男女混合像に込められた意味って?インドの「カジュラーホの建造物群(カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院)」が圧倒的な存在感

今回は、インドにある世界遺産のカジュラーホ建造物群「カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院」をご紹介します。12世紀末には、85もの建造物が建てられていたとも言われているカジュラーホ建造物群。一体どんなところなのか写真と動画を交えてご紹介してまいります。


カジュラーホ建造物群とは?

カジュラーホは、ヒンドゥー教及びジャイナ教の寺院群で主に「カジュラホ」と呼ばれています。
10~13世紀に栄えたヒンドゥー王国、チャンデッラ朝により造られたカジュラーホ建造物群の寺院には、芸術的価値の高い彫刻が施されていて、世界遺産にも登録されています。

カジュラーホの建造物群の住所・アクセスや営業時間など

名称 カジュラーホの建造物群
住所 Khajuraho,Madhya Pradesh,India
営業時間・開場時間 現地時間10:00-18:30
利用料金や入場料 Rs250
参考サイト http://www.xn--eckxduf365jf24b9gao35o.jp/pages/khajuraho.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

カジュラーホの建造物群のスポットページ

代表的建造物 カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院

今回ご紹介するのは、カジュラーホ建造物群全体の中でも最大とされる寺院「カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院」です。

カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院は11世紀半ばに建設された建造物で、小高い基壇の上に「マハー・マンダバ」と呼ばれる大拝堂と「マンダバ」と呼ばれる拝堂を持ち、大きなシカラを上に載せるようにした「ガルバグリハ」と呼ばれる聖室があります。
これらの建物の上は「バルコニー」と呼ばれて、シカラを支える石柱が建てられており、寺院内部へ光を入れる構造になっています。

カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院(Kandariya Mahadeva TMandir)の住所・アクセスや営業時間など

名称 カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院(Kandariya Mahadeva TMandir)
住所 Khajuraho, Madhya Pradesh,India
営業時間・開場時間 日の出~日没
利用料金や入場料 250ルピー(西群)
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%BC
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院(Kandariya Mahadeva TMandir)のスポットページ

砂岩で造られた31mもある大シカラ

最大の大シカラは、砂岩で造られていてその高さは31mに達しており、大シカラを包み込むように、大シカラにそっくりに造られた84基の小シカラが造られています。

シカラの壁面には、細かな文様が施されており、小シカラを支える柱の側面には、裸体の人物像が驚くほどぎっしりと刻まれています。

シヴァ神が住むとされる「ヒマラヤ山脈」を模した

寺院の内部には「繞道(にょうどう)」という寺院本体を右に回って拝観するための通路があり、シカラの真下にあるバルコニー部分から入ってくる光によって、内部の彫刻を照らす仕組みになっています。
カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院は、シヴァ神にささげられた寺院だと言われており、シヴァ神が住むとされる「ヒマラヤ山脈」を模して造られていると考えられています。

一見すると区別つきにくい建造物ばかりですが

カジュラーホ建造物群には、85もの寺院があったのですが、現存しているのは25の寺院です。
カジュラーホ建造物群は、「西群」「東群」「南群」に別けられています。
一見すると、どの寺院も似ており、区別をするのが難しく思えますが、無数のシカラがある事や細かな「ミトゥナ」などの装飾が施されているのは共通した特徴なので、難しいことは考えずじっくり見てほしいです。

ミトゥナ(男女混合)像に込められた意外な願い

ヒマラヤを模したと言われるその壮大な外観のカジュラーホの建造物に近づくと、まず圧倒されるのが無数にある「ミトゥナ(男女混合)像」です。
そこには、男女の交わりが無数に表現されていますが、このレリーフには意外にも「豊穣祈願」が込められているそうです。

カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院 ガイド動画

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Writer:

主婦、二児の母。文章を書くことが好きで、ライターというお仕事を通して様々な知識を蓄え中。私が世界で一番住んでみたいところは、絵本の世界のような、フランスのコルマール。いつの日か、コルマールのような素敵な街に移住するぞ!という夢をみながら、世界中の街を知るためネットサーフィンするのが趣味。そんな私の記事が、1人でも多くの方の旅の参考になれば幸いです。

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