アジア最大のテーマパークを目指した夢の跡地!中国にある夢の廃墟『ワンダーランドアミューズメントパーク』

中国の首都・北京市郊外にある「ワンダーランド・アミューズメントパーク」はその名前からは想像できない廃墟パークとして、人々の探究心を駆り立ててきました。かつてはアジア最大のテーマパークを目指して作られた施設ですが、計画はとん挫。最近まで放置されてきました。現在では新たな建設計画も持ち上がっていますが、その行く末は如何に…!?


「ワンダーランド・アミューズメントパーク」とは

中華人民共和国北京市郊外に、「ワンダーランド・アミューズメントパーク」はあります。
なんともメルヘンな名前で、どんな素敵な遊園地があるのかとわくわくしますよね。
しかし、そこにあるのは巨大な城…の跡地と廃墟です。
1990年代後半の中国バブル時代に建設が始まったワンダーランド・アミューズメントパークは、バブルの崩壊に逆らえず、完成を見ることなく、放置されたのです。

アジア最大の遊園地になるはずが…

ワンダーランド・アミューズメントパークが建設されたのは1990年代後半のこと。
アジア最大の遊園地を目指して建設が始まりました。
しかし、経済の後退によりその後の建設は一向に進まず、10年以上建設予定地が放置されたままとなった場所です。
最終的にこの計画は中止となり、現在では建設途中のいくつかの建物がそのままに放置されている場所となっています。

敷地の一角はトウモロコシ栽培用の場所に

広大な土地の中央には背の高いお城がそびえています。
テーマパーク内の一角には、欧州風の町が再現されており、レンガ造りの壁に青い屋根が童話の世界をイメージしています。
そして別の一角には、ビニールハウスのような場所も。
ここは、テーマパーク計画がとん挫し、計画用地がトウモロコシ栽培などの生産活動の場所として明け渡された後なのです。

忘れられていた存在、再び脚光を浴びるきっかけとなったのは

ワンダーランド・アミューズメントパークは、長年その存在が忘れされていました。
脚光を浴びたのは、2011年12月。
写真家のデイビッド・グレイにより再発見され、彼が撮影した複数の写真が公開されたことがきっかけです。
その写真は不気味な廃墟でありながらも、時代の推移、国の栄枯を写し出しており、一躍注目の的となりました。

次はどんな姿に生まれ変わるのでしょうか

現在では取り壊されてしまいましたが、新たな建設計画が立ち上がっていると言います。
それは、フランスのヴェルサイユ宮殿もイメージした、巨大ショッピングモール計画だそうです。
ただし、これまでも何度も再建設計画が立ち上がり、そのたびにとん挫してきた経緯がありますので、今回はどうなるのか…!?これからが楽しみな施設でもありますね。

アクセス方法は車で

北京市からは北西に50kmほどに位置しており、S216を通って車で1時間弱の道のりです。
廃墟ですので、ツアー等はなく、個人で向かうしかありません。
市街から北へ進めば進むほど、周りは農村地帯となり、肌寒さを覚えます。
廃墟というものは、不気味でありながらも、どこか人を引き付けるのはなぜでしょう。
ワンダーランド・アミューズメントパークも、廃墟独特の魅力を感じます。

中国の経済変遷が凝縮された場所

人々に夢を与えるために、アジア最大のテーマパークを目指して建設されたワンダーランド・アミューズメントパーク。
しかし、それはやがて廃墟と化し、不気味な魅力が人々を魅了しました。
そして、現在、新たなショッピングモールとして姿を変えようとしています。
中国の経済の何十年もを一か所に濃縮したような場所が、ワンダーランド・アミューズメントパークです。
Ayuka

Writer:

横浜市在中で、旅行と寝ることとおいしいものが大好き♡みなとみらいの万葉倶楽部の裏・港側にある芝生でごろごろ過ごすのが好きです。
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