全てを飲み込む活気と喧噪。夜にひときわ輝く街『マラケシュ』

モロッコで最もエネルギッシュな場所、フナ広場。モノというモノ、人という人があふれ、濃密な活気が満ちています。ここではそんなフナ広場があるモロッコの街、マラケシュについてご紹介します。






マラケシュの街の起こりは11世紀のムラービト朝にまで遡ります。ユースフ・ブン・ターシュフィやその子の命で本格的な整備が行われ、モスクの建設や灌漑路の整備などが行われました。

やがて時代がムワッヒド朝へと移ると、ムラービト朝時代の建造物はほとんどが取り壊されてしまいました。これ以降も王朝が変わるたびに古いものが壊されるという歴史を繰り返してきましたが、ムワッヒド朝時代の1147年に建てられたクトゥビーヤ・モスクのミナレット(イスラム教における礼拝の告知が行われる棟。今ではスピーカーによる放送が一般的ですが、古くは唱手が台に立ちその時を知らせていました)は今も残り、マラケシュ旧市街の象徴となっています。

世界遺産でもあるこの旧市街には他にもバヒーヤ宮殿など長い歴史を物語る見所が点在していまが、何と言ってもマラケシュといえば忘れてはならないのが、フナ広場の活気と喧噪。
ジャマ・エル・フナ広場、通称「フナ広場」は日中は少し寂しげな観さえあるただの広場ですが、夕方になると大道芸人や屋台、観光客に地元の人までが次々と集まってきます。






城壁に囲まれた約400m四方のこの広場には、タジンやクスクス、ケバブといった伝統料理から、日本人にも人気のパブーシュなどの雑貨、アルガンオイルなどなど、とにかくマラケシュ中の全てのモノが集まります。こうして長い間人々の交易と社交の中心を担ってきたこのフナ広場の文化空間は、無形文化遺産にも登録されています。
おもちゃ箱をひっくり返したようなわくわく感を味わえるマラケシュ。夜遅くまで続くフナ広場のお祭り騒ぎに身を任せ、この街の活気を全身で感じましょう。
wondertrip編集部

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