切ないエピソードが泣ける。インドの世界遺産「タージ・マハル」建設の由来と込められた想い

今回は、インドにある「タージマハル」をご紹介します。インドのタージマハルと言えばかなり有名で「あ、この建物見たことある!」といった感じだと思いますが、今回はちょっとしたトリビアも含めてご紹介していきたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。


タージマハルとは?

インドの北部にあるタージマハルは、こんなにも美しい見た目なので宮殿だと思っている方がいるかもしれませんが、実は総大理石の墓廟(死者を祀る施設)です。

 

タージ・マハルの住所・アクセスや営業時間など

名称 タージ・マハル
住所 Agra, Uttar Pradesh 282001
営業時間・開場時間 日の出から日没まで
利用料金や入場料 750ルピー
参考サイト http://www.tajmahal.gov.in/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

タージ・マハルのスポットページ

シャー・ジャハーンが愛したムムターズ・マハル

ムムターズ・マハルとは、ペルシャ語で「愛でられし王宮の光彩」「宮廷の選ばれし者」。
1612年、ジャハーンギールの皇子シャー・ジャハーンと結婚しました。
ムムターズ・マハルは、夫シャー・ジャハーンに深く寵愛され、14人の子女をもうけたそうです。
彼女が亡くなった時、夫シャー・ジャハーンは深く傷つき、髯は真っ白になってしまったそうです。

謀反を起こした臣下ハーン・ジャハーン・ローディー討伐に付き従っていたムムターズ・マハルは、遠征先のブルハーンプルで産褥病のため、1631年6月7日に死亡した。
彼女は遺言のひとつに、後世に残る墓を所望した。
 wikipedia

タージマハルの歴史動画

シャー・ジャハーンとムムターズ・マハルの物語・・・

墓廟

墓廟は横と奥行きがどちらも57mの正方形を基本に、四隅が切られた変形八角形をしている。
対して高さは丸屋根上部までが58m、上に据えられた頂華の長さを加えると更に高くなる。
この比率はタージ・マハルが目前から見上げられる際に威容を感じさせるためのである。
しかし遠目から見るとバランスに欠ける。
そのため基壇の端に塔を置き、視覚的な重心に配慮している。
 wikipedia

墓廟の内部、丸天井の高さは24mしかありません。
この形状は「二重殻ドーム」といい、外観上の丸屋根と内部の天井の間に空洞を作り、屋外から見るデザインと屋内の空間とのバランスを両立させるためだそうです。

タージ・マハルの墓廟には、地下室があります。
庭側入り口の脇に狭い階段があり、そこを下ると床は庭と同じ高さになっています。
ここにはホールの真下にムムターズ・マハル本来の墓石が安置されており、ホールの墓石はあくまで象徴的な参拝用のものであったそうです。

4本のミナレット

ムムターズ・マハルだけのために建設されたと言われる、タージマハルにある4つのミナレットは「皇妃に仕える4人の侍女」に喩えられているそうです。

ミナレットとは、モスクやマドラサなどのイスラム教の宗教施設に必ず付随している塔です。
塔の上からはイスラム教徒に礼拝(サラート)を呼びかけるアザーンが流されます。

この4本の塔は、地震等で倒壊した時に、タージマハル本堂を傷つける事の無いように、外側に倒れるように重心が置かれて設計されています。
ちなみに、世界中にある世界遺産の「桜鐘、ミナレット」の多くは、このような設計が多いんですよ。
ちょっとしたトリビアになりましたか?

300平方メートルの庭園

タージ・マハルは南北560m、東西303mの長方形の敷地にあります。
南端の約1/4が前庭になっていて、その北端にある大楼門を挟み広がる庭園は一辺296mの正方形、水路と遊歩道によって東西南北それぞれに2等分されています。
cafe

Writer:

主婦、二児の母。文章を書くことが好きで、ライターというお仕事を通して様々な知識を蓄え中。私が世界で一番住んでみたいところは、絵本の世界のような、フランスのコルマール。いつの日か、コルマールのような素敵な街に移住するぞ!という夢をみながら、世界中の街を知るためネットサーフィンするのが趣味。そんな私の記事が、1人でも多くの方の旅の参考になれば幸いです。

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