知られざる滝王国!?大釜・大轟の滝の魅力を探る(前編)

大釜の滝は、徳島県中央部、那賀町(合併前の旧木沢村)にある滝で、標高1495.9 mの雲早山を源流とする釜ヶ谷川流域にあります。日本の滝百選の一つであるこの滝は、落差20m、淵の深さ15mと小振りですが、100mほどの岸壁がそびえ立つ間を、うっそうと茂る草木を透かして、延々と流れ落ちる様は、荘厳な印象を与えます。この辺りは、「ナカ奥」と呼ばれる標高1000mを超える山々が連なる山岳地帯。多くの谷や崖が形成され、大釜の滝のほか、様々な滝が流れる「滝の王国」とも言われています。知る人ぞ知る観光スポットを発掘するのが旅の醍醐味!というわけで、今回は徳島滝シリーズの前編です。(後編はこちら

本当は徳島阿波踊り空港が近いです

94131:本当は徳島阿波踊り空港が近いです

「リョーマの休日」は、大橋巨泉さんが考えた高知県の観光キャッチコピーです。(撮影/田舎ライター)

どうも!高知生まれ高知育ちの田舎ライターです。

今回の出発点は高知龍馬空港。
「あれ?」と思う方は正解ですよ。

高知空港からは195号線を通って約106kmですが、徳島阿波おどり空港からは195号線経由で約94.2km(冬期通行止の酷道を使うと約66km)と、10km程度ではありますが、徳島空港から向かう方が近いんですね。

今回のルートは、高知観光を終えて、徳島観光される方向けの参考ルートとお考えください。

JRなどの公共交通機関は、JR徳島線の阿波山川駅が最寄り駅ですが、やはり酷道ルートを通るので、徳島駅からレンタカーで向かう方がラク。
酷道を体験したい方以外は徳島空港、徳島駅でレンタカーを借りるのが賢明ですよ。

まずは、大釜の滝へ至る途中の観光スポットをチェックしましょう!

高知龍馬空港の住所・アクセスや営業時間など

名称 高知龍馬空港
住所 高知県南国市久枝乙58
営業時間・開場時間 7:30−20:40
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.kochiap.co.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

高知龍馬空港のスポットページ

アンパンマンの世界に浸りましょう

94118:アンパンマンの世界に浸りましょう

ミュージアム前の広場にあるアンパンマン像。何者かと闘っていますね。(撮影/田舎ライター)

高知空港から大釜の滝に向かう195号線沿いに「やなせたかし記念舘アンパンマンミュージアム」があります(約19km、約30分)。
滝を見に行く前に、アンパンマンを見るのは、かなりトリッキーな提案ではありますが、やなせたかしさんの原画展示や企画展など見どころは満載です。

やなせたかし記念舘 アンパンマンミュージアムの住所・アクセスや営業時間など

名称 やなせたかし記念舘 アンパンマンミュージアム
住所 高知県香美市香北町美良布1224−2
営業時間・開場時間 9:30−16:30 火曜休館
利用料金や入場料 一般700円 中高校生500円 小人(3歳以上小学生)300円
参考サイト http://anpanman-museum.net/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

やなせたかし記念舘 アンパンマンミュージアムのスポットページ

大釜の滝は地元でもかなりマニアック?

94208:大釜の滝は地元でもかなりマニアック?

さあ、徳島県那賀町に入ります。でも、ここから役場までが遠かった…。(撮影/田舎ライター)

大釜の滝に向かう前に、那賀町役場に立ち寄ります。

この町は3町2村が合併してできた町で、その面積は淡路島よりも大きく、徳島県の約17%を占める広大さを誇ります。

そのため、役場から滝まで行くには、町の東西を横断する形になるので、約45kmもあります。
首都圏で例えると、東京駅から八王子辺りに行くのに相当します。

町の観光担当者のお話によると、大釜の滝は、周辺の道路事情が悪く、地元の中でもかなりマニアックな観光スポットのようです。
少々心配ですが、大釜の滝へ向かいます。

那賀町役場の住所・アクセスや営業時間など

名称 那賀町役場
住所 徳島県那賀郡那賀町和食郷字南川104−1
営業時間・開場時間 8:30−17:15 土日休
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.town.tokushima-naka.lg.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

那賀町役場のスポットページ

山奥に秘められた滝です

94160:山奥に秘められた滝です

新緑の頃の大釜の滝です。(写真提供/那賀町)

大釜の滝へのルートは、195号線から193号線に折れるぐらいで、基本的には1本道を通ります。
ただ、滝へと近づくにつれ、狭いウネウネ道となるので、自動車の運転には多少注意が必要ですよ。

秘境感満点の狭いトンネルを抜けると、大釜の滝の看板が目を引きます。
看板には「釜の形をしている滝壺の底には大蛇が住む」という伝承を記述しています。
辺りには自動販売機すらなく、当然駐車場もないので、路駐です。
正直、観光地感はゼロですね。

ただ、滝壺へ下りられるよう、コンクリートの階段で下りられるようになっています。
下から見上げると、高さ100mほどの屏風岩が空を覆うようにそびえ立っているのを体感できますよ。

滝は、崖の中腹ぐらいの高さにある落ち口から、結構な水音を伴って、滝壺に流れ落ちています。
周囲の崖や木々から奥まったところにあるので、秘められた滝という印象を強く持ちました。








大釜の滝の住所・アクセスや営業時間など

名称 大釜の滝
住所 徳島県那賀郡那賀町沢谷
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.awanavi.jp/spot/2013032500347/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

大釜の滝のスポットページ

動画提供/那賀町

滝で泳ぐのが地元流です

94237:滝で泳ぐのが地元流です

写真の場所は大釜の滝ではありませんが、地元では滝壺での水遊びは普通のようです。(写真提供/杉の子)

後で聞いたのですが、地元の人の話では、夏場は滝壺で泳いだりしているそうです。
「滝で泳ぐ」のも滝の楽しみ方だと初めて知りました。
滝を満喫している感じが良いですね。

山奥のさらに奥へと向かいます

94119:山奥のさらに奥へと向かいます

杉の子へは、この看板のある橋を渡ります。見逃すとエライことになります。(撮影/田舎ライター)

滝巡りの後は、「ゲストハウス杉の子」に向かいます。

杉の子は、大釜の滝からウネウネの16号線を通って8.2kmのところにあります。
途中、「黒滝寺へ4.7km」と書かれた看板のある橋を渡るのですが、大釜の滝方面からだと看板が逆向きになるので、進行方向からは見えないので注意が必要です。
私は思いっきり通り過ぎました。

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