ロンドン金融街にあるきゅうりの形をした超高層ビル『サーティーセントメリーアクスビル』

イギリス・ロンドンのシティと呼ばれる金融街になんとも不思議な形をした近未来的な超高層ビルがあります。その名はサーティーセントメリーアクス(30 St Mary Axe)。このビルが建っている地の住所がセントメリーアクス通り30番地であることからこの名前が付きました。



サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)

出典:londontopia.net

上記の正式名の他には、なんとこの独特の形からガーキン(The Gherkin)と呼ばれることもあるそう。ガーキンとは小さいきゅうりのピクルスのことですが、日本人の私たちにはきゅうりというよりは、お米の粒のようにも見えますね。


サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)

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設計はイギリス出身の建築家、ノーマン・フォースター卿。ハイテク建築で数々の賞を受賞した世界中に名を知られている建築家です。1999年には様々な功績が認められ、男爵の地位を与えられた一代貴族でもあります。サーティーセントメリーアクスビルの他にも、サッカーの名所、ロンドンのウェンブリースタジアムや、ニューヨークのハーストタワーなどの設計にも携わっています。


サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)

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このビルの施工はスウェーデンのスカンスカ社によるもので、2003年に完成しました。この大げさとも言える外観とは裏腹に、省エネに優れており、同等のタワービルに比べて半分の消費電力でまかなえるそうです。


サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)

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このビルの最上階、40階はバーになっており、360度からロンドンのパノラマを堪能することができるようです。


サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)

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ロンドンの現代建築のアイコンとも言えるこのビルは、現在では、金融サービス会社のスタンダードライフ社や国際的な法律事務所であるカークランドアンドエリス、マーケットデータで知られるスーパーデリバティブス社などがテナントとして入っています。


サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)

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残念ながらこのビルには、通常はオフィスの関係者のみが入場できるようですが、ロンドンで毎年開かれている「オープン・ハウス・デー」の期間中には一般公開もされています。このオープンハウスデーとは、一般の人々が普段入ることのできないロンドンの建築名所を無料で見学できる素晴らしいイベントです。ちなみに2016年は9月の17、18日に予定されています。


サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)

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いかがでしたか?通常中は一般公開されていないとのことで、外から眺めるというのが主な観光方法ですが、それでも周りのクラッシックな建物とこの斬新な現代建築のコントラストは見応えがありそうですね。ロンドンの名所の一つであるタワーブリッジなども近いので、是非近くまで足を運んでみてください。


サーティーセントメリーアクスビル(30 St Mary Axe)への行き方

日本からはまずイギリスのロンドン、ヒースロー空港へ向かいます。
そこからヒースローエクスプレスなどでロンドン中心地まで出ます。地下鉄のサークルライン、メトロポリタンライン、セントラルラインなどに乗り、リバプールストリート駅まで行きます。駅からは徒歩で約3分です。


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