意外と知らない日本食の評判。「和食」が無形文化遺産に登録されたその後はどんな感じ…?

私たちにとっては当たり前の日本食だけど、海外の人はどんなイメージをもっているのか、どれくらい浸透しているのか気になりませんか。今回は、意外と知らない海外での日本食の評判について、私の海外在住経験からお伝えします。「和食」が無形文化遺産に登録されたのが2013年。その後も、誤解をされたり、海外で変なカスタマイズをされたり、意外なポイントで気に入っていただけたりと紆余曲折はあるものの、引き続き地位向上している様子が伺えます。


海外での日本食レストランの現状

海外での日本食レストランの現状
今では日本食のレストランは海外に9万店舗ほどあり、毎年増え続けています。
そのうちわけを見てみると、最も多いのが北米、次いでアジア、そして以下ヨーロッパ、中南米と続きます。

例えばカルフォルニアは古くから日本からの移民が多く、アメリカにおける日本食発祥の地でもあり数多くのレストランがあります。
こういったお店にはもちろんフォークやナイフも置いてありますが、お箸を使って食べる人が多いそうです。
「お箸で日本料理を楽しむ」それがアメリカでの一種のトレンドになっているようです。

 

またヨーロッパにおいても店舗数は年々増加しており、イギリスのロンドンだけでも500店舗ほどの日本食レストランがあり、寿司やラーメン、お好み焼きやカレーが人気のようです。

実はこういった先進国だけでなく、アジア諸国でも人気は高まっています。
例えば香港は日本からの農水産物の輸入もかなり多く、その日本製の高品質でおいしい食材をもちいて多くの日本食レストランが軒を連ねています。
一方、タイでもかつては高級料理屋が中心でしたが今では一般庶民が楽しめるような店舗が商業施設を中心にどさまざまな形で存在しています。

日本食目当てで日本を訪れる外国人が急増

日本食目当てで日本を訪れる外国人が急増
あるホテル予約サイトが実施したアンケートによると、旅行先の料理がおいしかった国として日本食がイタリア、フランスについで3位にランクインしたこともあるようです。
近年、日本を訪れる観光客は世界遺産や絶景、マンガやアニメなどの文化に加えて、日本食が目当ての人が増えているようです。

海外の日本料理店にはスタッフに日本人がいなくて、自分たちで勝手にアレンジを加えて作っているところも多いようです。
海外で日本食を食べたことがあり「こんなものか」と思っていた人が、いざ日本に来て食べてみるとその考えが180度変わったという人は珍しくありません。

 

ある観光客は、席に着くと緑茶と漬け物を運んできてくれるのをみて、「日本人はたぶんどの国よりも、食の芸術が何かということを分かっているんだろう」と思ったそうな。
「デザインやシンプルさ、料理の色まですべてが芸術的でわくわくしたんだ」と語っています。
ただ一方で日本食=寿司と思っている人もまだまだいることも事実です。
これからさらに日本食が世界に広がればいいですね。

フランス人に好評の日本食とは

フランス人に好評の日本食とは
ここで一例として、世界三大食文化の一つであるフランス料理のあるフランスでの日本食の評判をみてみましょう。

・和のスイーツである「おしるこ」はあまり好まれないようです。
特にフランスではあずきは塩味が基本なので、甘いあんこ自体あまり好まれないみたいですね。

・豆腐は知名度がそこそこ高いですが、好みは分かれるところ。
好きな人はとても好だが、人によっては味がなく食べにくいと感じるようです。

 

・続いて私たちの食卓にかかせない納豆ですが、これもかなり好き嫌いが分かれる食べ物です。
なんとなく想像できますよね。
納豆は海外では珍しく、初めて食べるのに勇気が必要なこともあって「納豆を食べられる」というのは一つのステータスになっているようです。

ところでフランス人は普段とちょっと変わったものを食べたいと思っている方が多いようです。
ですので日本料理を振る舞うような機会があれば、少しフランス料理を意識しながら日本食の特色をだしていければと良いかもしれませんね。

実は好評のおにぎり

実は好評のおにぎり
私たちが日々食べている「おにぎり」ですが、手軽に食べることができておいしいと実はかなり人気があるんです。
アニメなどをきっかけに世界に広がり、今では自分でおにぎりをつくる外国人も増えているようですよ!

本のコンビニでよく見かけるフィルムに包装された現地製のおにぎりも登場しているようです。
ドイツでは地下鉄の駅などでこういったおにぎりが売られており、スナックとして通勤客や学生にも人気のようです。

このビニールをビリビリを剥がすと海苔がごはんにくっつくというシステムはめずらしく、感動されるようですが、みなさん最初は開けるのに苦労するそうです。
ちなみに、包装フィルムは日本から輸入しているみたいです。

ドイツでは他にも、日本人街のあるドイツのデュッセルドルフにあるおにぎり店が人気を集めているようです。
もともと現地の日本人向けにおにぎりを中心にオープンされたようですが、今ではドイツ人や隣国のオランダ人の利用者の方が多くなっているみたいです。

具材としてツナマヨや鮭、明太子などの定番もの意外にも、日本では珍しいアボガド&ライムや鮭&ワサビなどが人気みたいです。
是非一度食べてみたいですね。

nattou

Writer:

日本生まれの海外育ち。音楽と太陽を愛しています:)化学メーカーを退社し、WEBライター、翻訳業を中心に活動中。幅広い分野で記事を書いていきたいと思っています。

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