激走!知床~釧路「よい景色と美味しいものを目指して」

バイク好き文筆家・写真家の吉田匡和です。

梅雨がない北海道は、初夏の風が爽やかです。

今日は知床半島・羅臼町から霧の街として有名な釧路までツーリングします。おいしいものや素晴らしい景色が待ってますよ。ではアクセルを捻ってバイクを走らせましょう。

目の前に横たわる国後島

99134:目の前に横たわる国後島

撮影/吉田匡和

前日は土砂降りでしたが、本日は雨があがり、雲一つない青空が広がっています。

彼方に浮かぶ島影は「国後島」です。
ロシアに返還を求めている北方領土の一つで、面積は沖縄本島より大きく、日本では本土4島を除いて2番目の大きさを誇ります。
ちなみに1番大きな島は、同じ北方領土の択捉島です。
いつ返還されるのでしょうか?

標津サーモン科学館

99135:標津サーモン科学館

撮影/吉田匡和

魚好きなら訪れてみたい「標津サーモン科学館」

こんな立派な建物を想像していなかったのでビックリ。
もっと小さな養殖場のようなものをイメージしていました。
「一体、中はどうなっているのだろう」とウキウキしながら入館します。

標津サーモン科学館の住所・アクセスや営業時間など

名称 標津サーモン科学館
住所 北海道標津郡標津町北1条西6丁目1−1
営業時間・開場時間 9:30−17:00 12月−1月は閉館
利用料金や入場料 一般610円 シルバー500円 高校生400円 小中学生200円
参考サイト http://s-salmon.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

まるで生け簀、ほとんど生け簀

99136:まるで生け簀、ほとんど生け簀

撮影/吉田匡和

サケを中心としながら、オホーツク沿岸の魚を展示しています。
ミズダコ、カレイ、ウニなどなど。
ほとんど生け簀ですね。
すでに「お昼はカレイの煮つけがいいなぁ」などと考えてしまいました!

北海道産のチョウザメ

99138:北海道産のチョウザメ

撮影/吉田匡和

ひときわ目立つのが、巨大なチョウザメの水槽です。
タマゴが高級食材になる巨大魚ですね。
チョウザメは27種いましたが、すでに23種が絶滅。
明治時代には北海道の川にも生息していたそうです。

99137:

撮影/吉田匡和

このチョウザメは、なんと近海で捕獲されました。
川のチョウザメは姿を消しましたが、海には今もいるんですね。

それ以前にチョウザメは淡水魚だと思っていましたが、サケのようにどちらにも適応できることに驚きです!

館内に凝らされた工夫

99139:館内に凝らされた工夫

撮影/吉田匡和

館内は魚を展示するだけでなく、様々な工夫が凝らされています。
釣り堀などで見かける「ニジマス」は、1877年に日本の川に放流された外来種です。
さて、どの国から来たのでしょうか?

角質を取ってくれます

99140:角質を取ってくれます

撮影/吉田匡和

通常「ドクターフィッシュ」と呼ばれるこの魚は、手を水槽に入れると集まってきて角質を食べてくれます。
裸になってドクターフィッシュがたくさん入ったプールに飛び込んでみたいと思っているのは私だけ?

チョウザメに指を噛まれる

99141:チョウザメに指を噛まれる

撮影/吉田匡和

パンフレットには「ここでしか体験できない感動があります」と書いてありますが、まさにその通り。
チョウザメに指を噛んでもらう体験など、他ではできないでしょう。
歯がないので全然痛くありません。

なお、土日限定先着2名限り500円で、体長2mを超す巨大チョウザメに、直接エサを与える体験も実施中。
高いと感じるか、感じないかは、あなた次第です。

99142:

撮影/吉田匡和

指パク証明書をいただきました。
こうした遊び心もいいですね。

とてもとても小さな半島

99143:とてもとても小さな半島

撮影/吉田匡和

サーモン科学館を離れて、野付半島を目指します。

全長28㎞、一番細い場所で幅130m程度。
オホーツク海に突き出した小さな半島です。

高級食材ホッカイシマエビをはじめ、たくさんの魚介が採れるほか、海水で浸食されて立ち枯れた「トドワラ」「ナラワラ」など、希少な自然が残されています。

99144:

撮影/吉田匡和

岬まで行くことはできず、ネイチャーセンターを過ぎた地点で一般車は通行禁止となります。
現在は半島に人は住んでいませんが、多くの遺跡が発掘されることから、明治以前は原住民などが住んでいたと考えられています。

海の幸がたっぷり!お任せ定食

99145:海の幸がたっぷり!お任せ定食

撮影/吉田匡和

お昼を過ぎたので、ネイチャーセンター内の「レストラン野花」でランチにします。
「お任せ定食」を頼み、何が出てくるかワクワク感を楽しみました。

基本的に絶対に食べられないものがないので、何が出てきても大丈夫。
偏食家では、こうはいきません!

99146:

撮影/吉田匡和

ドーン!

そんな感じで登場しました。
刺身はホタテ・ホッキ・サーモン、みそ汁はアサリ、真ん中はエゾシカのタタキで、煮魚はクロガシラ、酢の物はホヤ。
全部前浜で採れたものばかり!

クロガシラの煮つけは肉厚約2㎝!

99147:クロガシラの煮つけは肉厚約2㎝!

撮影/吉田匡和

片面の肉厚は2㎝くらいあり、食べごたえ十分。
淡白で上品な味わいです。
タマゴはダシが染みて美味。
海を眺めながら食事ができて、ロケーションも最高です。

レストラン野花の住所・アクセスや営業時間など

名称 レストラン野花
住所 北海道野付郡別海町野付63 野付半島ネイチャーセンター内
営業時間・開場時間 10:00−16:00(4/29−10/31)
利用料金や入場料 おまかせ野花定食 1,550円
参考サイト http://betsukai-kanko.jp/shops/nobana/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

地球が丸く見える「開陽台」

99148:地球が丸く見える「開陽台」

撮影/吉田匡和

海に背を向けて、内陸に移動します。
このあたりは「根釧台地」という平原のため、高い山がほとんどありません。
唯一高いといえるのが、中標津町にある「開陽台」です。
標高270mの小さな丘ですが、視界を遮るものがないので抜群の眺め。
地平線が丸く見えました。

開陽台展望館の住所・アクセスや営業時間など

名称 開陽台展望館
住所 北海道標津郡中標津町字俣落2256−17
営業時間・開場時間 9:00−17:30(10月は16:30まで) 冬季休館
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/kanko/nmrgsdb/3k-spot/3ks-kaiyoudai.htm
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

こいつに騙されるな!

99149:こいつに騙されるな!

撮影/吉田匡和

階段の脇に「バイク登り口」の表示がありますが、間違っても踏み入れないように。
急な坂道で地面はえぐれ、大きな石がゴロゴロ。
入り込んだことを後悔させてくれました。

断言します。
管理者の方、この案内板は外した方がいいと思います!

地平線の彼方へ続く道

99150:地平線の彼方へ続く道

撮影/吉田匡和

牧場が多く、牛乳を運ぶトラックが走ることから「ミルクロード」と名付けられた道は、どこまでも真っすぐに続いています。
油断すると警察や野生動物が飛び出してくるので、飛ばし過ぎに注意!

絶品ソフトクリーム

99151:絶品ソフトクリーム

撮影/吉田匡和

これを食べなきゃ始まらない!

酪農地帯だけに、ソフトクリームは濃厚でおいしい!これを食べたら市販のアイスなんて食べられなくなっちゃいますよ~。

自由の女神のように青空に掲げてみました。

かつては海だった釧路湿原

99152:かつては海だった釧路湿原

撮影/吉田匡和

広大な釧路湿原を見るには、展望台から眺めるのが一番。

湿原付近には様々な展望台がありますが、一番静かに眺めることができるのは「細岡展望台」です。
細いダートを通るため、大きな観光バスが通ることができません。

バイクの音に驚いたキタキツネが、走り去って行きました。

太古からの風を感じる

99153:太古からの風を感じる

撮影/吉田匡和

細岡展望台から釧路湿原を眺めます。

この湿原は太古の昔、海の一部でした。
その名残から釧路川に突き出した突端を「岬」と呼んでいます。
環境保全のため、あまり人が近づくことができません。

イトウやキタサンショウウオ、タンチョウ、その他の希少動物たちのためにも、人間は遠くから眺めているのが一番なのかも知れませんね。

細岡展望台の住所・アクセスや営業時間など

名称 細岡展望台
住所 北海道釧路郡釧路町達古武22-9
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.town.kushiro.lg.jp/kankou/html/drive/wet/hosookatenbou.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

細岡ビジターズラウンジ

99154:細岡ビジターズラウンジ

撮影/吉田匡和

展望台から徒歩5分ほどの場所に、休憩、釧路湿原の情報収集、飲食、買い物とマルチに使える「細岡ビジターズラウンジ」があります。

係りの方に、「まっすぐ進んでも国道に出られますか?」と質問したところ、「今日は何かがあったらしく、朝からパトカーがこの先に走って行ったので、来た道を戻った方がいい」と忠告を受けました。

99155:

撮影/吉田匡和

「何かとは、なんだ!」という興味の方が勝り、「通行止めになっていれば引き返せばいいや」と、そのまま前身。
山道ながらフラットなダートで走りやすく結局、何もありませんでした。

細岡ビジターズラウンジの住所・アクセスや営業時間など

名称 細岡ビジターズラウンジ
住所 北海道釧路郡釧路町達古武22-9
営業時間・開場時間 9:00−18:00(夏期) 9:00−16:00(冬期)
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.town.kushiro.lg.jp/kankou/html/drive/wet/visiter.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

本日の目的地「釧路」に到着!

99156:本日の目的地「釧路」に到着!

撮影/吉田匡和

無事に釧路に到着しました。

幣舞橋から見る夕焼けに、美しいシルエットが浮かび上がります。
いつも一日の終わりは、安全に辿り着けたことを、すべての人に感謝します。

幣舞橋の住所・アクセスや営業時間など

名称 幣舞橋
住所 北海道釧路市
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.kushiro-kankou.or.jp/tourism/nusamai-bridge.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

北海道ラーメンの隠れキャラ・釧路ラーメン

99157:北海道ラーメンの隠れキャラ・釧路ラーメン

撮影/吉田匡和

札幌ラーメンや函館ラーメンの陰に隠れがちですが、釧路にもソウルフードと呼べるラーメンがあります。
それが「釧路ラーメン」です。
細麺に醤油ベース、あっさりした味なので、飽きることなく食べられます。

ラーメン屋を探して繁華街をさまよっていると、何とも味のある店を発見しました。

99158:

撮影/吉田匡和

「つんどら」という、凍えるような店名ながら、炉端焼きとラーメンがメインのホットな店です。
まるで塩ラーメンのように見えますが、これがこの店の醤油ラーメン。

「先代?の味を継ぎ、醬油は少なめにしている」とのこと。
まったく味の想像がつきません。

99159:

撮影/吉田匡和

確かに塩とは違いますが、かといって通常の醤油でもない。
しっかりとダシが取られた美味しいスープになっています。
チャーシューもこんなに肉厚!いい店に巡り合えました!

炉ばた つんどらの住所・アクセスや営業時間など

名称 炉ばた つんどら
住所 北海道釧路町栄町3丁目1
営業時間・開場時間 11:00−翌1:00 日祝定休
利用料金や入場料 しょうゆラーメン 600円
参考サイト https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1021224/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

道東は、目も舌も大満足!

99160:道東は、目も舌も大満足!

撮影/吉田匡和

道東には同じ北海道でも、普段住んでいる札幌にはないスケール感があります。
豊富な自然のおかげで、見るものすべてが美しく、食べるものすべてがおいしい。
7月にはホッカイシマエビ漁が解禁になりますし、秋にはシャケやサンマが水揚げされます。

道東は体重が5、6㎏増えるのを覚悟して旅行してください。