ふむふむ…世界遺産「清東陵」の過去を知ったら行きたくなった!

中国の歴史の長さと、その広大さはみなさんご存知かと思います。たくさんの歴史的建造物や、美しい自然など、たくさんの観光客が世界中から訪れて、その壮大な歴史のロマンに触れています。ここでご案内する清東陵は、中国の河北省遵化(じゅんか)市にある、清朝の皇室の陵墓群です。清朝三大皇族墓地の一つで、世界遺産に指定されています。清東陵の工事は、1661年の孝陵から始まり、1908年の西太后の慈禧陵まで約2世紀にわたります。この間に、皇帝陵5ヵ所、皇后陵4ヵ所、妃陵5ヵ所を建設しました。陵墓の総面積は78km2、神道の総長は1万4500m。とてつもない大きさです。清東陵は自然に恵まれた地で、中国伝統風水学に基づき、陵墓の人文建築と山水の秀麗を巧みに融合しています。今回はここ清東陵の旅をご案内したいと思います。中国の歴史をこの清東陵を見ながらひもといてみましょう。


旅の始まりは北京から

旅の始まりは北京から

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日々発展を続けている中国北京。
人口2150万人を超えます。
北京には万里の長城、明十三陵、頤和園、故宮博物院、天壇公園、周口店という6つの世界遺産があります。
この街の歴史が感じられますね。
ちなみに、北京から1泊旅行で行ける場所にも、これからご紹介する清東陵・清西陵(河北)、承徳の避暑山荘と外八廟(河北)、泰山(山東)、といった世界遺産の数々があります。
そして写真は超モダンな高層ビルディング。
歴史の流れを感じてみる旅をここ北京から始めましょう。
北京で近代化された街を楽しんでから出発します。

気分はラストエンペラー

気分はラストエンペラー

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最初に、北京の世界遺産を一つだけ紹介します。
故宮博物院(紫禁城)です。
明清朝の旧王宮である歴史的建造物。
北京と瀋陽の明・清王朝皇宮の一つとして世界遺産(文化遺産)となっています。
面積は 725,000m²

黄色と朱色からなる故宮博物院(紫禁城)はまさに映画ラストエンペラーを彷彿させます。
このスケールの大きさ、観る者の期待をけっして裏切りません。
あまりにも有名な建造物なので中国に来たら訪れるべきでしょう。

入り口だけでもこの大きさ

入り口だけでもこの大きさ

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では早速、世界遺産「清東陵」へ向かいましょう。
行き方は、北京からバスが出ていて、宣武門教堂前から清東陵行きのバスで約3時間かかります。
入り口に着くと、こんな感じのまっすぐな通りがどこまであるのか。

というくらい永遠に続いています。
約5キロもの道のりになります。
規模の大きさに驚きですね。

日帰りで行くことが可能ですが、規模が余りにも大きいので、すべて見て回ることは不可能です。
あらかじめ行きたいところを選んでおいたほうがよさそうです。
この写真をを見れば納得の大きさですね。

清第3代、順治帝の陵墓。

清第3代、順治帝の陵墓。

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清東陵、現在では、最大規模の第3代皇帝の孝陵、第6代皇帝の裕陵や西太后の定東陵などが一般公開されています。
背景に雄大な山々が広い範囲に広がります。
多くの陵墓は同じような構造となっていますが、装飾品や材料については、それぞれの皇帝の権力の強さや暮らしぶりがうかがえます。

これは清東陵の中で最大規模を誇ります。
この順治帝、偉業を成し遂げましたが、天然痘により24歳で夭逝してしまいました。

順治帝は、死後遺体は火葬されたが、そのあとの皇帝はみな土葬だそうです。


清東陵の住所・アクセスや営業時間など

名称 清東陵
住所 河北省遵化市清東陵 
営業時間・開場時間 8:00-17:00
利用料金や入場料 通し券152元  学生92元
参考サイト http://www.qingdongling.com
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

清東陵のスポットページ

地下に埋まる乾隆帝の墓室

地下に埋まる乾隆帝の墓室

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乾隆帝の墓室をご紹介しましょう。
大理石で覆われた空間をずっと下に下りて行きます。
するとそれぞれに言葉では言い表せないような美しくて繊細な彫刻が施されているのが見えると思います。
壁には、一面おびただしい数のチベット文字で埋もれています。
30111字ものチベット文字が刻まれているのだそうです。
すべての文字を刻むのに、年月は3年も要したのだそうで、圧巻です。

image by iStockphoto / 101422563

美しい彫刻。

清東陵の住所・アクセスや営業時間など

名称 清東陵
住所 中国河北省遵化市
営業時間・開場時間 現地時間8:00-17:00
利用料金や入場料 通し券152元  学生92元
参考サイト http://www.qingdongling.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

清東陵のスポットページ

定東陵 9代皇帝、咸豊帝の皇后のお墓

定東陵 9代皇帝、咸豊帝の皇后のお墓

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では次に、定東陵9代皇帝、咸豊帝の皇后、ご存じ西太后のお墓へ行くとしましょう。
ここが入り口となります。
ドラゴンレディと呼ばれ、稀代の悪女として知られた西太后の陵墓、定東陵。
建物の柱には金の龍が巻きつく装飾が施されるなど、立派なものとなっています。
地下宮殿に安置されている棺の周りは、数多くの宝飾品で囲まれています。
入ってみることができます。

Writer:

宮城県仙台市在住。生まれ育った仙台、宮城のおすすめ観光スポット、グルメなど、見たら行って見たくなるような、進化し続ける仙台の魅力をご紹介いたします。そして、ニューヨークはアメリカの文化、ファッション、アート、ライフスタイルなどに興味がある私にとって昔から憧れの街。トロント在住中や今でも何度も訪れ、刺激を受けています。そんなニューヨークの奥深く素敵なスポットもたくさん紹介いたします。

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