【福岡観光】門司港レトロで港町めぐりと夜景を楽しむ日帰り旅行

皆さまこんにちは!Churakoです。今回は福岡県北九州市の門司港レトロにやってきました。
かつて国際的な貿易港として栄えた門司港は、九州と本州の接点でもある関門海峡にある、大正ロマン漂う素敵な洋館が立ち並ぶ港町

観光列車「潮風号」に乗り、門司港レトロ地区の洋館をそぞろ歩き、レンタサイクルで関門海峡大橋までサイクリングして、夜景クルーズを堪能……と盛りだくさんな一日を過ごしてきましたよ!


1.門司港レトロとは?

1.門司港レトロとは?

筆者撮影

門司港は明治初期に開港した港。

大陸に近いその立地も相まって、明治~昭和初期にかけて日本の国際貿易の拠点として繁栄し、

横浜・神戸と並んで日本三大港といわれました。

現在改修中の門司駅をはじめとした、当時のレトロな建造物が残る街並みは国土交通省の都市景観100選を受賞しています。

「門司港レトロ」は名前の通りレトロな街並みを歩いて楽しむほか、

港町ならではの名物「焼きカレー」をはじめとした洋食グルメやカフェなどが楽しめます。

さらに、少し足を延ばせばそこは九州と本州の架け橋である関門海峡大橋。

かつては平家物語の壇ノ浦の戦いの舞台になり、武蔵と小次郎が決闘したという巌流島もすぐそこです。

夏には九州でも屈指の規模を誇る「関門海峡花火大会」の舞台にもなる門司港。

福岡県に観光に訪れたら、少し足を延ばして訪問したい場所です。

2.門司港レトロへのアクセス

2.門司港レトロへのアクセス

筆者撮影

門司港レトロへの行き方について、鉄道を利用する場合と車の場合で解説します。

2-1. 鉄道で行く場合

2-1. 鉄道で行く場合

筆者撮影
門司港駅内の「幸福の泉」この度の改修で撤去だそうです。記念にパチリ

門司港レトロの最寄り駅はJR門司港駅。

北九州の小倉~門司港は普通列車で15分程度なので、小倉から向かう場合は近いですね。

金額は片道280円(2017年7月現在)です。

福岡エリアから向かう場合は、JR博多-小倉-門司港(門司と門司港は別の駅)のコースが一般的。

博多駅から小倉駅まで行き、門司港行に乗り換えるのですが、

このルートだと、博多-小倉間でどの種類の列車に乗るかで、かかる時間と料金が大幅に変わってきます。

以下3つのパターンで説明しますね。

(1)早く着きたい場合は新幹線・土日祝は「新幹線よかよかきっぷ」を使うとお得!

(1)早く着きたい場合は新幹線・土日祝は「新幹線よかよかきっぷ」を使うとお得!

筆者撮影

新幹線に乗る場合は、博多-門司港は15~20分とかなりショートカットが可能です。

博多と小倉は、九州新幹線と山陽新幹線の、のぞみ・ひかり・こだま・みずほ・さくらのすべての新幹線で停車します。

よって、1時間に4~6本程度とかなり頻繁に出発しています。

博多から門司港までは小倉駅での門司港行列車の接続にもよりますが、30分程度で行くことができますよ。

筆者撮影

博多-小倉の新幹線の料金+門司港まで普通列車の料金を合わせると、2,330円かかりますが、

土日祝日限定の「新幹線よかよかきっぷ」を使うと、

博多-小倉間の新幹線は日帰り往復3,090円(片道1,545円)で行くことができますので、片道1,825円、往復3,650円で博多から門司港まで行けます。

販売はみどりの窓口や旅行代理店で。

ちなみに私は、取材当日がちょうど土曜日だったので「新幹線よかよかきっぷ」切符を使いました。
やはり新幹線は快適……

(ちなみに「よか」は「良い」という意味の博多弁ですよ~若い人でも普通に使う言葉です)

(2)安く行きたい場合は快速列車

(2)安く行きたい場合は快速列車

筆者撮影

博多から小倉までは新幹線以外に、JR鹿児島本線も走っており、種類は普通・快速・特急(別料金)があります。

普通列車と同じ料金である快速列車を、安さ優先で使うと、博多から門司港まで1時間半~。

新幹線を使った場合の3倍時間がかかりますが、料金は片道1,470円。

うーん、土日祝で「新幹線よかよかきっぷ」が使えたら400円も変わりません。

肝心の門司港での観光時間が減ることを考えると、往復で2時間超えの時間のロスは痛いかも?

ただし、快速列車は電車によっては、門司港まで直通で乗り換えせずに博多から行ける場合もあります。

乗り換えが面倒な人はいいかも?

(3)特急列車で行く場合は「2枚きっぷ」「4枚きっぷ」を使って

(3)特急列車で行く場合は「2枚きっぷ」「4枚きっぷ」を使って

筆者撮影

博多から小倉までは新幹線以外にも特急列車が走っています。

特急列車を使うと、大体1時間程度、片道1,980円で博多から門司港まで行くことができます。

もちろん快速列車より早いのですが、新幹線よりは時間がかかりますね……

新幹線との差額は普通だと350円で30分のプラスです。

ただ、特急列車にはJR九州のお得な切符「2枚きっぷ」「4枚きっぷ」があります。

どちらも、指定区間の”乗車券+特急券”がセットになった割引切符で、

2枚きっぷなら1人で往復、4枚きっぷなら2人で往復……といったように

フレキシブルに分けて使えるのがポイントです。

また、有効期間も2枚きっぷ1ヶ月・4枚きっぷ2ヶ月となっており、何回も行きたい場合も使えます。

曜日指定はありませんので、平日でも週末でも使えるのも嬉しいですね。

博多~門司港の片道は、

・2枚きっぷ-3,080円(1枚当たり1,540円)

・4枚きっぷ-5,760円(1枚当たり1,440円)

となっており、特に平日だと新幹線と比べてかなりお得に感じるのではないでしょうか?

筆者撮影

知っておくとお得な、JR九州のお得きっぷは他の九州内の路線でもあります。

ちょっと手間はかかりますが、ICカードで改札を通ってしまう前に、

博多駅の「みどりの窓口」で聞いてみると親切に教えてくれますよ~!

2-2.車で行く場合

福岡ICから門司ICまでは九州自動車道で、門司港駅まで県道25号線を通って、大体1時間くらいです。
門司ICから門司港レトロは10分程度。

門司港レトロエリアの駐車場は以下のサイトでチェックできます。

※毎年8月13日に行われる「関門海峡花火大会」では車の駐車場は利用できません。
周辺も交通規制がかかります。

公共交通機関で訪問してくださいね。

(1)門司港レトロ駐車場(関門海峡&門司港レトロ)

(2)門司港パーキングマップ(門司港レトロインフォメーション)

3.門司港駅に到着!

3.門司港駅に到着!

筆者撮影

無事に門司港駅に到着しましたので、記念にスタンプを押してみました。

筆者撮影

観光名所だけあって、改札を出るとガイドやパンフレットがずらり。

旅行ガイド、要らないんじゃ……と思うくらいの充実ぶりです。

筆者撮影

門司港駅は大正初期に建築された国の指定重要文化財ですが、2018年まで保存工事中。

新たなお目見えが待ち遠しいですね。

筆者撮影

列車に乗って来たばかりですが、まずはこの観光トロッコ列車「潮風号」に乗ろうと思います。

4.門司港レトロ観光線「潮風号」に乗ってみよう!

4.門司港レトロ観光線「潮風号」に乗ってみよう!

筆者撮影

門司港観光に来たら、ぜひ乗ってほしいのがこちらの観光線「潮風号」。

その名の通り、海の近くの線路を、潮風を浴びながらゆったりと走るトロッコ列車です。

4-1.「潮風号」乗り場と運行について

4-1.「潮風号」乗り場と運行について

筆者撮影

門司港駅から歩いてすぐ近くに、始発の「九州鉄道記念館駅」があります。

潮風号の停車駅は「九州鉄道記念館駅」-「出光美術館駅」-「ノーフォーク広場駅」-そして終点の「関門海峡めかり駅」。

門司港駅から関門海峡の近くまでの2.1kmを約10分かけて運行しています。

これは日本一短い区間で、かつ日本一速度の遅い鉄道だそうです。

車両は2両編成。
78名が着席できますが、オンシーズンには立席になることも。

12名未満の個人予約は受け付けていないので、切符を買って並んだ順に乗ります。

ダイヤは大体40分に1本です。

観光列車ということもあり、基本的に3月中旬~11月下旬の土日祝日しか運行していないので注意!

(ただし、3月25日~4月6日、4月29日~5月7日、7月21日~8月31日の間は毎日運行します。)

運行日と時刻表についてはこちらから↓

筆者撮影

きっぷ。

普通乗車券は片道1回300円ですが、一日フリー乗車券が600円なので、せっかくですから600円の乗車券を購入。

ちなみに、関門海峡を渡り、下関も楽しみたい方には、「関門海峡クローバーきっぷ」というものもあります。

帰りは潮風号ではなく、なんと舟で帰れますよ。

筆者撮影

出発のおよそ10分前に改札と乗車が始まります。

4-2.「潮風号」車内のようす

4-2.「潮風号」車内のようす

筆者撮影

車内はこんな感じ。

テーブルと椅子の感じもレトロですね~

天井には門司港の様子や、

筆者撮影

関門海峡も描かれています。
この天井画が、後ほど素敵なことになるのですよ!

4-3.「潮風号」の車窓から

4-3.「潮風号」の車窓から

筆者撮影

街中をゆったり走る「潮風号」の車窓から。

左奥に見える高層ビルは、後ほど行く予定の「門司港レトロ展望室」があるハイマート門司港です。

頭の中では「世界の車窓から」が流れております~♪

筆者撮影

門司港レトロの遠景。

往路は進行方向に向かって左側の席に座ると、海側の景色が楽しめますよ。

筆者撮影

関門海峡大橋が見えてきました!

この後、線路が蛇行してすぐに見えなくなってしまうので、シャッターチャンスの時間は短いです。

4-4.トンネルをくぐると……

4-4.トンネルをくぐると......

筆者撮影

3つの目の駅、「ノーフォーク駅」を経て、列車はトンネルへ……すると、

筆者撮影

車内が真っ暗になり、天井に映し出されるホログラム。
思わずみんな歓声!

筆者撮影

関門海峡周辺の海で採れた魚介類の魚拓を絵にしたものだそうです。

とっても綺麗!

4-5.関門海峡めかり駅に到着

4-5.関門海峡めかり駅に到着

筆者撮影

終点「関門海峡めかり駅」まで到着。

「関門海峡めかり駅」から関門海峡(の地下)を歩いて渡れる人道トンネルの入口までは歩いて5分です。

筆者撮影

こちらは関門海峡をのぞむ、古い電車を利用した無料の休憩所「かんもん号」。

ドリンクやアイスなども販売していました。

関門海峡まで往復したら、こちらで一息もいいですね。

4-6.門司港観光のアドバイスをお聞きしました!

係員の方に聞いてみたところ、個人で回る時の狙い目はランチタイムに乗ることだそうです。

乗車するお客様がその時間帯は若干少なくなるので、

潮風号の後に14時くらいにランチというスケジューリングにした方が、

潮風号も、ランチ場所もピーク時を外せて効率的に回れる模様。

(確かに、この後私は名物の焼きカレーを食べに行くのですが、

いつもは並ぶというお店にすぐ入れました!親切な係員さん、アドバイスありがとうございます!)

北九州銀行レトロライン「潮風号」ぜひ乗ってみてください。

ゆったり走るトロッコ列車に乗って旅行気分が満喫できますよ~

5.門司港レトロの街並みを楽しみましょう!

5.門司港レトロの街並みを楽しみましょう!

筆者撮影

門司港レトロといえば、

「レトロ」の名が示す通り、明治~大正期に建造された、数々の素敵な洋館が現存しています。

国土交通省の“都市景観100選”にも選ばれた街並みを眺めて、旅情に浸ってきましたよ!

5-1.門司港レトロでレンタサイクルを借りてみました

洋館群は駅から徒歩15分圏内に点在していますが、

先ほど「潮風号」に乗って眺めた関門海峡近くまで行ってみるために、レンタサイクルを借りることにしました。

※なお、関門海峡人道トンネル内は自転車で走れませんので、押して歩くことになります。

筆者撮影

お世話になったのはコチラ。
JOYiNT門司港さん。

この後ご紹介する「門司港レトロ展望室」のすぐそばです。

予約は不要。
受付用紙に記入したらすぐに自転車が借りられます。
料金は1日500円の固定料金。

筆者撮影

電動アシスト付きなので坂道もラクラクです。

ただし、利用時間は10:00~18:00(11~3月は17:00)まで。

必ず時間内に返却してくださいね。

時間を過ぎるとお店が閉まってしまい、返却できなくなってしまいますよ~

レンタサイクル JOYiNT門司港の住所・アクセスや営業時間など

名称 レンタサイクル JOYiNT門司港
住所 福岡県北九州市門司区東港町6−66
営業時間・開場時間 10:00−18:00(冬季は17:00まで)
利用料金や入場料 レンタサイクル 500円/1日
参考サイト http://www.npo-ktmn.com/business/joint.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

レンタサイクル JOYiNT門司港のスポットページ

5-2.中国との友好の懸け橋のドイツ建築”国際友好記念図書館”

5-2.中国との友好の懸け橋のドイツ建築”国際友好記念図書館”

筆者撮影

国際友好記念図書館は、かつて門司港と国際航路で結ばれていた中国の大連市との友好都市締結15周年を記念して、1994年に建築されたものです。

かつて、帝政ロシアが明治35(1902)年に、大連市にドイツ人技師を招聘して建築した「東清鉄道汽船事務所」を複製しています。

そのため、ドイツ風のハーフティンバーと呼ばれる建築様式で建てられているのが特徴。

ハーフティンバーとは、柱や梁などの骨組みを外壁にむき出しにして、その間に壁を作るという方式です。

つまり、外壁の白く見えているシマシマ部分がこの建物の柱。

柱と外壁の色の組み合わせにセンスが求められますね。

ちなみに、後述する旧門司三井倶楽部は英国のハーフティンバー。

いろいろな洋館の建築様式を一度に眺められるもの門司港レトロの見どころです。

国際友好記念図書館は3階建てになっていて、

1階は本場大連の海鮮料理が食べられる中華料理レストラン「あかしあ」

Writer:

東京から沖縄本島に移住して5年。現在は本島南部の南城市で、美しい海を見ながら愛猫たちとのんびり暮らしています。
メインは沖縄情報ですが、関東・関西・九州なども担当中。
取材とプライベートで食べ歩いた沖縄のお店の中から、さらにセレクトしたお気に入りをブログ にて紹介しています。記事とともに沖縄観光にお役立てください。
「ちゅらすき」で検索:https://churasuki.com/ 【禁煙店のみ】

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