「埼玉に遊ぶところなんてあるの?」何度も聞かれるからまとめる!埼玉観光の完全ガイド

「埼玉に遊ぶところなんてあるの?」そんな事をよく聞かれます。
埼玉出身だからこそ言えますが、埼玉県は個性がないのが個性、なんて思ったりしていました。
ベッドタウンとして有名な埼玉県に、観光旅行に行ってみようと考える方は少ないかもしれません。
しかし、大人になった今だからこそ分かります。埼玉は大人旅にぴったりの街だったのです。
今回は、そんな埼玉県で生まれ育った私が、意外と遊べる観光スポットをご紹介します。
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埼玉・秩父中心の観光のモデルコースはこう!

1泊2日の場合

1泊2日の場合

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埼玉県秩父市は、都会から78分で行ける近い田舎=チカイナカとして移住者にも人気なスポットです。

スタートは西武秩父駅から。
歩いて散策すると意外と距離を感じるので、旅の始めはレンタル自転車を利用してみて下さい。

まずは、秩父の神様にご挨拶…市内中心部にある秩父神社は社殿の彫刻が色鮮やかでポップなんです。
また、女性の神様が祀られているせいか、拝んでいるとなんだか優しい気持ちになれます。

神社から続く番場通りでは、「マイルストーン」のベーグルと「安田屋」のメンチカツをコラボサンドで!小腹を満たしたら、昭和レトロな建物を改装した雑貨屋さん巡りで気分もほっこりします。

夜は旅館でのんびりも良いのですが、秩父駅周辺の居酒屋で秩父錦や武甲といった地酒を楽しんで頂き、地元民気分を味わって頂きたいですね。

2日目は、少し足を延ばして長瀞へ。
穏やかな荒川を船頭さんと共に船で下る長瀞ライン下りで、自然を感じることができます。

川下り後は「そば屋 もみの木」で秩父の蕎麦を堪能し、ラストのお土産はここに行っておけば間違いない、秩父駅の「じばさんセンター」。
秩父らしいお土産がなんでも揃うので、お気に入りです。

2泊3日の場合

2泊3日の場合

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秩父で最初のグルメは、安田屋のわらじカツで決まり。
平日のお昼時と休日は確実に並びますが、甘じょっぱさのきいたわらじカツは並んででも食べる価値ありです。

1日目は長瀞まで足を延ばし、岩畳の見学と駅前の商店街で田舎飯の食べ歩き。
時間があればロープウェイで気軽に宝登山への登山ができます。

2日目は関東最大級のパワースポットと呼ばれる三峯神社まで行ってみましょう。
限定お守りや大きなご神木が有名ですが、見てほしいのは参道途中にある遥拝殿から眺める山脈の絶景です、自然に包まれる感触を肌で感じることができます。

3日目は秩父市内でお土産とグルメを楽しみましょう。
八幡屋や水戸屋といった甘味の老舗で試食しながらお土産選び。

スーパーでも秩父名産品コーナーがあるので、秩父みそや一度食べたら絶対ハマる漬物・しゃくし菜がお手頃価格で購入できます。

秩父でやり残したことがあっても、ラストに西武秩父駅構内の仲見世通りに行けば問題なし。
秩父のグルメとお土産が凝縮されています。

2017年春には同駅構内に複合型温泉施設がオープンするので、旅のシメに温泉もいいですね。

埼玉・都市部中心の観光のモデルコースはこう!

1泊2日の場合

子供だけでなく大人も楽しめる大宮の鉄道博物館から旅を始めましょう。

旧車両のレトロな外観はおしゃれで、運転体験も出来るので普段の車生活とは違った感触にドキドキします。

埼玉の都市部は温泉地でもないし、旅館やホテルを楽しむと言ってもあまりピンときませんよね。
地元民の私もそうです。

しかし最近、新しい温泉施設が、さいたま市から40分ほどで行ける熊谷市に誕生しました。
それが、おふろカフェbivouac(ビバーグ)です。

グランピングがテーマの温浴施設で、おしゃべりで朝まで長居してもOKなので、新しい宿泊スタイルを楽しめます。

そして帰り道…お土産を選びましょう。
埼玉みやげの草加せんべいも良いのですが、埼玉に住んでいれば、知らない人はいないはずの十万石まんじゅうを是非。

県内に販売店は点在していますが、行田市の本店は蔵を改造した建物なので、写真を撮ってSNSにあげても絵になります。

埼玉都市部は交通の利便性も良いので、様々な地域を楽しむのにはおすすめのコースです。

2泊3日の場合

2泊3日の場合

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2泊3日の真ん中は、やっぱり川越散策がおすすめです。
小江戸川越と呼ばれ、歴史好きにはたまらない蔵造りの街並みを感じながら、タイムトリップしたようなお土産屋さんでお買い物。

レンタル着物ショップも所々にあるので、カップルや女の子同士で色違い浴衣を借りて、城下町気分をアップさせて食べ歩き、なんて旅も人気です。

そしてここでのお土産のおすすめは、ノリスケさんのバウムクーヘン。
甘すぎず、種類も豊富。
手作りで丁寧な味が喜ばれるお土産のひとつですよ。

また、一日丸々遊ぶなら、日高市のサイボクハムには驚かされますよ。
ハム?そう、ハムのテーマパークなんです。

豚肉や、ハム・ソーセージを使ったグルメを楽しむのはもちろん、パーク内には豚がモチーフの温泉施設があったり、子豚とのふれあいや、子供に嬉しい陶芸体験やアスレチックまであります。

ハムがテーマなんて…と思っている方、本当に一日遊べるので、一度行ってみて下さい。

埼玉のおすすめ観光スポットはここ!

埼玉旅は電車が面白い

埼玉旅は電車が面白い

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埼玉県で蒸気機関車に乗れることを知っていますか?SLパレオエクスプレスという蒸気機関車が熊谷から三峰口までを走っています。

主に土日のみですが観光客の方からも人気で、私は昔からよく自宅の近く走るSLを見ていました。
手を振ると、乗客も乗務員も全力で手を振り返してくれるのが嬉しくて…そんな地元民との触れ合いもできるSLです。

また、同じく秩父鉄道では、SuicaやPASMOが使えません。
ここでできるレトロな体験、それが切符購入です。

おすすめは御花畑駅の窓口購入。
未だに厚紙の切符を販売してくれて、しかも駅員さんが改札で鋏を入れてくれる事も。

IC乗車券がスタンダードな今、貴重な体験ができます。

県民以外にはマニアックなお祭り

県民以外にはマニアックなお祭り

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ゴールデンウィークになると庄和の大凧祭りが開催されます。
畳100畳分のサイズと言われ、重さは800kg。
大きな凧が空に舞う姿は圧巻です。

夏は東武動物公園の花火イリュージョンがおすすめ。
動物園と遊園地が一体になっているので、通常遊んで帰って終わりのところ、2000発の花火までみて帰れるのだからいつもよりお得感UPです。

最後にご紹介するのは、ユネスコ無形文化遺産にも登録された秩父夜祭。
これはお祭りの歴史がマニアック。

武甲山の男の神様と、秩父神社の女の神様が年に一度会えるというロマンチックなお話…しかし男の神様には正妻がいると言うのだから、最近の芸能界を思わすようトレンド感がありますよね。

田舎感を堪能 秩父 土津園(はにつえん)

秩父市上影森にある土津園(はにつえん)は、鍾乳洞やお寺を散策したり、秩父名物が食べられる施設なのですが、溢れ出る田舎感がたまりません。

秩父そばやソフトクリームもおいしいのですが、おすすめは楽焼きです。
焼き物に絵を書く工房体験なので、自分だけの作品を作って持ち帰ることができます。

値段も1000円で待ち時間も30分と手軽。
クラシックな小道具がたくさんありますが、作られたものではなく全てずっと大切にされてきたもの。
県外の友達を連れて行くと喜ばれるスポットのひとつです。

春の秩父が美しい、芝桜と武甲山

春の秩父が美しい、芝桜と武甲山

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羊山公園の芝桜は毎年多くの観光客で賑わいます。
様々な濃さのピンク色春の温かさを感じさせてくれるので、地元民も毎年足を運んでしまうほどです。

芝桜と同時に見ていただきたいのが、南側にそびえ立つ武甲山。
この山はセメントの原料として削られているので、よくみると山肌が階段のようになっています。

大自然の大きな山と人工的な仕事の形跡が不思議で、思わず見惚れてしまいます。

またこの時期は荒川・青雲時のしだれ桜も地元ではお花見スポットとしてみんなに親しまれています。
向かう途中で武甲山の麓を走るので、下から見上げる山の大きさにもびっくりしますよ。

穴場でアウトドア、吉田元気村

ライトなアウトドアを、かなり穴場な吉田町で体験が出来ます。
こんな山奥!?と思うような地域で、川遊びやバーベキューは一生の思い出に残りますよ。

この吉田元気村はテントスペースもありますが、風呂・トイレ・ベッド完備のコテージが中心なのでアウトドア初心者の方におすすめ。

しかも近所の人々が入りに来るような日帰り入浴のできる元気風呂もあるので、本格的な場所でリラックスして快適なアウトドア体験ができるのは貴重です。

オリジナル和紙作り体験ができる東秩父村

お子さんを連れて、是非ファミリーで訪れてほしいのが、東秩父村にある和紙の里です。
ここでは、自分で選んだ草花を使用して、和紙のハガキを作る事ができます。

子供の頃の手作り体験は貴重ですよね。
私がここに初めて訪れたのは小学生の時に母親とでした。
大人になってからそのハガキで母に手紙を書き、ずいぶん喜ばれました。

草花ハガキはもちろん作って持って帰れるので、おじいちゃんやおばあちゃんにお手紙を送ったりしてみるのも素敵な体験になるでしょう。

埼玉観光で食べたいグルメはこれ!

埼玉だって麺がおいしい


ラーメン激戦区と言えるほどバトルはしていませんが、埼玉にもおいしくてリピートしたくなるおすすめ麺があります。

それが、地元のサラリーマンから遠くからやって来たライダーまで並びたくなる「珍達そば」。
秩父市役所裏にあり、古さを感じる外観です。

スープの上には背油付の細切り豚肉と、大きめブツ切りねぎがたっぷり。
トッピングはこの2種だけのシンプルなものですが、ネギ豚をたべて細麺をズズっとすすると、香ばしさが広がってやみつきになります。

また、皆野町の「奥我(おうが)」は担々麺を推していますが、醤油や塩ラーメンも丁寧な濃さに旨味を感じます。
強さの中に温かみのあるラーメンです。

子供の頃から馴染みの味、みそポテト


天ぷらにしたじゃがいもに甘いみそだれをからませて食べる、みそポテト。
最近では埼玉のB級グルメとも呼ばれています。

昔は家で作って食べるものだと思っていましたが、お店で食べたらそのコクのあるおいしさにびっくりしたのを覚えています。

おすすめは、「そば処 大むら」です。
ここでは秩父名物わらじカツとそばのセットをメインで楽しみつつ、単品で是非みそポテトを。
数人でいったら絶対おかわりしたくなるほどおいしいです。

阿佐美冷蔵のふわっふわ天然水かき氷

秩父の天然水で作った阿佐美冷蔵のかき氷は、ベストシーズンの夏以外でも行列ができる人気店です。
冬に出来た天然水の氷をそのままかき氷にしているので、口当たりふわっふわ。
一口で幸せな気分になります。

ボリュームもたっぷりで、シロップの種類も豊富。
地元民でも飽きることなく食べたくなります。

かき氷なんて食べられないと思うような寒い時期でも、冬の限定シロップやお店オリジナルグッズの販売など、一年中楽しめるかき氷店屋さんです。

埼玉観光も締めくくり、お土産を選ぼう!

おみやげリピーター続出、しゃくし菜漬け

おみやげリピーター続出、しゃくし菜漬け

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漬物で有名な京都にも住んだ事ある私ですが、地元だからってひいきするわけではなく、しゃくし菜漬けよりおいしい漬物を食べた事がないんです。

しゃもじに似た形の野菜・しゃくし菜を優しい塩加減でつけているので、しゃくし菜本来のおいしさを感じます。
ご飯にもうどんやそばの添え物にもぴったりで、細かく刻んで混ぜご飯にするのが地元での裏技です。

お土産屋でももちろん販売していますが、スーパーの秩父名物コーナーの方がお安く手に入れることができますよ。

埼玉が詰まってる、おから豆乳ドーナツ


長瀞町に「うめだ屋」という古民家でお豆腐ランチが食べられるお店があります。
田舎らしくもおしゃれな佇まいが女性に人気で、SNS映えする素敵なランチスポットです。

お食事ももちろん良いのですが、おすすめは併設されている店舗のおから豆乳ドーナツ。
秩父の大豆から作ったおからと、深谷の卵を使っているので、一口においしい埼玉のつまったドーナツです。

種類も豊富で、優しい店員さんが試食も勧めて下さいます。
同店舗には豆乳プリンもあり、運が良ければおからのプレゼントが…ちなみにそのおからでつくった和え物も絶品でした。

同店舗の豆乳プリンもおいしいのですが、賞味期限が短いのでお土産にするならご注意を。

人気漫画とコラボの限定おまんじゅう

埼玉県入間市の出身の「暗殺教室」の作者・松井優征さんと、「斉木楠雄のサイ難」の作者・麻生周一さんがパッケージデザインをしている「いるまんじゅう」が密かな人気を集めています。

どちらも週刊少年ジャンプで連載されているので、販売所が限定(入間市役所やイオン入間など)されていますが、ゲットできたら子供に喜んでもらえそうなおみやげのひとつです。

深谷ねぎをPRしているふっかちゃんも埼玉県深谷市のゆるキャラなので、子供が喜ぶ比較的手に入れやすいおみやげはふっかちゃんグッズかもしれませんけどね。

自分だけの埼玉が見つかる

昔は埼玉県は自慢できるところがないと思っていましたが、今ではこんなにも皆さんにおすすめしたいスポットがあります。

観光地として有名ではないからこそ、一度は足を運んでオリジナルな埼玉の穴場を見つけてください。

埼玉でまだ知られていないおもしろスポットこそ、これからのみなさんの癒しの地になるかもしれませんから。
photo by PIXTA and iStock

松本はるけ

Writer:

埼玉の自然豊かな地方に生まれ、幼少期は山や川で遊びながら、寺社仏閣に囲まれて育ちました。歴史好きが高じて、憧れの京都へ進学。観光地を巡り、人の温かさを学びつつ、タイ料理店への勤務によってアジアへ興味を持つ事になります。後に、観光で訪れた沖縄の魅力に惹かれ、移住を決断。現在は、南部の田舎で、青い海に癒される毎日を送っています。

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