奈良の空に映える「吉野千本桜」を楽しもう

古来より伝わるさまざまな伝説、そして興味深い史跡が数多く遺されている奈良県吉野。

観光へ行くなら絶景「千本桜」が見られる4月がベストです。

関西専門の観光ライターであるこの賀川奈伸雄が吉野の魅力を紹介致しましょう。


近鉄吉野駅からロープウェイに乗る

96538:近鉄吉野駅からロープウェイに乗る

撮影/賀川奈 伸雄

近鉄大阪阿部野橋から90分程電車に揺られ、吉野駅へと到着。

特急電車が早くて便利ですが、別料金として510円かかってしまうので注意しましょう。

お金を節約するのであれば、急行や快速急行の使用をおすすめします。

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撮影/賀川奈 伸雄

この辺りも彩り豊かできれいな場所ではございますが、千本桜のが見られるのはここから更に上なのです。

歩いていくのもかまいませんが、ここはロープウェイに乗ってラクラク快適にいきましょう。

周囲には屋台がたくさん立ち並んでいるので、ここで腹ごしらえもいいかもしれません。

お酒等も売っていますよ。

吉野ケーブルの住所・アクセスや営業時間など

名称 吉野ケーブル
住所 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山79
営業時間・開場時間 7:40−18:40(観桜期)
利用料金や入場料 大人片道360円 小人片道180円
参考サイト http://www.yokb315.co.jp/cable_tf.htm
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

吉野ケーブルのスポットページ

みごとなその佇まい、金峯山寺

96540:みごとなその佇まい、金峯山寺

撮影/賀川奈 伸雄

ロープウェイから降りて数分歩いた先にあるのが、世界文化遺産にも指定されている金峯山修験本宗の総本山、金峯山寺(きんぷせんじ)。

このお寺が建立されたのは、飛鳥時代である7世紀後半。

修験本宗というのはいわゆる修験道のことであり、その実践者は険しい山岳地帯などに籠もって厳しい修行に耐えるというのが習わしでありました。

この吉野一帯も和歌山熊野等と同様に山岳信仰の場として知られており、多くの修験者が訪れたそうです。

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撮影/賀川奈 伸雄

本堂である蔵王堂には、毎日のように多くの観光客が訪れています。

この建物は現在に至るまでに度重なる焼失を経験していますが、そのたびに再建がなされ、現在までその姿を失うことなく保ち続けてきました。

このような威厳ある姿が今も見られるのは、それだけ古くからこの蔵王堂、そして金峯山寺が愛されてきたということですね。

一度は足を運んでおきたいスポットです。


金峯山寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 金峯山寺
住所 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
営業時間・開場時間 8:30−16:30
利用料金や入場料 蔵王堂500円(特別御開帳時は別途)
参考サイト http://www.kinpusen.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

金峯山寺のスポットページ

千本桜が見られるそれぞれの場所を要チェック

さて、いよいよ吉野最大の目玉、千本桜を紹介しましょう。

古来から桜の名所として知られたこの地には、約200種類の桜がいくつかの場所に固まってなんと3万本も自生しているといわれています。

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撮影/賀川奈 伸雄

まずは下千本。

前項で紹介した金峯山寺のすぐそばから見ることのできる場所です。

満開の場合は、先ほどのロープウェイからもその絶景を堪能することができます。

ただし、シーズンの場合はロープウェイが混んでいるのでご注意あれ。

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撮影/賀川奈 伸雄

そして中千本。

場所は勝手神社や東南院のそば。

後醍醐天皇陵や如意輪寺からも見ることができます。

このあたりはお店や屋台などが軒を連ねており、葛餅やあゆの塩焼き、おでんなどおいしいものを食べながらサクラを楽しむことができます。

これぞ「花より団子」?

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