家賃は東京の倍!?シンガポールの物価事情について

シンガポールは物価が安い!というイメージをもたれている方も多いかと思います。一方で、アジアの金融センターとして高年収者が世界中から集まっていることで、物価などが高騰しているイメージもあるのではないでしょうか。最近のシンガポールの物価事情について、現地在住経験者がお伝えします。


近年のシンガポールの物価事情

近年のシンガポールの物価事情
ここ十年ほど、シンガポールの物価事情は大きな変化をみせています。
シンガポールはアジア圏のなかでも著しい経済成長を遂げており、今ではもう安い!というイメージはなくなってきているのが現状です。

淡路島と同じくらいの大きさしかないシンガポールですが、2007年には一人あたりGDPで日本を追い越し、アジアでトップに経ちました。
こういった経済成長もあって物価は急騰しており、シンガポールドルに対する円も、10年程前までは1S$=70円前後だったのに、昨年2015年には90円前後にまで上がっています。

特に食費や不動産の物件費の高騰が目まぐるしく、イギリスの経済雑誌である”Economist”のチームの調査によると、生活費が高い国ランキングで、2015年には世界一位という報告もあります。

で すが、旅行の際のホテルの場所や食事の場所を選ぶことで、まだまだ手軽な料金でシンガポールを満喫することも可能です。
シンガポール中心部から少し離れた ところには良心的な値段のホテルも豊富にありますし、タクシーやバスなど交通費は安いですので、観光スポットに隣接しているホテルを利用しなくても十分に 満喫出来ると思います。

家賃の高さにはビックリ!

家賃の高さにはビックリ!
シンガポールの生活費ランキングが世界一位といいましたが、これはその調べ方でランキングにかなり差がでてきてしまします。
こと家賃に関しては、物件が住宅なのか賃貸物件なのか、現地の人向けの物件なのか駐在員向けの物件なのかによってかなり変わってきます。

ですが、こういったことを考慮してもシンガポールの家賃はやはり高い方です。
もちろん物件にもよりますが、シンガポールの住民に最も一般的なコンドミニアムというマンションタイプの建物では、最低でも一家で一月4000S$(35万円前後)ほどします。

日本では月に40万円も出せば都心の良い物件に家族で住めても、シンガポールでは市街地を離れた田舎の方にしか住めないのが現状です。
日系 企業の駐在員は会社負担があるので、意外と都心のオーチャード付近に住んでいる方も多いですが、自費で住もうとするとかなり大変です。

単身者ですと、多くのローカルの人たちが住むエイチ・デー・ビーという団地のような場所や一軒家でルームシェアなどが一般的ですが、それでも少なくとも2000S$近くします。

食費も徐々に高騰中

食費も徐々に高騰中
続いて生活費のなかでも重要な部位を占める食費ですが、最近は日本と比べても割高のレストランが増えてきています。
食事代以外にも10%のサービス料と7%の消費税が課せられるところも多いです。

ですので、たまにこのようなレストランで飲食を楽しむのはリッチな気分になっていいかもしれませんが、ずっとしようと思うとかなりのお金が必要になります。

また実際に住むとなると、人によっては日本産の食品のこだわりなどがあるかと思います。
そういう場合には日系のスーパーマーケットで買い物することになりますが、やはり割高です。

少 しリッチな気分を味わいたいときにはこういった高級レストランを利用するのもいいですが、私が是非オススメしたいのはホーカーと呼ばれる大衆食堂です。
こ こでは、2から4S$(日本円にして160円から320円ほど)もあれば食事をすることができます。
飲み物を別で頼んでも5S$もあれば満足に飲食するこ とができます。
この安さは経済先進国のなかでも群を抜いています。

交通費の安さはまだまだ健在

交通費の安さはまだまだ健在
実際にシンガポールに行ったことのある方ならご存知と思いますが、シンガポールの交通費はとても安いです。
そして、この安さは未だに健在です。

シンガポール中の主要地にバスや電車が通っていますが、例えばシンガポールを横断しても200円以下と破格の安さです。
シンガポールは国の面積が小さいこともあり、車の流通量を規制するために交通公共料金を安く抑えているので、とてもありがたいです。
自家用車を購入するとなると日本の2倍程の値段がします。
こういった税金を公共料金に充てているので、安く出来ています。

nattou

Writer:

日本生まれの海外育ち。音楽と太陽を愛しています:)化学メーカーを退社し、WEBライター、翻訳業を中心に活動中。幅広い分野で記事を書いていきたいと思っています。

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