猫に会える島、滋賀県「沖島」を観光。のんびり流れる時間と猫との出会いを満喫できる場所

世界的に見ても珍しい、湖に人が住む島があることをご存知でしょうか。それが滋賀県近江八幡市、琵琶湖の中に浮かぶ【沖島】です。今もなお300人を超える人が住む沖島は、猫に出会う確率が高いことから【猫島】としても人気のスポット。のんびりとした雰囲気と猫が好きな、滋賀県在住ライターhitoyoが沖島の魅力をレポートします。

沖島へのアクセスは「堀切漁港」から

99036:沖島へのアクセスは「堀切漁港」から

撮影/hitoyo

沖島への入り口は、滋賀県近江八幡市の「堀切漁港」の通船乗場。
漁港には自動販売機や待合室があります。
お手洗いはないため、それまでに済ませておきましょう。
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撮影/hitoyo

一日の本数が少ないため、事前に船の時刻表をチェックしておきましょう。
今回は堀切漁港発、10:15の船に乗ることにしました。
7:15発・7:45発の2便は日曜運休のため、ご注意ください。
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撮影/hitoyo

料金は、船内の自動券売機で購入するシステムです。
片道500円。
往復券も購入可能です。
小銭または1,000円札の準備をお忘れなく。
船内は自由席。
出発した後、係の方が切符の半券を受け取りに来られます。

堀切漁港の住所・アクセスや営業時間など

名称 堀切漁港
住所 滋賀県近江八幡市沖島町
営業時間・開場時間 時刻表による
利用料金や入場料 通船運賃 片道500円
参考サイト http://www.biwako-okishima.com/sin-access.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

来島者専用駐車場や公共交通機関の利用を

99038:来島者専用駐車場や公共交通機関の利用を

撮影/hitoyo

堀切漁港内は、島民の方の契約駐車場です。
観光で訪れる場合は、漁港から徒歩数分の「来場者駐車場」を利用してください。

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公共交通機関利用の場合は、JR琵琶湖線近江八幡駅下車。
駅北口から近江鉄道バス【長命寺経由・休暇村行き】に乗車してください。
平日は近江八幡市が運営している【あかこんバス】も出ています。

沖島に到着!探索を始めよう

99043:沖島に到着!探索を始めよう

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10分間の船旅を堪能したら、いよいよ沖島に到着です。
島民の方の多くが漁業に携わっていることもあり、港には船がいっぱい!

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島内には細い路地がたくさんあります。
観光客の私たちにとっては非日常風景でも、島民の方にとっては日常。
特に漁師さんは夜に漁に出ることが多いため、午前中は睡眠時間。
路地を歩く際は、お静かに。

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思わずカメラを向けたくなる、こちらの建物は沖島小学校。
2017年4月時点での児童数は、19名。

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こちらのおきしま資料館では、沖島の歴史や古くから伝わる道具を知ることができます。
入館料は200円。

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設置数日本一とも言われている、滋賀県の飛び出し坊やの看板。
沖島にも飾られていました。
この衣装は漁師さんでしょうか。

おきしま資料館の住所・アクセスや営業時間など

名称 おきしま資料館
住所 滋賀県近江八幡市沖島町257
営業時間・開場時間 10:00-16:00 月曜休館
利用料金や入場料 200円
参考サイト http://www.za.ztv.ne.jp/okishima-cc/custom6.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#1 びわ湖を身近に感じてみよう

99047:びわ湖を身近に感じてみよう

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まるで海辺にいるかのような風景。
でも潮風が吹くことはなく、ここが湖だと実感させられます。

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波の音を聞きながら、砂浜でひとやすみ。
離島ならではの不思議な空気感がここにあります。
杉谷浜と呼ばれるこの場所では、沖島小学校の子どもたちが遠泳をしたり、地引き網体験が行われたりもするとのこと。

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波打ち際で、琵琶湖の水に触れてみました。
この澄み具合!裸足になって水遊びしたくなります(笑)。

杉谷浜の住所・アクセスや営業時間など

名称 杉谷浜
住所 滋賀県近江八幡市沖島町
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.biwako-okishima.com/sansaku.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#2 奥津島神社に参拝しましょう

99232:奥津島神社に参拝しましょう

撮影/hitoyo

沖島港から西へ向かうと「神社」の看板を発見。
矢印に従い、細い路地を進みます。

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撮影/hitoyo

712年、藤原不比等によって創建された奥津島神社。
島民の方には「宮さん」の愛称で親しまれています。

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撮影/hitoyo

沖島に訪れたのは、約1年ぶり。
お礼とこれからの旅の安全を祈願しておきました。

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撮影/hitoyo

お守りやおみくじ等はありませんが「開運招福」の絵馬を発見。
値段は500円。
備え付けの賽銭箱に入れる、無人システムです。

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少し高台にある境内から眺めた、沖島の町。
車のエンジン音が聞こえないと、とても静か。
普段、無意識のうちに耳に様々な音が飛び込んでいることを意識させられます。

奥津島神社の住所・アクセスや営業時間など

名称 奥津島神社
住所 滋賀県近江八幡市沖島町199
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.za.ztv.ne.jp/okishima-cc/custom11.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#3 島内最東にある「弁天さん」へ

99229:島内最東にある「弁天さん」へ

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面積、約1.53km²の沖島ですが、現在歩いていくことができる範囲は限られています。
その中で最も東にある「弁天さん」を目指すことに。
行く途中の道で、沖島内で活用されている三輪車を発見。
自動車が走っていない沖島では、貴重な移動手段です。

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撮影/hitoyo

沖島の厳島神社とも呼ばれている、弁財天。
琵琶湖に向かって立つ鳥居からは厳かな雰囲気を感じます。
沖島港からここまでは、寄り道せずに歩いて約30分ほど。

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撮影/hitoyo

琵琶湖側から眺めると、2つの鳥居が綺麗に収まっているのがわかります。
ひとやすみしたら、頑張って石段をのぼりましょう。

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撮影/hitoyo

100段ほどある階段の先に、弁天さんが祀られています。
普段はその姿を拝見することはできません。
弁天さんのお役目は、水火風の災害を避け船の往来を守ること。
さらに雨乞いの神様としても、親しまれています。

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撮影/hitoyo

境内からは、琵琶湖を眺めることができます。
偶然、目の前を「うみのこ」が通りました。
「うみのこ」とは、滋賀県在住の小学5年生が1泊2日のフローティングスクールの際に乗る学習船のこと。
私も乗りました(笑)。
懐かしさに思わずしみじみ。

弁財天の住所・アクセスや営業時間など

名称 弁財天
住所 滋賀県近江八幡市沖島町
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.za.ztv.ne.jp/okishima-cc/custom12.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#4 沖島の「食」を味わいましょう

99057:沖島の「食」を味わいましょう

撮影/hitoyo

たくさん歩いてお腹が空いたら、次は沖島の「食」を堪能しましょう。
港の目の前にある「沖島漁業会館」では、琵琶湖の魚を使ったお土産やお弁当を買うことができます。

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撮影/hitoyo

今回は「沖島弁当」1,000円を注文。
「今からごはんを炊くから1時間後くらいに戻ってきてね」と言われたので、船が着いた時点で予約をしておくと良いかもしれません。
ビワマスやモロコ、小鮎などの琵琶湖の幸や、沖島でとれたさつまいもや野菜、オレンジピールなど、沖島の幸がたっぷり。
急須で出してもらったお茶も嬉しい。
大満足です!

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撮影/hitoyo

こちらは「沖島よそものコロッケ」6個入り300円。
よそもの=琵琶湖の外来魚ブラックバスのこと。
おからが使われており、味付けもバターや醤油、塩・こしょうとシンプル。
あっさりしていて食べやすい印象を受けました。

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撮影/hitoyo

島内にある「いっぷくどう」さん。
不定休のため、事前予約が確実です。
こちらは去年訪れた際の写真。

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撮影/hitoyo

きままらんち、1,000円。
ごはんにお味噌汁、琵琶湖の魚におばんざい。
「ただいまー!」と帰って来たくなるような雰囲気のごはんに、思わずほっこり。

いっぷくどうの住所・アクセスや営業時間など

名称 いっぷくどう
住所 滋賀県近江八幡市沖島町243
営業時間・開場時間 10:30−16:00 不定休
利用料金や入場料 きままらんち 1,000円
参考サイト http://ippukudou55.blog.fc2.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

#5 猫と一緒に暮らす島

99194:猫と一緒に暮らす島

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いつの頃からか「猫島」と呼ばれ、猫好きの観光客も訪れるようになった沖島。
訪れた際にも、あちこちで見かけることができました。

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撮影/hitoyo

ただし、エサやりは禁止です。
猫のいたずら等、島民の方が困っている部分もあります。
猫は、愛でるだけにしておきましょう。

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撮影/hitoyo

また時間帯によっては、必ず猫に出会えるとは限りません。
猫は気まぐれ。
6月の時点では、木陰や台車の下など涼しい場所に隠れている猫が多いように感じました。

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撮影/hitoyo

人間を気にせずマイペースに歩く猫がいたかと思えば、人懐っこく太ももの上に乗る猫も。
猫の性格も色々です。

滋賀県の離島、沖島へ

99199:滋賀県の離島、沖島へ

撮影/hitoyo

京阪神からも日帰りが可能な離島・沖島。
大きな観光名所があるわけではありませんが、自分自身が無限の楽しみ方を見つけることができる場所だと感じています。
例えば波の音や、花の匂い。
猫を見つける楽しさもそのひとつ。
「沖島時間」とも呼ばれる、のんびりとした時の流れをぜひあなたも堪能してください。