終わりなき平原で繰り広げられる生命スペクタクル『セレンゲティ国立公園』

自然豊かなアフリカにおいて最も有名な国立公園の一つと言われるセレンゲティ国立公園では、100万頭のヌ―が地平線を埋め尽くす景色を見ることができます。300万頭もの動物がここには生息し、食物連鎖、弱肉強食と言った言葉を思い浮かべずにはいられません。大地の胎動と生命の神秘を感じられるセレンゲティ国立公園をご紹介します。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

thousandwonders.net

「セレンゲティ」とは、マサイ語で「果てしなく広がる平原」を意味するが、14763平方kmの敷地面積を誇るセレンゲティ国立公園はまさにその意味の通りの広大な平原です。セレンゲティ国立公園は、タンザニア連合共和国北部の、マラ州・アルーシャ州・シニャンガ州の3州にまたがる国立公園で、自然保護をその目的としています。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

fineartamerica.com

セレンゲティ国立公園は、自然豊かなアフリカの大地において、一番良く知られた国立公園の一つです。1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。キリマンジャロのすそ野に広がる大サバンナ地帯にあり、草原、疎林、低木林、川、沼、湖があります。ここは生命の宝庫でもあり、様々な動物が300万頭生息していると推定されます。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

flickr.com

セレンゲティ国立公園を代表する動物はヌ―です。生息している動物の約3割がヌ―であると言われるほど、その生息頭数は多く、雨季となる12月から6月の間は、地平線をヌ―の大群が埋め尽くし、圧巻の景観を生み出します。そして彼らは乾期になると1500kmの距離を移動し、ケニア側のマサイマラ国立保護区へと毎年移動を繰り返すのです。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

visitheworld

セレンゲティ国立公園で繰り広げられる生命の胎動は、ヌ―だけではありません。肉食獣とその獲物が繰り広げるスペクタクルは、見る者を圧倒します。黄金色のたてがみをしたライオンの群れが草食動物を食べ、単独行動のヒョウが川べりから獲物をにらみ、チーターは群れとなって南東の平野をうろつきます。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

yourafricansafari.com

アフリカでも稀にしか姿を見ることができない小型肉食動物も見どころの一つです。島ハイエナや食虫性のアードルウルフ、美しいサーバルキャットまで、この平原には数多く存在しています。熱気球サファリやマサイロックペインティング、音楽岩などのアクティビティも充実しており、何日間滞在しても飽きることはありません。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

vagabondish.com

そして、動物観察と同じくらいこの国立公園を印象付けるのは、夕日で黄金色に輝く地平線です。地球の果てまで広がっているような広大な草原を染めあげる夕日は間違いなくここでしか見ること出来ない絶景です。また、雨の後に野生の草花によって作られる緑のカーペット、ほこりでオレンジに染まるアカシアの森林地帯など、ここでは生命の色を感じることができます。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

bestourism.com

どこまでも広がる草原で大地の息吹を感じながら、そこを舞台に動物が織りなす生命のスペクタクルを目撃できるセレンゲティ国立公園は、まさに世界でここだけ、と言える絶景をあなたの目前に届けます。開放的で本能的なこの場所に立てば、日常の喧騒も忘れ、本来の自分らしさを取り戻せる旅となるでしょう。

セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)への行き方

日本からの直行便はありません。
成田国際空港と関西国際空港からエミレーツ航空がドバイ乗り継ぎダル・エス・サラーム着で約14時間、成田国際空港からオランダ航空のアムステルダム乗り継ぎでキリマンジャロ空港またはダル・エス・サラーム着で約13時間で向かうことができます。
現地での移動はアルーシャ、マニヤラ湖やムワンザからの定期便およびチャーター便が出ています。
ただし、治安状況等を考えると、日本からプライベートツアーを組んで行くか、日本の旅行会社が催行しているツアー(ただし数は少ない)に参加することをオススメします。

wondertrip編集部

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