水墨画の世界に迷い込んだような美しい絶景『桂林の漓江』

世界中から多くの旅行客が川下りを楽しみにやってくる川があります。
桂林の漓江は、流れの源である桂林市資源県の猫児山から陽朔などの街をたどり、途中で桂江とその名を変えて最終的には西江と合流する、全長426kmの長い川です。
今回はそんな中国の漓江についてご紹介します。


桂山の漓江は、広西チワン族自治区の東北部を流れる川です。
世界的にも有名な川下りのコースがあり、特に桂林から陽朔までの間は風光明媚で名高く、国家重点風景名勝区に認定されています。
季節により水量が変化するため、川下りを楽しむなら水位の上がる4月から7月のはじめにかけての雨季がおすすめ。
まるで水墨画の世界に迷い込んだかのような、侘び寂びを感じる船旅は訪れる人々の心を癒します。
カルスト地形を流れる漓江は、水の浄化能力が高く、環境保護の運動も盛り上がっていることから中国の街中を流れる川としては格段の美しさを誇っています。
よく晴れた日には空の青が映りこむほど高い透明度を持った水と、両岸に流れる木々の緑やそびえる山々をゆったりと眺めながらの川下りは至福のひととき。
目をこらせば川底や水草、あたりを泳ぎ回る魚たちの姿を楽しむこともできます。
落ちゆく西日を眺めながらの川下りも絶景。
どの瞬間を切り取っても絵になる光景のオンパレードです。
川下りの途中では、かつて漁村があった楊堤風光の羊蹄山や、日本人観光客に特に人気のスポット「富士と林檎」など、見どころとなるポイントもたくさん。

ご夫婦やカップルには夕暮れ時の川下りが特におすすめ。
時間帯によって異なる光の具合から生み出される、川面の色とゆらめきは思わずうっとりとため息をついてしまうこと間違いなし。
ロマンチックなひとときを過ごすことができるでしょう。
漓江のある桂林の名物はビーフン。
日本の細いビーフンとは違って、まるできしめんのような平べったい形状をしているものが多いといいます。
唐辛子で辛く味付けされているのが特徴で、辛いもの好きにはたまらないおいしさ。
漓江の川下りを堪能したあとはぜひ1度ご賞味ください。

ビーフンのほかにも、日本ではあまりなじみのないタニシを使った料理など、食の王国中国ならではのおいしい名物料理をたくさん味わうことができる漓江近辺。
川辺の景色とともに、訪れた際はぜひ街の散策もお楽しみください。

桂林の漓江(Li River)への行き方

wondertrip編集部

Writer:

wondertrip編集部です。世界の絶景や秘境、一度は見てみたい国、触れてみたい文化など綺麗な写真とともにお届けします。

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