EUって何?今さら人に聞けないのでコッソリ歴史を勉強してみました!

公開日:2019/3/19 更新日:2020/1/31

EU(European Union・欧州連合)とは?「ヨーロッパの国々が協力し合うために作った組織かな?」なんてフワッとした言葉で、何となく理解したつもりになっていましたが、改めて聞かれると口ごもってしまいそう。しかも、ごく最近できたものかと思いきや、その歴史は意外と古く、奥が深い。これを機会にEUについてきちんと知っておこうと思い、遡って歴史を紐解いてみることにしました。今さら人には聞けないかな…とお思いの方、一緒におさらいしていきましょう!

 

EUの歴史(1)~ヨーロッパ連合の幕開け

EUの概要と発足の目的

EUの概要と発足の目的

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EUとはEuropean Unionの略で、日本語ではヨーロッパ連合(または欧州連合)と表します。 一言で言い表すなら、ヨーロッパの国々が集まってできた組織・地域統合体、ということになるのですが、その目的とは、ヨーロッパが経済だけでなく社会・政治や政治など様々な分野でひとつにまとまること。 具体的には、国はそれぞれ独立して存在し続けますが、共通通貨(ユーロ)を設け、EU加盟国の間の移動時のパスポートチェックなどを簡略化するなどして、輸出入時の制限を取り払い、加盟国同士協力し合って良好な経済関係を築く、といった効果が期待されています。 アメリカやロシアなどの強大国と対等に渡り歩くためにもこうした協力体制が必要である、という見解から、1993年11月1日発足当時は6か国だったところ、数回に及ぶ拡大を経て、2016年時点での加盟国は以下の28か国となっています。 (ベルギー、オランダ、ドイツ、フランス、イタリア、ルクセンブルク、ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、エストニア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ハンガリー、マルタ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、フィンランド、スウェーデン、イギリス:順不同)。 しかし、2016年6月23日、イギリスで行われた国民投票でEU離脱の是非が問われ、離脱派が残留派を上回るという結果になったため、数年中にイギリスが離脱するものと見られており、今後の動向に注目が集まっています。

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