ベトナム観光で行きたい!花が咲き乱れる美しい湖がある高原リゾート「ダラット」の魅力

年間を通じ穏やかな気候のダラット。ホーチミンから飛行機で1時間足らずで行くことができ、地元ベトナムの人々が新婚旅行で訪れることも多いそう。ベトナムの静かなリゾート地ダラットを紹介します。

人造湖を取り囲む美しい町

人造湖を取り囲む美しい町

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ダラットの町の中心には大きな湖があり、その周辺を整然とした町並みが囲んでいます。
標高1500m。
年間の平均気温は18度から23度。
最高でも25度と快適な気候です。
ダラットとはダラ族の渓谷という意味で、もともとは彼らダラ族だけが住むだけの高原でした。
ダラ族は現在もこの地に生活していますが、ダラ族の民族衣装も特別なイベントがなければ見られなくなりました。

フランス植民地時代に開発された

フランス植民地時代に開発された

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この高原の素晴らしさに気付いたのが、フランス人の医師アレキサンドル・イエルサンでした。
パストゥールの弟子でもあった彼は、気候の良いサナトリウム建設を考えていました。
ダラットを見つけたのは1893年。
彼はさっそく当時のフランス総督に保養地の建設を進言し、総督のポール・ドメールがリゾート開発を推進することになりました。
1922年、ダラットの象徴とも言うべきランビアン・パレス・ホテルが完成。
このホテルは1995年からソフィテル・ダラット・パレスと名を変え、今も湖の見える素晴らしい場所で営業しています。

花が咲き乱れる美しいスアンフォン湖

花が咲き乱れる美しいスアンフォン湖

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ダラットの町の中央にある湖は人造湖です。
1920年代に、川を堰き止めて作られましたが、当初は大湖と呼ばれていました。
50年代の中頃からスアンフォン湖と呼ぶようになりますが、17世紀に活躍したベトナム詩人の名前です。
1周が約5km。
花が咲き乱れる美しい湖の風景が自然を詠った詩人のイメージと重なりこの名前が付きました。
湖の周辺には散策の道があり、カフェでは湖を見ながら休息する市民がたくさんいます。

交通の便が良いダラット

交通の便が良いダラット

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北部のサパとはいろいろな意味で対照的です。
標高もほぼ同じで、リゾートとしてほぼ同じ時期に開発されていましたが、その後たどった道程は大きく異なります。
フランスが撤退したあと、急にさびれてしまったサパに対し、王朝が姿を消すという激動の歴史の中でも、ダラットは生き残ってきました。
大都市サイゴン(現ホーチミン市)から4~6時間でアクセスできることが大きく、ハノイから1日かけてやっとたどり着くサパとはこの点が違っていました。
今は使われていませんが鉄道が早くからあったことも大きな要因ですが、そして何よりもグエン王朝最後の皇帝バオダイが残した足跡が大きかったようです。

貴族たちが利用した高級リゾート地だった

貴族たちが利用した高級リゾート地だった

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気候の良いダラットはリゾート開発された当初より、貴族や高級官僚が避暑地として使う場所となり、ランビアン・パレス・ホテルにはマレー虎や象のハンティングのために多くの貴族たちが集まりました。
このホテルはハンティングを楽しむためのものでした。
貴族や官僚たちがプライベートな時間を利用して狩りに集まり、密談なども行われていました。
王室も頻繁にこの地を利用していました。

皇帝バオダイが愛した町

皇帝バオダイが愛した町

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グエン王朝第13代皇帝に就任したバオダイは、この地でよく過ごしていました。
ランビアン・パレス・ホテルもよく利用していました。
大きな晩さん会がホテルで開催された記録が残っており、事実かどうか定かではありませんが、この時に後に皇后になるナム・フォンとめぐり会ったと言われています。
バオダイはこの町を愛し、湖の周りに咲くバラやジャスミンの花は、バオダイが植えさせたものと言われています。

ダラットの中で一番にぎやかな市場

ダラットの中で一番にぎやかな市場

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静かなダラット中で、一カ所だけ全く違う賑わいを見せているのがダラット市場です。
4階建ての建物で、1階が野菜類や生鮮食料品の市場で、2階が食堂、3階、4階が衣料品や家庭用品の売り場となっています。
市場の中は細い通路で仕切られ、建物中に無数の店が密集しています。
あふれるように商品が並び、通路は真っすぐ歩けないほどの混雑ぶり。
建物の内部だけでなく外の通路にも無数の露店が並び、歩道が隠れてしまうほどです。
この市場であらゆる物を買いそろえることができます。

皇帝の別荘があった

皇帝の別荘があった

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皇帝バオダイが1933年に作らせた夏の別荘があり、皇帝は後年この別荘で過ごすことが多かったと言われています。
この別荘は今も残っており、現在は一般に公開され、皇帝時代の栄華の一部を見ることができます。
皇帝が使用していた家具や寝具などがそのまま保存されており、部屋を飾るさまざまな装飾品も当時のもので、皇帝の生活の一端を垣間見ることができる興味深い別荘となっています。

当時のフランス総督の邸宅が残る

当時のフランス総督の邸宅が残る

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バオダイの別荘から東へ、車で10分ほどの丘の上にパレスⅡと呼ばれる邸宅があります。
皇帝の別荘と同じ時期に作られたもので、当時のフランス総督の邸宅として使われていました。
この建物も残されています。
ただ、この建物は一般には公開されていません。
現在は政府要人の迎賓館として使われているためです。
外観と庭しか見ることができませんが、その豪華さは外から見ても想像できます。

かわいらしい駅舎

かわいらしい駅舎

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スアンフォン湖から東へ500m進んだ丘の上に、古い駅舎が残されています。
1928年にファンランと結んで開通した鉄道駅でした。
ダラットがその終着駅です。
駅舎には昔のレールがそのまま残されています。
鉄道はダラット人気を支える強力な足となり、観光地の玄関口としてダラット駅には、皇帝をはじめ数多くの政府要人がおり立ちました。
鉄道は1946年に閉鎖されましたが、90年代になって観客用に再現され復活し、わずか7kmほどを蒸気機関車が走っていましたが、その鉄道も2004年には中止され、駅舎のみが観光用に残されています。

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美しいベトナムの避暑地

ホーチミンやハノイなどの大都市や、観光スポットのダナン、ホイアンなど、ベトナムのイメージとはひと味違うダラット。
外国人旅行者も少なく、ベトナム人が旅行をゆったり楽しむ場所といった感じの町です。
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