驚くほど違う!米国在住者が語るアメリカの「学校システム」

アメリカに留学を検討している人もいるのではないでしょうか。アメリカ在住の筆者がお届けする本記事では、アメリカの学校システムについて解説します。だいぶ日本と違いますよ。今回はアメリカの学校システム(高校~大学)についてご説明させていただきます。

義務教育は高校1年生まで?

義務教育は高校1年生まで?
日本だと中学までが義務教育ですが、アメリカでは州によって異なります。
高校1年生までが義務教育になるところが50州中30州あります。
高校3年生までという州もいくつかあります。
義務教育の中でも落第や飛び級がありますが、その制度は学区によって異なります。

大学進学のためには勉強以外に必要なことがある。

大学進学のためには勉強以外に必要なことがある。
日本と違って大学ごとで入試試験はありません。
その代わりに高校での成績、SATという日本でいうところのセンター試験に近いもののスコア、部活、ボランティア活動など多角的に評価されます。

ハーバードとかの最難関大学への進学を希望する人であれば基本的には学校の成績(=GPA。
Grade Point Averageの略)は満点の4.0に近くないといけません。
(ただ、日本と比べてそれぐらいのGPAを達成するのはそこまで難しくないですよ。)

成績に加えて、SATが高スコアでしかも、部活動で例えばアメリカンフットボールのキャプテンである、チアリーダーを務めたなど、勉強以外の能力も必要になります。

学校の勉強ができるのは当たり前で、それ以外に社会性や高い専門性など実際に働いた時に優れた能力を発揮できると期待させるポテンシャルを示さないといけないということになります。

3年次で大学編入という考え方は一般的である。

3年次で大学編入という考え方は一般的である。
日本であれば、高校卒業後に入学した大学で学歴は決まってしまうところがあります。
しかし、アメリカではそうでもありません。
仮に高校での成績が芳しくなくても、入学した大学やコミュニティーカレッジで良い成績を収めれば、3年次に別の良い大学に編入することが可能です。

最上位の大学であっても大体GPAで3.5ぐらいあれば、編入の可能性は大いにあります。
しかし、大学でこれぐらいの成績を修めるにはそれ相応の覚悟がないといけません。
逆に良い大学に入っても授業についていけなくて、留年、退学になってしまうこともあります。

日本の大学は、入るのが難しく、卒業が簡単。
アメリカの大学は、入るのは難しくないが卒業が難しい、と言われていますね。

大学は6年間?ほとんど全員が4年で卒業するというわけではない。

大学は6年間?ほとんど全員が4年で卒業するというわけではない。
基本的には大学は4年で卒業するものなのですが、案外そうはいっていないみたいです。
大学によっては、パンフレットに「約50%の学生が6年の内に大学を卒業します。」と記載されているところもあります。

優秀と言われている大学でも極普通のこととして扱われています。
休学して、仕事をしたり、どこかにバックパッカー旅行をしたりする学生もいるのでそういった状態になるのかもしれません。
または、日本と異なり新卒でなければ大企業に入社できない、といった文化ではないことも、多様性のある学生生活を生んでいる可能性があります。

逆に、3年で大学を卒業する人もいます。







自分のペースでじっくりと学びたい人にはアメリカはおすすめ

総じていえばアメリカには自分のペースで学びたい時に学べる環境があり、実力をつけて優秀と認められたらより高みを望むことができるということ。
このあたりは今後日本も参考にしていかないといけないところなのかもしれませんね。
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