スニーカーでは入店禁止!ドレスコードの厳しいイギリス

文化や格式を重んじるイギリスでは王室や上流階級層だけでなく、歴史的に服装にとても厳しい観念とプライドを持ち、現在もイベントなどでのドレスアップは欠かせない事です。


ドレスコードは絶対!所得も地位も年齢も関係なし

ドレスコードは絶対!所得も地位も年齢も関係なし
イギリス人の友人の父親が田舎から息子を訪ねて上京していたときのお話ですが、割と裕福な家庭の友人で、父親の稼ぎもそこそこの中流階級のご家庭で、身なりはいつもきちんとした感じに着こなしていますが、ロンドン観光をしていたので父親は歩いても疲れないようにスニーカーを履いていました。

一日の観光の締めくくりにと素敵なバーへ行った所、スニーカーでは入店できないと60歳の親父の入店を断ったそうです。
友人も抗議しましたが向こうもポリシーを曲げず、結局ドレスコードに合わないという理由で入店できなかったそうです。

競馬場は大ファッションお祭りイベント?!

競馬場は大ファッションお祭りイベント?!
こういった格式を重んじる場所やイベントは多々あり、中でもメディアが一斉に取り上げるイベントとして王室も参加する、競馬のロイヤルアスコットというイベントがあります。
日本の競馬場のイメージがひっくり返るほど華やかで格式の高いイベントです。

男性はもちろんスーツですが、テイラーメイドの一級品を着こなし、女性は頭に乗り切らないほどの大きさのあるオーダーメイド帽子やきらびやかなドレス、ハイヒールを着こなし、どんな新しいファッションが生まれるか毎年注目を浴びます。

アフターファイブのドレスアップ

アフターファイブのドレスアップ
イギリスではメークも普段はそんなにしない女性も多いのですが 、仕事が終わり、夕食へ出かける約束などがある日は5時から突然メークが始まります。
履き慣れない高いヒールを履き、でも帰り用のサンダルやフラットシューズもバックにしっかり持参し、お出かけ用のドレスに着替えます。
みんな見違えるようです。

日本では結婚式やイベントでしかあまり着る機会のない様なドレスもイギリスでは年間を通してきる機会がたくさんあります。
ビジネスはもちろんのこと、プライベートな社交の場面でも生地の色使いや素材使いに気を使う人も多く、割とカジュアルなお誕生日会などでもみんなしっかりドレスアップします。

イベント以外でも、ロンドンにあるハロッズというデパートでは1989年にドレスコードを制定し、どんなお金持ちでも身なりがきちんとしていないと見なされた場合、入店が断られるそうです。
破れたズボンや裸足、水着、胸元の大きく開いた上着などは禁止されています。

実際に最近ではモヒカンにパンクファッションの女性が入店しようとした際、ふさわしくないという理由で入店を断られたそうです。
その他、イギリス国内のオペラやバレーダンスの会場もスーツやドレスなど華やかな服装に包まれています。

ドレスコードを守って社交場にチャレンジ

イギリスへ訪れる際は是非、行き先のイベントやレストラン等のドレスコードをチェックし、その場の雰囲気にあった服装を心がけ、ドレスアップに力を入れてみてはいかがでしょうか。
photo by iStock
MANAMI

Writer:

人生の約半分をイギリスで過ごし、いろいろな世界の街角で、異文化の面白さを見てきました。異文化理解とは言葉で簡単に言えるほど容易なものではありませんが、私の異文化体験をお伝えし、そこから少しでもリーダーさんの異文化理解に繋がればと思います。

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