元旅行会社社員が教える!航空機チャーター便ツアーの魅力

旅行会社が企画している航空機のチャーター便ツアーをご存じですか?チャーター便とは貸切便、つまり旅行会社が1機貸し切って運行している航空機のことです。通常の定期便を利用したツアーとの違いはどのようなところにあるのでしょうか?今回は元旅行会社社員がチャーター便のメリット・デメリットを交えてご紹介します。


#1 貸し切っているからこそどこへでも飛ばせる

貸し切っているからこそどこへでも飛ばせる
冒頭でも述べた通り、チャーター便とは旅行会社が1機まるごと貸し切って運行している航空機のことです。
すなわち、発着地は旅行会社が指定することができるのです。
その最大のメリットとは、通常は乗り継いでしか行けないような都市へ直行便で行けるということです。

例えばクロアチアの首都ドゥブロヴニクへ行こうと思った時、日本から直行便は出ていませんので、成田からフィンランド・ヘルシンキへ飛びその後ヘルシンキからドゥブロヴニクへ、というように必ずどこかで乗継をしなければなりません。

海外の都市での乗継は不安だという方も多いでしょうし、利用便によっては乗継の時間が短すぎるあるいは長すぎるということもよくあります。
一度航空機に乗ってしまえばあとはゆっくり目的地に着くのを待つだけという、楽に最短時間で行くことができるのがチャーター便の魅力です。

#2 乗客はほぼ日本人だけのストレスフリーな旅

乗客はほぼ日本人だけのストレスフリーな旅
航空機に乗る際、日本発着の便であったとしても、目的地あるいは出発地が海外の都市であれば搭乗しているのは日本人だけとは限りません。
その都市(あるいは国)の方も利用するでしょうし、他国の方が乗継で利用することもあります。

そうなると隣の席に座る乗客が外国人という可能性も高くなります。
狭い機内ではただでさえ隣の席の乗客に気を遣うものですが、それが外国人であればなおさらです。

その点、日本の旅行会社が企画しているチャーター便は、ほぼ全ての乗客が日本人です。
(中には日本在住の外国人もいますが。)何かあったとしても言葉が通じますので、さほどストレスを感じることなく安心して搭乗することができます。

#3 言葉が通じるので安心・快適に過ごせる

言葉が通じるので安心・快適に過ごせる
チャーター便は必ずしも日本の航空会社の便とは限りません。
海外の航空会社を利用することもよくあります。
そうなると心配なのが言葉の壁です。
定期便利用の場合も、言葉が通じないがために客室乗務員に要望を伝えられなかったり、機内食のメニューが理解できなかったり、と困った経験がある方も多いのではないでしょうか?

チャーター便であれば、ほぼ全ての乗客が日本人であるが故この点の対策は万全です。
具体的には、航空会社の客室乗務員に加えて通訳スタッフを搭乗させたり、日本語メニュー・説明書を用意したりしています。

メリットばかりじゃない!デメリットも知っておいて

メリットばかりじゃない!デメリットも知っておいて
魅力いっぱいのチャーター便にももちろんデメリットがあります。
大きくは3点。

まずは通常のツアーより高額であるということ。
航空機1機を貸し切るのには莫大な費用がかかりますし、通常運行していない時間帯・航路のため様々な機関に申請・承認を得る手間がかかっているためです。

次に席の指定ができないということ。
定期便の場合は当日チェックイン時に航空会社が席を割り振りますが、チャーター便の場合は旅行会社が事前に決めています。
公平を期すため、窓側・通路側の要望はもちろん、グループの人が隣どうしの席にならない可能性もあります。
確約にはオプションで別料金が必要な場合もあります。

そして出発時刻が間際まで決定しないということ。
貸切であっても時間までは旅行会社が指定することはできません。
申請・承認に時間がかかること、利用空港等での調整が必要であることから、確定するのは出発の2,3週間前となります。

魅力いっぱいのチャーター便で出掛けよう

定期便とチャーター便との違いはお分かりいただけましたか?定期便にはない便利さと快適さが魅力のチャーター便。
もちろんデメリットもありますが、それもふまえたうえでぜひチャーター便を利用して楽しい海外旅行へお出掛けください。
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