想像していたより少林武術って深い…禅と武術の融合「嵩山少林寺」

カンフー映画「少林寺」や「少林サッカー」で日本でもよく知られている中国河南省のお寺、少林寺。ここでは僧たちが座禅を中心とした修行に励みつつ、少林武術によって日々己を鍛錬しています。日本の少林寺拳法とも違う少林武術はいったいどんな武術なのでしょうか?中国の人にとって少林寺はどんな存在でしょうか?今回は嵩山少林寺のスポットをご紹介します。

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霊山の麓にたたずむ少林寺

霊山の麓にたたずむ少林寺

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河南省西北の嵩山(すうざん)は中国5霊山のうちの1つとして知られます。
嵩山は太室山と少室山から成っており、少林寺は険しい山々の間に位置します。
495年にインドから招いた高僧のため建立され、その武僧達の優れた戦力から随、唐、清時代には各皇帝の庇護を受けていました。

嵩山少林寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 嵩山少林寺
住所 Dengfeng Ave, Dengfeng, Zhengzhou, Henan
営業時間・開場時間 現地時間8:00~17:00
利用料金や入場料 100元
参考サイト http://www.shaolin.org.cn/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

嵩山少林寺のスポットページ

風格ある少林寺の入り口

風格ある少林寺の入り口

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嵩山少林寺の入り口です。
ここから実際の少林寺までは2kmほど距離があり、武術学校の生徒達が稽古をしている姿はこちらで見られます。
入り口付近には土産物屋が立ち並び、少林武術で使われる武器の模造品を見ることも出来ます。

就職のために武術を特訓、少林武術学校

就職のために武術を特訓、少林武術学校

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少林寺周辺には、僧を目指さない一般の人向けの少林武術学校があります。
映画「少林寺」が1982年に公開されてから、少林武術は大ブームとなり中国各地から学びたい人が押し寄せるようになりました。
ここでは全国から集まった少年少女が寮生活を送り、カンフースター、プロ格闘家、軍隊や警察官、などの仕事に就くことを目標に厳しい稽古に励んでいます。







猛々しい嵩山を登るなら、ケーブルカー

猛々しい嵩山を登るなら、ケーブルカー

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少林寺は広大な敷地のため、すべて回るとなると時間がかかります。
嵩山山頂へ行ってみたい場合はケーブルカーを利用することをおすすめします。
もっとも高所恐怖症の人は遠慮した方が良いかもしれません。

昔は車やケーブルカーのような交通手段はなかったので、少林寺から移動したり生活するには不便だったことでしょう。
しかし、己と向き合う修行にとって世間から離れた環境は理想的でもあります。

少林寺で修行する少年僧

袈裟をまとい修行に励む少年達。
少林寺では武術をどの程度稽古するかは自分で選ぶことができます。
禅の修行は必須ですが武術は必須でないということです。
もともと少林武術が始まった背景には、長時間の座禅による運動不足と野生動物の襲撃による被害、の2つがあったとされます。
必要に応じて自然に生まれた武術と考えられますね。

険しい崖道もへっちゃらな、武僧達

険しい崖道もへっちゃらな、武僧達

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少林寺の周りは険しい崖道があります。
2011年公開の映画「新少林寺」でも、ジャッキー・チェン扮する寺人が民衆を引き連れ登ってゆく印象的なシーンがあります。
このような崖道も少林寺の武僧にとっては鍛錬の場所。
岩場の上で片足バランスをとったり棒術や槍の稽古をしたりと人間技と思えない動きを見せます。
次のページでは『激しい修行の跡が残る、少林寺』を掲載!
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