インド初のイスラーム様式建築「クトゥブ・ミナールと複合建築群」

1600年間錆びない、チャンドラヴァルマンの鉄柱

1600年間錆びない、チャンドラヴァルマンの鉄柱

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こちらのチャンドラヴァルマンの鉄柱は、見た目は地味ですが、大きな見所の一つとなっています。
注目を浴びる理由は、1600年以上、雨ざらしの状態で時が流れているにもかかわらず、錆びずに今もその形をとどめているためです。

昔は鉄柱に背中を向けて後ろで両手を組むことができると幸せになれると言われており、多くの人が試していたそうですが、今は柵が取り付けられているので、残念ながら試すことはできません。

アイバクの後継者、イレトゥミシュの廟

アイバクの後継者、イレトゥミシュの廟

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イレトゥミシュは、奴隷王朝の2代目スルタンでありアイバクの後継者として知られています。
ここのドーム屋根は崩壊してしまい今は完全に野ざらしになってしまっている棺ですが、内側の唐草模様などの装飾は素晴らしく、インドの職人たちの高い技術をここにも観ることができます。

未完成に終わった、アラーイーの塔

未完成に終わった、アラーイーの塔

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クトゥブ・ミナールから少し離れたところにあるこちらの奇妙な建造物は、アラーイーの塔です。
14世紀にスルタン(イスラムの世界における君主号の一つ)によって建築が進められましたが、財政難やスルタンの暗殺などが理由で完成には至りませんでした。
直径は25メートルもあり、もし完成していたら今のミナレットよりも高い、100メートルを超える高さになったと考えられています。






イスラームの力を高々と示す「勝利の塔」

クトゥブ・ミナールと複合建築群の魅力や歴史などについて紹介してきました。
デリーを代表する観光地の一つですので、インド旅行に行かれた際には、ぜひ足を運んで見て下さい。
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