京都観光の常連が伝授!京都観光の理想的な2泊3日のモデルコース3プラン

(7)日本最古の公許遊廊、島原へ

(7)日本最古の公許遊廊、島原へ

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京都の朱雀野付近にある、日本最古の公許遊廊の島原。
島原というのは地名ではなく、移転の騒動が島原の乱時の様子に似ていたからついた説や、周りが田原であったため島のように見えた説などがあります。
地図で探しても地名はでてこないのでご注意くださいね。
遊郭というと吉原のようなイメージがありますが、ここ島原は一般人も出入りが可能で、老若男女が食事や娯楽を楽しめ閉ざされたところではありませんでした。
この島原は格式が高く、中でも吉野太夫は有名ですね。
昔は格子造りの揚屋や置屋が並んでいたと言われますが、現在は島原大門を始め、数軒残っています。

新選組の隊士もこの島原で楽しんだと言われています。

現在は島原太夫が寺社で道中披露や舞などを奉納していますので、機会があればこちらも行ってみてくださいね。

(8)天然温泉で疲れを癒そう、「ドーミーインPREMIUM 京都駅前」へ

京都駅前で天然温泉に入浴できるホテル。
こちらのホテルには大浴場のほか露天風呂、テレビ付きサウナ、水ぶろなど京都駅からわずか3分のところにありながらのびんりと疲れを癒すことができますよ。
ランドリーコーナーもあり長期滞在でも安心です。
また夜には無料でいただける夜泣きそばの醤油ラーメンがいただけるので、小腹が空く夜には嬉しいサービスですね。
朝食は湯豆腐やゆばなど京都の料理が朝からふんだんに食べることができます。
女性のアメニティも充実していますので、ゆっくりと過ごせるホテルです。

3-3.3日目は豊臣秀吉ゆかりの地を巡ろう

京都には武将ゆかりの寺社が多くあります。
その中でも今回は豊臣秀吉ゆかりの寺社を巡ってみませんか?訪れたところがある寺社でも、実は秀吉ゆかりのところだったということがありますよ。
今回は1日で巡ることができるルートを紹介します。

【3日目のルート】

伏見稲荷大社→方広寺→豊国神社→智積院→三十三間堂

(1)秀吉が信仰した稲荷大神、伏見稲荷大社へ

(1)秀吉が信仰した稲荷大神、伏見稲荷大社へ

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全国に約3万社あると言われている稲荷神社の総本社。
千本鳥居は一度はテレビで観たことがありますよね。
奈良時代から続き戦乱に巻き込まれたこともありましたが、現在は外国人が訪れたい観光スポットの上位にランキングされるほどになりました。
稲荷大神は商売繁盛、出世開運にご利益があり、秀吉もこの稲荷大神を信仰していました。
京都にあった聚楽邸には稲荷大社から勧請された稲荷社があったと言われています。
また秀吉の母が病気になった際は伏見稲荷大社に祈願し本復したことからより一層の信仰が深まり、秀吉は伏見稲荷大社の大規模な修復をし、楼門はその時に建てられたものなのでご覧になってみてくださいね。
こちらの神社は大変大きく山になっていますので、ルートを確認の上、動きやすい服装がおすすめです。

(2)秀吉が名付けた、「祢ざめ家 (ねざめや)」でランチ

秀吉が母の健康祈願のため、早朝にただ一つあいていたお店がここ祢ざめ家 (ねざめや)。
このお店の名前は、秀吉がここでお茶を飲んだ際、正室のねね(祢々)の字をとって名付けたそうです。
そんな秀吉ゆかりのお店で、伏見稲荷のおいなりさん、いなり寿司はいかがでしょうか?その他にも京都ならではのにしん蕎麦やさば寿司、うずら焼きなどもありますよ。
昭和初期に造られたとても懐かしい香りのするお店です。

(3)秀吉の大仏と豊臣家滅亡の鐘楼、方広寺へ

(3)秀吉の大仏と豊臣家滅亡の鐘楼、方広寺へ

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秀吉が奈良よりも大きな大仏を作ったことはご存知でしょうか。
その大仏はこの方広寺にあったので、通称大仏殿と言われています。
当初大仏は銅造の予定でしたが時間短縮のため木造になりました。
そのためか翌年の地震で大仏は倒壊し大仏殿だけが残りました。
大仏の代わりに当時は甲斐にあった善光寺の阿弥陀如来を本尊に迎えいれ「善光寺如来堂」とよばれるようになりましたが、秀吉が病になり如来の祟りだと善光寺へ戻されます。
それからは秀頼が大仏の再興をし、一度火災が起きましたが、金箔を貼るところまで完成。
徳川家康の承認を待つばかりとなりましたが、梵鐘の銘文のうち「国家安康」「君臣豊楽」が徳川家を侮辱するものだということで、これを引き金に大阪の陣となり豊臣家は滅亡。
この梵鐘は重要文化財で今でも方広寺で見ることができますよ。
大仏はその後再建されるものの、落雷によって大仏と大仏殿は焼失しています。

(4)秀吉を祀る、豊国神社へ

(4)秀吉を祀る、豊国神社へ

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秀吉は方広寺の東方の阿弥陀ヶ峰山頂に葬られ、創建当初は盛大に祀られましたが、豊臣家滅亡後は廃絶されました。
当時の本殿は滋賀県にある都久夫須麻神社に移築されたと言われています。
その後、明治時代に別格官幣社として再興され、鳥羽・伏見の戦いの戦没者も合祀されました。
現在の社殿は明治時代のもので、唐門は国宝。
この唐門は伏見城の遺構と言われ、南禅寺塔頭の金地院から移築されています。
「豊国神社」はここ京都の他、大阪の大阪城公園、滋賀県長浜市、愛知県名古屋市にもあり、いずれも秀吉を祀っています。

(5)長谷川等伯の障壁画が残る、智積院へ

智積院の歴史は複雑で、高野山の修行の場として、高野山から和歌山県の根来山に塔頭寺院の学頭寺院として移り、当時は巨大な勢力を持っていたと言われています。
秀吉の時代には秀吉と対立したため全山炎上されましたが、豊臣家滅亡後に徳川から東山に土地が与えられ、再興されます。
その後、秀吉が3歳で他界した棄丸の菩提のために造った祥雲寺の地も与えられ、現在智積院にある長谷川等伯の障壁画は、この祥雲寺の客殿にあったとされています。
智積院に訪れた際は、ぜひこの障壁画をご覧になってみてくださいね。
また庭園ものんびりと過ごせますよ。

(6)秀吉寄進、太閤塀残る三十三間堂へ

(6)秀吉寄進、太閤塀残る三十三間堂へ

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「通し矢」の舞台で有名な三十三間堂。
「通し矢」は江戸時代に始まったもので、もともとは後白河上皇の離宮である法住寺殿がありました。
ここにも豊臣家に関するものが残っています。
秀吉の大仏造営のため、ここ三十三間堂も境内となり、土塀や門などが整備されました。
築地塀は秀吉によって寄進されたもので太閤塀とも言われ、軒丸瓦には豊臣家の家紋があります。
また南大門は秀吉の子、秀頼によって造られ、秀頼の代まで千手観音の修理も行われました。
太閤塀、南大門は現在重要文化財になっています。
当時は西大門もありましたが、東寺の南大門として移築されています。
気になる方は東寺にも足を運んでみてくださいね。

帰りの時間まで京都を楽しもう!

京都の寺社は16時か17時には閉まりますので、帰りの時間まで食事やショッピングを楽しみましょう。

おすすめの夕食処やお土産は後ほど紹介します。

帰りの時間までの過ごし方はプランその1を参考にしてくださいね。

京都駅周辺のおすすめ食事処

京都駅周辺には駅ビルが多く、和食、洋食ラーメンなど美味しいお店がたくさんあります。
その中でも手ごろなところから創作料理まで、おすすめの夕食処を紹介しますので、参考にしてくださいね。






(1)明治30年創業の老舗、「東洋亭 ポルタ店」

明治30年創業の京都で一番古い洋食店。
こちらではアルミホイルに包まれたハンバーグがおススメです。
その他にも丸ごとトマトのサラダやビーフシチューも美味しいですよ。
ボリューム満点なのでお腹いっぱいになります。
お腹に余裕がある方はデザートにケーキもどうぞ。
種類が豊富で上品な味わいを楽しめます。

(2)背油醤油ラーメンの元祖、「ますたに 京都拉麺小路店 」

京都駅ビルの拉麺小路にある明治27年創業の老舗。
鶏ガラをベースにした背油醤油ラーメンが食べくなったら、ここ「ますたに」がおススメです。
背油と聞くとこってりをイメージしますが、ますたにのラーメンはこってりではなくどこかあっさりさを感じるラーメンなので、どの方も美味しくいただくことができますよ。
細麺の面がスープにからまって、最後まで飽きない味を楽しめます。

(3)京素材の味が楽しめる、「ICHOYA」

京都駅から徒歩15分にあるのお店。
店内にはイチョウがたくさんあり、落ち着いた雰囲気の中でくつろいで過ごせます。
湯葉や豆腐など京都の素材をふんだんに使ってますので、旅の最後に京都を感じてみてはいかがでしょうか。
デザートの豆腐のアイスクリームは絶品。
お洒落さと美味しさがたくさんつまっているお店です。

京都駅周辺で買える、おすすめのお土産

京都駅周辺では夕食処だけでなく、お土産が買えるところがたくさんありますので種類が豊富です。
お友達用でも自分用でも、お気に入りのお土産が手に入りますよ。
その中でもおすすめのお土産を紹介しますので、参考にしてくださいね。

(1)京都を代表するお菓子、満月の「阿闍梨餅(あじゃりもち)」

1856年創業の老舗の満月。
満月といえば阿闍梨餅(あじゃりもち)というほど、京都を代表するお菓子です。
阿闍梨餅は比叡山で修業する僧にちなんでつけられたそうですよ。
もちもちとした皮に、甘すぎない餡。
どの方にも喜ばれるお菓子です。
人気があるお菓子なので、早めの時間に手にいれとくといいですね。
賞味期限が短いのでご注意ください。

(2)宇治茶の老舗、辻利の「京茶ラスク」

1860年創業、老舗の辻利。
辻利といえば、宇治茶で有名ですよね。
最近ではカフェもあり、いろいろなところで辻利の味を楽しむことができるようになりました。
そんな辻利のお菓子をお土産でいかがでしょうか。
この京茶ラスクは抹茶味とほうじ茶味があり、おススメは2種類の味が楽しめる「京茶ラスク 詰め合せ」。
ラスクのサクサク感とお茶のチョコレートがとてもマッチした、美味しいお菓子ですよ。

(3)お香の老舗、「松栄堂 薫々(くんくん)」

宝永2(1705)年創業のお香の老舗、松栄堂の店舗が京都駅八条口にあります。
こちらのお香は手ごろに楽しめるものから、風雅なにおい袋までいろいろなお香がありますので、お気に入りの匂いを手に入れることができますよ。
お友達用でも自分用でも、歴史あるお店のお香は喜ばれること間違いなしです。

時間ができたら京都旅行へ

今回は2泊3日のルートをご紹介しましたが、これ以外にも京都は歴史、グルメ、観光といろいろな目的で楽しむことができます。
何度訪れても飽きることない京都。
時間ができたら、古都京都でのんびり過ごしてみませんか?
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