行うことをおすすめします。