奈良県観光なら「興福寺」は必見!行き方や予算、営業時間は?

興福寺(こうふくじ)は、710年の平城京遷都に伴って現在の場所に移された寺院なんですよ。もともとは藤原鎌足夫人が京都の山科の私邸に建てた寺だったのですが、藤原一族の隆盛とともに栄えていき全盛期には175の堂宇があったと言われています。度重なる兵火によってその殆どが焼失してはいますが、世界遺産や国宝などに登録された一級品を目にすることができますよ。

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天平時代の寄棟造が残る『東金堂』

天平時代の寄棟造が残る『東金堂』

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国宝に指定されている東金堂(とうこんどう)です。
726年に聖武天皇が叔母の病気全快を願って創建されたのが始まりと言われています。
創建後から5度の焼失にあい、現在の建物は1415年の室町時代に再建されたものですが、建築様式は天平時代のものが伝えられていますよ。
堂内には本尊である薬師如来坐像(重文)のほか、日光・月光菩薩立像(重文)が安置されています。
また東金堂は、薬師瑠璃光如来を祀る西国薬師四十九霊場の四番札所となっていますよ。

東金堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 東金堂
住所 奈良県奈良市登大路町48
営業時間・開場時間 9:00−17:00
利用料金や入場料 大人300円 中高校生200円 小人100円
参考サイト http://www.kohfukuji.com/about/construction/tokondo.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

東金堂のスポットページ

奈良で一番高い五重塔!

奈良で一番高い五重塔!

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東金堂の横に位置する五重塔(国宝)です。
藤原不比等の娘・光明皇后によって730年に創建され、現在の塔は1426年に再建されました。
京都にある東寺の五重塔に次いで、木造の塔では日本で2番目に高く約50.1mの高さがあるんですよ。
塔内には薬師・釈迦・阿弥陀・弥勒の三尊像が安置されていますが非公開となっています。

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ほかにも南円堂近くには三重塔(国宝)がありますよ。
こちらの塔は興福寺の中で北円堂とともに最古の建造物とされています。
平安の末期1143年に中宮・藤原聖子の願いによって創建され、現在ある塔は鎌倉時代初期に再建したものだそうですが平安の様式は残されていますよ。
塔内の東西南北には薬師・釈迦・阿弥陀・弥勒如来それぞれ1000体の板絵が描かれており、7月7日のみ公開されています。

興福寺五重塔の住所・アクセスや営業時間など

名称 興福寺五重塔
住所 奈良県奈良市登大路町48
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.kohfukuji.com/about/construction/gojunoto.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

興福寺五重塔のスポットページ

花祭りは南円堂で!

花祭りは南円堂で!

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南円堂(重文)は、平安時代に藤原冬嗣が父親の追善のために創建した八角円堂です。
現存する堂は江戸時代に再建したものなのですが、古の様式が継承されていますよ。
本尊に不空羂索観音(国宝)が祀られており10月17日のみ特別公開されます。
北隣には一言の祈願を受け入れるという伝承がある一言観音堂がありますよ。
また、ここは観音信仰の霊場・西国三十三所第9番札所としても知られています。


そして、毎年4月8日のお釈迦様の誕生日には南円堂の前で花祭りが行われます。
花祭りとは、お釈迦様が降誕されたとき、誰の助けもなく7歩あゆみ右手をあげて「私達人間には果たすべき使命がある。」と獅子吼され、9頭の龍が現れて甘露の雨を降り注いだという伝説によるところを表わした仏教法会のことなんですよ。

南円堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 南円堂
住所 奈良県奈良市登大路町48
営業時間・開場時間 特別開扉:2017年10月17日 9:00−17:00
利用料金や入場料 大人300円 中高校生200円 小学生100円
参考サイト http://www.kohfukuji.com/about/construction/nanendo.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

南円堂のスポットページ

運慶作の御本尊が安置される北円堂

北円堂(国宝)は、興福寺を創建した藤原不比等の1回忌法要のため721年に元明・元正天皇が長屋王に命じて創建させた八角円堂ですが、現存する建物は1210年に再建されたものです。
堂内には運慶作の本尊・弥勒如来像(国宝)などが安置されていて春と秋に特別公開されますよ。

北円堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 北円堂
住所 奈良県奈良市登大路町48
営業時間・開場時間 特別開扉:4月22日~5月7日 9:00−17:00
利用料金や入場料 大人300円 中高校生200円 小学生100円
参考サイト http://www.kohfukuji.com/about/construction/hokuendo.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

北円堂のスポットページ

数多くの国宝や重文が展示される国宝館!

興福寺には奈良時代から伝わる仏教彫刻や絵画などが多数あり、それらの多くが国宝や重要文化財に指定されています。
国宝館ではそれらを展示し一般公開していますよ。
旧山田寺仏頭、天平期の十大弟子像そして阿修羅像といった有名な仏像が拝観できます。

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