シンガポールのシュールでキッチュなテーマパーク『ハウパーヴィラ(虎豹別墅)』

数あるシンガポールの観光名所のなかで、思いもよらないシュールな像やジオラマがある「ハウパーヴィラ」。中国の神話や伝説の光景を個性的な姿をした多数の像で表現していて、何とも言えない気持ちになります。 世界中の旅行者にもこの意外なテーマパークは大人気。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)

出典:withlocals.com

シンガポールの中心地から西へ車で約15分、空港から約30分のパシルパンジャン ロードにあります。
1937年に軟膏薬「タイガーバーム」の商売をしていた兄弟「胡文虎(アウ ブーンハウ)」と「胡文豹(アウ ブーンパー)」が建てたもので当時の名称は「タイガーバームガーデン」でした。その後この兄弟の名前をとって「ハウパーヴィラ(虎豹別墅)」と改称されました。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)

出典:flickr.com

この入り口にある中国風の華やかな門をくぐって行きます。ここまでのイメージとしては、中国庭園のテーマパークなのかなと思う程度ですが、この先には想像もつかない「ハウパーヴィラ」の世界が待ち構えています。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)

出典:flickr.com

ここでは以前「タイガーバームガーデン」だった頃の名残りを垣間見ることができ、軟膏薬「タイガーバーム」を持った、マスコットキャラクターであろうと思われるトラの女の子と男の子がいて、その風貌が何とも言えず。ちょっと怪しい雰囲気が漂ってきます。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)

出典:flickr.com

このパークには中国の神話とは全く関係のない像も多数あり、このお相撲さんの像もそのひとつですが、これは「胡文虎(アウ ブーンハウ)」の息子が日本人を妻に迎えたということで設置されたそうです。
もちろんその二人のお相撲さんの間にも「タイガーバーム」が置かれています。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)

出典:flickr.com

各ストーリーの場面ごとに様々な色使いでわかりやすいようにジオラマで表現されています。
このように、現代の生活の様子を動物を人間に例えている場面もあって、「ハウパーヴィラ」独特の不思議な世界に引き込まれて行きます。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)

出典:flickr.com

怖いけど見てみたい「閻魔大王と十王裁判」。パーク内の一角にこのテーマ館があり、そこには裁判と施行される刑の様子が人形たちによって詳細に表現されています。かなりグロテスクな場面もあるのですが、見てみたい気持ちにさせられます。
そして見終わったあとに「悪いことはしないようにしよう」と思ったりもします。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)

出典:flickr.com

シンガポールの観光の穴場ともいえる珍スポットでおすすめ。「ハウパーヴィラ」の奇妙な魅力を体験されたい方、一見の価値ありです。決して可愛くない人間や動物の彫像がみなさんをお待ちしていますので、ぜひ旅行のスケジュールに入れてみてください。 ちなみにここは入場無料。

Haw Par Villa (ハウパーヴィラ・虎豹別墅)への行き方

日本(成田または羽田空港)からシンガポール(チャンギ空港)まで直行便で約7時間。
シンガポール中心部からは
MRT(地下鉄)ノースイースト線で「ハーバーフロント」駅へ、サークル線に乗り換え「ハウパービラ」駅下車 。タクシーで約15分。

wondertrip編集部

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wondertrip編集部です。世界の絶景や秘境、一度は見てみたい国、触れてみたい文化など綺麗な写真とともにお届けします。

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