ジャイプールは、インド北西部のラジャスタン州という州の州都で、別名「ピンク・シティ」とも呼ばれています。ピンク・シティの由来は、赤砂岩でできた建築物が多く街全体が赤みがかって見えることであるとか、ヴィクトリア女王の息子がこの街を訪れた際に建物をピンクに塗装したことがきっかけであるなどいくつか諸説があります。歴史が深いので、多くの歴史的建造物が残っていて、見所の多い街です。今回は「ジャイプール」の見所や観光情報をまとめてみました。
ゴールデントライアングルの一つ、ジャイプール

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インド観光の主要都市であるデリー、アーグラ、そしてジャイプールの3都市を結ぶ周遊ルートは、よく「ゴールデントライアングル」と呼ばれます。
首都であるデリー、あのタージ・マハルがあるアーグラに並んで、ここジャイプールも多くの歴史的建造物が残っています。
首都であるデリー、あのタージ・マハルがあるアーグラに並んで、ここジャイプールも多くの歴史的建造物が残っています。
ジャイプールの住所・アクセスや営業時間など
名称 | ジャイプール |
名称(英語) | Jaipur |
住所 | Jaipur, Rajasthan, India |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト | http://www.india.com/travel/jaipur/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
ジャイプールの歴史

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ジャイプールは、1727年、この地を治めていたラージプートの有力氏族であったジャイ・シング2世によって建設が始められました。
初期の都は、アンベール城のある地域でしたが、人口の増加、そして深刻な水不足に襲われたことから、今のジャイプール中心部へと遷都しました。
ジャイプールのジャイはこのジャイ・シング2世からつけられたもので、「ジャイの街」という意味です。
初期の都は、アンベール城のある地域でしたが、人口の増加、そして深刻な水不足に襲われたことから、今のジャイプール中心部へと遷都しました。
ジャイプールのジャイはこのジャイ・シング2世からつけられたもので、「ジャイの街」という意味です。
マハラジャの末裔が住む、シティ・パレス

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シティ・パレスは、ジャイ・シング2世がジャイプールの町の建設とともに建てられたもので、それ以来、およそ200年にわたって、ジャイプル藩王の住居となっていました。
いくつかの建物は、今は博物館となっており見学することができます。
いくつかの建物は、今は博物館となっており見学することができます。
シティ・パレスの住所・アクセスや営業時間など
名称 | シティ・パレス |
名称(英語) | Jaipur City Palace |
住所 | Gangori Bazaar, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302007 |
営業時間・開場時間 | 9:30−17:00 |
利用料金や入場料 | 400インドルピー |
参考サイト | http://tourism.rajasthan.gov.in/jaipur/18/jaipur-city-palace 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
「風の宮殿」、ハワー・マハル

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風の宮殿、ハワー・マハルは、1799年に宮中女性のために建てられた宮殿です。
宮中の女性たちは、外部から姿を見られることを禁じられていたため、ここの小部屋から街や祝祭の様子を眺めていました。
建物自体の奥行きは非常に狭く、横から見るとその薄さがわかります。
ジャイプールの中でも人気の観光地の一つです。
宮中の女性たちは、外部から姿を見られることを禁じられていたため、ここの小部屋から街や祝祭の様子を眺めていました。
建物自体の奥行きは非常に狭く、横から見るとその薄さがわかります。
ジャイプールの中でも人気の観光地の一つです。
ハワー・マハルの住所・アクセスや営業時間など
名称 | ハワー・マハル |
名称(英語) | Hawa Mahal |
住所 | Hawa Mahal Rd, Badi Choupad, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002 |
営業時間・開場時間 | 9:00−16:30 |
利用料金や入場料 | 50インドルピー |
参考サイト | http://www.hawa-mahal.com/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
当時の天文学に触れられる、ジャンタル・マンタル

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ハワー・マハルから歩いて10分ほどの距離にあるのが、このジャンタル・マンタルです。
様々な形をした不思議な観測機のようなものが立ち並ぶこの場所は、以前観測所・天文台として使われていました。
天文学者でもあったジャイ・シング2世は全国に多くのこういった天文台を建造しましたが、ここはその中でも最大の規模です。
2秒単位で観測できる日時計に代表されるように、ここの観測機を見ていると当時のインドの天文学のレベルの高さが伺えます。
様々な形をした不思議な観測機のようなものが立ち並ぶこの場所は、以前観測所・天文台として使われていました。
天文学者でもあったジャイ・シング2世は全国に多くのこういった天文台を建造しましたが、ここはその中でも最大の規模です。
2秒単位で観測できる日時計に代表されるように、ここの観測機を見ていると当時のインドの天文学のレベルの高さが伺えます。
ジャンタル・マンタルの住所・アクセスや営業時間など
名称 | ジャンタル・マンタル |
名称(英語) | Jantar Mantar |
住所 | Sansad Marg, Connaught Place, New Delhi, Delhi 110001 |
営業時間・開場時間 | 9:00−16:30 |
利用料金や入場料 | 200インドルピー |
参考サイト | http://www.delhitourism.gov.in/delhitourism/tourist_place/jantar_mantar.jsp 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
象のタクシーが有名!アンベール城

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アンベール城は、1592年にラージャ・マーン・シングによって建設が始められ、その後約150年間にわたって増改築されてきた城塞です。
イスラム様式をベースとした美しい建築や装飾も見所ですが、ここでは、象のタクシーも名物の一つとなっています。
象の背中に揺られながらゆっくりと丘を登って行く体験は、他ではなかなかできません。
アンベール城は、2013年に「ラジャスタンの丘陵城塞群」としてユネスコの世界文化遺産にも登録されています。
イスラム様式をベースとした美しい建築や装飾も見所ですが、ここでは、象のタクシーも名物の一つとなっています。
象の背中に揺られながらゆっくりと丘を登って行く体験は、他ではなかなかできません。
アンベール城は、2013年に「ラジャスタンの丘陵城塞群」としてユネスコの世界文化遺産にも登録されています。
アンベール城の住所・アクセスや営業時間など
名称 | アンベール城 |
名称(英語) | Amber Fort |
住所 | amer fort, amer road, Devisinghpura, Jaipur, Rajasthan 302028 |
営業時間・開場時間 | 8:00−17:30 |
利用料金や入場料 | 200インドルピー |
参考サイト | http://www.amberfort.org/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
絶景を一望できる、ジャイガル要塞

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ジャイガル要塞は、アンベール城の背後にある山に建っているかつて軍事拠点だった場所です。
アンベール城から徒歩で山を登ること、約30分でたどり着くことができます。
高い場所にあるので、遠くの村々までも眺めることのできる絶景スポットです。
アンベール城から徒歩で山を登ること、約30分でたどり着くことができます。
高い場所にあるので、遠くの村々までも眺めることのできる絶景スポットです。
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