2017年さくらレポート!1年間に1週間だけの公開の桜名所・大阪造幣局の”桜の通り抜け”に行ってきました!

皆さまこんにちは!

Churakoです!いつもは沖縄のガイド記事を担当しておりますが、実は私は大学時代と就職してからしばらくの間を大阪で過ごしたため、大阪はなじみ深い土地の一つ。

今回は大阪を久しぶりに訪れ、大人気お花見スポットである「造幣局の桜の通り抜け」に行って参りましたので、内容をレポートいたします!
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独立行政法人造幣局が実施する「桜の通り抜け」 とは?

独立行政法人造幣局が実施する「桜の通り抜け」 とは?

筆者撮影

大阪の造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)に向けて約560メートルの桜並木があり、年に一度、1週間だけ桜の見頃に合わせて一般公開されます。
1833年(明治16年)から続くこのイベントは「桜の通り抜け」として大阪のみならず全国でも名高い桜の名所のひとつです。
2017年3月25日のNIKKEIプラス1「遅咲き花見スポットランキング」では「造幣局桜の通り抜け」が西日本第1位に輝いています。

「桜の通り抜け」で特筆すべき点は、なんと134種類もの桜がトータルで約350本も植えられていること。
桜並木といえばソメイヨシノ…ではなく、色も形も咲き方もバラエティに富んだ様々な桜たちが配置されており、それらを一度に愛でることができるという、とても贅沢な空間なのです。

「桜の通り抜け」 いつ開催するの?

「桜の通り抜け」 いつ開催するの?

筆者撮影

「桜の通り抜け」の毎年の開催時期は、造幣局の桜で1番本数が多い桜「関山(かんざん)」(350本のうち66本)の開花を目安に桜の見頃に合わせて1カ月ほど前に決定されます。
2017年は4月の11日から17日に開催されました。
ソメイヨシノよりも遅咲きの桜が多く、いわゆる桜前線よりも遅めのスケジュール。
関山(かんざん)は、取材当日はまだ咲いていませんでしたが、週末には満開になったはず。

独立行政法人造幣局より提供

関山が花開くとこのような形に。
紅色が濃い八重の花が枝の先に集まって咲くのが特徴です。
この花びらが桜の塩漬けに用いられることでも有名。
とっても艶やかなお花ですね。

開催についての情報は造幣局HPにて確認できます。
開花状況もチェックできますよ。

造幣局に行ってみよう!

造幣局に行ってみよう!

筆者撮影

造幣局の最寄り駅は、

京阪(けいはん)線もしくは地下鉄谷町線の天満橋(てんまばし)です。

筆者撮影

駅を出たところから交通整理をしています。
歩行者通路もこの時期は一方通行なので、警察の方々の誘導に従って造幣局まで進んでくださいね。

筆者撮影

道すがら、川沿いの桜がちょうど満開で(例年は散っているのですが)ラッキーでしたよ。

筆者撮影

造幣局への通り道にもなっている天満橋から桜之宮橋の川沿いには、主にソメイヨシノが多数植えられ、“水の都”の桜の風景が楽しめる代表的な桜の名所。
お花見の時期には屋台も多数出店し、お花見を楽しむ多くの人で賑わっています。

造幣局へは道の混み方にもよりますが、駅から徒歩15分~20分ほどです。

造幣局に入ります!

造幣局に入ります!

筆者撮影

こちらが造幣局の南門です。
通り抜けは入場料無料ですので入場券などは不要。

一方通行で、一度入ったら逆行できませんのでご注意ください。

また、通り抜けの道中は

・飲食禁止

・自撮り棒禁止

・混雑時には立ち止まっての撮影禁止

なので、ご注意くださいね。

開門は朝10時。
朝イチはかなり並びますので、開門後に人の流れができてから来る方がベターです。
また、夜や土日の方が混雑して立ち止まれないレベルになります。
その場合の写真撮影は難しいので鑑賞に専念しましょう。

筆者撮影

今回は事前に造幣局に申請を行い、「wondertrip」の取材にご協力いただけることになりました。
造幣局様、ご協力ありがとうございます。

筆者撮影

さて、門をくぐって桜を見たときに

「あれ?咲いてない…」と思われるかもしれません。

それもそのはずで、134種類の桜は咲きごろがそれぞれ異なり、見る時にもよりますが、ソメイヨシノだけ植えられている空間のように全てが満開ということがないのです。
その時に咲いている花を一期一会で楽しむというのが造幣局の桜の楽しみ方。
毎年の咲きごろも違うので、会える花も違ってくるのです。

今年の花

今年の花

筆者撮影

さて、造幣局では毎年「今年の花」というのを決めています。

今年の花は「鬱金(うこん)」 。
その名の通り、花弁がショウガ科の鬱金(ウコン)色(=淡い黄色)であるのが特徴です。
後ろの花と比べてみると、色の違いがはっきりとわかりますね。
満開はもう少し先になりますが、可愛い花を付けていました。

「桜の通り抜け」2017年の桜をピックアップ!

2017年は桜の開花後に気温の低い日が多くあったため、咲いていない桜もあった反面、例年であれば散っている桜も多く見ることができました。
134品種の中から、私の目線でお気に入りの桜をピックアップしてまいります!

大提灯(おおちょうちん)

大提灯(おおちょうちん)

筆者撮影

大きな花弁が下向きに咲くのが特徴です。

その形から大提灯の名前がつけられました。

駒繋(こまつなぎ)

駒繋(こまつなぎ)

筆者撮影

親鸞聖人が馬を繋いだという言い伝えに由来する桜です。
いつもは早く咲き終わるのですが、今年は寒かったので残っていたとのこと。
枝が枝垂れていたので、近くでじっくり見ることができましたよ。
色は白、一重の大きな花です。

楊貴妃(ようきひ)

楊貴妃(ようきひ)

筆者撮影

白とピンクのグラデーションが美しい八重桜。
可憐なのに妖艶というその美しさから名前がつきました。

黒田百年(くろだひゃくねん)

黒田百年(くろだひゃくねん)

筆者撮影

八重桜と一重桜が混じる珍しい品種。
京都の春日神社から、造幣局通り抜け100周年記念に造幣局に植樹されました。

筆者撮影

遮るものがないため、こうやって間近で桜を見ることができるのが、造幣局の素敵なところですね。

紅手毬(べにてまり)

紅手毬(べにてまり)

筆者撮影

花が枝の先に集まって、咲くと鞠のように丸くなる形が特徴。

とても可愛らしいです。
手毬の形になっている桜はとても貴重で珍しい品種なのだとか。

雨情枝垂れ(うじょうしだれ)

雨情枝垂れ(うじょうしだれ)

筆者撮影

淡いピンク色の花が枝にたくさんついている美しい桜です。
例年は通り抜けの時期にはすでに花が終わってしまっているそうですが、今回は見ることができてラッキーでした。
淡いピンクのカーテンが素敵ですね。

八重紅枝垂れ(やえべにしだれ)

八重紅枝垂れ(やえべにしだれ)

筆者撮影

やはり例年であれば散っている桜。
濃いピンクの美しい枝垂れ桜です。

紅豊(べにゆたか)

紅豊(べにゆたか)

筆者撮影

遠くから見るとゴージャスなミニバラみたいに見える桜。
赤の花弁の中に白の花弁が混ざっているのがポイントです。

筆者撮影

間近で見ると、紅より白い花の花弁が少なくなっているのがわかります。

思川(おもいがわ)

思川(おもいがわ)

筆者撮影

特徴的な小ぶりな桜。
紅のつぼみと開いた淡いピンク桜のコントラストがちょうど見頃でした。
可愛らしい桜です。

白雪(しらゆき)

白雪(しらゆき)

筆者撮影

私のお気に入りです!

まさにスノーホワイト。
大輪で一重の白い桜です。
通り抜けは実は枝垂れ桜は少ないのですが、遮るものがないため、枝が伸びた重みでしだれたようになる桜が多くあります。
そのおかげで花を間近に見ることができるのが嬉しいですね。

幸福(こうふく)

幸福(こうふく)

筆者撮影

北海道松前町の法幢寺 (ほうどうじ)にあった八重桜のうち、幸運にも1本生き抜いた桜から命名されました。

淡紅色の大輪の花で葉の緑色とのコントラストが素敵です。

太白(たいはく)

太白(たいはく)

筆者撮影

日本で品種が絶滅してしまったところを、イギリスの桜の収集家イングラム氏から寄贈されて復活した品種です。
桜といえばソメイヨシノと思いがちですが、ソメイヨシノは江戸時代にできた品種。
昔の日本にはもともとバラエティ豊かな桜の種類があり、それに価値を見出したのが外国の方であったとは考えさせられるものがありますね。

笹部桜 (ささべざくら)

笹部桜 (ささべざくら)

筆者撮影

水上勉氏の小説「櫻守」のモデルともなった桜守、笹部新太郎氏が自身の桜の集大成として開発した桜。
可憐で気品のある中輪の花がたくさん開いていました。

筆者撮影

花の重みで枝が垂れる様子も美しいですね。

ソメイヨシノ

ソメイヨシノ

筆者撮影

造幣局に一本だけあるソメイヨシノ。
とっても大きく育っています。

玖島桜(くしまざくら)

玖島桜(くしまざくら)

筆者撮影

最後にご紹介するのは今年から新しく加わった玖島桜です。
長崎からやってきました。

この時はまだ咲いていませんでしたが…これから大きく成長するのでしょうね。

独立行政法人造幣局より提供

咲いたらこのようになります。
フワフワの花弁が愛らしいですね。

全種類の桜リスト

造幣局には、まだまだたくさんの桜の種類があります。

すべての桜リストはこちらから確認できますよ。

おまけ その1~造幣局 工場・造幣博物館見学のススメ~

おまけ その1~造幣局 工場・造幣博物館見学のススメ~

筆者撮影

造幣局では工場見学を実施しています。
「桜の通り抜け」開催期間中は閉まっていますが、今回は取材ということで特別に造幣博物館のお庭に入れていただけました。

硬貨を鋳造する機械の前でパチリ。
硬貨を作るのにはこんなに大きな機械が必要なのですね~

筆者撮影

歴史ある建物の前にも枝垂れ桜が。

工場見学の窓からも通り抜けとは異なる桜を眺めることができるようになっているそうで、ぜひ行ってみたいと思いました。

工場見学は以下のサイトでご案内のとおり、事前予約もしくは空きがあれば当日でも受付可能です。

おまけ その2~造幣局のお土産~

おまけ その2~造幣局のお土産~

筆者撮影

通り抜けの出口まで来ると、造幣局のおみやげショップが!

筆者撮影

ということで、長年の人気を誇る「造幣せんべい」と今年からの新顔「造幣ゴーフル」を購入しました!

造幣せんべい

造幣せんべい

筆者撮影

某大河ドラマ風に並べてみた(笑)造幣せんべい。

やはりお金のプリントなのですね。

こちらは亀井堂聰本店が作っています。

醤油味とかではなく、甘めの小麦せんべい。
割れやすいので注意が必要です!

造幣ゴーフル

造幣ゴーフル

筆者撮影

造幣ゴーフルはこんな感じ。
やはり硬貨柄。

こちらは神戸風月堂のゴーフルで、味は、チョコとバニラとストロベリーです

両方とも、有名お菓子メーカーが作っていることもあり、とても美味しかったです!

お金が身につきますように(笑)

日本の桜の奥深さを見せてくれる「造幣局 桜の通り抜け」

日本の桜の奥深さを見せてくれる「造幣局 桜の通り抜け」

独立行政法人造幣局より提供

年に1度、1週間だけの桜の競演。

造幣局では、多くの桜を細やかに手入れするだけでなく、毎年のように新しい品種を加えたり、レイアウトや植え替えを変更したりと、「桜の通り抜け」をアップデートし続けています。

私も久しぶりに行ってみて、ソメイヨシノだけではない日本の桜の多様な美しさに見入ってしまいました。

夜はこうしてライトアップされることで、昼とはまた違った顔を見せてくれます。
134種類の桜をコンプリートするために、毎年通い続ける人もいるのだとか。

次の開催は1年後ですが、ぜひあなたのお気に入りの桜を見つけに行ってみてくださいね!

Churako

Writer:

東京から沖縄本島に移住して5年。現在は本島南部の南城市で、美しい海を見ながら愛猫たちとのんびり暮らしています。 来沖する友人たちに少しでも沖縄を楽しんでもらおうと、観光客目線で地元散策をするうちに、すっかり沖縄観光の事情通に。島ないちゃーならではの感性で、ツアーとはまた違ったプライベートな旅行にぴったりの情報をお届けします! 学生時代は大阪で過ごし、実家は福岡のため、そちらの紹介を担当することも。見どころと楽しさをお伝えできるように心がけています。

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